2006年 ヨーロッパ旅行
(ドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、オランダ)
Travels to Europe in 2006
―Germany,Austria,Switzerland,Liechtenstein,Holland
鉄道写真 Rialways in Europe
スイス(Switzerland―Schweiz)
目次(Contents)

ベルナー・オーバーラントの鉄道(Railways in Berner Oberland)

ヴィルダースヴィル(Wilderswil)駅
ベルナー・オーバーラント鉄道BOB(Berner Oberland Bahn)と
シーニゲ・プラッテ鉄道SPB(Schynige Platte Bahn)

2006-8-30 ヴィルダースヴィル(Wilderswil)駅―バスの窓から
左(L):BOBインターラーケン・オスト(Interlaken-Ost)行きが停車中
右(R):左はBOBインターラーケン・オスト(Interlaken-Ost)行き。軌間は1000mmである。
    右にSPBの乗り場と車庫がある。軌間は800mmである。

粘着運転が出来ない急勾配区間がある。
その区間では、軌道側のラックレールと車両側のピニオン
とを噛み合わせて、登り降りする。

シーニゲ・プラッテ鉄道SPB(Schynige Platte Bahn)
 軌間 800mm、直流1500V電化、ラックレールはリッゲンバッハ式
ベルナー・オーバーラント鉄道BOB(Berner Oberland Bahn)
 軌間1000mm、直流1500V電化、ラックレールはリッゲンバッハ式
ヴェンゲン・アルプ鉄道WAB(Wengen Alp Bahn)
 軌間 800mm、直流1500V電化、ラックレールはリッゲンバッハ式
ユングフラウ鉄道JB(Jungfraubahn)
 軌間1000mm、3相交流1125V電化、ラックレールはシュトゥルプ式

ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)駅
ベルナー・オーバーラント鉄道BOB(Berner Oberland Bahn)と
ヴェンゲン・アルプ鉄道WAB(Wngen Alp Bahn)

2006-8-30 ラウターブルンネン(Luterbrunnen)駅(標高795m)
左(L):左の4番線はWABクライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)行き乗り場である。
プラットフォームは低く、軌条と殆ど同じ高さである。右に9時55分を示す盤が見えるが、
これは、時計ではなく、手で操作する表示板で、先発列車の発車時刻を示すものである。
右(R):駅舎のこちら側は、BOBインターラーケン・オスト(Interlaken-Ost)行き乗り場である。
尚、WABとBOBとは、軌間が異なるので、直通運転は出来ない。

2006-8-30 ラウターブルンネン(Luterbrunnen)駅(標高795m)
3番線にBOBインターラーケン・オストからの列車が着く。
(4番線のWAB乗り場から)
プラットフォームに、3A、4Aの番線表示が見えるが、
これは同一線をA・Bに2分割して使用する事があるからである。
右は、ラウターブルンネン―ユングフラウヨッホ―グリンデルヴァルト
の団体用乗車券である。検札の穴が3つあいている。

ベルナー・オーバーラント鉄道BOB(Berner Oberland Bahn)

2006-8-31 ヴィルダースヴィル(Wilderswil)の上手を行くBOBの登り列車。
14両編成であるが、ツヴァイリュッチネン(Zweilütschnen)駅で、グリンデルヴァルト(Grindelwald)
行きと、ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)行き(それぞれ7両編成)に、分割される。

2006-8-30 ラウターブルンネン(Luterbrunnen)駅(標高795m)
左(L):WABのリッゲンバッハ(Riggenbach)式ラックレール
右(R):WABのクライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)行き
(119号車は1970年製造)

ヴェンゲン・アルプ鉄道WAB(Wengen Alp Bahn)

2006-8-30 ロールフルー(Rohrfluh)駅(標高969m)
左(L):WABのリッゲンバッハ(Riggenbach)式ラックレール
右(R):行違い列車が通過する。

クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)駅
ヴェンゲン・アルプ鉄道WAB(Wngen Alp Bahn)と
ユングフラウ鉄道JB(Jungfraubahn)

2006-8-30 クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)駅(標高2061m)
左(L):駅舎。駅舎側はWABラウターブルネン行き乗り場である。駅舎から離れた右手にJBユングフラ
ウヨッホ行き乗り場がある。駅舎の反対側(左手)には、WABグリンデルヴァルト行き乗り場がある。
右(R):ラウターブルンネンからクライネ・シャイデックに到着したWAB列車

2006-8-30 クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)駅(標高2061m)
WABグリンデルヴァルト行き乗り場。
ラウターブルンネン行きとは独立して運行されている。

2006-8-30 クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)駅(標高2061m)
左(L):JBユングフラウヨッホ行き乗り場
右(R):3相交流電化なので、架線が2本あり、パンタグラフが2個並んでいる。
そして、ここは、アイガー北壁の下である。

2006-8-30 クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)駅(標高2061m)
JBユングフラウヨッホ行きの線路が、こちらに曲がってくる。
ラックレールはシュトゥルプ式である。
3相交流電化なので、架線が2本ある。

2006-8-30 クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)駅(標高2061m)
ユングフラウヨッホへ登って行く線路。約2km先から終点まではトンネルになる。

2006-8-30 トンネル内のアイガーヴァント駅(Eigerwand)駅(標高2860m)
ユングフラウヨッホ行き列車

2006-8-30 ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)駅(標高3454m)
クライネ・シャイデック行き列車

グリンデルヴァルト(Grindelwald)駅
ベルナー・オーバーラント鉄道BOB(Berner Oberland Bahn)と
ヴェンゲン・アルプ鉄道WAB(Wngen Alp Bahn)

2006-8-31 グリンデルヴァルト(Grindelwald)駅(標高1034m)
左(L):この線路はBOBインターラーケン・オスト行きである。ここにはラックレールは無い。
右(R):BOBのシンプル・カテナリ架線。日本と比べると、トロリー線(下)と吊架線(上)との
間隔が長い感じがした。(ドイツ、スイス共通である。)

2006-8-31 グリンデルヴァルト(Grindelwald)駅(標高1034m)
左にBOBインターラーケン・オスト行き(7両編成)が停まっている。ここにはラックレールは無い。
右はWABクライネ・シャイデック行きの線路で、こちらは、ラックレールがある。
プラットフォームは低く、軌道と殆ど同じ高さである。プラットフォームの突き当たりに、
駅舎がある。

2006-8-31 グリンデルヴァルト(Grindelwald)駅(標高1034m)
左(L):BOBインターラーケン・オスト行き。プラットフォームのこちら側(レールが1本見える)は、
WABクライネ・シャイデック行きの線路である。
右(R):発車するBOBインターラーケン・オスト行き

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