西ドイツ(Bundesrepublik Deutschland)の鉄道
―国鉄(Deutsche Bundesbahn)

(冷戦時代の写真)

4・5番線(Gleis 4 und 5)―1979-11-9
線路は築堤上にあり、コンコースから階段を登って、プラットフォームに入る。
「DÜSSELDORF HBF=デュッセルドルフ中央駅」
「88/4=起点からの距離km」
「←HAUPTAUSGANG=表出口」 「ZU DEN GLEISEN 6―18→=6−18番線へ」
「Persil=洗濯洗剤会社の広告」
4・5番線―1979-11-9
表示は次の通りである。
5番線出発:ノイス、ケルン中央駅経由ケルン・ドイツ行き準急
4番線出発:列車は来ない
ケルンへ行く列車の車内―1979-11-9
踏切風景/ドアマーゲン(Dormagen)駅北方―1979-11-9


ヴォリンゲン(Worringen)通過,、
ケルン・ロンゲリッヒ(Köln-Longerich)通過、ケルン・ゲルデルン(Köln-Gördern)通過、
ケルン・ニッペス(Köin-Nippes)通過、
9時41分 ケルン中央駅(Köln Hauptbahnhof)着  (デュッセルドルフ中央駅から47km、36分、料金は6マルク=当時の交換比率で約833円)

自動車道(アウトバーン)(Autobahn)602号線をまたぐ線路。
ラインラント・プファルツ州(Rheinland-Pfalz)トリアー市(Trier)北部―1979-8-27

西ドイツの駅には、改札口や集札口は無い。
会社のデュッセルドルフ駐在員によると、車内で、車掌が、検札する。その時に無札だと、20倍の料金が科せられるとの事。
デュッセルドルフ中央駅(Düsseldorf Hauptbahnhof)18番線に着いた
エッセン(Essen)経由ドルトムント(Dortmund)行き準急―1979-11-9

帰途は、ライン河右岸を通った。

自動車の車窓から見た鉄道

ローテンブルク駅(Rothenburg Bahnhof)―2006-8-27
左(L):プラットフォーム(platform)。
左に券売機(遠距離用)、中央に路線図と時刻表、右に券売機(短距離用)がある。
改札や集札は行わず、車内検札が原則である。(無札だと高額の罰金が科せられる)
右(R):鋼製枕木が用いられている。(steel sleepers)
ローテンブルク駅(Rothenburg Bahnhof)―2006-8-27
この鉄道は、単線、非電化である。但し、駅の掲示には、8月12日〜31日の間は、列車運休で、その間はバスによる代行運輸を行う、とあった。
プラットフォームは、日本と比べると、大変、低い。信号機は腕木式が用いられている。
黄色の車両は、ディーゼル機関車で、アイドリング中である。
左(L):東北方向―ニュールンベルクの方向(to Nürnberg)
右(R):西南方向―終端方向(to the terminus)
ローテンブルク駅(Rothenburg Bahnhof)―2006-8-27
ローテンブルクは、市壁に囲まれた旧市街が、観光地として有名であるが、駅は市壁外にある。

バイエルン州の鉄道 (railway in Bayern)


ローテンブルク駅(Rothenburg Bahnhof)

ライン河右岸の鉄道(Railway on the right bank of der Rhein)―2006-8-27
左(L):旅客列車;ロルヒの南方。(A passenger train; south of Lorch)
電気機関車によるプッシュ・プル運転が行われている。
右(R):旅客列車;カウプの北方。(A passenger train; north of Kaub)
電車ではなく、電気機関車プッシュ・プルの客車列車である。


ライン河右岸の鉄道(Railway on the right bank of der Rhein)―2006-8-27
電気機関車重連牽引の貨物列車、リューデスハイム駅北方で。(A freight train; north of Rüdesheim-Rhein)
コンテナ貨車列車である。背後の斜面には、葡萄畑が広がっている。
ライン河右岸の鉄道(Railway on the right bank of der Rhein)―2006-8-27
左(L):複線、電化の鉄道。架線はシンプル・カテナリ(simple catenary)である。
右(R):軌間(gauge)は1435mm、架線の支持は片持ち梁型(cantilever type)、枕木はPC(prestressed concrete sleepers)である。
かつてのドイツには、ドイツ連邦鉄道(Deutsche Bundesbahn=DB)とドイツ国営鉄道(Deutsche Reichsbahn=DR)という
2つの国有鉄道が存在した。DBは西ドイツの、DRは東ドイツの鉄道である。
1994年に、両社を統合したドイツ鉄道株式会社(Deutsches Bahn AG=DB)が発足した。但し、株式は、すべて国が保有している。

ライン河沿いの鉄道(Railways along der Rhein)


リューデスハイム(ヘッセン州)(Ruedesheim am Rhein, Hessen)

ライン河右岸の鉄道(Railway on the right bank of der Rhein)―2006-8-27
左(L):旅客列車が観光船乗り場の傍を通過する。(A passenger train passing by the quai for cruising boat)
右(R):電気機関車重連牽引の貨物列車がリューデスハイム駅を通過する。(A freight train passing Bahnhof Rüdesheim-Rhein)
     日本と比べるとプラットフォームが低い。
デュッセルドルフ中央駅(Düsseldorf Hauptbahnhof) (中央駅の略記はHBF=ハーベーエフ)
5番線から南方を見る―1979-11-9
軌間は1435mm、木製枕木使用。架線はシンプル・カテナリ。
日本と比べると、プラットフォームが低い。
駅の裏側(Hinter dem Bahndamm)―1979-11-9
この建物は公娼館(Eros Center)である。
デュッセルドルフ〜ケルンを鉄道で往復した。

2303列車オーバーハウゼン中央駅(Oberhausen Hbf)発ケルン・ドイツ(Koln-Deutz)行き準急(Eilzug)が着く。
電気機関車(110 432-21)牽引の客車5両の列車である。準急は追加料金不要である。
2両目に乗車する。入口に"Nicht rauchen"(=禁煙)の表示がある。(当時はヘヴィー・スモーカーだったが、我慢する)
進行方向に向かって右側に通路がある。左側に区画された客室が並んでいる。1区画の定員は6人である。

9時05粉 デュッセルドルフ中央駅発――発車合図のベルや放送は無く、音もなく発車する。
西ドイツ国鉄は右側通行である。

デュッセルドルフ・ビルク(Düsseidorf-Bilk)通過。
ライン河を渡り、その左岸に入る。
9時16分 ノイス(Neuss)に停車
ノーフ(Norf)通過、ニーフェンハイム(Nievenheim)通過
ライン川(der Rhein)に架かるハンマー橋(Hammer Brucke)を渡る―1979-11-9
川の上流(南)方向。
9時26分 ドアマーゲン(Dormagen)に停車
 ドアマーゲン・バイエルヴェルク(Dormagen Bayerwerk)通過、
ドアマーゲン・バイエルヴェルク駅の南方―1979-11-9

ケルン中央駅(Köln Hauptbahnhof)―1979-11-9

ドイツ(Bundesrepublik Deutschland)の鉄道
―国鉄(Deutsches Bahn)

(東西ドイツ統合後の写真)

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