"January February"のシングルヒットでそのさわやかな歌声を聞いてこの曲が入ったアルバム"The
Barbara Dickson Album"をプロデューサーがAlan
Tarneyということもあって買いました。とっても心地よいAORサウンドでした。そしてそれまでのアルバムも聴いてみようと古いのも手に入れて聞いたところ、この人最初はトラッドだったのです。更にスコットランドに行った時レコード店で見たのは"Scottish"のコーナーにあり、ここで初めて彼女がスコットランド(Dunfermline)出身であることに気づいたのです。日本ではなかなか手に入りにくいので旅行した際に持っていないものを見つけては買ってきていたのでとっても沢山集まってしまいました。殆どのレコード店ではイージーリスニングのコーナーに置いてあります。 歌だけでなくミュージカルなどにも出演しています。曲作りもやっていてなかなかのマルチ・タレントのようです。いつだったか覚えていませんが、深夜にやっていた海外ドラマ(一晩で数回分を放映)にも出演していたのですが、”おばさん”になっていた!でも最後に流れていた歌は(クレジットはありませんでしたが)素敵でした。調べたところ"Band of Gold"というドラマのようです。 |
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CDリスト | ||
The World Of Barbara Dickson | Spectrum 552 012-2(1996) 1970年代に録音された代表曲を収録したアルバム。 |
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Dark End Of The Street |
Castle Communications TRACD117(1995);producer Pete Zorn & Barbara Dicson/ Pip Wiliams/
Bernard Theobald, B. Dickson & P. Williams こちらもトラッド路線を続けています。但し曲目は1曲のみで、あとはカバー曲。落ち着く雰囲気です。 |
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Parcel Of Rogues |
Castle Communications CTVCD126(1994);Producer Pip Williams 全曲トラッドでフォーク・シーンに戻ってきたという印象が強いアルバムです。バックにケルト音楽で使われる楽器を取り入れ、歌全体もそんな感じです。おまけでジャケットデザインと中のクレジットもケルト文字。1曲づつ細かい説明も付けてあります。 |
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Don't Think Twice It's All Right | Columbia MOOD CD25(1992);Producer Ian Lynn & Barbara Dickson 全曲Bob Dylanの曲で構成されているアルバムです。このあたりからフォークに戻ってきたようです。 |
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Coming Alive Again |
Telstar TCD2349(1989);producer Stewart & Bradley James/ Ian Lynn 殆どがカバーで構成されたアルバム。しかも有名な曲が多くて、何処かで聴いた曲の連続という感じですが、いつものようにうまく処理しています。6曲目はオーストラリアのJohn Farhnamでヒットしたものですが、取り上げいたのが何となく嬉しかったのです。 |
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After Dark |
Theobald Dickson Productions TDPCD001(1987);Procuder Bernard Theobald & Ian Lynn 1986年6月から1987年5月までに行われたツアーのライブです。最初、曲目を見てまた(!)ベスト物かと思ったのですが、聞いてみて初めてライブと分かりました。ジャケットのクレジットにはライブとあったのですが・・・曲目は違いますがこれと同時期らしいライブ・ビデオ(Castle Music Pictures CMP6099;pal)もあります。 |
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The Right Moment | K-Tel ONCD 3335(1986);producer Del Newman/ D. Newman & Ian Lynn カバー曲とオリジナル曲半々のアルバム。そしてトラッドの曲が1曲。この頃の典型的なパターンのように感じます。 |
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Glod |
K-Tel ONCD3312(1985) CDで初のベストアルバム?とにかく、この人ベストアルバムが多くて・・・しかし、アルバムチャートには結構毎回入っているようです。1曲目はSir Tim Riceのミュージカル"Chess"の挿入歌でUKシングル・チャートNo.1を記録しています。 |
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LPリスト | ||
The Collection | Castle Communications CCSLP163(1987);2枚組 | |
The Very Best Of | Telstar STAR2276(1986) | |
Heartbeats | CBS EPC25706(1984) | |
Songbook | K-Tel NE1287(1984) | |
Answer Me | Polydor SPELP5(1983);producer Junior Campbell タイトル曲は彼女の代表曲となっています。 |
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Live On Tour | CBS EPC25086(1982);live at Summer 1982, Dominion Theatre London | |
All For A Song | CBS EPC10030(1982) | |
Tell Me It's Not True | Legacy LLM101(1981);producer Nick Sykes ミュージカル"Blood Brothers"の挿入歌を集めたミニ・アルバム。 |
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You Know It's Me | CBS EPC84551(1981);producer Alan Tarney | |
I Will Sing | Decca TAB24(1981) | |
The Barbara Dickson Album | Columbia 36495(1980);producer Alan Tarney この中から"January February"のシングル・ヒットが生まれました。 |
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Sweet Oasis | CBS EPC32011(1978);producer Bones Howe | |
Morning Comes Quikly | RSO SPELP91(1977);producer Mentor Williams | |
From The Beggar's MantleFringed With Gold | Celtic Music CM029(1971);producer Ray Horriers おそらくデビューアルバムではないか?最後の曲はLindisfarneの"Winter's Song"。 |
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LPリストでプロデューサーがないものはコンピュレーションです("Live On Tour"を除く)。何故にこんなに多い!? その他、ミュージカル"Evita"にも出演(レコードのみ参加?)しています。 | ||
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1992年にBalloch Castle Parkで行われたRunrigの野外コンサートの前座の1グループと言うことで聞いてみることにしました。スコットランドのグループとは言え、トラッドの雰囲気は全く感じられませんでした。何枚か買ってはみたもののこれ以上は増えないと思われます。(まだやってんのかな? 音楽関係にはいるようですが、演奏自体はやっていないようです。) | ||
Rich Man's Wardrobe A Concise History of The Big Dish |
Virgin Universal CDVM9025(1994) コンピュレーション・アルバム。 |
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Satellites | Eastwest 9031-73314-2YS(1991);producer Warne Livesey/ The Big Dish 出所がはっきりしないアルバム。余りピンとくるような内容ではなかったように思います。それまでにストックされていたものを集めたようなものか? |
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Creeping Up On Jesus |
Virgin 25764-2(1988);producer Bruce Lampcov/ The Big Dish/ Paul Wickens | |
これが一番良かった。タイトルからしてゴスペルぽいのですが? | ||
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Swimmer |
Virgin CDV2374(1986);producer Ian Ritchie/ Glyn Johns/ Paul Hardiman/ The
Big Dish デビュ-アルバムらしい。"Big New Beginning"が最初のシングルとか。やはりこの中では一番印象に残ります。この頃上昇気味だった(?)Paul Hardimanのプロデュースですが、この人この頃Chris de Burghの"Into The Light"(この中の"Lady In Red"が大ヒット)もプロデュースしていました。 |
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"Celtic Heart"に"Captured"という曲が納められていてちょっと気になる人でしたが、旅行の際にもうまく見つからずにいたのです。そして1996年にOuter Hebridesを回っている時毎日"A Better Man"がラジオから流れてくるのです。そのとろけてしまいそうな歌に”この人こんなだったかな?”と。その時点ではまだアルバムは発売されていませんでしたが、帰国後手に入りました。その後だったと思いますがDonal Lunnyが発表した"Common Ground"にも参加していました。確か翌年D.Lunnyはこのアルバムの数人のメンバーと来日していましたが、Brianは来ていませんでした。 | ||
Now That I Know What I Want |
Sony Music 496196-2(1999);producer James McMillan 前作よりもこちらの方がサッパリ感があって聞き易く感じられました。6曲目はあの有名な曲。やっぱり甘い感じ。 |
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A Better Man |
BMG 74321 409 132(1996);producer Stephen Lipson うーん、全体的に甘いボーカルかな。バラードが多い。ところで、このジャケットの写真、テニスのマルセロ・リオス(チリ)に似ていると思いませんか? |
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WalseのAberystwythで見たテレビで知りました。その時は名前が全く分からず、帰国後質問できるところを捜したところS4Cというテレビ局の放送ではないかと思い(チャンネルも覚えていなかった!)メールを出しました。そして名前と簡単なプロフィール、そしてアルバムを購入できるところ(Sain)を教えてくれました。そして無事にCDが届いて開けてみたら、なんと中のクレジットもすべてウェールズ語。目眩がしそうでした。タイトルの意味だけでもと思い、大阪の書店でWalish-Englishの辞書(これが売っているのです)を買い何とか理解を深めようとしています。 (メールに添えてあったプロフィールより)
「ここ数年活動しているウェールズで人気のあるアーティストです。ソロ活動に入る前は Sobin a'r Smaeliaidというバンドで歌っていました。また、良い俳優でもあり、S4Cのいくつかのテレビシリーズや映画に出演しています。」
ということで、これからWalseに行かれる方、たまにチャンネルをS4Cに合わせてみて下さい。彼が出演しているかも。結構good-lookingです。(でも、テレビで見た感じとジャケットのイメージが違うのですよ。) もっとも全編ウェールズ語で英語の字幕さえないのでチンプンカンプンかもしれませんが。(たまに英語の放送もあるようですが。)Bryn Fônアルバムリスト Dawnsio Ar Y Dibyn
(Dance On The Steep)
Crai CD061(1998);Producer Peter Willliams
Sainによるコメント:Brynと仲間による心に迫る新曲
以前の歌い方とちょっと変わったような気がします。とっても柔らかくなり、奥深いものが感じられます。特に高音部でのびる声がとても良いのです。手に入れた5枚のうち一番のお気に入りです。(英語のタイトルは私が辞書を見て勝手に付けたものです。)
- Coedwig ar dân(Wood On Fire)
- Fy nghalon i
- Un funud fach
- Boddi wrth y lan
- Gwaed ac aur(Blood And Gold)
- Dawnsio ar y dibyn
(Dance On The Steep)- Y Bai(The Blame)
- Chwarae’r gêm(Play The Game)
- Llythyrau Tyddyn y Gaseg
- Tân ar fynydd Cennin
(Fire Ground Upon Leeks)
(注)leek:ウェールズの国章- Strydoedd Aberstalwm
(Streets Aberstalwn)
(注)Aberstalwnは町の名前?- Yn yr ardd
Dyddiau Di~Gymar
Crai CD044N(19994);producer Les Morrison
Sainによるコメント:Bryn Fônによる人気ソングライターのEmyr Huws Jonesのコレクション
グループ時代のボーカルの雰囲気を残しながら新しい面を見せています。バラエティにも富んでいます。これには唯一、各曲に英語のコメントが付いていることに気づきました。
- Cwm yr aur(The Vally Of Gold)
- Gwybod yn iawn(You Know Full Well)
- Ceidwad y goleudy(Keeper Of The Light-house)
- Rebal wicend(Weekend Rebel)
- Diwedd y gân(The Song's Ending)
- Yr un hen gwestiynau(The Same Old Questions)
- Lawr i’r niwl(Down Into The Mist)
- Angen y gân(You Need The Song)
- Dianc o’r ddinas(Escape From The City)
- Cofio dy wyneb(Remembering Your Face)
- Cân i Ems(A Song For Ems)
Sobin a'r Smaeliaidアルバムリスト A Rhaw(And Spade)
Sain SCD2017(1992);producer Bryan Hatt
Sainによるコメント:新曲が納められた5枚目のアルバム
楽しい雰囲気のアルバムです。それを表すかの様にジャケットがとってもかわいい絵になっています。モデルは彼等の子供達のようです。
- Treni in Partenza
- Paradwys ffw^l
- Lledar du
- Llongau Caernarfon
- Lawr y lôn
- Sibrwd dy gelwydd
- Y ferch danddaearol
- Rocio
- Quarry (Man's Arms)
- Carmen Gloria
- O bell
Caib(Pickaxe)
Sain SCD4052(1991);producer Meredydd Morris
Sainによるコメント:Sobinの3枚目のヒットアルバム
バンドのテーマ曲?Sobin a'r Smaeliaidが入っています。最後の2曲はライブ・レコーディングでその雰囲気がちょっぴり味わえます。アルバムのタイトルは訳を見たとき間違いかと思いましたが、ジャケットを見るとあっていました。でも、意味不明。(アルバムの出来とは関係ありませんが、何故かこのCDは音が小さいのです。ボリュームを大きくしてそのまま別のをかけると大変です。)
- Brengain
- Dagrau o waed
- Y wal y clawdd a'r ffens
- Sobin a’r Smaeliaid
- Y tý
- Byw mewn bocsus
- Sealink seranêd
- Gwlad y Rasta gwyn
- Brwydr fawr Maes Dulyn
- Hogyn o Stiniog
- Jên Jones
- Iesu, mae 'di bwrw
- Unwaith eto
Sobin a'r Smaeliaid
Sain SCD9075(1990);
Sainによるコメント:最初の2枚のアルバム(テープのみ)15曲を収録したCD
1枚目:Sobin a'r Smaeliaid(1989) Sain C675N Sobinのデビュー・アルバム(1~11)
2枚目:Ta-Ta Botha(1989) Sain C400B Bryn FônのP. W. Bothaへの特別な別れの曲と、他の曲は市民権の腐敗("Death on the Rock")に対する歌(12~15)
2枚のアルバムのドッキングのせいかやはり途中で雰囲気が変わります。
- Richard Robat Jones
- Ffarwel i'r ffw^l(i Lyn Rees)
- Mardi-gras ym Mangor Ucha'
- Cadw'r Sabath
- Ar y Trên i Afonwen
- Tri o'r gloch y bore
- Meibion y fflam
- Ynys y meddwyn
- Plwy' Llanllyfni
- Dwi'm yn licio
- Lok Ma Chow
- Lladd ar y graig
- Blw^s tý golchi
- Dal y gannwyll
- Ta-ta Botha
※タイトル中の"w^"は実際はWales語で"w"の上に"^"が付く文字なのですが欧文コード表に対応するものがないためこのような表記にしています。
ご本人のホームページはありません。
- Sain Records(英語):ウェールズのミュージシャンを扱っているレコード会社。Craiのレーベルも扱っています。
- S4C(英語、ウェールズ語):ウェールズ語の放送局。(リンク先は英語版にしています。)
彼が結成したバンドの名前、全く何のことやら分かりません。アルバムのクレジットにはBryn Fôn(Sobin)とあるのでSobinの方は彼自身を指すのは良いのですが、Smaeliaidは?どんな由来があることやら・・・ご存じの方教えて下さい。(a'r=and theは分かります。)