キャラ萌えについて……K |
では、今回は琴音ちんです。
結構巷では人気の高い娘さんじゃないですかね?
CVは氷上恭子さん。 別に氷上さんに限ったことではないですけど、THの声優さんはおおむね、みんなアタリ役ですね。
氷上ボイスの琴音ちんも、ほんとにうさだと同一人物なのかと疑いたくなるほど、かわいらしー声で「ふふふ…」って笑ってくれます。(いや、うさだの『この私!ラ・ヴィ・アン・ロ〜ズーがっ』っていうテンションも好きですけどね)
さて、キャラ萌えについてです。 まずは設定。超能力少女。 んで、薄幸
大きく分けると以上二点と『内向的』というキーワードではないですかね。
初期値で主人公とつながりはなく、主人公が無関心だと、そのままほとんど赤の他人として終了いたします。
それだけに、ちょっとした登場シーンで“寂しそうにしょんぼりうつむいてる”シーンが重要になってくるのではないでしょうか。
というか、あのシーン(ガラスが割れるところですね)で泣きながら“ごめんなさい…っ”って走り去られたらそりゃ気になります。 とりあえず涙は女の子の武器なのよーってことで…(笑
で、詳しいことはシナリオにまわすとして、ぽっくりやられた藤田浩之氏(とプレイヤー)は、次の日から、昨日までのだるそうな生き様はどうしたといいたくなるほど超おせっかいモードに入って、逃げる姫川さんを追っかけてはアタックし追っかけてはアタックし…………なにがあったんだアンタ…(笑
まあ、姫川さんが嫌がってる分、どうかすれば“ストーカー”だと思われそうですが、その辺は主人公。きっちり心を盗みに入ります(笑
この辺の一人ぼっちで誰からも愛してもらえてない女の子が“ちょっとづつ自分に心を開いてくれる感”が琴音ちん前半のポイントではないでしょうか。 はい、実にギャルゲー的といえます。妄想世界万歳(ダマレ
それに付随して、薄幸というところにも絡んできますが、クラスでは浮いてて、むしろ気味悪がられたり避けられてたりしてるわけですね。
この辺のポイントはもうちょっと強く前面に押し出すと主人公がヒロインのピンチで颯爽と現れて助けるイベントを作れそうでしたが、まあ、THの世界観であんまりどぎつい悪を出すのもどうかと思うので、やっぱりないほうがいいかもしれませんね。
とにもかくにも、琴音ちゃんはどっちみち友達が居ないということで、とてもしょんぼりして歩いてるのが印象深いのと、そこから後半だんだん笑顔を見せてくれるようになって、うどんとか「はい…あーんしてください…」とか言われるあたりで一回目のピークを迎えます。
というか、浩之。よくそこまで心に進入した。アンタスゲエよ。
むしろ、学食でキツネうどんをこんな風に食べてるバカップルが居たら殴ります。殴っていいと思います。もちろん男のほうを。
そのあとの親密度の急接近はもう、うなぎのぼりなわけですが…
で、ここまでにふらふらと琴音ちゃんの寂しそうな顔が少しずつ笑顔になっていくのを見て萌え始めてた人には、最後の補完後の琴音ちゃんの笑顔できっちりコトネストに落とされるわけですね。
PS版PC版でちょっと違いますが、どっちもEDのシーンはよいと思います。
『なんか琴音ちゃんが晴れ晴れとした笑顔になってる』
あー、もうくはーって感じですね。しかもこの女の子俺にベタぼれなんだぜー (危
というような感じで、普通なら恥ずかしい会話も恥ずかしくありません。
『はいっ二人の愛のパワーですね』
「でも、超能力は絶対に使っちゃダメだぞ」
「でも、藤田さんのためには使いますよ」
「この力は、藤田さんのためにあるんです」
街中でこんなこと喋ってるカップルを見たら…(以下略
というわけで、PC版をメインでしたが、琴音ちゃん、薄幸少女のお手本のようなキャラクターですね。
こんな彼女ほしいっちゅうねん!(何
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シナリオについて……L |
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≪PC版について≫
えーと、で上で散々褒めちぎっておいてなんですが、姫川さん、シナリオの方は、PC版の私の感想は芳しくありません(涙
ま ずボリュームが少ないせいか、後半の展開が急であることと、PC版は大人の都合上“アレ”が必要なわけで、どうしてもその必要性に刈られるわけですが、あんまりにもあんまりすぎます。
とりあえず、浩之が命がけで琴音ちゃんの危機を救った…というより、琴音ちゃんが頑張って浩之を助けた(といっても琴音ちゃんの力が原因ですが)わけですが…
まあ、その辺の盛り上がりもビジュアルがなかったので弱く感じたとか、何が起こってるのかイマイチっぽかったとか色々あるのですが…
助かったあと速攻で告ってそのままヤリ始めるなっ
おかしいですよっ! カテジナさんっ(涙
いや、ホントにおかしいです。 そんな積極的な娘でもなかったし、別に電波によってぇろぇろにされてるわけでもないし…(それは別のゲーム
というわけで、ここだけ何があったのかというくらい突然エロです。 不可思議です。
別に普通に『その後…』って感じで結ばれるエピソード入れればいいと思うんですが…まあ、超(ザザー
というわけで、それ以外のところはそんなに気になりませんでしたし、河田さんの絵はさすがですし。
全体的なボリューム少なめなのと、その部分を除けば、いい出来だと思います。
≪PS版について≫
こっちはよいですね。 だいぶ批評があったんだろうかと思わないでもない純愛ストーリーになってます(笑
ちゃんと浩之ちゃんも琴音ちゃんに強い態度を示したり、命がけっぷりは一緒なのですが、「頑張るんだ! 琴音ちゃーん!」って叫びつつ一枚絵もなしに屋上から落っこちないように金網につかまってるのと「俺は逃げない!死ぬときは一緒だ!」って叫んで力の暴走した琴音ちゃんを顔とか手とか切れながら全力で抱きとめてあげるのでは、ビジュアル的にもだいぶ違います。(ついでにこっちは一枚絵があります)
キャラのところでは譲りましたが、PS版のEDもよいです。
ワンコを抱えて「“浩之さん”…」っていうシーンはラブが伝わってきてとても恥ずかしくなりますね。
EDに関してはどちらも「お幸せに〜」系でよいとおもいました。まる。
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