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午前中、DurnessでやっとCape Wrathに行くことが出来て満足した後、宿に預けた荷物を取って始発になっているSmoo
Caveの駐車場まで行きました。都合良く宿とバス停(目印はなし)が近かったのです。駐車場に着いた頃から雨が降り出しましたが、側のトイレが立派で、雨宿りができ、余り濡れずに済みました。バスもちゃんと捕まえて乗りましたが、Durnessでの滞在で疲れてしまったのか、約1時間50分の移動でかなりの時間、寝てしまいました。バスが着くたびに時々目は覚ますのですが、その後は我慢できない状態でした。たまに覚めるので、その間の景色はとりあえず綺麗だったことは覚えています。南へ下る道から西に逸れてLoch
Assyntを左に見ながら進む頃からやっと起きていました。バスはこの幹線道路の突き当たり(その先もローカルな道はあります)で折り返すのですが、そこが目的地のLochinverです。ツーリスト・インフォメーション前で止まってくれるので助かりました。宿は事前にDurnessで確保していたのですが、場所はツーリスト・インフォメーションで確認するように言われていました。それもすぐ近くで、係の女性が玄関先で指さしてくれました。
着いたのは5時過ぎですから、その日は近場を歩きました。西の海(The
Minch、その先はOuter Hebrides)が見えるかと思ったのですが、岬や小島に遮られていて手前のLoch
Inver(入江)だけを見渡すことになりました。
|  | Lochinver | 
|  Assyntと呼ばれる北西Highland地方の中心となる町(村?)です。家はLoch
      Inver沿いに並ぶように建っています。港町でもあるようで、埠頭にはレジャー用のボートの他商業船や、救命艇なども見られました。道沿いにはレストランやコンビニもありました。また、銀行(Royal
      Bank of Scotland)もあり、Durnessよりは大きな所であると感じてしまいました。残念ながら私がいたのが銀行の営業時間外だったので換金はやはりしていません。 | |
|  | 交通 | 
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  これ以外にはないと思うのですが、道路に注意を促す大きな案内板が建っていました。数ヶ国語で書かれていたのですが、英語を見ると”左側通行”とされていました。他のヨーロッパ(アイルランド共和国を除く)やアメリカなどからここに直接車で上陸することがあるのでしょうか?2ヶ所でこの案内板を見ましたが、他の町や村では見かけたことがないのです。他の交通手段(大型フェリー)があるのかもしれない、と思われるような代物でした。 | 
|  | 近辺の見所 | 
| ここへ着いたのが金曜日の夕方、出発が日曜日の夕方と、いた間はバスが余り動いていないという状態でした。とりあえず、入れる所は入りましたが、周辺にも面白そうな所があるので一応ご紹介しておきます。 
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|  | Footpath | 
| この地域一帯はウォーキングが盛んなようで、色々なルートが紹介されていました。全てを紹介する訳にはいかないので、私が土・日の有り余る時間を使って歩いたパスだけを紹介します。事前には調べていかなかったのですが、ツーリスト・インフォメーションに貼ってあった地図を見て行ってみました。 
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