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──浩之ちゃん、みーつけた…──


 あかり
かみぎし あかり
attribution
(対象属性)
幼馴染属性
words
(セリフ)

「──なあに?」
「い、いや、べつに…」
「いま、こっち見てたでしょ?」
「そ、そのシャーペン見て、相変わらず子供っぽい趣味してんなーって思っただけさ」
「あっ、これ?可愛いでしょ?」
「可愛いかよ、そんな変ないぬ」
「いぬじゃないよ、くまだよ」
「くまぁ?いぬだろ?」
「ちがうよ、くまだよ、ほら」
「くま…か?」
「がおーうがおーう! ね? くまでしょ?」
「……あほらし…」
〜テスト日前日自宅にて〜

コメント:い、いや…それどころじゃ…(汗
太ももが…ガラステーブルが……ああ…あああ……(理性壊
ちょっと浩之ちゃんを健全な男の子かどうか
疑ってしまいました(笑

「じゃあ、まずは漢字の書き取りから…」
さわさわ…
「……」
さわさわ…
「……」
「あの、浩之ちゃん」
「なんだ?」
「…どうして、私のおさげ、触ってくるの?」
「ん?ああ、なんとなく…」
さわさわ…
「……」
さわさわ…
「……」
「…あの、気が散って集中できないよ」
「そうか、わりぃ」
「……」
「ふー…」
「…さわりたいの?」
「でも気が散るんだろ?」
「少しならいいけど…」
「そうか」
さわさわさわさわ……
〜テスト勉強中〜
コメント:こんな状態で付き合ってないとかいいますか?
ねぇねぇ…これでも付き合ってないとかいいますか…(血涙
ああ…だめごめんなさい、うそついてます
矢島君が…矢島君が……にげてーーー(;;

「…私、その口癖言うときの浩之ちゃんの目、好き」
「…な、なんだよ、突然」
「すごく優しい目…するから…」
〜あかりの部屋にて〜
コメント:ラブラブムードが高まってる前半の山場ですね。
もうこれは告白してるのと一緒だと思いますが…(笑
グラフィックのあかりの眼差しが非常に優しいのも吉です。

ひろゆきちゃ〜ん…ひろゆきちゃあ〜〜ん」
「おーっ、ここだ」
「浩之ちゃん!」
……
「……浩之ちゃん、み〜つけたっ!」
〜回想にて〜
コメント:あかりと浩之のケンカ後の
浩之の思い出の中のあかりの一シーンから
健気というかなんというか…
子供の頃からこんな人だったのか…
よく出来たお子さんです…(笑

「浩之ちゃん、見ーつけた」
「…あ、あかり?」
「…なんてね。……来てくれるような気がしてた。…だから、ずっと待ってたよ」
〜夕暮れの公園で〜
コメント:ケンカの和解のシーンの出だしの台詞
いいですね。あかりが健気で可愛くて
あんなにひどい事したのにこの態度…はあ…
「…わたしたち二人のアルバム。いつもお互いが映っていたらいいな」
〜ED-夕焼けの屋上で〜

コメント:ラストシーンでまったりと夕日を眺める二人の図
感無量といった感じでしょうか…



general comment
(総評)
キャラ萌えについて……J
はい、今回は、ヒロインです。
子犬さんですね。 スーパーあかりんです(笑

いうまでもなく、このゲーム唯一の「正ヒロイン」で主人公藤田浩之ちゃんの「幼馴染」でとてもとても昔から浩之ちゃんの事が大好きでずっとずっと背中越しに浩之ちゃんをじっと見つめてた人です。

結論:結婚しましょう


…趣味に走るなとかいわない。
いいんですっ。わたしはなんと言おうと好き好き光線が好きなんですから…


……
…………
コホン……話を戻します(ぉ
いわゆる「子犬チック」という言葉をギャルゲに持ち込んだ方ですね。数いる幼馴染の中でも主人公に「尽くす」という点ではトップクラスの女の子ではないでしょうか(^^
ちなみにわたしも大好きです。
特にこの手の子犬チックな女の子キャラクターが

「ひまかな?ひまかな?かまってほしいなーあそんでほしいなーあそんでほしいなー」

って感じでちょっと遠くで少し期待をふくんだ眼差しで上目遣いでこっちをみてるのとかは反則です。
ガード不能技です。(ちなみに子猫チックだと遠慮が無いので遊んで欲しいときは「ひまなのーあそんでーあそんでー」ってこっちの都合なんて気にせずにじゃれ付いてくるので注意しましょう。それも強力です(・・)b  )

「何事に対しても控えめで引っ込み思案で、気が弱くて、地味で、でも我慢強くて、コツコツタイプで、主人公の世話だけを焼きたがる」恐ろしいほどのご都合性を持った娘さんです(^^;
よくレビューなどを見ると、いいんちょはシナリオとかのせいも会って「ともすれば現実に居そうな程、女の子っぽい女の子」といわれてたりしますが、あかりんはそういう意味では「現実にいなさそうな女の子」の要素のかたまりかもしれませんね。

でも、こっちの世界では大抵はその方が受けるってもんです……(笑 (やりすぎはいけませんが…
だって、やっぱり男性諸兄の理想像がたくさんいて何ぼの業界ですもの……(笑

断言してもいいですが、ガ
ングロで「ちょださー」とかいいながら金髪のサーファーと毎晩どっかに出かけていって朝帰りしてくる幼馴染とか絶対今後も生まれません(ぉ
そういう意味では
『錆びないから王道って言うんですよ』的模範キャラクターでしょう……(^^

ただ、個人的な感想を言わせてもらえばわたしの好みとしては、もうちょっと主人公との力関係を強くして欲しかったかなと……
詳しいことはシナリオに譲りますが、浩之ちゃんの言いなり的従順性じゃなくて、必要なときには物事を自分の計りでも見ることが出来る強さも持ってる女の子であって欲しかったですね…(^^;


とはいえ、その辺を補完させるのがあかりシナリオのメッセージ性なのかもしれませんが……(^^;
シナリオについて……K
えー、前回、志保を「設定で損してる人」と書きましたが、今回は設定でダイブ得してる人でしょうか……(笑
何しろ幼馴染です。
純愛系ノベルタイプのギャルゲーにおいて、妹属性とともにならんで、ほぼ最高クラスの出場率、撃墜率を誇る大設定ですね。いわばエースパイロットです。(何

当然お話も様々に開発されており、ある程度ツボもはっきりしておりますので、当り障りのない話を作りたければ、あっという間に完成するんではないでしょうか……(笑

基本路線は終始あかりが健気な所を見せつづけます。
まあ、それはこういうキャラクターなんだからあたりまえでそうじゃないと何がなにやらわからないのでよいです。むしろ小さなイベントとかあかりが子犬チックでかなり好きです…虹をみて喜んだり、抱っこしてもらって照れ照れになりながらニコニコしてるあたり、本領発揮といえる感じがします。

残念ながら、シナリオでの後味の悪さが緒を引いてしまって、いまいち好きになれなかったんですが、好みのキャラクターのタイプという意味ではあかりが
一番ですね。


・PC版To Heartのこと

…………でもなにもあんな辛いイベント挟まなくても……(涙

いや、まあ何の意味も無いとは言いません……というかあかりは幼馴染キャラクターといえどもちょっと浩之ちゃんにおんぶだっこしすぎている気もするので、その辺を補完させるというか、対等な恋愛へと持っていこうとするという意味合いも会ってああいうケンカイベントを発生させたのかもしれませんが……

ケンカも対等になってないです(涙
やっぱりというか、一方的に浩之ちゃんが怒ってあかりを追い払うので、モニターの前で見てるわたしは置いてけぼり状態になって浩之ちゃんと全然シンクロ出来ませんでした(;
ああいう話にするんならプレイヤーは浩之ちゃんといっしょにこれまでのあかりの関係とか過去の思い出とかにワケのわからん苛立ちを感じるようになってないといけないん
でしょうね…。
でも残念ながらなんで浩之ちゃんがためらうのか、頭でなんとなく理解が出来ても感情がシンクロしません…。

あせりすぎてまだほんとに恋愛感情に至ってないからでしょうかね?それか肉親に対する罪悪感みたいなものが邪魔したんでしょうか…?
どちらにしても、ここまでこんなに現実にいなさそうな女の子とご都合的展開でと理解しつつも居心地よくやってきたのに、突然現実的な倫理感が現れて「ホントの事いうと違うよね?」って言われても…という感じでしょうか…。

タバコを買いにタバコ屋さんに行ったら、タバコ屋のおばちゃんにタバコの害毒について説教されるようなもんでしょうか。そんなことは解っててあえてそれを求めに来てるのですから…(笑

と、まあその辺がノイズになってシナリオとのシンクロを妨げた感があるのですが、まあ率直にその後の男前じゃない浩之ちゃんが気持ち気に入らないというのもあります(w
やっぱり、女の子が可愛くて健気なだけじゃお話はよくなりませんから、男の子にも頑張っていい動きを見せて欲しいものです(^^;
嘘っぽかろうと、気障っぽかろうと、演出がしっかりしててお話にシンクロしてさえいれば、大抵の主人公君の恥ずかしい行動はむしろ了承となるような気もしますので……(^^;

その後の展開は月並みといえば月並みではありますが、無難なところを抑えてくれてて悪くなかったと思われます。
やっぱり主人公は
とくに音楽がいいですね。オルゴール調のブランニューハートが随分雰囲気作りを盛り上げてくれてると思います(^^


・PS版To Heartのこと
で、続いてPS版なんですが、あかりは志保ほどシナリオに大編集がなされてないのでそれほど書くことはありませんね(^^; ただ、川澄ボイスが非常にいい感じにマッチしてます。あと川澄さん自身の演技力も非常に上手いのでもうあかりはすっかり川澄さんって感じです(^^

あとPS版のほうがケンカのあたりのシーンで浩之に頼らないであかりが独り立ちした感情を持てるようになってる気がしますね。あと、やっぱりPS版も音楽が非常によく演出されてます。この辺はさすがleafと思います。


・閑話休題(どうでもいいけどちょっと気になったこととか…)
というわけで、あかりんなんですが、シナリオをやっててふと思ったこと…

矢島君可哀相……(;

 なんか各同人誌なんかではすっかり山根先輩と同格視されて、踏まれたり蹴られたりしてる人なんですが、あかりんシナリオでこの人を見る限り何一つ悪い事してないですよね…。むしろ好きな娘がいて、その好きな娘にアタックするために浩之ちゃんに礼儀正しくお願いしてます。

 しかもちゃんと事前に、浩之ちゃんにあかりとのことを訪ねて「もしお前達が付き合ってるんなら、それは仕方ないから俺は遠慮するけど、もし違うんなら橋渡しを手伝ってくれないか?」なんて非常に腰の低い控えめなお願いの仕方でお願いしています…。
 しかも、「な、頼むよ。上手くいったら何かおごるからさ」とかすまなそうにしたりしてますし、この辺からかなり好感の持てる人物と判断できます。
 さすがはバスケ部のエースです。 じぇんとるめんです。むしろ幸せになって欲しいです(笑 何でこの人が山根先輩並なのか謎で仕方ありません。

 しかもそれに対してこのイベントでの矢島君に対する浩之ちゃんの仕打ちは…………
 さらにその十日後あたりから突然「一度神岸さんに好意を持ってないと言って仲立ちを引き受けといてすっぽかした」藤田君と「仲立ちしてもらう相手だった」神岸さん……突然ラブラブになります…(==
 浩之ちゃんに協力してもらえなかった矢島君は、当然その後もどうしたら神岸さんにうまく気持ちを伝えられるか色々と思案をしていたでしょうに………(;

が、がんばれー矢島君。ボクは君の味方だぞー。君は幸せになるべきだー(;
くれぐれもグレてク○スマ○死○死ね○なんかに入っちゃダメだぞー。ふぁいとー(==)q

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