Discovering Glasgow | ||
Glasgowの町を約1時間で回って案内してくれるのツアーがこのDiscovering Glasgowです。初めて行った町を知るには、町並みもよく見ることができるので手っ取り早いツアーです。かつての造船王国を象徴している(らしい)Clyde川の川岸に立つもっとも古いクレーンの脇を通って最近の建物であるExhibition Centreまで回っていました。このCentreはこの年の冬、洪水でいくつかのコンサートがキャンセルされたくらい川のすぐそばの低い所にありました。私が行った時には何も催されていなかったようです。とりあえず一回りして見てみたい所の見当をつけました。ただGlasgow Universityは時間がなくて別の日に1日を裂いて行きました。ガイドの女性が「Universityへは行った? 行かないの?」としつこく聞いてきました。 | ||
Art Gallery and Museum | ||
Discovering Glasgowで見て即座に訪問を決めたのがここでした。元々博物館などを見るのは好きですが、どちらかというとこの建物に惹かれて行きました。 展示物は自然博物館のものからかなりの量の美術品まで一挙に集めた感じがしました。中央のホールにはパイプオルガンがあり、このような石の建物だときっといい響きで聞けることでしょう。私が一番興味が沸いたのは隅っこにあったScotland(Celt)の古い楽器の所でした。案内図にはないもののふらりと歩いて見つけました。中でもバグパイプを小さくした様なフェアリー・パイプは可愛かったです。 中は歩き疲れるくらいに広くて・・・そしていつもやっているように博物館にはほぼ付いているカフェで休憩を兼ねた遅い(3時くらい)お昼を取りました。 |
Glasgow Green と People’s Palace and Winter Gardens | George Gilvert Scott's Design Tower | |
次に行ってみようと思ったのがここ。Clyde川沿いにある公園です。ただの広場ですが、ゆっくりするつもりで降りました。結局最終バスに間に合わなくなり繁華街まで歩いて帰りました。大した距離ではありません。ここではこの広さを使って野外コンサートが行われたことがあるそうです。 この広場の中にぽつんと建っているのがPeople's Palace and Winter Gardensです。ちょっと寄ってみるくらいでしょう。Winter Gardensは温室です。 ここの北側にマーケットで有名なBarrows Marketがあります。(行っていませんが) 私はむしろRunrigの"City of Lights"のビデオの録画をやったBarrowland Concert Hallでよく知っていました。 | ||
Glasgow University | ||
大学が観光名所というのも不思議ですが、行ってみてなるほどと言うところでした。構内にあるBookshopで案内図を買い求めて、そこに示されている歩き方に従ってみました。 敷地内には時代を感じさせる内装や博物館、外には石製の地球儀やちょっとしたオブジェがあったりで結構楽しめました。建物の玄関も案内が入るほどの美術品が飾られていました。その中でも有名なのはLion and Unicorn Staircaseということでした。回りの色にとけ込んでいるので案内図がなければ見落とすかも知れません。案内にはないところでもちょっとした壁の飾り等もありました。 そして最後に入ったのがThe Mackintosh Houseでした。ここへ来るまではそんなに有名とは思わなかったのですが、色々と勉強になりました。しゃれたデザインの部屋は、実のところ住むには気を使いそうというのが私の感想でした。 この大学は小高い丘にあり、そこからGlasgowの町を眺めることができます。ひとしきり大学を見学(?)した後はその麓にあるKelvingrove Parkの中を散歩としゃれ込みました。その頃はいい加減歩き疲れてはいたのですが・・・ | ||
George Square | ||
Queen Street Station前にあるのがこの広場。この中でちょっとした式典も行われるほど広い場所でした。Discovering Glasgowや日帰りツアーなどがこの広場の横から出発していました。像や花壇の花等をツアーが出発するまでのちょっとした時間で眺めることができます。 |
Glasgowからの日帰りツアー:Pitlochry and Loch Tay
Starling Castle と Crieff | ||
目的地に着くまでに寄ったのがこの2カ所。 StarlingCastleはちょいとした休憩で中を見る時間はありませんでしたが、旅の後半で絶対に寄ろうと思いました。お手洗いを借りようと思ってみるとお城の中。入場料を払わないとだめなのかと思って守衛さんに聞くとお金がいるのはその先と言われホッ。後に続いたおばさん達も同じことを思ったようでした。 Crieffは長い休憩でお昼を兼ねていました。ここはガラス細工が有名らしくその関連の展示もありました。中でもペーパー・ウェイトが多く綺麗でしたが、重くなりそうで買う気にはなりませんでした。(後日小さいのを見つけたので買いました。たまに役に立っています。) | ||
Pitlochry | River TummelとFish Ladder | |
Scotlandの中心に位置するこの町は各地からの日帰りツアーで賑わっていました。到着するなり皆が行ったのはTummel川にある水力発電所を兼ねているダムでした。この川は鮭が上るところということでダムに工夫がしてありました。Fish Ladderと呼ばれている階段状の水路を鮭達が上っていけるようになっているのです。鮭が上るところを見ることができるように窓が設けてありました。また鮭の数も表示してありました。自然とうまく共存できるような工夫が憎らしいですね。 | ||
Aberfeldy | ||
LochTayから流れ出るTay川沿いにある町でしばらく休憩。ここにはBlack Watchという観光名所があるそうですが、別の用事を済ませている間に何が何だか分からずそのポイントまで行っていないのです。"Balck"とは黒い羊のことだと思っていますが・・・ | ||
Loch TayとKillin | ||
このツアーの目的地になっていたこの湖には何と寄らないで通り過ぎるだけでした。Scotlandに多く見られる細長い湖でした。この湖から流れ出るTay川に沿って進んでいきました。(右の写真がLoch
Tay) この湖の南西の端にあるのがKillinという所でLochTayから流れ出る水が幅広い滝(Falls of Dochart)となっていました。水量は多いのですが高さは大したことはありません。 | ||
CrianiarichとGarabal | ||
KillinからCrianiarichまでがGlen Dochart、そこからLoch
Lomondの北の端にあるGarabalまでがGlen Fallochという谷を抜けていきます。 CrianiarichはObanやFort Williamへ進む道の起点となっている所で、鉄道でもここでOban行きとFort William/ Mallaig行きに別れています。これをバスのガイドが説明していてくれたのが翌日の移動に役立ちました。立ち寄ってはいないのですが覚えておくといい場所です。 Garabalは最後の休憩場所です。ここのすぐそばに細くて長い滝が見えます。残念なことに反対側の座席に座っていて見えなかったのです。ところが、ここを出発して15分たった頃乗客が一人足りないことが判明しました。特に急ぎの人がいなかったので戻ることに。ガイドは重大問題が発生したのでギョッとなっていましたがすぐに明るく「皆さん、もう一度滝を見られます!」と。その戻っていく時にその滝を見ることができました。(結局置いてきぼりを食った男性は見つからず。多分ヒッチハイクをしたのでしょう。) | ||
Loch Lomond | ||
最後の休憩所からGlasgowへひたすらバスはこの美しい湖沿いを走ります。1時間は十分にあるでしょうか?座席が山側だったので、席も空いていたので途中で湖の方に移りました。美しい所とは聞いていたのですが本当に綺麗でした。翌日も列車から眺めることにはなりましたが、それでもじっくり訪れたいという気持ちを抑えきれずに旅の後半に訪れることになりました。 |