■第 5 章  恋太郎の誕生日  (沙羅  双樹編)

 

 

 

ガチャリ

「ただいま〜」

沙羅が帰ってきた

「え。」

ベットの双樹に目に入る沙羅

 

「恋太郎。」×2

 

 

 

 二人同時に声をかけられた恋太郎は、沙羅にだけ話しかける。

 

「見てくれた、沙羅。ちゃんといっまでも一緒にいられるように双樹にもしたよ。だから、また、仲良くしてくれるよね。」

 

「・・・・・え、」

 

「双樹・・・いいよね。」

 

「沙羅・・・」

 

 双樹がベッドから降りて沙羅に近づく。

 

「うん。」

 

 双樹が沙羅の肩を抱く。肌のぬくもりが、沙羅の心の暖めていく。 

双樹のやさしい気持ちが流れ込んでくるかのような暖かさが、沙羅の重い口を開かせる。

 

「双樹・・・」

 

 沙羅が双樹の肩を抱く力を強める。

確かに恋太郎の告白は、沙羅にとってにわかに信じがたいことであったし、

 

双樹を忘れ離れることはとうてい出来ないこと

であった。しかし・・・しかしそれ以上に、好きになった人を想う気持ち、

沙羅には十分すぎるほどわかっていた。

 

「・・・ごめんね。」

 

「沙羅・・・」

 

「あたし、やっぱり恋太郎のことを愛してるから。でも、双樹の悲しんでる顔、見

たくない。だから、だから今はこのくらいしか出来ないけど・・・」

 

 ちゅっ。

 

 頬に当たる柔らかい感触。

 

「あ・・・」

 

「こっち向いて。あたしにはこれしか出来ないけど、これで少しでも双樹の気が済むの

なら、って思うから。」

 

「沙羅・・・」

 

 両手で双樹の頬をやさしく包む。そしてキス。

 

「ん・・・」

 ちゅっ。

 

 最初は触れるだけの軽いキス。それを何度も繰り返す。

 ちゅっ、ちゅっ・・・ちゅっ、ちゅっ。

 

「ふぅん・・・」

「ねぇ、双樹。ベッドに行こ。その方がいろいろしてあげられるからね。」

 こくん。

 小さく沙羅がうなずいた。

 

「ああん!・・・んふぅ・・・ふわぁ・・・あふっ!・・・あんっ!」

 双樹の内股にまだ残っている、恋太郎の精をローション代わりに双樹の秘部にかけて、沙羅が指を使う。

2人寄り添いながら、キスをしながらの愛撫。舌が絡み合い、

互いの唾液が交換される。双樹の指が敏感な突起に触れる度に、

沙羅がびくっと身体をふるわせて反応する。

 

「沙羅ちゃん・・・可愛い。」

「双樹・・・気持ち、いいよぉ。」

「うん、よかった。あたし、こういうの初めてだから自信なかったけど。」

「ううん、沙羅にしてもらえるだけですごく嬉しい。」

 女性特有の温かくて柔らかい身体が、互いの心を穏やかにする。とろけそうな胸の感触

を感じて、双樹の身体が歓喜に震える。

 

「沙羅ちゃん・・・沙羅ちゃん・・・私・・・もう・・・もう!」

「え?」

 

 双樹がぎゅっと沙羅を抱きしめる。

「ああ、ああああああっ!・・・・・・」

 

 驚くほど早く絶頂を迎える双樹。双子姉妹、という背徳感が

2人の身体を敏感にし、快楽を何倍にも高めていた。

 

「沙羅!・・・んん!」

 絶頂の余韻に浸っている双樹に沙羅が唇を重ねる。ぎゅっと抱きしめあう2人。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

「双樹って敏感なんだね。」

「そ、そんな・・・沙羅がしてくれるから・・・」

 

 普段の沙羅は絶対に見せないであろう紅潮した顔。恥ずかしさにぷいっと横を向いて、

すねた風な態度をとる。そんな姿がとても可愛くて、双樹は再び沙羅の秘部に指を踊ら

せる。

 

「もっとしてあげるね。」

「あ!双樹!・・・お、お願いがあるの!」

「何?」

「う〜ん・・・そうだ。」

 

 妙案を思いついたのか、沙羅がぽんと手をあわせる。

「双樹、うつぶせになって。」

「こ、こう?」

「そう、それでお尻を持ち上げて・・・」

 

 沙羅が思いついたのは、いわゆるバックからの営みであった。

しかも身体が逃げないように、あらかじめ頭を下につけて、

お尻だけ持ち上げた格好である。

「な、なんか恥ずかしい・・・」

「ううん、そんなことない。双樹のココ、綺麗だよ。」

「あぁん!」

 

 沙羅にそんなことを言われると思っていなかった双樹が、恥ずかしさに身じろぎする。

「まずは、よ〜く濡らしておかないとね。」

 

 そう言いながら沙羅が、恋太郎ローションを汲み上げ、双樹の秘部に塗りつける。

温かい液体が秘部を、そして太ももを伝い落ちる。

「ちょっとほぐしておこうね。」

 

 人差し指を中に入れる。一本だけだというのに双樹の中は驚くほどきつく、

沙羅の指を締め付ける。

 

しかし、先ほどのローションと双樹の蜜で指は案外スムーズに動かすことが出来た。

「あ!あ!あくっ!うくっ!あはっ!ああっ!」

(中で・・・中で動いてる!)

 脳裏にぱちぱちと火花が散ったようだった。秘部がとろけそうなほどの快楽に、自然と

双樹の腰がくねる。えっちな蜜が沙羅の指をつたって手首まで濡らしていく。

「双樹、気持ちいい?」

「うん・・・すごい!・・・いいよぉ・・・」

 しばらく指で双樹の中を味わっていた沙羅が、本来の目的を思い出して指を抜く。ぬ

ぽっといういやらしい音が響き、双樹の秘部と指との間に一瞬透明な蜜の橋が架かる。

「あ!」

 

ぐっと顔を沙羅の秘部に近づけ、突起に舌を這わせる。指よりも遙かに優しい愛撫が

双樹の性感を徐々に高めていく。

「あっ・・・ああっ・・・あはっ!」

 痛みが少しずつ和らぎ、代わりに気持ちよさが双樹の全身に広がっていく。双樹が

誘導して、双樹が真下から沙羅の花びらを舐める格好にする。沙羅の秘部が双樹の目

の前にある。誘われるように、双樹の舌が沙羅の花びらに向かって踊り出す。

「あっ!双樹!」

「沙羅が・・・沙羅がしてくれるから・・・だから私も・・・あくっ!」

「双樹、気持ちいいよ。いい!」

「ああ、沙羅!」

 互いに相手の花びらに顔を埋め、先端の突起に吸い付く。ちょんちょんと舌先でつつく。

沙羅が指を双樹の中に埋めると、きゅうっと締め付けてくる。

「あっ!あっ!あっ!沙!沙羅!」

 

顔を真っ赤にして………恥ずかしそう………………な、沙羅と双樹。

でも恋太郎は………そんな彼女達を見て………興奮を覚えずに入られなかった……………。

 

「はぁ………はぁ…………」

どこか息遣いも荒くなる……………。

 

「したい……………ですか……………?」

双樹がつぶやく

「………………」

 

2人の目が…………妖しく…………光……。

 

「恋太郎………お願い。」

 

…………ここまで言われて、首を横に振れる男が居るわけもない……………。

むろん俺も、首を縦に振った…………。

 

「いくよ……………………」

 

俺は、沙羅をベットに仰向きに寝かせ双樹をその上にうつ伏せ寝転ばせ……………

まず沙羅から挿入しはじめた。

 

 

 先ほどの双樹の責めから時間がたっていないので、沙羅の敏感な肉体はすぐに反応

していた。

恋太郎に、いってもらおうと自らの膣を使い、必死に擦り立てる沙羅をあざ笑うかのように彼女が高ぶる瞬間を狙って、激しく突き上げた、双樹も沙羅のクリ○リスを摘んだり、固く尖った乳首を捻り上げたりして、絶頂させられていた。

 

続いて双樹も

 

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ

 

 

双樹の妖精のような腰を後ろからガッシリ掴み、高々とつき上げさせた双樹の尻を

恋太郎がえぐり、肉と肉がぶつかる軟らかい音が室内に響く。

 

「ひいぃぃぃぃ、。お尻がっ、アソコが変なの。あはあぁぁ……。」

 

双樹の身体が細かく痙攣し、ピクピクと奮える。恋太郎が攻めている、上の穴からは粘っこい液が噴出し続けている。

 

 

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ

 

 

 双樹がいったことは承知の上で、自分がたっしてない恋太郎は、双樹を攻め続けていた。

 

 

「あうぅ、もっ、もう、許してぇ。」

 

双樹から受ける舌技に思わず愛撫を中断させられるが、なんとかおかえしを

しようとさらに真剣に真由美の肉芽に刺激を与える。

「双樹!双樹!私・・・私・・・また!」

「沙羅!あたしも!あたしも!」

 

とばかりに、恋太郎は、沙羅、双樹に交互に

ガンガン攻める恋太郎

「あっ!あっ!あっ!もう!ダメ!イっちゃいそう!」

「あ、い、一緒に!イこ?私も一緒に!ね?」

「うん!一緒にね!あっ!あっ!あっ!」

「双樹!双樹!ああっ!ああっ!イっちゃ!う!イク!」

「あたしも!イク!イっちゃう!ああっ!イク!イク!あああっ!」

『ああああぁぁぁ・・・・・・』

「でっ、出るぞっ、沙羅、双樹。しっかり、受けとめろっ。」

 

 『いゃああああぁぁぁ・・・・・・』

 2人の絶叫が重なる。

恋太郎は2人の声に反応してぶしゅっと熱い液体が沙羅、双樹に振りそそいだ。

 

液まみれの表情に既に何度も放出したとは思えぬほど濃い精液をぶっかける。

 

くらくらするような興奮の中、3人は快感の余韻に浸っていた。

 

恋太郎が優しく沙羅、双樹を抱き寄せた

沙羅と双樹が耳元で囁く。

 

「これで 何時までも3人一緒だね。」

  

 

 

 

 

 

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