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ルータについて

ルータについての私なりの理解のまとめです。
改編あると思ってください。
私の理解度によって変化するものです。

ルータとは?

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ネットワーク間を中継する装置のことで、相互のネットワークのプロトコルやアドレスの変換を行うものである。
例えば、TCP/IPを使っているEthernetでは、ルータはIPアドレスをもとにデータの中継経路を設定する。これがルーティングである。
ネットワークにはそれぞれ識別番号があり、これを使ってネットワークを選択する。
最近では、ISDN回線に接続する形で利用することに特化したものも多く、これらはISDNルータ、またはダイヤルアップ・ルータなどという。
この場合、個人やオフィスのLANとインターネットとをISDN回線経由で中継してる。
また、複数のプロトコルをサポートするマルチプロトコル・ルータもある。


語句補足説明

Ethernet
 アメリカのゼロックス、DEC、Intelの3社が1980年に共同開発したバス構造のLANをいう。伝送速度は10Mビット/秒、ノード間の最長距離は2.5km、1024局までのノードを接続できる。データリンク制御手順はCSMA/CD方式を使う。Ethernetで利用できる代表的なケーブルは、10BASE-5、10BASE-2、10BASE-Tの3種類である。

ルーティング
 ネットワークで、送信先のホスト・デバイスに到達するまでの経路を見つけ出すこと

ダイヤルアップ・ルータ
 ISDN回線用のルータのひとつ。通常のルータにダイヤルアップ機能をもたせ、電話回線によるルータ接続が手軽にできるようになっている。
個人向けの製品ではHUBをもっているものが多く、複数のパソコンからEthernetによって同時にインターネット接続できる。

LAN
 ローカル・エリア・ネットワークを意味し、同一建物内などでコンピュータやプリンタ・サーバなどを高速広域帯域回線で結合したネットワークをいう。分散処理が出来るので、負荷を分散し、信頼性を高めることができる。
結合のしかたとしては、スター型、バス型、リング型がある。処理体系としては、専用のサーバーを中心として、このサービスを受けるクライアントを設ける。比較的大規模なクライアント/サーバー型やピア・ツー・ピア型などがある。

マルチプロトコル・ルータ
 ネットワーク間の速度やプロトコルの違いに対応して動作するルータのこと。例えば、ネットワークA1に接続されたワークステーションAとネットワークBに接続されたワークステーションB1とはIPプロトコルで通信し、ネットワークAに接続されたパソコンA2とネットワークBに接続されたパソコンB2とはXNSプロトコルで通信する、などといったことができる。

HUB
 スター型の配線を行う際に使用する集配装置のことで、LANやUSBの配線などに使われる。コンピュータ同士の接続ばかりでなく、一台のプリンタや大容量のハード・ディスクをLAN内で共同使用する際にも利用される。また、あるHUBから他のHUBに接続していくことで多段階に接続(カスケード接続)することができ、これによってより多くのコンピュータを接続できる。特に10BASE-T規格や100BASE-T規格でネットワークを構築する際には、必ず使用されるハードウェアである。

10BASE-T規格
 Ethernetにおける、ツイスト・ペア線を用いたスター型のLAN接続を規定した規格。ツイスト・ペア線とHUBと呼ばれる集線装置を用いて接続を行うが、ネットワークの規模やノードの配置/変更に対して、HUBの増減や配置を変更することなどで柔軟に対応することができるため、LAN接続方式の主流となっている。通信速度は10Mbpsだが、上位規格として100BASE-T(同100Mbps)、1000BASE-T(同1Gbps)などがある。

100BASE-T規格
 10BASE-Tの拡張版で、Fast Ethernet(ファースト・イーサネット)と呼ばれるもののひとつ。通信速度が100Mbpsで、10BASE規格の10Mbpsからも大幅に高速化される。100BASE-Tに対応したLANアダプタ、ケーブル、HUBを新規に購入する必要はあるが、10BASE-Tとの互換性があるため、両者をネットワーク内で共存させることができる。このため、情報量の多い部分から随時100BASE-Tに切り替えていくことができるのが特徴。

カスケード接続
 HUB間を多段接続する形態のこと。この形態を採用することで大規模なLANを構成できるが、最大4段階(100BASEでは2段階)までしか接続できないなどの制約もある。
なお、カスケード接続用のポートを持ってないHUBはクロス・ケーブルを用いて別のHUBと接続する。

ノード
 ネットワークを構成するホスト、交換機、端末などの論理的な表現である。複数個のノードを結ぶ論理関係がリンクである。



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