一番有名な組み合わせは、9R−59+TX−88Aでしょうが、この受信機は少し後に発売された上位機種JR−60です。
漏れ聞くところによれば、JR−60は輸出を意識して開発されたとかでデザインテイストが異なり、米国ではLafayetteブランドへのOEM供給で発売されています。
このシリーズについては、書籍にも色々説明がされていますので、詳細は省略します。
なぜ私のところにあるかと言うと、従兄のJA3G**、JA3G**兄弟が使っていたものが長年放置してあったのでありがたく頂戴してきたものです。6m主体だったせいか、ファイナルが2E26になっていましたが、807に戻しました。
それぞれ生産時期が異なるためか、ケースやパネルの色が違っています。VFO−1は、59D+88D時代の色になっています。スピーカは本来SP−5なのですが、写真にあるものは、これまた珍品のフロンティアのSuper600GT用のものです。
あちらこちら接触不良が目立ちますが、動作可能です。数年前のAMコンテストには、これを使ってみました。相手局の反応が面白く、また使ってやろうかと考えています。
もちろん、正式に免許状の設備として申請してあります。
現物はありませんが、TRIOが最初に出したSSB送受信機、JR−300S、TX−388、通称ゴリラライン、のカタログも掲載します。