Dublin

1990/6/24(sun)

初めての地。Dublin空港で宿の予約をした時、どのバスに乗ったら良いかを教えてくれましたが不安。すぐ後にいた旅行者がここで乗ればいいと親切にも教えてくれました。降りる所は宿の住所を車掌に見せて降りるときに教えてくれるよう頼めばよいと言われそうしました。車掌は降りた後どちらに進めば良いかも教えてくれましたが、これがどうも違っているようでした(どうして分かったかと言われても・・・ただの感です)。別の方向に進むわけにも行かず、バスが去って行くまで降りた所で暫く立っていました。そのうちに通りがかったおばさんが「迷ったのか?」と言って近づいてきたので聞いたらやはり違っていて、教えてもらった方向へ進みました。しかし、宿がなかなか見えないのでもう一度聞くと、「もうちょっと先」と言われました。そして宿のすぐ近くになると同じ方向に進んでいた犬の散歩中の人達(道を聞いた人とは別人)が「ここ!」と言って指さしてくれました。こうやって皆さん気軽に声をかけてきてくれました。これだけで見知らぬ土地でも安心して過ごせそうと思えました。ホント、皆さん親切。

Dublin
言わずと知れたアイルランドの首都です。しかし、何故かどこか暖かい田舎を感じさせるものがありました。
東西に流れるLiffey川を中心に南北に広がっています。東はIrish Seaまで広がっていますが、海に面している辺りは港になっています。町の中心の川の北側は幅広いO'Connel Streetが通っています。この道路、片道3車線、真ん中にその片道と同じくらいの中央分離帯(歩道になっている)があり一回で横断するには厳しいことがあります。横断できない場合は、中央の歩道を通って次に横断する機会を狙うというのが常です。
川の南はアイルランド銀行やTrinity College等の名所が点在、Grafton Streetという繁華街もあります。観光ポイントはこちらに集中しています。更に南へ進むとDublin州となり、高級住宅街になるようです(行ったことがない、Chris de Brughの自宅近くの映像がこの辺りらしいのでおそらくそうではないかと思います)。映画の"The Commitments"を見ていた時、Dublinは北より南の方が高級感があると言っていたように思います。LondonはThames川より北の方が高級と言われているので逆なんだと感じたのです。
交通

  1. Dublin郊外にDublin空港があります。ここへは主にヨーロッパからの乗り入れがあります。空港から市内へはバス(この時は41番)で入るのがお得。出発はConnolly Bus Stationから出ています。
    アメリカからはShanon空港が使われるとか。

  2. ウェールズ(英国)のHolyheadから定期便が出ています。到着はDublinの約11km南東にあるDun Laoghaireに到着します。そこからは南のBrayを出発し北のHowthまで走っている列車を利用することになります。Dublin市街ではLiffey川の南はTara駅、北はConnolly駅で降りることになります。列車は割に頻繁に出ていた気がします。

アイルランド(Dublin)初日
Dublin Street Carnival
この頃はアンカレッジ経由でしたのでDublin到着は午前中でした。宿にチェックイン後、暫く歩いてみることにしました。宿はO'Connel Streetまで割合に近く、町の中心街へもらった地図を見ながら進みました。そしてO'Connel Streetで見たものは、道半分を通行止めにして小さな観覧車や回転木馬などの遊戯施設が並んでいる光景でした。長時間の飛行でまだ頭がボーッとしていたので、状況を把握するのに時間がかかりました。一体これは?・・・と思って進んでいくと、”Dublin Street Carnival”という横断幕がありました。それでこんなに賑やかなになっていたのでした。あちこちに行列ができていましたし、子供達は顔にペインティングをしたり、グループでダンスをやったりで皆楽しんでいるようでした。更に進むとLiffey川に行き着きました。ここにはいくつかの展示物が川の上に浮いていました。川の南ではフリーコンサートも行われていたようです。初日からこんな経験をするなんて、ラッキーなのでしょうね。

"Dublin Street Carnival"の横断幕。風が強くてひっくり返っています。EUの関係からノルウェーからも参加?

Liffey川にあった展示物。何かは不明。風を拾って音が出るようです。


  1. Dublin旅行情報(英語):Dublinでの旅行全般に関する情報があります。