|
エジンバラ・フェスティバル |
|
毎年8月に行われています。あちこちで取り上げられていますので今更説明する必要もないかと思いますが、実は一口にフェスティバルと言っても色々な方面の物が行われています。有名な物はエジンバラ・インターナショナル・フェスティバルとエジンバラ・フェスティバル・フリンジだと思います。ここで現地で頂いてきた資料からその他の物を併せてご紹介します。開催期間は2003年のものです(毎年同じではないので前もってチェックして下さい)。
- Edinburgh International Festival
エジンバラ・フェスティバルと言ったら先ずこれを指しているような代表的な物です。出演者は各国を代表するような芸術家ばかりと言っていい程の方々ばかり。それ故私にはちょっと敷居が高いような・・・。8月10-30日。
- Edinburgh Festival Fringe
こちらも芸術家たちの出演ですが、内容は様々です。約2000組の芸術家たちが300近くの会場で上演を行っています。演劇、喜劇、音楽、ダンス、作品の展示など幅も広く行われています。出演は応募して審査後許可が下りるようです。国籍も様々なので普段触れることがない国が近くに感じられます。また、指定の会場以外にEdinburgh城からHolyrood宮殿まで延びるRoyal
Mileの一部を通行止めにしてそこで色々なストリートパフォーマンスも行われています。こちらも勝手にやって良い訳ではないらしく時間制で出演が決められているようです。会場に入ることが出来なくてもこちらでも十分に楽しめます。出演者と会場のパンフレット(無料)は分厚くその後の地方巡りで次第にお荷物になり始めました。かといって記念なので捨てる訳にもいかず、他で集めた資料と共に郵送で送る羽目になりました。8月3-25日。
- Edinburgh International Jazz & Blues
Festival
これ以下は詳しい内容はEdinburgh Festivalのオフィシャル・ページを見て頂いた方が良いと思います。
こちらはタイトル通りジャズとブルースの音楽祭と思います。出演者などはどういう人達かもよく分かりませんが、その道に詳しい人ならよだれが出る程の内容かもしれません。7月25日-8月3日。
- Edinbrugh Military Tatto
余りにも有名なイベントですが、これもEdinburgh
Festivalの一部だそうです。見た方の話を聞くと実に壮大だそうです。ハイランドダンスも見応えがたっぷりだったとか。8月1-23日。
- Edinburgh International Book Festival
本が沢山・・・というばかりではないのでしょうけど。8月9-25日。
- Edinburgh International Film Festival
映画のフェスティバルです。(日本語の)字幕が付かないので私には無理でしょうけど・・・この年のオープニングがEwan
MaGregor主演の"Young Adam"だったと聞いています。好評だったらしいですが日本での上映はいつになる事やら・・・ここで話題になっても日本では単館の上映になると思います。映画の解説などで気を付けて読むとこのフェスティバルでの上映が記述されているかもしれません。8月13-24日。
- Edinburgh Mela
一口に言うと異文化の交流を行うフェスティバルとか。内容は音楽、ダンス、芸術、ファッション、食べ物、子供たちの活動などでバザーもあるようです。8月30-31日。
手元の資料ではこれだけの紹介がありましたが、総合のサイトを見るとHogmanayも入るようです。年中何かやっている町のようで飽きることはなさそうです。写真右はPinces
Street GardensにあるRoss TheatreでやっていたJazzの演奏。バンド名は不明。通りがかりにちょっと寄ってみただけだったので。全日程の案内資料とは別にその日にどういうものが行われるかをタイム・テーブルにした小冊子(紙質は藁半紙程度)も用意されています。 |
|
Terra Folk |
|
これが入場料(10ポンド)を払ってみた唯一のバンドです。色々なものが行われていますが、劇や喜劇は英語力が必要なので私には対象外でした。音楽なら言葉は関係なくなるのでそれに的を絞って探したのです。その中でフォーク系統らしいのが見つかりました。出身がSlovenia(スロベニア)ということでなかなか聞く機会もありません。会場を見つけて何処でチケットを買って良いのやら・・・その内開演時間が近づいてくると他の人が買っていました。板張りの小屋程度。会場の壁は派手なペイントがされていましたので一瞬ためらってしまいましたが、中は良い雰囲気でした。
バンドは3人組で一人ゲスト参加。楽器はケルト・ミュージックを聴いている人達には馴染みがあるものが多く、音は東欧の感じがするものが殆ど。まあ、最後には奇抜なことをやっていましたが。写真左の笛吹の方が2本笛を同時に吹くのですが、途中から1本を鼻で吹き出して・・・更に最後には2本共鼻で吹いていたのです。あれ、あの後洗っているのでしょうかねぇ。とっても親しみが湧くバンドで、観客が連れてきていた子供2人がその辺で走り回ってもそのまま続けていました。日本に来たら見に行くな・・・と思いつつ会場を後にしました。CDも出していました(重くなるので買わなかったのですが)。 |
|
Royal Mile |
|
Edinburgh城からHolyrood宮殿までの間のRoyal
Mileと呼ばれる通りの一部も会場になっています。車の通行は完全に止められています。自転車も降りて押すようになっていました。つまり徒歩のみでの移動になります。歩いていると人だかりがあちこちに出来ています。それがストリート・パフォーマンスをやっているところです。指定の場所で指定の時間でやっているようです。パフォーマーたちは群衆の中から選んで一緒にやらせることも多いようです。まあ、結構派手な演出が多いようで、派手な程群衆も多いようでした。演出の最後には見物料を集めていました。右の写真はそのRoyal Mileの様子です。下の写真は結構じっくり見たパフォーマー達です。左は小道具(と言ってもご覧のようにブラシです)を使ったもの、真ん中はモンゴルのホーミー(一人二重唱)と馬頭琴の演奏(モンゴルからと思ったのですが、側にあったCDを見たら日本人の方でした、名前は覚えていません、ゴメンナサイ。もしご存じでしたら教えて下さい。ご本にでも写真をお送りしますが)、右は縄抜けなどの妙技(女性の体がメチャクチャ柔らかい)で側に聴衆からの3人の参加者がいます。結構楽しませて頂きました。 |
|
|