01/01
案の定年賀状は一枚も来ませんでした。携帯の方には何通かメールが来ていたのですが糞auの所為で受信したのは13時間後、故に僕は独り寂しく新年を迎えたことになります。兎は寂しいと死ぬと言います。しかし僕は死にはしませんでした。このことから僕は兎ではないと言えるでしょう。それでは一体なんなのか。ここで僕はムササビという説を推したいと思います。僕は常々自分がムササビなのではないかと疑っていました。愛らしい瞳、太く長い尻尾、滑空のための皮膜、どれを取っても指し示す方向はムササビただ一点です。今までは疑惑に過ぎませんでしたがいざこうやって考えてみると見る見るうちに自分がムササビだという信憑性が沸いてきます。そして遂に揺るぎ無い確信を得た僕は自分がムササビだということの証明のために滑空する必要があると考えました。そう思い至ると僕はベランダに出、手すりに手をかけ、迷いなど微塵も見せずに身体を広げそこから飛び出しました。そう、空中へと飛び出したあの瞬間、僕は確かにムササビとなったのです。
01/04
超絶つまんねえ。えーと、せびられたんでもうログ出しておきます。9月以降は面倒くさくて整理してないんでありませんけど、「天使のババロア」なんて言葉を見ると看護婦を天使と称したときのような苦々しさを感じるのは何故でしょうか。あと以前アップしたことがあるかも知れないんですが没ログ読み直してたらなんかよくわかんない文章が出てきて更新これだけじゃ申し訳ないんでそれでも載せます。
「はっくしょん!」「マユさん、またそんな声をあげて」「す、すみません……」「貴女と同年代の人達は皆できているのですよ。貴女だけ、未だにそんな声でくしゃみをする」「……」「さあ、もう一度。コショウを被りなさい」「も、もう嫌です……! 私はコショウより塩が好きなんです……!」「そういう戯言はできるようになってから言いなさい」「うっ……」「皆さん、マユさんがコショウを被るを手伝ってあげてください」「や、やめて……! きゃあ、コショウ! コショウ!」「マユさん、観念なさい」「ふわ…ふわ…こしょん!」「(ざわっ……)」「『こしょん』ですって……!?」「まさかあの、伝説のくしゃみ?」「まさかマユさんが……!」「信じられないわ……」「えっ……そんな、私が……」「(確かにコショウは幻の紅くしゃみ、『こしょん』を会得するための道……しかし私はただくしゃみをさせるためだけにコショウをかけた。この子はそれを知らずに『こしょん』を出したというの……。マユ、恐ろしい子……!)」
お詫びに死にます。
01/08
僕の友人は蜜柑を食べ続けていたら蜜柑になってしまった。この話を聞くと貴方達はこう思うだろう。それじゃあ菜食主義者はいずれ野菜となる運命なのか、常々マンゴープリンになりたいと思っているがいくら食べてもならないぞ、と。そう眉をしかめるだろう。思い余って眉を叱るかも知れない。けれど待ってほしい。僕は眉をよく知っているが彼はそのようなことをされるべき者じゃない。彼は潔癖な人物ではないにせよ、強く正しい人間だ。彼と初めて会ったときの話をしよう。ある日僕が道端を歩いていると、彼は「お前は元気だ」と話し掛けてきた。僕も負けじと「俺は元気だ」と返し、僕らは知り合いとなった。彼の第一印象は犬だった。第二印象は猿だった。第三印象は雉だった。そして僕は鬼を退治しに鬼ヶ島へ行った。
01/10
現在ウィリアムテルがリンゴを射るのを失敗して息子の頭を射ち抜いたときのことを想像して笑っています。いやあれ絶対受け狙いだったんですって。本当は息子の頭射ち抜いて「やっちゃった!」って言うつもりだったんですよ。大体あんな状況で息子射っちゃったら笑うしかないよ。周りも「ウォフォホホホホ!」と笑う予定だったんですよ。けど運悪く本当にリンゴ射っちゃって、周りの受けも取れず、三流の芸人として名が広まってしまいました。哀れな哀れなウィリアムテル。
01/12
「さあて点数の方はどうでしょう! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! 10点! おおっと総計120点! 一周して20点です! 残念ながら失格です!」 いやほら仮装大会だかでこういうのあるじゃないですか、でレヴェルが高すぎるのもまた理解されないっていう世の常を端的に現した話であって、次の話行きます。
01/13
「女子が多いクラスってハーレム状態じゃん。羨ましー」とかほざく奴はマジ殺したいね。無言で髪の毛引っ掴んで丁寧にお手入れとコーディネイトをして「えっ…これが私……?」と驚かせたい。僕は言っちゃあなんだけど人を驚かすことに命をかけている。かのエムス電報事件を引き起こしたのも僕だ。あれは公的にはビスマルクがやったことになっているけど何を隠そう、改竄したのはこの僕である。でも「皆驚いてくれるかな〜」という無邪気な一心で改竄したのに戦争にまで発展するんだから困ったね。こないだも弟を驚かせようと思って階段から突き落としたら死んでしまった。あれには驚いた。そう、人を驚かせることに命をかけてきた僕が、驚かせようとした相手に驚かされたのだ。果たしてこれほど滑稽なことがあろうか? 皆でこんな俺を思う存分笑ってくれ。でも驚きのリアクションとして死ぬのはやり過ぎだよね。あ、死体はそのままにしておくのもなんだろうから庭に埋めておきました(綺麗な花が咲くといいですね)。
01/14
飽きた。俗に言うテキストサイトでは(余談だが僕はテキストサイトという呼び名が好きではない。何故だか自分でもよくわからない。概念でならテキストサイトより日記系の方が好きなのは確かだけれどそれが理由かと言えばそれもしっくりこない。多分これはただ単純に名前として好きではないだけなんだろう。同様にホームページという呼び方を好まないのもそれが正しい用法で使われていないとかいうくだらない理由以前にただこの間延びした呼び方が気に食わないだけなのだと思う。そして言わずもがな僕は人の顔を憶えるのが苦手である。この間も街中で友人の佐々木君を見かけたと思って声をかけたらただのカモシカだった。恥ずかしかった。僕はきっと動物に声をかけて相手の微小なリアクションから勝手に返事を想定して会話を作り上げる痛々しい人間と周りには映ったことだろう。僕は断じてそのような人間ではないと声をあげたかった。しかしそれは恥の上塗りをする行為でしかない。そして鬱々と家に帰った僕は自殺をしようとした。あのような恥をかいてしまってはもう生きていく自信などある筈もなかった。リストカットと首吊り、どちらが良いだろうかと考えた。悩んだ末に両方合わせるのが最適だろうという結論に辿り着き、僕は手首を吊った。しかし手首を吊って数十分経っても一向に僕は死ぬ気配を見せなく、ただただ時間が過ぎるだけであった。僕には自殺すら許されてはいない。そう悟った僕は痺れた腕をロープから外した。そう、死ぬことも叶わず苦悩に苛まされながら一生この罪を背負つて生きてゐくしかなゐのだ、僕は。
01/19
2歳年下の女の子に「根暗」と言われ反論できなかった黒戸ですこんばんは。あれ口調は冗談っぽかったけど本気でそう思ってますね。そんでそれを知り合いに言ったら「お前見かけは暗いけど中身は明るいからさ」とある意味死刑宣告をくらいました。泣いていいですか。次から自己紹介するときは「見かけは暗いけど中身は明るいです!」って言います。
01/20
弟の部屋の時計のアラームが鳴り始めて、誰も止める人間がいなかったので僕が時計に「うるせぇ、黙れ!」とガツンと言ってやりました。僕はやるときはやる男です。でも鳴り止んでくれなかったのでスゴスゴと逃げ帰りました。僕は逃げるときは逃げる男です。(デートのとき不良に絡まれたら彼女を差し出して逃げる自信があります)
01/21
現状なんてものは工夫やアイディア次第でどうにでも向上させられるのであり、例えば今プレーンヨーグルトしか食べるものがなくともそこにイチゴジャムをかければイチゴヨーグルトの出来上がり。ヨーグルトをより美味しく食べられるのであります。そんなことを思いながらイチゴジャムを取ったら中身は福神漬けでした。わーオモロ。
01/22
あああ違う違う違う。僕が書きたいものはこんなものじゃあ決してない。それがどういうものか言葉では到底言い表せないが、それは崇高で気高く毛深いものだ。僕がキーボードを打つとお金がチャリンと出てくる、そんな文章が書きたいんだ。それはさながらルイージがブロックへとジャンプして叩いたときのように。迷いなど一瞬もなくジャンプブロックチャリン! チャリンチャリン! そこの糞中坊ども! 人が自転車のベルを鳴らしてるんだからとっととどけ! さもないと敷くぞ! カーペットを。丁重にお迎えする。頭を下げ第一声は「よくぞいらっしゃいました」だ。こう見えても僕は執事暦38年のベテランだ。ベランダでもある。人を背中に乗せることを誇りに思っている。そして力が無いからすぐ落ちる。背中に乗ってた人も落ちる。落ちる落ちる落ちる。そう人生は下り坂だ。お前らの幸せの絶頂は母親の胎内にいたときだ。お前らに幸福など二度と訪れやしない。あとは落ちるだけだ。それを忘れないでほしい。人生は下り坂だ(僕の名前です)。
01/29
見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺! 見敵必殺!(当文章はコピー&ペーストを一切使用しておりませんので安心してお召しあがりください)
01/30 世界一つまらないジョーク
米ニュージャージー州のハンター2人が狩りに出た。1人が木から落ちてしまった。仰天した連れのハンターが携帯電話で「息がない」と緊急通報した。救急隊のオペレーターが「Kill!」と声をかける。間髪入れずオペレーターの耳に1発の銃声。続いて「殺した。これからどうしたらいいの?」というハンターの声。「Suicide!」とオペレーターが声をかける。間髪入れずオペレーターの耳に1発の銃声。