■第 1章 空賊の日常 (早朝 編)
レン クー シスカ ローエン キーア
ある夜
「起きてる クー」
「ホント起きないね、ローエンは、夕飯の用意をしてから夜のバイトに出かけたのに
。本当に生きているか死んでるのか分からないぐらい熟睡してるね」
「レン、あたしも先に夕飯をすませて寝るから後ヨロシクね・・・」
キーアが下らなそうに解説しながら部屋から出て行った
しばらくしてクーは、レンの声で目がさめた
「起きて クー」
「ああ、起きたよ ……ああ、今日も、シスカに特訓をしてもらってクタクタで晩飯も食わずに寝ちゃったんだな」
とレンの方を見ると。
寝癖のある頭を掻きながら、これが夢の中であると瞬時に判断する。
なぜならレンがメガネっ娘メイド服で立っているからだ。
「またしかし……」
そうして俺はベッドの傍らで俺を見下ろしているレンを見ると、何とも言えない気分になった。
「この格好はどうですか?」
「それを聞きたいのはこちらだ」
メイド服。
前にバイトでレンがウェイトレスの服を着けていたことがあったが、今俺の側にいるのは、豊かな髪をツインおさげにしているメガネっ娘レンちゃんだ。
しかし、身体から漂う気配は明らかに違う。どことなく荘厳な雰囲気、そして乱れを見せることはないであろうたたずまい。
更に、今にも寝てしまいそうな視線。
夢は人の奥底に眠る欲望の具現である。その理論からすれば、俺の望んだ姿というのがこれであることは、?」
……呆れているのか、その瞳の向こうに感じる感情はいつになく冷たい。
「まあ、そうだろうよ……」
否定することも面倒だ、そう思って俺は素直に認めることとした。
「で、この夢の意味、分かってる?」
期待はあまりしないまま、俺は尋ねる。
「はい」
「へえ」
しかし、レンは何事もないように……まるでくだらない報告を受け流すような口調で答えていた。
「なぁ、レン…こういうコトって知ってるか…?」
「???」
そう言って、クーは私の顔を引き寄せると…
「………?!」
唇を…重ねたんです。
その行為自体は良く分からないけど…でも、クーがしている事だし…
そう思っていると、今度はクーの舌が私の口の中に…
クーの舌が私の舌に絡まって…何だか…変な気分に…
そして…クーの手が私の胸を服越しに揉み始めたんです…
胸全体を優しく揉みながら、私の乳首をつねったり転がしたり…
「はぅん……」
思わず、声が漏れてしまいます…
どうしてこんな声が出るか分からないけど…クー…何だか優しい…
「ううん…はぁぁぁぁっ…」
やがて、クーの唇が離れると、私の顔を見つめながら…
「や…クー!!そこは……」
私の股間を…チロチロと舐め出したんです…
「止めて下さい…そんな汚いトコロ……」
言って、止めさせようとしたけど…出来ませんでした…
少しずつ…私の中から言い知れない感情が顔を覗かせて…
「あふぅぅ………」
少しずつ…甘い声が漏れ出したんです、私の口から…
それを聞いてから…クーの舌は一層激しくなって…
「ひぅぁぁぁっ………あぁぁぁぁっ…」
声も大きくなっていきました…そして…とうとう…
「ダメですっ…なにか…なにかくる……ああ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
初めて…私は初めて絶頂を迎えたのでした…
でも、クーはそれだけでは満足しないかのように、今度は私のアソコに指を入れてきたんです…
「やめ…はぁぁぁぁぁっ!くぅぅぅぅぅん……」
クーの指は確実に私のキモチを昂ぶらせていくんです…
「くぁぁぁぁぁっ…クー…またキちゃう…なにか………あ…ひぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
続けて、2回も…私はもう頭で何も考えられなくなってました…
「クーが望んだことに私は、なんでもしたがいます。」
「なんでも?…」
「じゃぁまず下のご奉仕をしてもらおうか?…無理かな」
「なんでも従います」
レンが行動で返事をした
レンが、ゆっくりと俺の布団を剥いでいた。
「きゃ、身体は、正直ですね」
布団の下では、寝起きで血の集まったクー自身が、ズボンの中ではっきりと自分を主張していた。
「男はいつもこうなのさ」
「さあ、ご奉仕してくれるかい」
努めて冷静な態度で促した。
「はい」
ベッドにきしり、と膝を乗せるレン。
俺の腰めがけて前屈みになる身体。そしてズボンに手をかけると、トランクスごと恥ずかしそうに引き下げた。
「え・・」
レンは俺のいきり立ったモノをみて一瞬ちゅうちょして、おもむろに手を伸ばしてきた。
「くっ……」
レンの手が触れた。エジェルレイドと思えても造りは人と同じだけあって、その手のひらの感触は暖かく、また脳を痺れさせるような女性の柔らかさだ。
「痛くありませんか?」
ここで初めてレンがこちらを見る。
大きなメガネごしに見える視線が、妙に淫猥な雰囲気を醸し出す。
「う、うん。声がちょっと出ただけだ」
「はい」
強がると、レンは俺の幹を扱き始めた。
「……っ、……くっ」
俺は冷静を装って抗おうとしたのに、レンの指の稚拙な動きは想像を遙かに超えていた。
ゆっくりであるのに、絶妙すぎる動きが確実に俺を捉えている。
ずっ、ずっ……と、しなやかな指が俺の裏筋を撫で上げ、そして亀頭のくびれを擦る。痛いと感じる直前の強さで握られ、一瞬の油断も許せない快感が襲いかかってきた。
乾いた動きに、次第にニチャ……と糸を引く音が混ざり始める。
「濡れてきましたね。」
「く……あっ」
柔らかな指先がぬるぬると汁に絡んで触れる度、背筋が震え上がった。しかしそれをこいつに知られるのは嫌であると、俺は歯を食いしばって耐える。
「レン 口で頼む」
気持ちが高ぶってきて、ぶっきらぼうに言い放った。
「はい お望み通りに」
レンは俺の言葉 に服従し俺自身へ、おもむろに顔を近付けた。そして……
「……く、あっ」
咥え込んだ。
舌で先を軽く撫でるとか、そんな回りくどいことは皆無に、一気に口を広げて俺の亀頭を、幹をその口内奥深くまで含んでいた。
ず、ず、ずっ……
喉の奥まで飲み込み、底なし沼から引き抜くみたいにゆっくりと先端まで戻す。
そんな唇が、ぴったりとペニスに吸い付いて離れない。
いや、唇だけではない、レンの口内全体が、寸分の隙間も感じさせない程にペニスへと吸い付いていた。
「レン もっと先の方もまんべんなく頼む・・・」
そう伝えた瞬間に 鈴口をチロリと舌先でこじられ、声がうわずる。
「はいご主人様」
「! ……っ」
ぐちゅりと、唾液を溜め込んでいたレンがその返答に合わせて再び愛撫を始めた。
先走りに唾液が混じり、ドロドロに熱く溶けた口内が、俺の言葉を奪ってゆく。
愛撫なんて生やさしい表現じゃない、レンは俺自身を搾り取っている。
舌が絡みつき、狭めた口で吸い付く強さ、それはまさしく黄金の口
ずちゅう、ちゅ……ぅっ。
強烈に吸い付ける中にあってさえ、舌全体を使って幹と亀頭を続けざまに撫で上げる感触がおかしい。
奉仕させている、図式はそうだった筈。
メイド服を着、目の前で俺の腰に身体を埋め、頭をゆっくり上下させているレン。
ヘッドピースが添えられた頭部が奏でるリズムは、その遅さ故にドロドロに溶けた水飴を連想させる卑猥な動き。
あまりにも卓越している、まさかこんな……と、既にイメージは瓦解し、引き込まれそうであった。
それでも、簡単に堕ちるものかと必死に耐える。
「ん……」
腰に力を込めた瞬間、口内で膨らんだ亀頭にレンが初めて感情と思わせる声を上げる。
しかし、それはすぐにかき消え、
「……ぐっ」
次の瞬間にはその亀頭を包み込むように舌でねぶられていた。ドクドクと次々に滲み出ている先走りを絡め取られ、飲み込まれる。
レンは、俺自身を愛おしんで愛撫していた、
レンの動きには、一切余分な余裕がない。
ただ実直なまでの……いや、凶悪なまでの愛撫に、俺は腰の奥が震え始めた。
と、そんな時。
「……」
頬にかかったそれが邪魔だと、レンがその絹糸のような髪を軽く掻き上げた瞬間、その姿に急に一人の女性らしさを感じてしまい……
「――!」
あれほど耐えていた我慢が、あっさりと崩壊した。
びゅく、びゅくっと口内に、まっすぐ吹き出した精液がレンに搾り取られていく。
それを事もなさげに受け止め、尚も頭をゆっくり上下させるレン、ごく、ごく……と俺のものを飲んでいた。
「くっ……!」
喉が一つ鳴るたびに精液が一塊り吐き出され、それを飲み込む喉に再び……と、容赦なくレンは俺の精液を全てその体内に取り込んで……
「気持ちよかったですか……」
先端に届かなかった、尿管に残る最後の一滴までを残すことなく吸い上げてから、顔を見上げていた。
「……」
あまりの快感に、今出したばかりなのにブルブルと震えそうになっている身体を懸命に抑え、俺はレンを睨むようにする。そうしないと完全に取り込まれそうな雰囲気に、なんとしても抗いたかったからだ。
そう言うとレンは身を翻し、俺に背を向けてスカートの中へ手を入れる。
再び手が現れたときには、その指には小さくなったショーツが絡まり。
そしてまたスカートをたくし上げると、四つん這いになって俺にヒップを晒しながら……
「どうですか、ご主人さま お代わりの準備は出来ています。
」
その高々と掲げた尻の中心、卑猥に色付く花弁を指でにちゃり……と広げた。
……広げられた花弁は、真っ赤な肉。
中心に向かって窪み、その奥から透明に近い粘液がドロドロと溢れかえって、今にもシーツへと零れ落ちそうになって俺を呼んでいる。
ひくり、と意図的に動かしたのか一度収縮すると、潤いは更に増し、遂にシーツへと糸を引いて流れた。
俺は出したばかりでも一向に萎えることのない俺自身を跳ねさせながら膝立ちになると、レンの腰まで近づき、その腰に手を添えると……
「く、ああああ……っ」
亀頭が触れただけで射精しそうになるのを堪え、腰を進める。
レンはその瞬間にも余裕を絶やすことなく、俺の亀頭を膣口でしっかりと受け止め、更に促す。ぴったりと吸い付くような入り口の加減に震えを感じながらも、俺はそれを振り払うべく力を込めると……一気に挿入した。
「くっ……」
その瞬間、勢いにレンが微かな声を上げる。
「く……!」
僅かな変化に、いきなり射精しそうになった俺はしかし、歯を食いしばって堪える。
瞬間で射精などしたら、いくら夢でも俺はレンの顔が見れなくなっちまう。
「太く、深い……奥に当たってます」
レンは、先程の声は全く意味がなかったものだと言わんばかりに自らの腰を振ると、子宮口まで当たっている俺の亀頭の存在を確かめていた。
しかし、状況はそれを全く考えさせなかった。
まるで幾億もの何かが、レンの膣内に蠢いている。
ぬらぬらと軟体の何かが、飲み込んだ俺自身に触手が如く。ひとつひとつが、ぺとり……と手を張り付かせているのだろうが、それが幾重幾十重にも重なって、最早味わったことのない感触となって俺を絞り続けていた。
半端な快感ではない。死にそうな程の快感で、頭が飛ぶ……!
「く、そ……っ」
このままやられてばかりでは、少しもおもしろくない。
ず、ずずっ……
俺はカチンと奥歯を深く噛みしめると、膣の最奥から俺自身をゆっくり引き出した。
腰を僅かに引きそれに合わせると、レンは今度は尻を俺に押しつけるように動いた。
ギリギリ亀頭が抜け落ちる寸前のところから抜くことを許されず、俺はまた吸い付けられるままにレンの胎内へ俺自身を引き戻されていく。
ぎちり、ときつい膣内は、しかし異物を押し出そうとするそれではない。
隙間無い膣内を進むと、ぞわぞわと全ての襞が亀頭を、幹を絡め取っていく。再び漏れだした先走りとレンの潤滑油がそれに手を貸して、更に密着度が高まっている。
押しても、引いても快楽が止むことはない。それどころか押す度に、引く度にその様相を千変万化に変えていく襞が、今までにない速度で俺を絶頂へ導いていった。
「く、あ……っ」
声になどならない。
俺はレンの掲げられた尻を掴み、その熟れた肉を両手で力の限りぎゅうと掴みながら、背後から犯すように俺自身で突いている。
相手はメイド服を着て尻だけを露出させ、それこそ主人が使用人をいいように使っていると思わせるのに……なのに、
微かでもこいつへ快楽を与えようと必死になり、しかし自分は快楽に一瞬で屈しそうになっている。むしろ主人なのはレンで、俺はその性処理用の小姓だ。
「さあ、お願いです。」
びゅく、びゅくびゅく……
十度往復する前、俺はレンの胎内、その最奥に大量の精液を放っていた。
「ふ、んっ……」
射精した瞬間、膨らんだ亀頭が子宮口を押し込み、吹き出した最初の精液の塊で入り口を叩かれたからか、レンが一瞬だけ呻いた。
その反応に興奮が更に引き上げられたか、精液は何度放出しても一度目に劣ることはなく、次々にレンの胎内を満たしていった。
だが、出てくる精液は止められない。
びゅくりとまた吹き出したそれが、射精を知った時から更に強烈に締め付け奥へ誘うように蠢いていた襞に導かれて、レンの子宮に届く勢いで注がれていった。
「く、あ、ああ……」
呻き。漏れてしまうそれを止めることが出来ない。
あまりの快感が無意識でそうさせているのだ、思い込んでただ一人だけ負けを認めない自分がいる。
そんな俺を見下すように、レンは胎内に次々に流れ込んでいく精液までも値踏みするかのように受け止め、腰を振った。
「……あっ」
最後の一滴、それこそ口で吸われた時と同じ強さで膣に搾り取られ、俺は射精を終えていた。
激しく動いたわけではないのに、精と一緒に力まで吸われた俺はがっくりと尻に手を置いたままレンの上に倒れ込む。
はあっ、はあっと息を荒げる
ずるり……と、まるで自らの意志があるように膣から抜けるペニス。
今まで幹が刺さり穴を穿っていたそこは、亀頭が抜け落ちる瞬間も膣口できゅっと俺を締めると、快感にわなないている俺がその揺れで亀頭を押しつけても、もう二度と口を開けないとばかりにぴったりと閉じ合わさっていた。
「く……っ」
それが悔しいではないが、絶頂から抜けない亀頭を擦って余韻に声を漏らす。そんな俺の動きを拒むでもなく自由にさせながら、ひとりレンは胎内に注がれたそれを味わっていた。
確かに指で数えられない位にレンの膣に、顔に、尻に射精した。それはレンからすれば最大限の努力をしていて、『楽しい』事であるには違いない。だからここでこんな夢を見せたとしても、レンを責めるのは無しだ。
と、
「やっほ〜、おはようございます、クーくん?」
……このタイミングで部屋に飛び込み、あまつさえエプロン服を着て朝の挨拶をする シスカも間が良いというか悪いというか。
「あれ、シスカ」
「な〜に?・・・」
レンの精液体液まみれの姿をみて
「クー君 エジェルレイド保護官としてこういうことは、・・・」
シスカの目がいっちゃってます
「ええ夢じゃないの・・・」
キーアが後ろから出てきて
「あ〜あ〜せっかくレンにクーの寝起きが良くなるようにと
貸衣装とメイド入門の本で勉強させたのにもうこの服使えないね・・・」
シスカがキーアに「このメイド入門の題名の本て私の秘蔵の官能小説じゃ」
俺は目が点になりながら、そばまでやってきたレンの手をぐんと掴むと、
このままリアクトしてこの場から逃げれるかどうかを思案していた・・・
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