なんだかんだと…今まで散々遠距離恋愛になることが多くって、 何度も何度も、 同じような恋愛を繰り返していたように思う。
私は好きで好きで仕方なくって、 でも相手の人って、 男の人って、 そういう表現ってあまり見せてくれなくって。
見せてくれない、 好きって言ってくれないことが、 私にとってはとても不安なことで。
一度でもいいから、 本心を覗かせてほしいって思うのに、 覗かせてもらえなくて。

私と同じように、 好きと言うことに何の抵抗も見せずに、 大事にしてくれていた人がいた。
けれど、 とても忙しい人で、 私から別れを切り出した。

遠距離にしたって、 近くにいたって、 結局淋しいものは淋しい。
だったら、 遠くにいても、 一緒じゃないか。

そう思って、 私はまた遠距離恋愛に踏み出した。

けれど…遠くて忙しいその人に、 結局淋しい気持ちから開放されたことは一度もなくて。
その間もずっとメールを送り続けてくれていた、 好きと言い続けてくれている人と一度会った。

会って沢山、沢山お話をした。
今度こそ、 うまくいくかもしれない。
一瞬でも、 そう思った。

遠距離の人とお話をする機会はとても少なくて、 たまにお話できても自分じゃないみたいと思うことが多くなった。
素な自分で居られないことに気が付いた。

離れてみて気が付く、 相手の良さ、 なんて表現したら、 遠距離の人に怒られてしまうだろうけど、
結局遠距離の人を出汁に使ってしまった。
そう思う。

遠距離の人と…その後どうなったかっていうのは、 昔のことだから忘れてしまうことにした。



なーんてね。 淋しがりな私なわけです。 結局は。
相手と一緒にいても、 24時間一緒にいられるわけじゃなくって淋しいぐらい、 淋しがりなのです。
ここまできたら病気だね。 そう笑われたこともあるけど、 不治の病なものでして。

何年前のことだろう、 この内容。 よく覚えてないや。