キャラ萌えについて……J |
はい、とうとう、こみパのヒロイン瑞希っちゃんですね。
これで一応レビューとしてはともかくこみパのゲーム自体はオールクリアとなりました。
やっぱりヒロインは良いものですな。
前半からビリビリとスキスキ光線が感じられます(笑
このスキスキ光線ですが、あまり出過ぎてるとリアル感を重視するユーザーさんからは嫌われる見たいですが、甘ほえで溶け溶けな雰囲気を好むユーザーさんからは好かれるようですね。(ちなみにわたしは三度のご飯より好きなくらい好きです(笑 )
というわけで、OP時から布団をはがしにやってきたり、いっしょのクラブに誘いにきたり、休みの日にデートに誘いにきたり、ご飯を作ってきたりとスキスキ光線が出まくっている瑞希さんですが、どうやら幼馴染ではないようなんですねえ・・・。
まあ、どうしてもシナリオ上で『あと少し、お互いの近くに近づけない2人』という演出が必要だったみたいですし、この辺はわざと幼馴染を外して作られたみたいですね。全国の幼馴染スキーさんはちとがっかりでしょうか(笑
ただ、シナリオ上の流れから行くとべったり昔から一身同体では出来なさそうなシナリオなので、シナリオライターさんの狙いとしては間違っていない気がしますよね(^^
あとは、ベタベタっぷりラブラブっぷりの演出ですが、どうしても最初からスキスキ光線が出ている系のキャラクターは前半と後半の緩急が付けにくい気がするのはどうか?(笑
保科いいんちょや楓ちゃんのような前半足を溜めて溜めて後半追い上げるタイプのキャラクターは前半でそれほどでも後半心を開いてからのギャップというのが+要素になって緩急がつくのですが、前半から『付き合ってるわけでもないのになぜかラブラブ』系の人たちは、緩急をつけようとするなら後半になって正式に付き合うようになったら『さらに誰も追いついてこれない世界までラブラブの世界を構築する』か『しんみりとさせて泣きの要素を付け加えてあげるか』しかないようですね・・・。前者はとらハとか萌え一本でラストまで引っ張りきるゲームによく見られるし、後者はLEAFのゲームやONEみたいな泣きと萌えの両方を持たせたいようなゲームによく見られるようです。(ちなみにkanonとAIRを省いてるのはあの辺の鍵ゲーはすでに恋愛がメインになってない気がするためのわたしの独断と偏見です(笑 )
で、瑞希っちゃはどうかというと・・・・告白してからのゲームボリュームが圧倒的に少ないため、あまあまっぷりも見せられないし、しんみりとするシーンはあるもののテンションがあがりきらなかった感がありました。残念無念・・
やっぱり正ヒロインは微妙な距離からの告白までが命なんでしょうかね?(とほほ
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シナリオについて……L |
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でわ、シナリオの感想です。
えーと、総評を一言で言うと・・・「まずまず・・」
いや、決して悪くない、悪くないんですが、どうしても最後のスイッチが何か入らなかった・・・いいお話なのにパワーが不足していた・・・そんな感じでしょうか・・・。
前半部分はある種『必殺幼馴染並に恋人同士でもないのにベタベタあまあま』を期待していたのですが、どうやらシナリオの展開上、この2人はあまり引っ付きすぎるとまずいらしく、思ってたよりは友達友達した感じでしたね。
まあ、いい悪いというよりこの辺の好みなので別にいいんですが、わたしは「なんじゃあこいつらーこんなやついるかー」ってくらいベタベタ夫婦状態の幼馴染とか好きなのでちょっと肩透かしをくらいましたかね・・(笑
むしろ、付き合うまでのベタベタっぷりだったら、南さんと和樹の方がラブラブだったような気がしますがどうか?(笑
さて、それはともかく大筋のストーリーとしては、『同人を始めた主人公に対して同人を頭から嫌って辞めさせたがるヒロインが、主人公が成長していくにつれて自分の了見の狭さや存在の小ささに気づき、不安になって悩む。』というようなお話のようですね。
まあ、人様の趣味を頭ごなしに馬鹿にするのは確かにどうかと思わないでもないですが・・確かに自分の好きな男の子が大学生になったとたんいきなりアニメにはまりだしたら惚れてる身としては不安にはなるよなあ・・(笑
と、苦笑して見ていたらわりと重要なプロットだったらしく、後々その辺からしんみりモードに入り瑞希が鬱になって、なんだかこみパらしからぬウエットな展開になりました・・・(w
一人思い悩む瑞希と、それに気づきながらも原因がわからない和樹の妙にもどかしい期間が非常に長く、ラストシーンまでのためがすごかったですね(笑 わたしとしてはあそこまで引っ張らなくてもいいから、その分のボリュームを告白後のラブラブに回して欲しかったかなと思いました・・・(^^;
とはいえ、ラスト近くの告白のシーンは和樹君も男前で良かったですね(^^
瑞希が不安になってる所をちゃんとフォローしてたし…(^^
ただ、和樹君自体が元々パワー型の主人公じゃないせいか、やっぱり予想を越えるほどのテンションが生まれなかったようで残念・・・(笑 南さんの故郷へと向かう電車を追いかける熱さはなかなかだったと思ったのですが・・
というわけで割と辛口の批評になってしまいましたが、やはり健気さはこみパでも1、2を争う逸材では無いでしょうかね。さすがは正ヒロインさんです。できるならED後のラブラブなエピソードをどこかで読みたいものです。
そこに瑞希っちの真価が現れているような気がします・・(笑
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