Dundee | |
Scotlandで4番目に大きい町。Tay川河口近くの北側に東西に広がり、かつては海洋関連の産業との関わりを数多く持っています。かつては捕鯨の中心でもあった港があります。19世紀初期までは繊維業が盛んで、ジュートで世界に知られるようになりました。町は、1857年までの3世紀の間中心地である墓地のThe Howffは、1564年にQueen Maryによって贈られました。The Howffは元々、Devorguilla Balliolによって1270年にフランシスコ会の修道院に隣接した果樹園で、修道院は1548年に取り壊されました。 | |
Dundee Lawという丘から眺めた町の西側 |
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交通 | |
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HM Frigate Unicorn | |
Victoriaドックに係留されている木製の帆船型の軍艦です。英国で建造された最も古いもので、、Scotlandでは唯一の展示になるそうです。1824年にChathamで作られ進水し、46台の大砲を備えていました。英国海軍で140年以上に渡って使われ、1968年に退役したそうです。有料。夏期は毎日、冬期は水曜日-日曜日開館しています。 艦内は今では広々と歩き回ることが出来ます。したの船倉には狭くて急な階段を下って見ることが出来ます。階段の上には”頭上注意”の文字があちこちに見られました。舳先には船の名前の由来(?)となったユニコーンの像が取り付けられています。 |
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Discovery Point | |
1901年に南極探検をした有名なScottとShackletonを乗せた船Discovery号を係留し、またその探検に関する様子を展示している博物館です。Discovery号は 1900年3月16日に建造開始 1901年3月21日にDundeeで進水 1901年8月6日に航海を開始 1902年2月8日にMcMurdo海峡(南極大陸)に投錨 1904年2月16日に氷河から脱出 1904年9月15日にLondonに帰港 となっています。その後貨物船としてHudson's Bay社が購入し、アメリカ大陸やヨーロッパの各地に航海しています。1923-24年には研究船となり、1931-1979年の間には航海の練習船として使われていました。1986年にDundeeのVictoriaドックに戻され、1993年に現在の場所に移されました。有料。クリスマスと正月を除く毎日の開館。 展示館の建物には船の建造から船上生活、南極大陸の自然の様子などの展示を行っていました。また、途中氷河に閉じこめられた時の状況などを映像で紹介しています。一通りの展示を過ぎると、R.R.S. Discovery号に乗り込むことが出来ます。探検時の内装を見ることが出来ます。中央に一同が会することが出来るようなテーブルも設けられていました。乗船した研究員の個室もそれぞれ見ることが出来ます。この後、再び建物に戻り、ちょっとした研究体験をすることが出来ます。ここでも子供達に遭遇し、ゆっくり見ることが出来ませんでした。 |
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Verdant Works | |
かつて、この町ではジュート産業が盛んだったとのことで、その歴史を展示した博物館です。最盛期には5万人もの人々がこのジュート産業に従事していて、世界中に良質のジュートを提供していました。ジュートはインド原産のツナソという草を育てて作られていました。そのインド(当時は英国の植民地)での栽培の様子から、織物(麻袋など)になる過程の機械までを展示しています。有料。夏期は毎日、冬期は水曜日-日曜日の開館。上記のDiscovery
Pointとの共通入場券があるようです。 機械は今でも動かしていて、私が部屋に入って暫くすると動かし始めました。それで出来た織物の切れ端をおじさん(機械の操作をしている人とは別の人)が手渡してくれ、触ることも出来ました。その切れ端を返そうとすると、もらって良いと。記念に今でも持っています。現在、ジュートは丈夫なポリプロピレンに取って代わられ、産業としては衰退してしまいましたが、歴史を学ぶ上でこのように残されています。ちょっとしたゲームも用意されていました。2階にはその頃の生活の様子の写真が展示してありました。 |
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Dundee Law | |
Dundeeで最も高い丘です。571フィート(174m)あり、川沿いの展望台(?)や対岸からよく見えます。丘の頂上には古代の砦があったそうですが、今ではその後もよく分かりません。今では戦争記念碑(写真の左側の突き出たもの)が建てられています。町の最高峰のためかその隣には通信塔(写真の右側の高い方)がありました。 登ったのが一日中雨風に悩まされていた日なのです。町の最高峰ですから、当然ここは四方から風が吹いてきていました。さんざん(途中で道を間違えたこともあって)歩き回った後に登ったので、雨風も手伝って長居する気がしませんでした。町の眺めは一応出来ました。晴れていたら気持ちが良さそうな所でした。他に取り柄があるような所ではありません。 宿からはそんなに離れていなかったのですが、帰り道に何度も地図を眺めて確認していたら、車から声を掛けられました。方向を確認して、すぐ近くだったので歩き出そうとしたら、雨風のため乗っていくようにと促されました。大きな町ですが、親切な方は何処に行ってもいるのです。 |
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その他 | |
時間が無く、また中心街から離れていたりして、訪れてはいないのですが、観光パンフに載っていた面白そうな所も紹介しておきます。
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