私に最初に”トラッド・ミュージック”という言葉をもたらしたバンドです。UKを聞くのが好きだった私の耳にシンプルですがとても惹かれる音に気づいたのです。彼等のインタビューの中で「あなた達のやっている音楽は”トラッド”といわれているが?」との質問に「僕たちは”リンディスファーン・ミュージック”をやっているだけだ。」と答えてはいましたが。私の聞き間違いかもしれませんが彼等のバンド名は「”ホリー・ヘッド”のことを”リンディスファーン”と呼んでいることから付けた。」と答えていたように思います。今このバンド名は私にとっても”ケルト”に深く関係する言葉なのです。 1995年11月に看板男のAlan Hullが亡くなった時(50歳)には非常にショックでしたが、バンド自体は地道に続けています。途中、一時的に解散しましたが、とにかく息の長いバンドなのでアルバムも沢山。ライブも色々出ているので整理が付かない状態でいます。 |
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Lindisfarneアルバムリスト(2種類の番号がある場合、最初の方がCDの番号) | ||
Here Comes The Neighbourhood |
Park PRKCD47(1998):producer Sid Griffin 彼らの出身であるNewcastleを訪れた記念に買おうと思ったのですが時間がなくてその後のDublinで買うことに。しかしあまり置いてなくてやっと見つけたのがこれでした。発売から言うと最新ではないと思われます。 アルバムのクレジットを見ると初期のメンバーはRod ClementとRay Laidlawしか残っておらず、ずっとリード・ボーカルをメインで取っていたRay Jacksonも抜けて雰囲気が変わっています。そのせいか何となくボーカルに”張り”が感じられないのです。息の長いバンドとして気長に付き合っていきますか。 |
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We Can Swing Together The BBC Concerts 1971 |
NMC Pilot35(1998);John Peel in Concert 18/7/1971 and
BBC in Concert 7/12/1971 ほとんど初期に録音されていたライブです。こんなのをこんな時に出してくるのってどういうこと?バンド自身は関与していないとは思いますが。 |
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Another Fine Mess | Grapevine GRACD211(1995);live at Newcastle City Hall on the
2nd of July 1995 これがAlan Hull最後の(ライブ)レコーディングになってしまいました。淋しい! |
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On Tap | Castle ESMCD399(1994) デビューからの全時代のベスト盤です。 |
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Elvis Lives On The Moon | Castle ESSCD197(1993);producer Kenny Craddock | |
Lindisfarne Live |
Demon NINETY5(1993);live in Nottingham,1990 このときのライブはビデオにもなっていて日本でも発売されています(LD:VALC3215)。楽しそうなライブです。 |
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Caught In The Act | Castle CCSCD346(1992);live at Newcastle City Hall, Christmas
1983 2枚のLindisfarntasticを1つのCDにまとめたようなものです。 |
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Amigos | Black Crow CRO CD224(1989);producer Lindisfarne, Steve Daggett & Mickey Sweeney | |
The Best Of 16 Classic Trackes | Virgin VVIPD103(1989) 初期の頃のベストの曲を集めたコンピュレーションです |
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Dance Your Life Away | Lindisfarne Musical Productions LINDLP1(1986)producer Steve Daggett & Alan Hull | |
"Lindisfarntastic!" two | Lindisfarne Musical Productions GET3(1984);live at Newcastle City Hall, Christmas 1983 | |
"Lindisfarntastic!"-Live- | Lindisfarne Musical Productions GET2(1983);live at Newcastle City Hall, Christmas 1983 | |
Sleepless Nithts |
Castle CLACD382/Lindisfarne Musical Productions GET1(1982);producer Stephen Lipson & Lindisfarne 裏ジャケットはちょっと危ない・・・元気な感じがしています。3曲目の"Cruising to Disaster"の最後には子供達のコーラスを加えて明るい感じに仕上がっています。でもこの曲地球破滅の歌なんだけど・・・ |
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The News |
Castle CLACD414/Phonogram 9109 626(1979);producer Hugh Murphy & Lindisfarne 前作で戻ってきた彼等はまさに"The News"だったのです。引き続きAOR風味は残っています。 |
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Back And Fourth |
Mercury 848 226-2/Atco SD38-108(1978);producer Gus Dudgeon/Lindisfarne 最初のシングル"Run For Home"を聞いた時はびっくり。AORのサウンドだったからです。でも曲は良くて・・・これでヒット・チャートに戻ってきて再び注目を浴びました。再結成後初めてのアルバムでした。 |
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Magic In The Air | Mercury 6641 877(1978);live at Newcastle City hall on the 21st of December 1977(2枚組) | |
Finest Hour | Charisma CAS1108(1975); ベスト盤です。 |
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Happy Daze | Elektra 7E1018(1974);producer Edward Offord この1曲目の"Tonight"を何故かFENで聞いたことがあります。 |
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Roll On, Ruby | Elektra EKS75077(1974);producer Roy T. Baker | |
Dingly Dell | Charisma CASCD1057/Elektra EKS75043(1972);producer Bob Johnston | |
Lindisfarne Live | Charisma 6321 118(1971);live at Newcastle City Hall in December 1971 | |
Fog On The Tyne |
Charisma CASCD1050/Charisma CAS1050(1971);producer Bob Johnston この1曲目に入っている"Meet Me On The Corner"が彼等の最初のヒット曲。今でもステージでやっていて、皆で合唱するくらい親しまれています。なお、"Tyne"は彼等の出身地のNewcastleを流れている川。 |
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Nicely Out OF Tune | Charisma CASCD1025/Charisma CHC31(1970);producer John Anthony デビューアルバム。1曲目の"Lady Eleanor"は後になってヒットした。 |
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ソロ・アルバムリスト | ||
Back To Basics | Alan Hull;Mooncrest CREST CD017(1994);producer Alan Hull Lindisfarneでやっている曲をKenny Craddick(キーボード、アコーディオン、ギター、ボーカル)と2人だけで再録音したもの。 |
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On The Other Side | Alan Hull;Black Crow CRO206A(1983);producer Micky Sweeney & Alan Hull | |
Pipedream | Alan Hull;Charisma CAS1069(1973);producer Micky Sweeney & Alan Hull | |
In The Night | Ray Jackson;Mercury 9109 631(1980);producer Hugh Murphy レコード店でこんなのも出ているんだ、と買ってきて聞いてびっくり。Side1の3曲目がとってもよく知っている曲。思わずジャケットを見てそれがアルバム・タイトル曲でもあったのです。この曲Cliff Richardの"I'm No Hero"に入っていてとっても気に入っていた曲だったのです。Lindisfarneのメイン・ボーカルとしてやっている人なのですが、メロディが結構ポップに出来ていることを除けばバンドのイメージは残っています。 |
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当ページを訪問して下さった方からEilidh Mackenzieを教えていただきました。とっても興味があったのでLondonに滞在した時に捜してみました。2枚あったので詳しく見ずに買ってきたら、1枚は姉妹のグループMackenzieでした。 姉妹はLewis島のGress(Stornowayの北の方にある村)出身で、彼女達の父親はゲール語のコーラス指揮者で小さい時から音楽に親しんできたようです。レコーディングやテレビなどに出演し、1987年にStirlingで1990年にはGovan(場所不明)での音楽祭で優勝したそうです。 |
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Eideadh na Sgeulachd (The Raiment Of The Tale) |
Temple COMD2048(1992);producer Robin Morton こちらがソロ・アルバム。非常にピュアな感じです。とっても丁寧で、情感たっぷりに歌っています。電気的な音に疲れた時にどうぞ。 |
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Camhanach |
Macmeanmna SkyeCD10(1997);producer Michael Mrra Eliidh, Gillian, Fionaの 姉妹3人で作った最初のアルバム。一番上にSheilaがいるとか。ファミリー・コーラスの楽しさが伺えます。キーボードをRunrig結成時のBlair Douglasが担当しています。ところでこのレーベルのMacmeanmnaはSkye島のPortreeにあるのですが、場所を確認したらTonight At NoonのCDを買ったお店のようです。また、裏ジャケットの写真はモノクロですが水仙の花に囲まれて写っています。この水仙、おそらく黄色と思いますが、Lewis島を訪れた時あちこちに咲いていたのが懐かしくなってしまいます。野生です。 |
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Londonのクリスチャン関連のお店で何となく気になって買ったのがきっかけ。その後Music Week誌を見ていたらこの人の広告が出ていたのです。あれ?と思ってみたらメジャー契約をしたとありました。それまではゴスペルのレーベルの契約でした。これだけならまだここで取り上げないのですが、このメジャー契約後先ずChris de Burghのツアーの前座をしたことが分かりました。そして2~3年後今度はRunrigのツアーの前座もやったことが分かりました。どちらもたまたま知ったのですが、こんな関連を持つ人ならと取り上げました。更にWales出身のミュージシャンを見ていたら名前があったのです。やっぱり何処か感じさせるものがあったのでしょうね。歌には一筋通ったものがあります。 | ||
Tangled Souls |
Grapevine GRACD236(1998);producer Martyn Joseph 1曲目は静かなアコースティック・ギターからスタート。3曲目あたりから何となくパワフルに盛り上がっていきます。と言っても、賑やかになるわけではないのです。ずっと聞いているとほんのりしてきていつ終わったか分からないくらいです。 |
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Full Colour Black And White | Alliance ALD074(1996);producer Martyn Joseph/ M.Joseph & G-Raff レーベルからすると元のゴスペル・レーベルに戻ったようです。ジャケット中の冒頭に彼自身のコメントがあり、前の2作のアルバム(メジャーレーベルからの発売)に関しても言及しています。路線自体は変わったとは思えませんが。 |
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Martyn Joseph |
Epic 480657-2(1995);producer Mick Glossop/ Felix Krish & Martyn Joseph これがメジャー・レーベルでの最初のアルバムとばかり思っていたのですが・・・。4曲目がシングル・カットされています。確か日本でも発売されていたように思います。全体に一般受けしそうな雰囲気があります。10曲目にちゃんとWales出身の証のような曲があったのに・・・気付きませんでした。 |
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Being There | Epic 471820-2(1992);producer Ben Wisch これがメジャー・レーベルの最初のアルバムなのですが、ちょっと印象が薄かったせいなのでしょうか?8曲目に"Dolphins Make Me Cry"があるのですが、これ以前の"Treasure The Questions"で録音していたもの? |
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An Aching And A Longing |
Myrrh MYRCD1261(1989);live on the Acoustic Tour, May 1989 ライブ版です。曲目はこれまでの代表曲が占められていますが、5曲目はDon McLeanのヒット曲。元々とっても綺麗な曲なのでその雰囲気も十分に出されています。8曲目はご存じElton Johnの曲。11曲目で終わった?と思わせて、12曲目でパワフルなアカペラのコーラスになり、このあたりで会場が一体となっている様子が伺えます。 |
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Treasure The Questions |
Pulse EECD093(1988);producer Tommy Sims クレジットからするとUS録音らしい。そして最初のCDのようです。本人のクレジットにもあるようにそれまでとは少々趣を変えているようです。6曲目は表示間違いではありません。歌詞の中には"For the dollar"と出てきます。 中身とは関係ないのですが、実はこのCD、阪神・淡路大震災の際の引っ越しの時色々な物に埋もれて取り忘れられていました。解体直前に部屋の中を物色していたら見つかりました。(他にもあったかも!?) そのせいか何となく土壁の臭いが残っているような気がしています。 |
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Sold Out | (LP)Ears & Eyes EER056(1986);producer John Pantry & Christopher Norton 私が持っているLPはこの2枚ですが、他にもう2枚あるようです。どうしてこんな頃から買っていたかは不明ですが、おそらくクリスチャン関係のお店で何かないかと物色した結果でしょう。プロデューサの片割れのJohn Pantryは英ゴスペル・ミュージック界では結構有名らしい。 |
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Nobody's Fool | (LP)Ears & Eyes EER031(1984);producer Christopher Norton これが悪くなかったから、その後も思い出しては買ってきていたようです。 |
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RunrigのドラマーIain Bayneがかつていたグループ。20歳頃のことでした。最初はどうでも良かったのですが、何となく手に取ってきてしまいました。トラッドには違いないようですが、ジャズ風味が加わっているせいでちょっと変わっていました。楽器構成にバイオリンがいますが、ゲストにはフィドルやパイプ、ホイッスルなども加わっています。 | |||
It's A New Day |
Iona IRCD033(1996);producer Iain Fergus, Steve Reid & Stuart Hamilton 1,4,6,9,12がボーカルあり。1と4の詩はスコットランドの代表的詩人Robert Burnsのもの。 |
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