2回目のIreland旅行でDublinのレコード屋さんのIrishのコーナーを覗いていた時、新譜のコーナーに"Trick
Or Treat"が並んでいたのです。聞いたこと無い人だけどすごく気になってどうしようかと迷いました。そこで思いついたのがこの人の曲を誰か知っている人が取り上げているのでは?と、直ぐ近くの他のIrishのミュージシャンのアルバムを見に行きました。で、あったのが何とDolores
Keaneの"The Island"。この曲は彼女の歌の中でも一番好きだったのです。他にもJohnny
Loganの"Helpless Heart"等も確認でき買うことに。 帰国後聞いたら・・・ちょっとロック色が強かったけど感じさせるものが非常にあり、その前のアルバムを捜しました。そこで気付いたのはこのアルバムとそれ以前の2枚が日本盤でもあったことでした。2枚同時に発売されていたので、"Trick Or Treat"が好評だったのか・・・と思いますが、レコード会社はそんなに力を入れていた様子は伺えませんでした。でも、ライナーにある話から彼の人柄が伺えるのが良かったです。 |
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アルバムリスト | ||
Oh What A World |
Rykodisc RCD10490(2000);producer Paul Brady and Alastair McMillan Cornwall/Wales旅行の帰りにLondonで見つけました。久々の新録音。内容はロック色が薄れ、よりソウルフルなボーカルになったような感じです。 |
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Nobody Knows the best of Paul Brady |
Rykodisc RCD10491(1999) 70年代から90年代までの秀作を集めたベスト盤です。全14曲が納められていますが、内3曲は再録音、2曲が既発表とは異なるバージョンが入っています。本人による丁寧な解説が1曲毎に載っています。 |
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Spirits Colliding |
Fontana 526 829-2(1995);producer Paul Brady こちらの方もフォーク色の方が強く出ているのではないでしょうか?タイトルを見て余り記憶がないような曲が多かったと思ってあらためて確認すると、結構印象に残っていた曲が多かったのです。 |
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Songs & Crazy Dreams | Fontana 512 397-2(1992) "Primitive Dance"までの作品を集めたベスト盤です。"Trick Or Treat"が入っていないのはこの順番、逆なのか? |
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Trick Or Treat |
Fontana 848 454-2(1991);producer Gary Katz/G.Katz, Jamie Lane and P.Brady 私にとって最初のアルバムでした。1曲目がいきなりロックのリズムにのって出てきた時はハマってしまいました。その後、随所にフォーク色も見られましたが、やはり1曲目の印象は強いです。タイトル・トラックでデュエットしている女性は?と思ってみたらBonnie Raitt。聞く前に見ていたにもかかわらずコロッと忘れていました。 邦題が”ロマンティック・ダンディ”となっていて、意味不明なのですが・・・?。 |
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Primitive Dance |
Mercury PHCR-1116(1987);producer Ian Maidman これは日本盤。これを買った頃は毎日"Trick Or Treat"から"Hard Station"までのアルバムを取っ替え引っ替え聴いていました。それ程はまってしまっていたのです。最も印象に残っているのは3曲目かな・・・。 |
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Back To The Centre |
Mercury PHCR-1115(1986);producer Ian Maidman/Hugh Murphy/Nigel Gran and Phil Palmer これも日本盤。これに入っていたのが"The Island"で、聞いてみようというきっかけになった曲です。今でもDolores Keaneのバージョンの方が好きなのですが、彼自身も”美しい”と認めているくらいです。この頃から一層深みが増した気がします。 |
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True For You | Mercury 810 893-2(1983);producer Neil Dortsman and Paul Brady この中の"Helpless Heart"をJohnny Loganで知っていましたが、どちらが良いとはいえません。初期の作品でも良いものが多いのでしょうね。 |
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Hard Station | Mercury 834 696-2(1981);producer Hugh Murphy and Paul Brady これ以前に買っていたジャケットからするとイメージが違うので思わずじっくり確認して買ったのでした。"Crazy Dreams"や"Nothing But The Same Old Story"の名曲もこれに入っています。 |
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関連アルバム | ||
Molloy - Brady - Peoples | Mulligan LUNCD017(1978);producer Donal Lunny/Paul Brady Cardiffで見つけて買ってきた記憶がありますが、イマイチぴんとこなかった。余り初期過ぎるのも何ですが、この時一緒に買って帰ったのがRunrigでそちらの方が強烈すぎてこの後毎日取っ替え引っ替え聴くということが無くなってしまいました。 |
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ビデオ | ||
Echoes And Extracts | PolyGram 083 586-3(70min. VHS pal);producer Ian Burgoyne, director Don Coutts インタビューとライブを組み合わせて作られています。子供の頃の写真も途中に出てきていました。生を一度は見たいものですね。時期としては"Trick Or Treat"ツアーのものらしい。 |
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2枚組のコンピュレーション"The Best Scottish Album In The World...Ever!"(Virgin-EMI VTDCD137)に入っていた"Wild Mountain Thyme"(The Scottish Tourist Board Televisionのコマーシャル曲)が非常に印象的でそれを演奏しているグループと言うことで興味を持ちLondonで捜してきました。最初、ジャケットを見た時本当にこのグループがやっているの?と思ったくらい印象が違いましたが、Runrigの例もあるのでとりあえず2枚買ってきました。しかし、やはり"Wild Mountain Thyme"以外は全く違った感じで今のところ他は買う気になっていません。また、ベストアルバム以降取り立てて活動をやっていない(解散?)ように思えます。 | ||
ベストアルバムにクレジットされていたメンバーを数えると11人。そんなに大勢のはずはないのでそれまでに在籍したメンバー全てを挙げていただけでしょうが、常時6~8人くらいでやっていたようです。一応ベストアルバムに挙げてあったメンバーのリストを載せておきます。
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アルバムリスト | ||
Blood & Rain The Singles 86-96 |
Total SILENCD1(1998?) 先ず思ったのが、このグループこんなにシングルを出しているのか・・・ということ。14.Wild Moutain Thyme以外は殆どがロックポップのサウンド。ボーカルのJinkyの声はハスキーでそれとなく印象には残ります。どちらかというとバラードの方が合っているかも。10.Hey Mr Bank Managerはちょっと変わっていて、タイトルを知らずに聞いていた時”なんだ、これ?”と思ったくらいです。他は5.Scottish Rainが良いかな・・・。 |
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Seconds Of Pleasure |
BMG 74321 14113 2(1993);producer Kenny MacDonald and Jimme O'Neill この後にもう1枚のアルバムがあるようですが、私が会に行った時に棚にあったのはこれが一番新しいアルバムでした。全体的にこれが飛び抜けて良いというのはなかったような・・・ |
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彼等を知ったのが"Down To Earth"をThe ShadowsのBruce Welchがプロデュースしたことからでしたが、折良く音も聞くことが出来、そのアルバムとベスト盤の"Sailing"を買ったことから何となく集め始めました。この時点ではベスト・グループに掲げるほどでしたが、そのうちQuiverのメンバーが抜けSutherland Brothersのみになり、そしてIain SutherlandのソロとQuiverのTim Renwickが作ったグループLazy Racer(2枚のアルバムで消滅?)を最後にほとんど忘れかけていました。それが、まず名前が復活したのが今大ファンのRunrigの2人のメンバーの影響を受けたミュージシャンに揚げられていたことでした。その時思ったのが”彼等もScottishだったんだ”。その後にThe Best Scottish Album In The Worldというコンピュレーションに彼等の"Sailing"(しかもRod Stewartのすぐ後!)が入っていてもう一度聞いてみたいとCDを捜したら見つかったのです。彼等のサウンドをあらためて聴くとRunrigのサウンドが影響を受けているのが何となく感じられます。 | ||
あまり詳しいことは知りませんが、最初はIainとGavinのSutherland兄弟が結成し、その後Quiverと合体し1グループとして活動をしていたとか。その後アルバムを作る度にQuiverのメンバーが一人づつ抜け、最後にはSutherland Brothersに戻り、その後に解散(?)したようです。QuiverのメンバーであるTim Renwick(ギター)は上記の通り一時期バンドを結成しますが、ギタリストとして定評があるのであちこちの有名ミュージシャンのサポートをよくやっているようです。 | ||
アルバムリスト | ||
When The Night Comes Down | (LP)Columbia 35703(1979);producer Glen Spreen アメリカに渡っての作? あまり変わりばえがしなかったのか印象はあまりない。 |
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Down To Earth* | (UKLP)CBS 82255(1977)/(USLP)CBS 35293;producer Bruce Welch(USのみ一部Glen Spreen) 最初にUS版を買ったのですが、後にUK版を見つけてそちらも買ってしまいました。私にとっては新しいサウンドでした。 |
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Slipstrem* | (LP)CBS 81593(1976);producer Howard Albert & Ron Albert このCDが欲しい!全体的に出来が良い曲が多い。 |
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Sailing* | (LP)Island ILPS9358(1976);producer Muff Winwood 唯一のベスト版。SailingはRodバージョンと違ってパワフルです。 |
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Reach For The Sky* |
(CD)Columbia 480526 2/(LP)CBS 33982(1975);producer Howard Albert & Ron Albert 3曲目の"Arms Of Mary"がとっても良い。 |
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Beat Of The Street* |
(CD)Columbia 494982 2/(LP)Island ILPS9288(1974);producer Muff Winwood とにかく曲のそれぞれが印象に残っているアルバム。一緒に歌い出しそうになるくらい元気な曲もあります。 |
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Dream Kid* |
(CD)Columbia 493340 2/(LP)CBS 82299(1973);producer Muff Winwood タイトル曲以外はあまり印象がないけど・・・ |
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Lifeboat |
(CD)Columbia 489450 2/(LP)CBS 82298(1972);producer Muff Winwood 全体的に流すと良い。もちろん"Sailing"も良いのですが、最後の"Real Love"が特に良い。これ、誰かカバーしないのかな? |
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The Sutherland Bros. Band |
(CD)Columibia 461690 2/(LP)CBS 82297(1971);producer Muff Winwood 1曲目の"The Pie"以外はよく思い出せない。 |
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*が付いているのがQuiverと合体した時のアルバム | ||
関連アルバム | ||
Mixed Emotions | Iain Sutherland;(LP) Avatar AVAL4(1983) もうバンドとしてはやらないつもりか・・・Gavinもアルバム作りに加わっています。これ以降彼等の消息は聞いていない。 |
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Tim Renwick | Tim Renwick;(LP)CBS 84082(1980);producer Glyn Johns ホームページを検索したらソロがあると。そして私も買っていたことを思い出しました。ソロでずっとやっていくと言うよりは、ご愛敬でしょう。 |
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Formula II | Lazy Racer;(LP)A&M SP4808(1980);producer Glyn Johns 結構ノッて作ったアルバムと思ったのですが、その後何もなし。売れなかったからしょうがないか・・・女性1人と男性2人のリードボーカル体制には無理があったのかも |
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Lazy Racer | Lazy Racer;(LP)A&M AMP6061(SP4768)(1979);producer Glyn Johns これは日本版。プロデューサーが売れっ子だっただけに結構噂にはなっていた。 |
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Gone In The Morning | Quiver;Warner Bros. BS2630(1972);producer Chrsi Thomas LPの置き場をひっくり返したら出てきました。そういえばこんなのも買ったっけ。おそらくどこかの中古店で見つけて買ってきたのでしょうけど、あまり気に入らなかったので何回も聞いていないと思います。Sutherlandの音には遠かったのかも。 |
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彼等を知ったのはIona Recordsが編集した"Heart of the Lion"(IRCD022)というコンピュレーションに入っていたからですが、その歯切れのいいサウンドに惹かれアルバムはないかと探し・・・そして見つけたのがSkye島のPortreeででした。折良く近くのパブでライブがあることを知ったのですが、その時間に行くと店は満杯。その上にあまりのアルコールの臭いにその場にはとてもいられない状態で退散してしまいました。そのパブからは音が漏れていたので暫くその辺りをうろついて聞いていました。 | ||
ということで、彼等のライブを見たことがあるという方、他に何かご存じの方、教えて下さい。また、このバンド名、何からか取っていると思うのですが、どんな謂われか分かりません。こちらもご存じの方、お願いします。 | ||
唯一のアルバムのクレジットから
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Down to the Devils |
Lismor LCOM9041(1990);producer Duncan Cameron with Dave Thomson とにかくPete Livingstoneの声が良い。Gavinの声も良いのですが。曲も歯切れが良いのが多く、また随所に聞かれるフィドルのノリも良いのです。かなりの曲をどちらかのLivingstoneが作っています。これ1枚しか聞くことができないのが残念。 |
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それらしいものは何もありません。Lismorのカタログ・リストにあるのみ。 |