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ミステリーの定義、ミステリーとは?

では、ミステリーとは?ミステリーの定義とはいかなるものでしょうか?まずはその定義を確認しておこうかと思います。

ミステリーと伸ばさず、「ー」を省き、ミステリと表記されることも多く、専門書はミステリと表記しいるケースが多いのではと思います。

「大辞林 第二版」によりますと、「怪奇・幻想小説を含む、広い意味での推理小説。」となっております。

では、推理小説はどのように定義されているかといえば、「多く犯罪に題材をとり、犯行の動機や方法、犯人の特定などが筋を追うごとに解かれてゆく興味を主眼とする小説。探偵小説。ミステリー。〔日本では、第二次大戦以前は「探偵小説」の語が用いられていた〕」となっております。

うむ、なるほど…

探偵小説は当時、どのように定義されていたのでしょうか。

有名なのが、江戸川乱歩氏による定義で、

「探偵小説とは、主として犯罪に関する難解な秘密が、論理的に、徐々に解かれて行く経路の面白さを主眼とする文学である。」(「幻影城」1951年)

となっております。

これはいわゆる本格推理の定義になりそうですね。

甲賀三郎氏の定義によりますと、

「探偵小説とは、先ず犯罪−主として殺人−が起こり、その犯人を捜査する人物−必ずしも職業探偵に限らない−が、主人公として活躍する小説である。」(「探偵小説講和−まえ書」1960年)

となっており、こちらの方が的を得ているように思います。

探偵小説が「推理小説」と呼ばれだしたのは、戦後の事で、当時、「偵」という漢字が戦後の漢字規制で使えなくなり、「探てい小説」と表記したのでは、格好がつかなかったためとのことです。「探偵小説」に代わる用語として、当時、木々高太郎氏が新たに「推理小説」という呼称を提唱したのが始まりといわれております。


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