&
いよいよスコットランドでの最終の宿泊地になってしまいました。約4週間で回ったのですが、時が過ぎるのが段々早くなってきたように思えました。StirlingからEdinburghは約50分と今回の移動の中では一番近いものでした。Edinburghは2回目の訪問だったので、戻ってきたという思いで足を踏み入れました。
最初の予定では宿泊するつもりだったPerthをやはり訪れておきたかったので1日時間を作って行きました。Edinburghからは片道1時間半、本数はそんなにはないのですが丁度良い時間に列車がありました。列車はFirth of Forthに架かる有名な鉄橋を渡ります。といっても、私は前回の訪問でも通っているので2回目でしたので余裕を持って写真も撮っていました。 | ||
Perth | Scone Stone | |
日本でPerthと言えばどちらかというと西オーストラリアの方が有名ですが・・・確かにオーストラリアのガーデン・シティと言われるだけにきれいな所(母を連れて行ったことがある)でしたが、こちらのPerthも良い所でした。 この町で全国的に有名なのがScone("スクーン"と発音する)Stoneで、この石にまつわる話はあちこちに紹介されているので省きますが、1996年11月にEdinburgh滞在中にWestminster寺院からスコットランドに返還されるというニュースを耳にしました。これも何かの縁かな?と思ってしまいます。 | ||
Scone Palace | ||
駅から延々歩いて30分かかる所ですが、門を入ったところで救い主が現れちょっとは早く着きました。外から見てもきれいに手を入れてあり、また中も見やすく展示されてありました。この中も写真撮影ができました。この時には理由は分かりませんがダイニング・ルームにこの宮殿をかたどったケーキも展示されていました。全室をゆったりと見ることができました。 問題のScone Stoneですが、チャペルがあるMoot Hillにありました。これはレブリカということですが、あまり目立ってはいませんでした。これがいろいろ騒動を起こした石とは!という気がする程のものでした。 宮殿の回りは緑一杯の庭で、ちょっとした散歩気分が味わえるでした。農機具の展示(動かせるものもあり)、ハイランド牛がいる囲い、迷路(この時は垣根の育成中で使用不可、電気柵で囲ってあった)、子供の遊び場等親子でもゆっくりできる所のようでした。 | ||
River Tay | ||
Perthはこの川沿いにある町ですが、Glasgowからの一日ツアーで出かけたところの一つLochTayの下流にあたる所でした。あちこち回ったつもりでしたが、何だか同じ様な所をグルグル回っていた気がします。 |
Holyrood Park & Arthur’s Seat
Edinburghの町中から見えるArthur's Seatとその前に広がるHolyrood Parkに大勢の人々が登っているのを前回の旅行で見ていたので、今回は是非登ってみようと思いました。取った宿もそこに行き易いような所を選びました。部屋からはArthur's Seatをわずかながらも見ることができました。 | ||
Holyrood Park | ||
Queen's Driveという道に囲まれた広い公園です。町中から見える方は90度の崖ですが、もう一方はなだらかな坂で草地になっています。草地には特に道はないので適当に歩くことができるのですが、人が歩いた後のない所は草が深くて歩きにくいようです。崖の上に立つと足がすくむほどの高さになってしまいます。そこからの眺めは360度のパノラマです。ここで先ず一息つきました。 |
Arthur’s Seat | ||
前回の訪問で会ったおじさんが、ここを"Edinburghの富士山"と言われていると言っていましたが、そんなにきれいな姿ではありません。頂上は823feet(約250m)の高さですから割に簡単に登ることができます。私が着いたのがHolyrood Parkをうろついた後でも12時くらいで早く着いた気がしました。おまけにこの1ヶ月間あちこちで足を使っていたおかげで全く疲れも感じることなく登ってしまいました。頂上は石ばかりでおまけにかなりの人がいて腰を落ち着ける場所を見つけるのが一苦労でした。ここからの眺めはさぞ良いだろうと思いましたが、回りの丘に遮られて予想した程には見えませんでした。しかし南や西の町並みとFirth of Forthの海を遠くに眺めることができました。気持ちのいい半日を過ごすことができました。写真は南にある別の頂上から撮ったものです。Holyrood Palaceから見る姿とは少し違うと思います。 |
Two Bridges
スコットランド最後の日、何をしようかと迷いましたが、一応家族や友達へのお土産を買わず帰るのはまずいと思って午前中は市内を歩き回っていました。しかし、午後半日どこかへと思い出かけたのがこの名物(?)の橋が見えるところでした。この日は、この旅の初めに開始された続いていた国鉄ストの日で列車は動いているものの帰って来られないかも知れないと言われ仕方なくバスで。しかしバスもストの余波で交通渋滞。倍以上の時間でSouth Queensferryに着き、帰りのバスは1時間以上もバス停で待つという始末。結局このストは私の旅行中、ずっと付いて回ったことになります。ついでにもう一つ。Wet Wet Wetの"Love Is All Around"もシングルチャートの1位に居座ったままでした。 | ||
Forth Rail BridgeとForth Road Bridge | ||
Firth of Forthに架かる2つの橋が名物になっています。特に鉄橋の方は、そのパイプをつなげるとフランスまで届くといわれています。近くで見ると圧巻です。右の写真は列車から撮ったもので、その鉄橋の中程にある島で何かの廃墟があります。この島の情報がどこにもないので一体何なのか不明です。この橋を見ながら12世紀に作られた修道院があるInchocolm島に行くクルーズもあるそうです。 この場所で長かった旅も終わりとなりました。後2日Londonが残っていましたが、自分では満足がいったと思っています。 | ||