*TREE OF LIFE* 〜3月11日焼津市文化センター〜
*レポーター・著作 フクやす
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*はじめに・・・
今回も、ほとんどメモはとってませんし、公演の雰囲気を伝えることを重視して書いていますので、正確さに欠ける部分も多いでしょうし、他会場でのMCとごっちゃになっている部分もあるかもしれません。ご了承ください。
会場となったのは焼津市文化センター。
その1000席程度と思われる「大ホール」で行われました。
舞台は開演前から緞帳が上がった状態で、「Tree
of Life」の「Tree」の葉っぱをあしらったような飾りつけがされています。
<レポート>
(照明が落ちた中を、メンバーが静かに入ってきて公演スタート。)
*1曲目「冬のうた」 *2曲目「長い間」 −−MC−−
千):「今日は、前半は静かに、後半はにぎやかにみなさんと一緒に展開しますので楽しんでいってください。」
*3曲目「ひまわり」 *4曲目「うそつき」 *5曲目「幸せの余韻」 −−MC−−
*6曲目「青のじゅもん」 *7曲目「しゃぼん玉」 −−MC−−
「さて、つぎの曲は「フォトグラフ」という曲です。この曲は東京に出てきてすぐくらいに作りました。
*8曲目「フォトグラフ」 −−MC−−
*9曲目「逢いたい」(アカペラ付きバージョン) (アカペラ部分終了後、横浜ではパッとマイクを口に戻していたのに対し、今回はゆっくりとマイクを口に近づけて、段々とマイクで音を拾うようにしてました。) −−MC−−
千):「前半はなんだか気持ち良く歌えたね。」
千):「気持ちいいよね。」
・・・・・
千):「違うと思う人」
綾):(唐突に)「結婚は生きる為にするんだよ」(場内笑)
・・・・・
千):「ところで綾乃さん。ここどこだか知ってる?」 (綾・ちょっと考える=場内くすくす) 綾):(自身なさそうに)「やいぇづ」 千):(うれしそうに)「一文字づづはっきりいいましょうー」 綾):「や・え・づ」(場内爆笑) 千):「やいづよ。や・い・づ。ですよね?」(と客席に振る) (客席から「やーず」という声があがる。) 千):「地元の言い方?」 綾):「略してるの?「し」まで入ってるの?」 (綾乃さんは「焼津市」と「市」まで入れる場合も略して「やーず」というのかと聞きたかったらしいのだが、みんなには伝わらず) 千):会場「???・・・。」 綾):「遠くにいかないで〜。」(笑) ・・・・・
千):「静岡といえばお茶ですね。さっき飲ませていただきましたけど、すごくおいしかった。」 綾):「どこらへんが?」
千):「・・・。静岡茶大好きです!」(とフォロー) ・・・・・ 千):「えー、今回のツアーにパンフレットがあって、その中で2人でキャッチボールをしてる写真があります。
(舞台左手からボールが用意される、1つ目2つ目と綾乃さんはそのボールをとれず、後ろで千春さんが貫禄のバックアップキャッチ) 綾):「私にもボールちょうだい」 1球目は客席中央に向かって、綾乃さんがとてつもなくかわいらしいフォームで投げ入れ。
2球目は客席右手に向かって、千春さんがスマートに。
3球目は千春さんからボールをもらって、再び綾乃さんが。
・・・・・
*10曲目「涙にさよなら」 (前の方を中心にスタンディングする人も)
*11曲目「Blue Sky」 (「♪こんな日ずっと続けばいい・こんな日ずっと待ってた」のところで)
*12曲目「空はわたしのもの」 (だんだん立ちあがる人が増える、千春さんも舞台上をところせましと動き回る) 千):「さあー、皆さんたのしみましょ〜。立って下さ〜い!」
*13曲目「ランナー」 (結構、後ろの方の人でも見よう見真似で千春さんの振り付けを真似る人も)
千):「まだ、踊り足りないでしょー?「逃がさないで」!」 *14曲目「逃がさないで」 (途中に恒例、振り付け講習会を挟んで盛り上げていきます。) 千(めざとく見つけて)「お父さ〜ん。おどってくださーい!」 盛りあがりが最高潮になったところで 15曲目「最後のKiss」 バンド紹介の後
千・綾「今日は本当にありがとうございました」
・・・アンコール・・・
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<コンサート>
照明が落ちた中を、メンバーが静かに入ってきて公演スタート。
<はじめに・・・>
今回の舞台は、帝京大学。新宿から特急で30分。(中央区のわたしの職場からは1時間半=遠い!)京王線相模原線・小田急多摩線の多摩センターと京王線聖蹟桜ヶ丘を結ぶバスに乗って15分、帝京大学バス停下車。
そこから3・4分歩いたところに校門があり、そこから丘を登っていくような感じで構内への道が続いていきます。
さて、会場となる蔦友館は食堂と体育館(アリーナ)の複合施設です。
普段は体育の授業で使っている場所に仮設の舞台・照明を起き、客席はパイプ椅子、舞台上にはピアノと飲み物を置いた机のみというシンプルな設営です。
あらかじめ、お断りしておきますが、全くメモなど採ってませんでしたから、実際の進行とはかなり食い違っている可能性が大です。記憶をもとに、聞き取れなかったところ、忘れてしまったところなどは、想像によって補ったり、省略したり、こじつけたり(すみません)しつつ、再構成したものとおもって読んでください。
<コンサート>
(18:10 照明が落ち、二人がしずしずとあらわれ、コンサート開始。)
★1曲目 「冬のうた」★
★2曲目 「長い間」 ★
<MC>
(千):「みなさん、こんにちはー、Kiroroのヴォーカル玉城千春でーす」
(綾):「綾乃でーす」
(千):「帝京大学の皆さん、呼んでいただいてありがとうございます。いいですねー。
今、何ヶ所かこんなふうにして学園祭をまわっているんですけれども、こういう体育館でやるのは久しぶりです。
いいですよねー。さっき、ここのうえでお化粧とかしてたんですけど、窓からみると校庭でサッカーとかしてて、こういう風景いいですねー。大好きなんです。」
(千):「ここはヤワラちゃんの出身校なんですよね。オリンピック金メダルおめでとうございます。 すごいですよね。って(本人のいない)ここで言ってもしょうがないか。」
(このあたり綾乃さんはニコニコしながら見守ってました)
★3曲目 「ひまわり」★
<MC>
(千):「うーん、いいですねー。ねっ?」(と綾乃さんにふる)
(綾):(飲み物を取ろうとしていたときに、ふられてあわてて、振り返り)
「ん? さっきから同じようなことばっかり言ってる。緊張してるの?」
(千):「うん、緊張してる。ん!?そうおもってるなら助けてよ! でも緊張してるけど、今日はなんかとっても歌いたい気分なの」
(千):「えーと、今年の夏、元気なライブをしたくて、ライブハウスでオールスタンディングでやってみました。そのとき、つくったアルバムから2曲聞いてください。
今日は2人でやってるのでなかなか元気な感じが出にくいんですけど、手拍子お願いします。」
★4曲目 「天気雨」★
<MC>
(手拍子が始まるが、伴奏が始まる前からテンポが段々と早くなる兆候が見え、はじめるにはじめられず、二人とも苦笑。)
(千):「早くならないで下さいね」
(改めて、スタート)
★5曲目 「涙にさよなら」★
※二つの曲とも客席中央に陣取った学生グループが手拍子を盛り上げ、千春さん満面の笑み
綾乃さんも前に出てきてのトーク
<MC>
(千):(客席に向かって)「Kiroroのここに興味があるっていうの、あります?」
(客席):「恋愛!」
(千):「恋愛ですかー。いつもいい恋愛してますよ。わたしはずっと一緒にいて相手の時間を盗っちゃうほうなんだけど、綾はそんなときでも自分の時間が欲しがる。」
(綾):「だって、うざくなーい?」
(綾):(ハッとして)「こういう言い方はKiroroらしくないっていわれそう。ごめんなさい。」
(千):「でも、綾乃はキャンパスでの恋愛に憧れてるんだよね?」
(綾):「いちごあげるの。」
(千):「?」
(綾):「キャンパスで寄り添って、食べる」
(千):「なるほど」
(綾):「パンツのことじゃないよ」
(千):「??!!!いちごのパンツ??」
(綾):「たべられるパンツがあるって、テレビでいってた」
(千):「ほんとにーーーー!!!、知らなかったーー!!!」
(このあたり会場唖然・爆笑)
気を取り直して・・・・
(千):「みなさん、デートなんかはどこに行くんですか?」
(綾):「八王子? だって、大きな街じゃないですか。ゲームセンターとかあったし」
(千):「・・・。私は、ぶどう狩りなんかいいですね。あと憧れてるのが河原でお魚釣って、串にさして、石でかまど作って・・・」
(綾):「から揚げにする!」(場内笑)
(千):「ちがうよー、そのまま火の周りにならべて塩焼きにするの!ほら、沖縄って大きな川が無いじゃない。だから、そう言う風景に憧れるの、鮭とか」
(綾):「それはちょっと違うよー」
(会場、串にさして塩焼きになった鮭が頭に浮かび、再び気を取り直して・・・)
(千):「Kiroroの恋愛は曲になっていることが多いです、更に興味のある人はCD聞いてみて下さいね。」
(千):「みなさん、カラオケなんかもよく行くんでしょうね。Kiroroの歌も歌ってもらってるのかな?女の子はどんどん歌ってみてくださいね。男の人は「Kiroroの曲歌ってよ」って彼女にお願いしてみてください。
今日は私が他のアーティストのかたの曲を歌って見みます。」
★6曲目 「月光」(鬼束ちひろ)★
★7曲目 「Dear Again」(広瀬香美)★
<MC>
(千):「さっき、構内の様子をながめていたら、年配のご夫婦が寄り添って、見学していました。
でも、まわりの若い人の中で浮いた感じがしなくて、とけ込んでいました。
こういうのも私の理想の恋愛です。いつまでも変わらぬ愛という感じで。次の曲もわたしが好きな人に送った曲です」
★8曲目 「好きな人」★
★9曲目 「青のじゅもん」★
★10曲目 「3人の写真」★(ちょっと喉がつまって歌詞が飛んでしまいました)
<MC>
(千):「最後の曲になってしまいました。この曲は私と綾がはじめて一緒に作った曲です。
誰にでも輝いている瞬間があるとおもいます。その時はみんなヒーローなんです。そんな気持ちを込めてみました。今日はどうもありがとうございました。」
★11曲目 「僕らはヒーロー」 ★
(出だしちょっと声がかすれる。綾乃さんを制して、)
(千):「最後の曲ですから、しっかりと歌います。もういちど最初から行きます」
やり直しスタート
(拍手・「アンコール」のかけ声・手拍子の中、アンコール)
(千):「ありがとうございます。それでは、「未来へ」聞いてください」
★12曲目 「未来へ」★
<MC>
(千):「本当に最後の曲になります。12月に新しい曲が出るのですが、それを一足早く聞いてもらおうと思います。これからも応援よろしくお願いします。」
★13曲目 「逢いたい」★
(千・綾)「ありがとうございました」
19:35 手をふりながら二人退場。千春さんは最後に投げキスの大サービス!
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<後記>
あらためて思いましたが、すばらしい詞曲・千春さんの声・綾乃さんのピアノ。
この3つさえ揃えば、Kiroroの世界は十分に堪能できますね。その部分を基礎にして枝葉をいっぱいに茂らせた夏のライブはおもいっきり楽しく、今回のステージはズシリと心に染み入りました。
どちらもすばらしい思い出です。
さて、来年のツアーはどんなKiroroが見られるのでしょうか。それにしても、この内容で1500円は安過ぎ!!
余談1・チケットは学内のみの販売と聞いていたので、下見も兼ねて、10月に購入しにいきました。
そのときは「八王子」というのが先入観としてあったので、最初に「JR八王子駅」いってしまい、「帝京大学へ行くバスはどこにあるんだー!」と八王子駅前を2、30分、右往左往してしまいました。
教訓=事前調査はしっかりと(笑)
余談2・バス停から校門までの道すがら、ちょっと面白いものが2つほど、まずは大衆料理割烹「たましろ」というお店、あまり多い名字ではないですからね。
実行委員はこれをみてKiroroを招くことをおもいつ:たのかな?
つづいて温泉のボーリング現場。これもなかなか見られるものではありません。そのうえ、ちゃんと堀り当ててお湯が出はじめているようでした。
余談3 最初にも書きましたが、職場から直行したため、スーツ姿。まわりから浮きまくって、ちょっと恥ずかしかった。
余談4 千春さんが、登場したときの周囲の女子学生の声 A:「(!!)スマート」
B:「イメージ違う。」C:「カッコいい。」私もはじめて生で見たときそう思いました。
余談5 終演後のある男子学生の会話 A:「はまったかもKiroro」 B:「最後の曲が良かった」 C:「去年の学祭より良かった」、こういう反応は、ファンとしては非常にうれしいものです。