Bristol

2008/11/24(mon)~11/25(tue)

今回の旅行の最初の訪問地になります。最寄りのBristol空港は国際空港でしたので、経由地のAmsterdam Schiphol 空港から直接の便がありました。乗り継ぎ時間はかなりありましたがその日の内に到着が可能でした。関空でチェック・インした時には余り馴染みがない(?)空港なのか係は最初に”Brussels(ブリュッセル、ベルギー)行きですか?”と。 そりゃ確かに町名の頭文字は”B"ですが…次に”Marseille(マルセイユ、フランス)ですか?”と。何でそんなに外れるのでしょうか?そこでBristol行きでちゃんと予約できてる筈と、確認するため予約票を取り出したところで、係もちゃんと確認しました。最近はパスポートの提示だけで予約の確認/搭乗券の発券をしているようなので、こんなミスが起こるのでしょうか?それとも単に係のミスなのでしょうか?とりあえず無事にBristol行きの搭乗券を受け取り、飛行機へ。Amsterdam Schiphol 空港では暇でしょうがありませんが、この時期の空港内のクリスマス・イルミネーションも楽しみながら過ごしました。
Bristol空港にかなり遅い時間に到着、パスポート・コントロールで入国の目的を聞かれRunrigのコンサートと答えたのですが係官はご存じありませんでした。でも、問題はなくそのまま入国。町に向かうバスを探しました。バスは割に頻繁に出発していたのですが、町へ向かうバスはなかなか来ません。頻繁に出発しているバスはどうやら駐車場へのバスらしく、乗ることは出来ません。やっと町へのバスが到着。ホテルの側は通らないのでバス・ステーションまで。そこからタクシーで向かうことに。その前に(列車用の)Temple Meeds駅を回るのですが、ここにはタクシーがずらり。こちらで降りた方が良かったのかと思う程でした。バス・ステーションには1~2くらいのタクシーが待っていましたが、客は私だけだったのですんなり乗ることが出来ました。ホテルに着いたのは23時半。さすがにバテました。

ここは2度目の訪問になります。前回回ったバス・ツアーもこの時期でも催行されていましたが、余り変わり映えがしなかったのでパスしました。そこで他の何かを探しにツーリスト・インフォメーションへ。町にある案内に従って到着すると、前回お世話になったログ・ハウスのような建物はサービスを行っていませんでした。側の大きな建物(名称不明)に移転したとありましたが、ここにはもう一つの側の大きな建物Exploreで行っているとの案内がありそこへ。そこはオープン・スペースにカウンターがあるだけの状態でした。カウンターの斜め向かいに観光用のリーフレットは置いてありましたが、それ以外に情報を入手するような物は見つかりませんでした。カウンターでは宿の予約などのサービスは行ってくれるようです。市街地図を見るとBroadmeadのThe Mall Bristol Shopping Centreにも のマークがあるので、そちらでも良いのかも知れません。いずれにしても、この状況はその時によって異なることがあるかも知れませんので、その都度確かめて下さい。

町巡り

Bristol Ferry Boat
about Hotwell Rock & Nova Scotia Place郊外へ出るにはバスの時間が悪く市街地でどこかへ行くことに。そこで目に付いたのが街中にあるFloating Harbourを航行する船での見物でした。中心地にあるBordeaux Quayからの定期便が東西に向かうことが出来ました。しかし、この時期昼間に航行されているのは西側のHotwellsへの便だけでした。そのまま乗り続けることが出来るround tripは可能でした。これで(たった!)40分を過ごすことが出来ます。
私以外はこの航路の停泊地で乗降をしていました。往復してみてなるほど、船から見物するにはあまりに何もなかったのです。静かな港の中をゆっくり航行するだけなので酔う心配も全くありません。ひたすらデジカメで写真を撮りましたが、たいした物はなく、放送される案内がちらっと参考になる程度でした。右写真は航路の最西端(折り返し地点)から眺めたHotwells Lock~Nova Scotia Place辺りの景色です。中央にはMerchants RoadのSwing Bridgeがあります。
Museums & Gallerys
午後一杯、時間があったのであちこちを歩いて訪れることにしました。地図にはいくつかの博物館などが点在しているのが分かりました。そこを訪れてみることに。
  1. Crains at the front of Industrial MuseumIndustrial Museum
    Bordeaux Quayの真南のFloating Harbour沿いにある博物館です。対岸へはPrince Street Bridgeを渡ります。その橋のすぐ側に建っています。どうやらBristolの産業に関する展示をしているようですが、現在改修中で閉館です。2011年春の再開館と表示されていました。
    前回、全く気付かなかったこの博物館に行ってみようと橋を渡りました。地図にも閉館中とはありませんでした。近づいてやっと改修中・閉館と気付いたのです。これ以上どうしようもないので西へ向かうことにしました。Floating Harbour沿いに歩くのですが、そこにはBristol Harbour Railwayという線路が通っていました。その出発地点(東端)に4つのクレーが線路を跨って建っていました。そのクレーンの下を通って先へ進みます。横も歩くことは出来るのですが、皆その下をわざわざ通っていました。右の写真はその下を潜る直前に見上げたクレーンです。この方向からはクレーンが1つにしか見えませんが。
  2. Bristol's Maritime Heritage Centre
    Bristolでの海洋と造船の歴史の展示館です。Bristol Harbour Railwayの終点(西端)にあります。入館は夏期が10-17時、冬期が10-16時となっています。
    入口らしき扉を押しても引いても開きません。誰も他に入ろうともしていませんし…時間的にも開館しているはずなのに入ることが出来ませんでした。他に方法があったのかよく分かりませんでした。
  3. SS Great BritainSS Great Britain
    1843年にBristolで進水した蒸気船です。1937年に最終航海を終え、その後40年以上浮倉庫として使われていました。1970年に現在のように陸に揚げられました。この船の中では様々な催し物も行われています。側に売店()とカフェが併設されています。港からでもこの場所はよく見えます。高く聳える6本並んだ柱が目印です(右写真)。
    上記2つの展示館に嫌われたため、ここへは入る気が失せてしまいました。売店を彷徨いたあと、カフェに入って昼食を取っただけに過ぎません。
  4. City Museum & Art Gallery
    West End地区にある博物館・美術館です。通年10-17時の開館。無料。
    隣にはとても印象的なWills Memorial Building(表の塔が立派)がありますが、それに劣らずこちらも荘厳な感じの建物でした。広々とした建物の中は様々な展示物があり、目を楽しませてくれました。入口近くには周辺の自然や地形の成り立ちなどの展示室もあります。私が訪れた時には特別展としてエジプト展が行われていました。展示物を人混みの中から掻き分けて鑑賞する日本のような状態は全くなく、ゆっくりと見ることが出来ました。
    入口を入ると、ゴリラのAlfred君(板看板の人形)がこっちと指さしている方向へつい辿って進んでしまいました。その先にあったのが剥製の展示室でした。これが苦手。なのでさっとそこをやり過ごして他へ。色々あったので良く覚えていませんが、見応えは十分にあるところです。3階建てで奥に部屋が広がっているので全てを見て回るにはかなりの時間がかかります。参考までに、今回の滞在でここが一番のヒットでした。
Brandon Hill
Brandon Hill from South町の西側の真ん中にある丘です。Floating Harbourの対岸、SS Great Britainの丁度真北に位置しています。頂上にはCabot Towerが建っています。
博物館に2回も振られたので更に午後の時間が余ってしまいました。それで、お天気も素晴らしく良かったし、昼食を取ったカフェから見えたこの丘に登ってみようと思いました。そこからはFloating Harbourを渡らないとなりませんが、近くには橋はありません。ここは東西にある橋の丁度真ん中に当たるので遠回りになります。しかし、そんな人達のために対岸へ直ぐに渡ることが出来るようにCross Harbour Ferryという小さい船が運航されていました。定時運行ではなく乗客がいれば走らせるという随時運行です。私が乗った時も1人でしたが、他の客を待つことなく直ぐに出発しました。船は勿論小型で、客室はありません。ベンチがあるだけです。人の他に犬などのペットもOKだと思いますが、チャリも大丈夫だと思います。
a view from Brandon Hill対岸へ降り立ち、港沿いに少し歩いた後、北へ向かう大きな道に入ります。round aboutを通り道の向こう側に見えた階段から上ることが出来ます。これが南からこの丘への近道です。その階段の壁には落書きがあり、一瞬安全な場所なのか?と思ってしまいました。階段を上ったところで丘を回るパスに出ると危険な場所ではないと分かりました。丘には更にあちこちにパスがあり、家族連れやジョギングをしているグループ、犬の散歩をしている人達があちこちにいました。中にはベンチで昼寝をしている人も…お天気は良いのですが、空気は冷えているので暖かくはないのですよ。ベンチでしばらく休憩しました。南側の町を眺めることが出来ましたが、左写真のように木々に遮られてそんなに眺望が良いわけではありません。
頂上のCabot Towerへ向かったところ、手前に立ち入り禁止のロープがありました。塔の上に登ることが出来なくなっていました。ここにも振られて…どうも私とBristolの相性は良くないようです。前回の滞在では宿での印象が良くなくて、余りいい気がしない滞在だったのですが、今回は町に拒否されているようで…塔の南側には人工の滝と3つくらいの池が作ってあります。この流れを渡る橋があり、ほんの僅かの間和むことは出来ました。
Cabot Tower
Cabot Tower


  1. VisitBristol(英語):VisitBristolのオフィシャル・サイトです。
  2. Bristol Ferry Boat(英語):Bristol Ferry Boatのオフィシャル・サイトです。
  3. SS Great Britain(英語):SS Great Britainのオフィシャル・サイトです。
  4. Bristol's Industrial Museum(英語):Bristol City CouncilのBristol's Industrial Museumのページです。
  5. Bristol's ICity Museum &Art Gallery(英語):Bristol City CouncilのBristol's City Museum & Art Galleryのページです。
  6. Maritime Heritage Centre(英語):Maritime Heritage Centreに関する情報ページです。