Dublinからの移動でしたが、直接飛んでいるのがRyan
Airでオンライン予約のみが出来るとか。これがその時だけだと思うのですがうまくいかなくて結局他の航空会社でBirminghamに飛び、そこからコーチ(バスNational
Express)で往復しようとしました。Cardiffの次にBirminghamに泊まる予定だったのです。Birmingham空港に着いてバス停はあるけどチケット売り場がよく分からずにバスにそのまま乗ろうとしたら一度は断られました。でも、そのままCardiffに向かうと言ったら乗せてくれました。この会社必ずチケットを買わないといけないのが難です。Birminghamのバスステーションでチケット売り場が分からずウロウロ。結局間に合ったものの帰りの日にちをCardiffで変更することに(手数料が要る)。全く自由がきかないんだから。CardiffとBirminghamのコンサートスケジュールが1日空いていてその日をCardiffで過ごす方が良いと思ったのです。それはそれで良かったのですが、このバス会社を使う時は日程がはっきりしている時だけ使うに限るようです。ScotlandやIrelandのバスの移動が懐かしくなってしまいました。
Cardiffについて予約した宿を見つけるのに苦労しました。一度はその前を通っていたのですが・・・地図を持って行くのを忘れおまけにうろ覚え。何人かに聞いて見つけました。部屋の暖房が壁の電気ヒーター。ドアの鍵穴のカバーが壊れ、そして朝食に付いてきたトマトがあの缶詰にホールトマト。さすがに閉口して、おまけの1日は別の所へ。私とCardiffの相性って良くないのかな?おまけの1泊の宿は(勿論飛び込み)お父さんと息子さんがやっているようでとても親切でした。ただ部屋が非常口になっていて、いざという時私が眠り込んで気付かなかったら皆が逃げられない?まあ、何事もなくて良かったです。
Garth Hill(or Mount?) | ||
映画「ウェールズの山」のロケ地(の一つ)になった所です。頂上は平らで広くなってます。その頂上には映画と同じ様にこんもり盛られた塚があります。ただし、実際は他に3つの塚がありますが。その最大の塚の上には測量が行われた指標が立ててありました。塚自体は古代のものですが、映画にはぴったりだったようです。 自分の足と公共交通機関で行く場合は列車でTaff's Well(Cardiff Centralから10分くらい)まで行き、西側の道路を500mくらい進みます(左の写真はその道から見た所)。そこにfootbridgeがある(ちょっと奥まってます)のでそれでTaff川を渡り次に階段を上るとちょっとした集落に出会います。その道を右に向かい、急な坂を上っていくとGarth丘(山)を回っている道に出ます。そこを西へ向かうと頂上に向かう小道がありました。ただこの小道は右側が急な崖で足下もかなり危ないのです。おまけに頂上に辿り着く直前には勾配が急で息が切れてしまいます。この小道を登らずに周回している道を更に進むともっと大きいpathがあり、勾配もそれほどではありません。この道をチャリで登る人も多いようで私が出会っただけでも10人くらいはいました。 頂上は原っぱという程広々としています。私が登った日は土曜日でおまけに晴天と呼べる程の良いお天気だったので親子連れも多かったようです。回りに遮るものが無く南はCardiffの町は勿論Bristol海峡もはっきりと見えました。北はRhonddaの谷からBrecon Beaconsの山あたりまで見えていたのではないかと思います(どこかよく分かっていない)。 Cardiffの日程が決まった時お天気が良ければ絶対行こうと決めて回りの地図もプリントしていきました。公共交通機関がよく分からないのでツーリスト・インフォメーションに行って聞きました。ここは2年前の出来事があったのでどうかと思ったのですが、向こうは私のことなんか覚えているはずがないので入りました。見るとスタッフ全員があの時のメンバーと入れ替わっていました。対応も普通レベルになってました。(苦情、多かったのかな?) Taff's Wellまで行って後は歩きと言われました。そんなに広い所でないからと言うのですが、勾配を入れると倍の広さがあるように思えました。Taff's Well駅で降りるとその列車の車掌が慌てて降りてきました。私が間違った所で降りたと思ったらしく切符を見せたらここで良いと。次に”お城(Castel Coch)に行くのか?”と。地図を見せて”Garth Hillまで”と言うと、”その先にNews Agent(小さな雑貨屋)があるからそこで聞け”と言われました。バスでは良くあるのですが列車でこんなに言われたのは初めてでした。言われたとおりNews Agentで道を聞き中腹の集落でもう一度道を聞いてしまいました。そこで一つ気付いたこと。News Agentのおじさんは単に”Garth”と呼んでいましたが、中腹で聞いた人は”Garth Mount”と呼んでました。プリントした地図には”Garth Hill”とあります。映画そのまま? 頂上を行ったり来たりしてました。最大の塚(No.2)の側にこの頂上の塚の位置の説明板があって全部で4つと長い盛り土が1つあるというのです。見た目には塚は2つ。長い盛り土も分かりましたが、もう2つを捜す羽目に。No.3の塚は茂みに覆われていてちょっとだけ盛り上がっているかな、と言うものでした。No.1の塚はもっと分かりにくく、行き過ぎて羊の放牧場に出てしまいました(羊に聞きたかったなー)。諦めて別の側の道を戻っている時に石が散らばっているのを見つけました。これが目的のもの。行きの道の方からは茂みに隠れてしまっていたのです。右の写真は上からNo.1,2,3,4の塚と長い盛り土(上に乗って撮った)です。 |
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頂上から北側の眺め |
前日とはうってかわって一日中雨。しかもかなりの降り。そこで午前中はカフェでココア(ホット・チョコレート)を飲みながら友達に絵葉書を送るために色々書いてました。それでも雨は止まず。そこで避難場所があるCardiff Bayにでも行こうと。ところが日曜日とあって列車は動いていなくて、バスで行くことに。これが番号は分かってもどこから出ているのかさっぱり分からないのです。バスステーションのホームには行き先はあっても他のホームのことが分からないのです。行きつ戻りつしていると、建物があるホームの所に書いてました。一度見落とすと迷うばかりでした。しかも降りるタイミングを逃してBaySideを一回りした所でやっと降りました。でも雨は止まず。そこで入ったのが2年前には遠くから見ただけのTechniquestに入ってみることに。友達から面白いと聞いていたのですが・・・ | ||
Techniquest | ||
科学の基礎知識を体験させてくれるセンターです。子供も十分に理解できるようになっています。大人でも夢中になることも。150個以上の道具があるとか(そんなにあったかな?)。月-金曜日は9:30-16:30、土・日・祝日は10:30-17:00、学校の休校日は9:30-17:00の開館。有料。科学シアターの上映も。 面白いと聞いていたのですが、実は私は同じ様な所にGlasgowで入っていたのです。しかもあちらの方が規模が大きくてその分道具も沢山ありました。各道具の横の説明書きもここはそのまま見ることが出来ますが、あちらの方は先ず体験の説明書きがあってそれをめくると論理を説明しているのでより理解が深まっていくのでは?と思ってしまいました。その結果、予定していた時間を遙かに早く終えてしまい、後は椅子に腰掛けて窓の外の雨を恨めしく眺めていました。 |
当初の予定より1日長く滞在することになったのは良いのですが、さて何をしようか?と近場の情報をツーリスト・インフォメーションで探しました。西に行った町に石の遺跡の博物館(Margam Stones Museum)を見つけて行こうとしたのですが、月曜日が休館日。それではと海辺の辺りを見るとすぐ近くにPenarthという町があることに気付きました。案内冊子もあったのでそれを参考に行ってみました。午前中は良いお天気でした。夕方Cardiffに戻る時はすごい雨が降っていましたが、この日は前日に大雨と聞いていたのですが予想が見事に外れたので得した気分になってました | |||
Penarth | |||
Cardiff Centralから列車で15分くらいで着くと思います。終点です。Cardiffの南に位置する町で、Taff川とEly川の河口になります。Cardiff
Bay Bridgeの片方の袂がEly川の河口になっています。 町の中央にはビクトリア調の優雅な建物が残っています。海岸沿いに造られた庭もなかなかのものです。リゾートの町らしく海岸沿いにちょっとしたお店やレストランが並んでいました。Yacht Clubもあります。また、こういう所には必ずと言っていい程あるパビリオンが建っているピア(写真右)もありました。ピアの先は釣り客用のエリアが設けられていました。私が着いた時は干潮でした潟が見えていましたが、夕方もう一度行くと満潮近くの時間で釣りをしている人が10人以上はいたと思います。この町かどうかははっきり知らないのですが、干満の差が世界2番目(最大13m)と言われてBristol海峡に面した所があるそうです。この町の海岸もかなりの差があり、結構その点でも有名なようです。(観光案内にはなかったので違うかもしれません。) ちなみに世界一の干満の差を持つ所はカナダのファンディ湾で16mです。 着いた時は干潮で海岸通りの道の前には広々とした浜(石が多い)が広がっていました。暫くそのあたりをウロウロしてベンチに腰掛けていたりしたのですが、満潮は夕方遅く(暗くて見えなくなる)なのでじっと待っている訳にいきません。そこで西の方に見えていた崖の上にfootpathがあるようなので行ってみました。このpathが最初はまだマシだったのですが、前日の雨で途中から小川の状態。引き返すにも悔しいし、途中で抜ける所もないのです。そんなやって道の終わりまで辿り着きました。両脇は木立で海は見えることは少ないのですが、途中見晴らしが良くなる所で写真を撮ったりしていました(写真右下)。終点には教会がありました。帰りはpathを行かずにその教会まで続いていた大きな道を戻り幹線道路に出て戻りました。景色は楽しめませんが。そして戻った所で見たのは満潮に近づいていた海。干潮時にピアの上から撮った同じ位置で写真を撮ったつもりですが、ズームが違ったようです。その違いは下の2枚の写真を見て下さい。ピアの橋桁も半分以上は海の中になっていました。干満の差が1mにも満たない海岸縁で育った私には見物でした。 |
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