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── ……運命的?
──


来栖川 芹香
くるすがわ せりか
attribution
(対象属性)
子犬属性、包容力系お姉さん属性


general comment
(総評)
キャラ萌えについて……J
ういっす、今回は芹香先輩です(=▽=)
……とうとう、私のお気に入りキャラベスト3です

ふ、ふふふ、ふふふふふふ……

もう、もう止まりませんえ?止まるものかっ!
ここからは全力だっ 本気の俺を見せてやるっ 私はまだ変身を二回残しているっ(何 ワシは止まったら死ぬんじゃー(誰?



……すいません、そろそろ引かれそうなので、正気に戻ります(駄
レビュー全然関係ないし。



さて、では気を取り直して来栖川先輩です。

来栖川先輩。当時、わたしの中では、なかなかに革命的なキャラでした。
当時の年上キャラ、わたしがやっていたゲームがたまたまそうだったのか、業界全体が、なんとなくそういう流れだったのかはわかりませんが、先輩、年上のキャラにして内気、無口、素直で小動物系でフルフル、コクコクというのは、類を見ない年上キャラだったんじゃないでしょうか。とても斬新でした。

年上といえば、『優しくて、頼れて、優しくて、笑顔で、落ち込んでたらやんわりと慰めてくれる、あったか系のほわーんとしたおねえさん』が相場で、一般的に言う南さん(こみパ)とか、翠さん(まじアン)とか、涼子さん(Pia2)、などに代表される感じの人だと思っていたのですが…

いや、高橋さん(←ライターさん)、リバース時の年上の優しさ感は残しつつ、見事な受けキャラを作ってくれました。
まさにグッドジョブです。 ついでに(個人的に)パイオニアです。

いや、妹の綾香のような万能型、どんなシチュだって総攻めで主人公負けまくり(何かの勝負で勝ったとしても結果的に綾香の喜ぶ結果になってしまってる気がします)完璧超人じみた、『ああもう、わかったよっ、言うとおりにしてやるよ、してやるさっ こんちくしょー』って感じの心地よい支配され感もいいんですが(ホントにな…)
凹んでいるときに芹香先輩に無言でナデられて慰められるのはそれに匹敵する強力な別ベクトルだと思います。
きっと何も言わないのがツボなんでしょう。芹香先輩はこんなでもお姉さんですから、きっと何も語らなくても察してくれてます
ただ、身を任せてると元気にしてくれる気がするのは、まぎれもないお姉さん系の力だと思います。うむ。


そして、普段の来栖川先輩ですが…
一転して、どこか頼りなさげな、どこを見てるのかわからない、不思議系のちょっと寂しそうな女の子でもあります。
ちなみに、先輩ほどの人格者だったら、勇気を出して声をかけてきた女の子の一人や二人いれば、あっというまに好かれて仲良しになってると思うんですが、よっぽど来栖川の名前は強いのか、冷たい人が多いのか…(涙

と、まあ、妄想は置いといても、やはり、男の子たるもの、そういう頼るべきものを持たざらない内気な女の子に何かを訴えるような視線で見上げられるのは一つのドリームでしょう。

しかも、内気は内気でも芹香先輩は非常に積極的な人です。
詳しくはシナリオに譲りますが、必ずしもこの手の女の子キャラは『内気で口下手=消極的で受身』ではないのですな。
むしろ、こういう娘さんこそ、自信ないままにおずおずとアタックをかけてきて欲しいものです。
そうで有ればこそ回避不能なほっとけない波動が出るのでしょう(笑

というわけで、来栖川先輩はお姉さんにして守ってあげたくなる、か弱いけど包み込む優しさ有りのとても矛盾したキャラの好例だと思います。ライターさんの技量を感じますね。まる。

シナリオについて……J
PC版について
PC版芹香先輩シナリオは、プラス有りマイナス有り、差し引きしたらプラスのほうが多かった…というような感じでしょうか…。
とりあえず、マイナス点としては、やっぱりHシーンかと思います。
琴音ちゃんやほどではないんですが、うーん、そんなに無理に始めなくてもいいのでは? と思わないでもないですかね。

まあ、ほれ薬はわかったけど、ラブコメものとしては、そういうものを使ったときのお約束としては、ちょっとドキドキした所どまりのサービスイベントでよかったのではないかと思います。まあ、製作側の大人の事情というものなのでしょうが…。

もうちょっと、来栖川の家柄とのたたかいっぽいものがあっても良かったんじゃないかなという気はします。
先輩とのお付き合いのためだったら、浩之ちゃんは頭の固いらしい来栖川の爺さん相手に大健闘をしてくれそうなんですが…買いかぶりすぎでしょうか…(綾香だったら浩之の出る幕はなさそうですが…(笑 )


さて、ではマイナスはそれくらいにして、プラスのほう行きます。
なんといっても、夕暮れの校舎でのイベントでしょう。
もう、罪悪感いっぱいです。バカ浩之ーー

このシーンはとても好きです。 だって、芹香先輩ですよ? そりゃ待ってますよ?(TT
あああ、ダメです。この人は…悪い男に引っかかっちゃったらきっと悲惨なことになります(いや、そんなことになる前にセバスがなんとかするでしょうけど)雨の中でも雪の中でも、待てっていわれたら待っちゃいそうです。危険です。アラートアラート。

で、夕日に染まる校舎で言われるがまま立ちぼうけで待ってた先輩を見て、泣きそうになりながら謝ろうとする浩之に、すっと手をかざして、ひっぱたかれる…と思いきや、泣きそうな浩之の頭をやさしく撫でり撫でり…。

ナデナデイベントキター(゜∀゜)

まあ、別に見てるこっちとしては本当にひっぱたかれるとは思ってませんが、それでもどうフォローしたらいいのか、悲しい気持ちでいっぱいな時に『……どうしたんですか?』って、苦を苦とも思ってない…というか、置き去りにされたなんてハナから想像もしてなかったような、純度100%なセリフを聞かされては…もうダメです。全面的に降伏です。 先輩ごめんなさい(TT 

ついでにいうと、置き去りにされたのに「?」な状態でこっちを気遣う先輩の目が反則です。
バックに流れる音楽が反則です。
暮れなずむ夕日に照らされた校舎が反則です。

そりゃ感極まって抱きしめたくなりますよ(断言
むしろ、こんな先輩は抱きしめずにはおれません。
先輩も抱きしめ返してくれたあたりでもう幸せゲージが臨海を突破します。
この幸せ度を毎日味わうためなら、セバスの1ダースや2ダース…(笑
というわけで、悪いことをしといて幸せいっぱいになってしまう浩之ちゃんでありましたとさ…(笑


あとはラストシーンでのドレスを来て、貴族ども(←笑)のお誕生会を抜け出してくる芹香先輩ですね。
これはもちろん、豪華な世界を投げ捨ててでも、浩之にお誕生日を祝って欲しい先輩の思いに『…うはー…愛されてるねい(ニヤリ』とするシーンで間違いないのですが(ないのか?)、もう一段ツッコンで考えると、ちょっと素敵です。

曰く、この日は芹香先輩の誕生日パーティーです。
しかも、会場はそこらのホームパーティではありません。来栖川財閥のパーティ会場です。

当然人がわんさかです。みんな芹香先輩に注目してます。いなくなったらすぐわかります。

ましてや、芹香先輩の足で飛び出そうとしても、まず門まで行く前に即効でばれて連れ戻されるでしょう。

…そんなことになったら、こんな大事な日にただ自分の恋人とすごすことも出来ない芹香さんはきっとひどく悲しむでしょうね…。


……綾香って、たぶん、基本的にお姉さんが“しょぼーん”としてるとだだ甘になりますよね…?(笑


…………
……………
なんとなく、姉を逃がして先輩と同じパステルグリーンのパーティドレス着て、芹香先輩のフリをしてどっかの馬鹿なボンボンの退屈な自慢話を怒りもせずに延々と聞かされてる綾香お嬢様と、その様子をたった一人だけ変装に気づいてるのに黙の一字を保ってじっと端のほうで憮然とつっ立ってるセバスチャンが想像されませんか…?(笑

綾香お嬢様、裏方ご苦労様です。 後でいろいろ浩之にたかってもいいんじゃないかと思いますよ?(笑


とまあ、妄想の大活躍はこのくらいにして、PC版の感想を終えたいと思います。
芹香先輩バンザーイ

PS版について
さて、PC版といっても、プールイベントが増えたことと、ほれ薬のイベントに人形作りが加わって内容が少し改善されたことくらいしか、印象に残ってないんですな。
あまり改変はなかったんじゃないかと思いますが、どうか?

まあ、声に岩男潤子嬢のボイスがついた(小声だけど…)ことと、白の水着姿のCGが眩しかったことでしょうか…なんとなくデザイン的に綾香のなんじゃないだろうかとか思うんですが…(笑

ああ、あと、記念すべき指チュパ第一号です(わたしの中で)
なんとなく、指先からお互いの血液の交換ってえろいですよね…(笑

あと、余談ですが、個人的には芹香先輩ED後の浩之は、同級生のいずみEDの竜之介みたく、バリバリそれにふさわしい男になって欲しいと思います。以上。

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