02/04

 恋人は要らないけど恋愛はしたい。これは為し得ることができるだろうか。(片思い、と考える人もいるだろうがこの場合あれは恋愛ではなく恋慕と考えてほしい) もう一度言おう。恋人無しで恋愛を成立させる、これは可能だろうか。僕は今この問題に多いに頭を悩ませている。そして皆にもこの問題に取り組んでもらいたいと思っている。一人でこの問題について考えるのには限界があるとわかったからだ。答えを一緒に模索してくれないだろうか。三人寄れば文殊の知恵とも言うし皆で考えればきっと良い答えが出ると思う。僕はどうでもいいので今から寝るが、皆でこの難問に頭を悩ませようではないか。そして悩んだ末に爆発しよう。頭を悩ませながら一斉に爆発する集団、それはきっといい絵になると思う。僕は哲学家である前に一人の絵描きなんだ。




02/08

 明日から東京へ行くので暫く更新できません。まぁ数日間平気で放るくせに今更更新できないも糞もありませんがそこは僕の優しさです。東京へ行っても別にネットの人とは会いません。会えるような仲の知り合いがいないからです。しかし僕はこれを哀しいことだとは思いません。何故なら僕はネットの人に会うと爆発してしまうからです。爆発するぐらいなら会いたくありません。寧ろアンタラが爆発してほしいです。爆発して散ってほしいです。花のように美しく散ってほしいです。アンタラはせいぜい野次馬のように散ることしかできないでしょうが、それでも僕は花のように散ってほしいと願うのです。それが僕の優しさです。(アンタラとは楽器のことです)




02/15 Sat

 それにしてもどこで間違えてしまったのだろうか。(ここで僕が間違いという表現を使ったのは現在の状況を微塵も肯定できないからだ) 無論それは問うまでもなくこのインターネットという存在の所為である。いや、待ってくれ。貴方達は安易な責任転嫁をするなと言いたいのだろう。こうなってしまったのは僕にはその素質があったからであって、インターネットの責任とするのはお門違いだ、と。確かにその言い分を否定できる材料は持ってはいない。しかし、僕にその素質があったにせよ、僕を決定的に致命的にこの世界へと堕としたのはどうしてもインターネットが原因としか思えないのだ。もしインターネットが僕の前になかったならば僕はもっと健全で、まだ向こうと触れ合うことができた世界に留まっていたに違いないと思うのだ。これは矢張りインターネットの所為としか言いようがないのである。それゆえ僕はインターネットを憎む。しかし憎しみからは何も生まれない。愛しみからは子供が生まれる。だから僕はインターネットを愛すことにした。結婚も考えている。僕は本気だ。インターネットの子供を産む覚悟もある。2人は生みたい。左は男の子で右は女の子。インターネットの父親からはとうとう許しを貰うことはできなかったけれど、いつかお義父さんも僕達のことを許してくれると思う。許してくれなかったら家を爆破すればいい。自慢じゃないがこれでも9回家を爆破したことがある。お義父さんの家で記念すべき10回目だ。しかし僕はお義父さんが憎くてそんなことをするのではない。お義父さんを愛しているからこそ爆破するのだ。僕が本当に愛しているのはお義父さんだ。インターネットとは所詮遊び。体の良い玩具としか見なしていない。ちょっと愛想良くしてやったら付きまとってきたから相手してやってただけだ。それなのに「憎しみからは何も生まれない」で検索したら306件も引っ掛かってびっくりした。インターネット見直した。




02/28 Fri

 18日にモコマの人と会ってきました。事の発端は巻河さんが他のオフ会関係で関西方面に来るからついでに会おうと言ってきたこと。極度のコミュニケーション不全であらせられるこの僕は初対面の人とまともに対話を成立させる自信がまるで無かったため「関西なんか来たって牛しかいませんよ」と説得を試みるも巻河さんの決意は固いものでした。そしてNO(一酸化窒素)を言えない日本人である僕は渋々と承諾しながら18日当日。待ち合わせ場所の梅田紀伊国屋店に行った僕を迎えたのは、身長が2mもあろうかという野武士でした。

「あ、あの……巻河さん、ですか?」
「如何にも」
「は、初めまして。黒戸です」
「切腹致す!」

 彼はそう叫ぶと突然腹を切りました。血がドバドバ出ました。結論から言うと、巻河さんはもうこの世にはいません。僕のせいで死んだとも言えますが、僕はこんなことになるとは思っていなかったんです。




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