三千院家の首輪   4  ( 男   ナギ  マリア )

 

 

  翌日、登校したナギは授業が終わると早々に下校した。

全く元気がない、いつもと違うナギにヒナギク達は心配して

声をかけようとしたのだが。

それに反して一言も話さなかった。

ナギはなにより早く帰りたかった。

昨日ハヤテに暇を言い渡してから

後悔しまくって 心ここにあらずといった心境であり

なによりハヤテに暇を取り消す口実をあれこれ考えたかったのだ。

 

  「お嬢様!」

先を急ぐナギに、後ろから、女性の声が。マリアだ。

マリアは、ナギを屋敷に一番近い公園に連れて行った。

「どうしたですか。お嬢様 今朝から様子がおかしかったから心配してたんですよ。

ただでさえここのところ変だったし・・・・」

そうだった、ハヤテとあえなくなって以来。

ナギは日常が失せていた。

だが、そのことをマリアには話せないでいた。

「・・・・はなしてくれないのですか?」

 

「・・・ご、ゴメンマリア、先に帰るから・・・・」

先を急ぐナギを見ながらマリアは、

「ホンとに困った娘 素直になれないんだから・・・」

 

はや足のナギは、

うすぐらい公園を後のして屋敷の門をくぐったとたん。

 

 

息を切らせて立ち止まったナギの後ろから数人の何者かが襲いかかったのだ。

 

「なっ・・・」

、今のナギにとっては守ってくれる執事がいないことが恐怖の対象でしかなかった。

そして、そこには新たなる恐怖の落とし穴が待ちかまえているとしらずに。

 

男たちはナギの口にハンカチのようなものを当てた。まもなく、ナギは男の手に落ちてしまった。

ナギ目の前にぼやっと明かりが浮かんできた。天井の薄汚れた蛍光灯の明かりだ。

そこは薄暗い部屋のようだ

自分はその中に横たわっていた。

ナギははっきりとしない意識の中で辺りを見回した。

薄暗い部屋「・・・・あ、あれっ?」

ナギはそこにつるされている服に見覚えがあった。

自分の学校の制服、や体操服、

 

「な、なんで・・・・・・」

 

公園を出た瞬間、後ろから襲われて気を失って・・・。後のことは

覚えてはいない。

そしてここがどこなのかも今のナギには判らない。

ただ、薄暗い汚れた部屋。ずっと締め切っていて息が詰まりそうな

空気と、鼻を突く臭いが、ナギに何とも言えないおぞましさを感じさせた。

 

ぶん・・・・・・。

 

突如暗闇の中で機械音が響いた。と、目の前が急に明るくなった。

「な、なに・・・・」

それは大型のモニターだった。暗闇の中でフラッシュをたかれたよ

うにナギは一瞬目が

くらんだ。やがて、モニターの画像が認識できるようになってくる。

「あっ!」

ナギは暗闇の中に映し出された映像に小さく悲鳴を上げると、顔

が真っ青になった。

『いやっ!だ、だめええ!』

『いただき!』

それは、見たくもないシーンだった。

目の前で自分を保護する神聖な天使が男に犯されている。

そう、それはマリアのレイプシ−ンだった。

「いやあ・・・・な、なんでこんなのが・・・・・」

ナギは目を両手でふさいで目を覆おうとした。だが両手が使えない。

はじめて両手が後ろ手で縛られていることに気付いた。

「あ、あああ・・・・や、やだああ・・・・」

ナギはパニックになってこの部屋から逃げ出そうとする。

だが、両手を縛られていては

逃げ出すどころか、立ち上がることさえできない。

しかも、寝かされているのはベットの上。

妙にクッションがよくて、上手くバランスが取れない。

必死にもがいていると、せせら笑う声が響いてきた。

「・・・あいかわらず。ナギちゃんは往生際が悪いねえ・・・。

もうどこにも逃げられっこないよ・・・」

ナギはその声を聞いて絶望した。

そう、まがうことなく、遺産めあてでナギを付けねらうあのあの男の声だ。

「・・・・い、いやっ!」

それでも、必死に抵抗し、縄をほどこうとする。

「だめだよ。もう逃げられないよ・・・」

モニターの後ろから、男が現れた。

すでに全裸で、股間のものを擦っている。

「い、いやああ!そんなのしまえ・・・・」

後ろを振り向いたナギの目に、男の股間が丸見えになった。

凶暴にそそり立ったそれを見た瞬間。僅かな望みを託すかのように愛顧する。

「ここは、お前の屋敷じゃないんだ。お前は、か弱い普通の女なんだよ・・・・」

男は、ナギに画面を見せつけて、助けてくれる希望の火を消したのだ。

「さあ、今度は本物のSEXをしようよ。僕が本当にナギの処女を奪ってあげる

から」

「い、いやああ!そんなのいやあ!」

逃げ場を失ったナギは、ベットの隅に追いやられ、身体を丸くす

る。

だが、その姿は・・・。

「ふふ!ナギそんなにお尻持ち上げたら。かわいいパンツが丸見え!」

「え!い、いやあ!」

ナギは必死になって体の向きを変えようとする。だが男の手の方が早かった。

「あ、いやああ!」

「つかまえたっと!」

男はナギの短いスカートを掴むとまくり挙げた。白い下着に包まれた。

ナギのお尻が現れた。

「いやあ!やめて!だめえ!」

「ああ、かわいいなあ・・・やっと本物のお前の悲鳴を聞けたよ」

ナギの小さな下着は、お尻全体を隠し切れてはいない。

下着の端からお尻の割れ目がわずかに覗いている。

「ああ!だめだ!パンツ脱がすまで我慢できそうもない。

ナギが目を覚ますまでずっと我慢してたんだから・・・」

男はそう言うと、ナギの下着の端を掴んだまま、自分の性器を擦

りだした。

「な、なにするか!」

「が、がまんできないんだよ!だから!ナギのここに!・・

・・・うっ!」

「きゃっ!」

男がナギの下着の端を引っ張る。現れたかわいいお尻に、あっと

いうまに、男汁が飛び

散った。

「やっ!なに!?あつうい!」

「は、ははは・・・・で、でちゃった。これが・・・・」

今度は、下着を引き上げた。だが、男汁は、ナギのお尻のライン

に従って、股間へと伝っていく・・・・たらたらと・・・・下着の中に。

「・・・・はあはあ・・・・パンツ中だし・・・やってなかったか

ら・・・・。こ、これ

で妊娠しちゃう子も稀にいるんだって・・・・」

「に、妊娠・・・・・」

ナギは妊娠の言葉に震え上がった。

ナギの意志とは逆に、お尻に吐き出された精液はやがて股間へと伝っていった。

「ううっいや・・・・・」

ナギが股間へ伝ってくる生暖かいものにこらえられず、スカートを引き下げる。

スカートの上からふき取ろうとでもするかのように、ごしごしと擦り出す。

「ああだめだめ・・・そんなことしたら余計に、お汁が中に入っちゃうよ」

男はナギの仕草をあざ笑うように、おどけた言葉をかける。

「いやん・・・・」

ナギはどうすることもできずに、ベットの上で丸くなる。

両手で顔を覆っていやいやと首を振った。

「・・・・どうしたらいいの」

つぶやくように言う。

「そうだね、早くシャワーを浴びて洗い流さないと・・・。それしかないね・・・」

「え?」

男の突然の言葉にナギはその言葉の意味を理解できない・・・。

「そこにドアが見えるでしょ?そこは僕専用のシャワールームだ。

つかっても良いよ。なかから鍵ができるし・・・・」

男がまくし立てるように言う。たしかに、ベットの横にドアがある。

ここがシャワールームなの。

「僕は構わないけどさ・・・・。妊娠しちゃうかも・・・・・」

男は裸のまま相変わらずにたにたと笑いながら話している。

ナギは判断能力が欠如していた。

慌てて立ち上がると、ドアを開ける。そこは狭い脱衣室になっている。

右側のドアを開けると、たしかにシャワー室だった。

思ったよりこぎれいだ。

思い出したように内側から鍵をかけると制服を、スカートを脱ぎ、おぞましい体液に濡れた下着を脱いだ。

「・・・・ふふふ・・・・思ったより良いなあ・・・・」

男はナギがシャワー室にはいると、ベットの上に上がり、壁のカ

ーテンを引く。

それマジックミラーだった。シャワー室側からは全く見えない。

そこには、素っ裸のナギがいた。

「うふふ・・・シャワーシーンを堪能するか。」

くっくっ・・・と嫌らしい笑い声をあげ、まだナギのぬくもりの

あるベットに座り込んだ。

不安にさいなまれながら、ナギは全身にシャワーを浴びていた。

まだまだ幼い細身体に、シャワーが降り注いだ。

形よく膨らみかけた乳房が水しぶきを弾いている。

乳首が、ピンとたって、上を向いている。最高のながめだ。

「おおっ!た、たまらないね。これが本物のナギのおっぱいだ・・・」

そんなことには気付かず。ナギは、タオルにボデイシャンプーをたっぷ

りとつけて泡立たせ、お尻から股間にかけて

擦り出す。

男の精液を擦り落とそうと必死になる。だが、たったままではうまくいかない。

「いやん・・・どうしよう・・・」

仕方なく、脚を広げて、股間にタオルを通し、擦りあげるように前後を洗い始める。

それはとても恥ずかしい格好だった。

「いやん・・・こんな格好・・・・」

タオルが、ナギの股間、お尻の割れ目を上下する。そのたびに、

かわいいお尻がぷるんと動く。

「こ、このくらいで良いか・・・・・」

今度はシャワーを直接股間にあてて、洗い流す。

だが、まだ不安が残るのだろうか。

ふたたびシャンプーをたっぷりと塗って、今度は股間を擦りあげる。

「ううう・・・・ホントに落ちたのか・・・・」

ナギはこらえきれなくなったのか、涙をぽろぽろと流しながら、

股間を洗い出す。

「・・・・ふえ、ええぇ」

泣き出したとたん

その時、シャワー室の内扉が大きな音を立てて開いた。

あの男が入ってきたのだ・・・・。

・・・・」

「え、いや!」

あわてて逃れようとする。だが、腰がたたなかった。ナギは、顔

を火照らせて、シャワー室に座り込んでしまった。

男はにたにた笑いながらナギの前に自分のものを押しつけた。

、ぬるぬるした白い男汁を垂らし

ている。

「コレ欲しかったんだろ?今入れてあげるからね・・・」

身動きできないナギを後ろでに 押さえ込むと、男が開いたままの股間に押

し入った。

「・・・あ!い、痛い・・・・・」

にゅるっ・・・・

ナギの股間は充分にローションのように 濡れていた。男は今度こそ、ナギの中に入

り込んだのだ。

「す、すごいや!するっと入っちゃった。・・・」

「え!い、いや!」

汚された股間を拭おうと、必死にしたことが、ナギのまだ芽生えない性感を刺激したのだ。

確かに、処女を奪われる痛みはあったが、ナギの身体は、触れるのもおぞましい男のペニスを、包み込むように飲み込んだ。

「キツイけど動きやすいや・・・・」

男は、ナギの感情などお構いなく、シャワー室の床に押し倒してのし掛かる。

そのまま、激しく腰を動かし出した。

ぱんぱんじゅぽ・・・・

「ヒィああ!い、いや!・・・・・だめえ!」

男のものがナギの中で暴れ回った。

ナギの股間からは、処女喪失を示す出血があった。

だが、嫌悪でしかない男のものを受け入れ、出血とは別の体液が、あふれ出してきた。

ナギの身体は、本人の意思とは正反対に反応をはじめている。

ナギにはそれを止める手立てはない。

ナギの頭の中はパニック状態だ。

「あいかわらずナギちゃんの胸は、小さいなあ。最高の手触りだよ!」

「いゃああ・・・・・」

男はナギの胸に顔を埋め、ボデイシャンプーにまみれた乳房を、しゃぶったり、両手で

荒っぽく揉んだりする。

まだ膨らみきらない、まだ硬いナギの乳房は、男が触るたび激し

い痛みをナギに与える。

だが、同時にそれとは違う感情がわき上がってくる。

ナギの意識はもうろうとし、その身体は刺激だけを求めている。

特にピンク色の乳首が、硬く張りつめて男を誘っている。

「あれっ!ナギの乳首、ずいぶんと感じてるのかな。ピンとたってるよ!」

そう言いながら、乳首を指先でこねこねとこね回す。

「ああっ!だめ!痛い!」

ナギの全身に鋭い刺激が電撃のように伝った。ナギは一声引きつった悲鳴を上げるた。

はじめて達したのだ。

それを見て、男は更に興奮して叫びながら激しく突き上げた。

「ナギ!行っちゃったのかい!そうか!僕のがそんなに気持ちがいいんだね!い

い子だ!それじゃたっぷりと出してあげるからね!」

ぐちょ!じゅぽ!ぐちょ!

まるで狂ったように、無表情なナギの中に突き上げる男。やがてそれは長くは持たなかった。

「ほ、ほら!だすよ!ナギの中に!一杯!だから妊娠してよ!ほ、ほら!」

どぴゅ!どぴゅるううう・・・・・

ナギの中で、男の精液が弾けた。その量はかなりのもので、ナギの子宮をめがけて打

ち出された。だが、余りの多さに、ナギの狭いホールからあふれ出す。

「はあはあはあ・・・・・」

男の暴力に処女を奪われ、中だしされ、しかもはじめての性的興奮をあじあわされるとい

う。想像もつかない体験に、ナギは感情を失い、呆然として涙を流すだけだ。

その目からは輝きが消えていた。

「はあはあ・・・。すごいよ。凄く気持ちがよかった。

ナギのあそこぬるぬるで・・・・」

「・・・・・・・・・・・」

「いっぱい出したのにまだこんなに元気だよナギちゃん」

「今度はその胸に出したいなあ・・・」

男のいやらしい言葉にも、ナギは反応しなかった。  ただ呆然と従うだけだ。

それを良いことに、男は更に調子に乗っている。

男がシャワールームの床にナギの身体を寝かせ、その上に跨る。ナギの両手を使って

自分のものを挟み込むと、擦りはじめる。

「おおっ!そうだ、そうやってこするんだよ」

「・・・・・・」

 ナギは男の指図どおり、わずかに膨らみかけた胸でパイずりをりをはじめる。

ぎこちない手つきで。

ボデイシャンプーが滑りをよくし、男のものはさらに脹れあがった。

「・・・・ナギいいよ!凄く気持ちが良い・・・・・」

ナギの目の前には、まだ残りの精液をたらした鎌首が揺れている。

さらにそこから、透明な先走り液がたらたらと流れ出した。

「・・・・そうだ、ナギちゃん。僕の先っぽをなめて!ほら、舌を出して」

ナギはいわれるがまま、幼い舌を出して、舐め始めた。

「ううっ!いいよ!いいよ!最高だあ!」

男が歓声を上げた。

 ナギもまた、意識は破壊され、より強い性感だけを求めていた。

 

ナギはタオルに身を包み、焦点の定まらない表情でベットに横になっていた。

「なぜ、どうしてこんな事になっちゃうの・・・・」

ナギは自分のことが判らなくなっていた。死ぬほど毛嫌いしていた男に犯され

事もあろうに達してしまった・・・。おまけに男のものを口にくわえたりもしたのだ。

それもむさぼるように。

「あたし、どうなっちゃったんだろう・・・。

これから、どうなるんだろう・・・・」

頭の中で自問自答する。だが、答えなど出るはずもない・・・。

すると。

がちゃ!

バスルームの入り口が開いた。

「ああ、気持ちよかった。ナギちゃん最高だよ!

ほらまだこんなに元気がいいよ」

男はバスタオルをはずして、自分のものをナギに見せつけた。

「きゃっ!」

ナギは一目見て、悲鳴を上げて目を伏せた。

男のものはまた、大きく膨れあがっていた。

「あれっ!?どうしたんだい?さっきまではあんなに喜んでくわえてまでくれたのに」

「いや!そんなこと言わないで」

ナギは聞きたくもないのか、耳を塞いでバスタオルにくるまる・・・。

その様子を見て男はにやりと笑った。

「そうそう、今はそうやって恥ずかしがっててよ・・・・。

また最初から楽しめるからさあ・・・・」

男は楽しそうに笑った。

何をしても、何を言ってもこの男は許してくれそうにない。

ナギはどうしたらよいか判らず。子供のように泣いた。

「家にかえりたい・・・・・」

「帰りたいって?

裸で帰るのかい?

そんなことしたら、僕以外の男にも犯されちゃうよ」

男はナギの幼い悲鳴をもあざけわらった。

「とはいえ、そんなカッコしてるとまたしたくなっちゃうから。

ここにあるナギちゃんの服着てなよ・・・・」

「アタシの制服を返せ!」

「だめだめこれは僕のコレクションだからね・・・・」

ナギはしょうがなく、部屋に吊されたままの服に目をやった。

「そうそう、おとなしくそれを着て、どれでもイイよ。

下着もあるんだから・・・・」

ナギは、この男の部屋にあるものなど着たくはなかった。

だが、いつまでも裸でいたら、また犯される。

逃げるチャンスだってなくなる。ナギは仕方なくその中から制服を選んだ。

「あの・・・・」

「ここで着替えて。僕は用があるからさ・・・」

そういうと、部屋を出て行った。

ナギは男が覗いていないのを確認すると、部屋に吊された制服を手にとって

着替えはじめた。

時々、ドアの方を覗く。こちらを覗いている様子もない・・・・。

「着替えが終わったかい?」

男がドアから現れ、ナギの様子をうかがいに来た。

相変わらず裸のままだ。

ナギはまた、先ほどのことを思い出して目を伏せた。

「いいいねえ・・・・。かわいいねえ・・・。

そのスカートちょうどいいね、パンツがすぐのぞけてさ・・・・」

「きゃっ!」

ナギはあわててスカートの前を隠そうとする。だが、いかんせん短すぎる。

坐っていても、すぐに下着が覗いてしまう。

「おやおやいけないねえ・・・・隠そうなんてさ。

すこし、お仕置きが必要かな・・・・」

「あ、いやっ!」

男が襲いかかった。ナギをベットの上に押しつけると、後ろ手を取って縛り上げてしまう。

そうしただけで短いスカートはめくれ上がり、白い下着が丸見えになる。

泣きだしたくなるのを我慢しながらそうつぶやいた。

その時、ナギの目の前、ベットの横に置かれた大型モニターの電源

が入った。突然のことにびっくりしたが思わず目を向けた。

「な、なに!」

目の前に、超ドアップで、男とマリアの情事が映し出された。大きく脚を広

げてて男を飲み込んでいる。その先からは、すでに白い液体がこぼれてい

る。

「い、いやん!」

ナギはあわてて目を背けた。それは一瞬だったが、ナギの目に焼

き付いた。やがて、ベットの下に仕掛けられたサラウンドスピーカー

がうめき声のような声を響かせた。

ああっ!・・・・

「ヒャアもう
「マリア……もう、出る
 男は、ナニでマリアの口の中を感じるかのように、ゆっくりと腰を動かす。
 ナニの先端にマリアの口の奥がぬるぬる絡みつく。
「んっんぐっんぐうむっんんんっ
「ううっ!! 出るっ!!」
 次の瞬間、男はマリアの温かい口の中に精液を迸らせていた。

 同時にマリアも全身をわななかせ、絶頂を迎えた。
「んっ、んむむぅぅっ!!!」
 身体を震わせつつも、マリアは男のペニスから口を離さす、飲み込んだままでいる。

その声に思わずナギは画面に目をやる。ちょうど男の動きは激

しくなり、そして目の前に白い汁が吐き出された。

「い、・・・・いや!」

ナギは恐怖に震え上がった。それは初めて見る、顔射。し

かもマリアに・・・。

だが、その恐怖とは裏腹に、ナギは画面から目を離すことができな

くなった。

男は、ナギの体を起こすと、ベットの上に乗った。

火照った顔でうつろな瞳のナギに自分のペニスを掴ませる。

「そのまましゃぶるんだ・・・・」

「・・・・・・」

ナギは黙ったまま、男のペニスをくわえた。

ナギは横を向いていわれるとおりに、男自身をくわえ込む。

「両足を開け、スカートをめくってパンツがよく見えるように・・・・

そうだ」

ナギはすでに男のいいなりだ。

 

ナギはベットに倒れていた。その口からあふれ出す、男の精液を拭うこともせず。

また両足は大きく開かれ、股間に染みを作った下着を隠そうともしない。

ナギの目は輝きを失っていた。

はっ!ここどこ・・・。

 

霞がかかった空間。それはあの部屋ではない。

何人も何人も。

「きゃっ!」

男達は全員が裸だった。

誰もが股間を大きく膨らませ、しごいている。

そしてナギは男達に取り囲まれた。

男達は次々に、ナギに迫ってくる。

「・・・・だ、だれなの・・・・・」

ナギは状況が把握できない。

だがこれだけは間違いない

レイプされる・・・。

ナギはその恐怖感に身がすくんだ。

「俺のを握ってよ・・・・」

男のひとりが、ナギの手を掴んで自分の股間に持ってくる。

「いや・・・・・」

熱くたぎった性器が、手の中で膨らむ。

「スカートめくらせてよ・・・」

「じっくりパンツが覗きたいからな」

男の手が、申し訳程度に腰を覆う、スカートに伸びる。

「きゃあ!」

あっという間にめくりあげられる。

ナギの股間の純白パンツ。

「やっぱり白ぱんつ・・・」

「い、いやあ!」

太股から、下着へ。

男達の汗ばんだ手が這い回る。

お尻に付いたレース飾りに、手が回ってくる。

「いや、いやああ!」

「今度は僕が・・・」

後ろから声が聞こえた。

かなり太った男が、ナギのおなかに

手を回す。

「ひいっ!いやあん!」

「すべすべだね、ナギちゃんの肌・・・

あ、ここがおへそか・・・・」

「だめっ!くすぐったい!」

そして、ナギのおなかから手が上へと這い上がり。

「きゃっ!いたい!」

いきなりむんずと掴んだ。ナギのうなじに、ねっとりとした

息を吹きかけながら。そのまま両の胸を握りつぶすように揉む。

「すごい!やっぱりおおきいや!柔らかいし

どう気持ちいいだろ?ほら!」

「だめっ!そんなに強く!したら・・・」

男達は、代わる代わるナギをいたぶった。

やがてナギの悲鳴も聞こえなくなった。

 

男達は。気を失ったナギを床に寝かせると、相談をはじめた。

「すごいなあ・・・ナギちゃんのココ・・・」

男がすでにはち切れそうな股間の性器をナギに押し込んでいく。

「ひっ!い、いたい!」

濡れてもいない、ナギの股間に痛みが走った。

ナギはやっと正気に戻った。

だが時遅く、男達の陵辱が本格的に始まった。

 

 

 

「ううう・・・いや、いやあ・・・・」

そこは、あの男の部屋だった。

ベットの上のナギうめき声を上げていた。

 

ナギの頭にはフルフェイスヘッドフォンのようなものがつけられている。

 

「お嬢様もこれですこしは、素直になるでしょう。

仮想空間で多人数の男達に同時に、犯されている。

その感触はナギに直接届き、仮想レイプに悲鳴を上げている。

 

  「・・・・コッチはコッチでまた楽しませてもらいますか。」

 

男は両手を顔面にやるとSFXばりのマスクを脱ぐとハヤテのりりしい顔が現れた。

すると部屋のドアがノックされ扉が開くとマリアが現れた

 

「ええ、お嬢様には、まだまだ、お仕置きのリクエストがたっぷりありますから

もうしばらく楽しみましょう・・・自我が崩壊する手前でハヤテくんが白馬の王子様

を演じて貰えばお嬢様は、2度とハヤテくんを手放そうとしないでしょう・・・」

 

  「・・・・でもマリアさんとお嬢様がもし同時に妊娠したらまずいのでは。」

 

マリアは、微笑みながら。

 

  「・・・・ハヤテ君、私たちが妊娠しようがすまいがナギをあなたのしもべに

  出来れば問題ありませんわ。既にナギと私は、あなたを通じてもう姉妹なのですから。」

 

「ねえ・・・・ハヤテ御主人さま」

 

そう、つぶやきながら・・・。



   Fin

 

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