Flying Colours Tour | ||
1989/4/7(Sun);Shibuya Koukaido, Tokyo | Chrisに関してはまだ海外でコンサートを見たことがなく、たった一度の来日コンサートを見ただけです。東京のみで来日のニュースも知らなかったのですが、たまたまレコード会社の広告を雑誌で見つけコンサートまで2週間程という時に知りました。慌てて電話で申し込んだ時には端っこの席(割に前)でベースが見えない位置でした。ないよりはましか・・・と思っていましたが、内容は十分に楽しめました。私の位置からも疲れていると感じるほどの顔をしていたのですが、後で前日病院に運び込まれて入院していたとか。その前のオーストラリアから歯が痛くて、飛行機の中もずっと痛かったとか。敗血症を併発したそうで、これが彼の一番ひどい病気だったと後の質問コーナーで答えていました。 会場の真ん中ほどに在日のアイリッシュの人達がいて、Chrisが最初のしゃべりの時に"Is here Irish people tonight?"と言った途端そこだけひどく盛り上がっていました。私の回りは静かで、淋しかったのです。曲の説明をポケットに入れた紙を取り出して日本語で言うサービス振りでした。でも"Spanish Train"の時は何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。ライブの中頃でリクエストのコーナーになった時は"Spaceman"という声が上がっていましたが、残念ながら歌いませんでした。そのコーナーでは"Carry Me"と「ここにいるアイリッシュのために」と言って"Lonely Sky"を歌いました。"Don't Pay The Ferryman"でそのアイリッシュの中から国旗を持ってステージに駆け上がっていました。最初は警備員に止められたそうですが、Chrisが上げるように言ったそうです。"High On Emotion"で盛り上がって最後かと思いましたが、もう一回一人でギターを抱えて出てきて"Where Peaceful Waters Flow"を歌いました。この時、関係各社にお礼を言っていました。 この模様はNHKBS2でかなりカットされた状態で放送されました。(私はこの放送のために衛星放送をつけた!) 映像はきれいに撮れていましたが、会場の反応が悪いので本当にライブ録画なのか疑ってしまうほどです。録画もしました。それが後に大いに役立っています。 このツアーにまつわる余談を一つ。スコットランドのツアーの前座は何とRunrigでした。この頃は単独ツアーもやっていたのですが、Chris側からの要請もあったようです。彼等のラストのお決まりの"Loch Lomond"ではChrisも一緒に歌ったとか。このツアーでChrisファンがRunrigファンに移行してきたとありました。以上はRunrig側の話です。 | |
(曲目)
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