「俺とあたしで十分通じる仲でしょーが。戦国武将じゃあるまいし、いちいち名乗ってらんないわよ」
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〜休日の電話より〜
コメント:そりゃそうですな…なんで戦国武将かわからないけど…
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「だめよ、それはダメよ!…あ、あんたには…あ、あかりがいるでしょ?…あ、あたし、用事思い出したから帰るっ…!」
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〜学校帰りの買い食いにて〜
コメント:このあたりから志保の様子がおかしくなりますね。
恋する乙女っぽくって好きです
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「俺は、あかりじゃ無くておまえを見てるんだよ」
「…………」
「なんか言えよ」
「……そんなの、あかりに悪いじゃない…」
「あかりはいいんだって。お前の方はどうなんだ。…お前の気持ちを聞いてんだよ」
「…あ、あたしはあんたのこと──………きらいよ…」
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〜〜 |
「そいつにはそんなんでいいのかよ?オレ、お前のために言ってるんだぜ?」
「あたしは…いいのよ。いいから譲るの…」
「ウソつけ、どうでもいいやつが怒り出したりするかよ」
「だって!あたし、あかりに頑張れって言ったのよ。それがウソになるじゃない…」 |
〜〜 |
「よくないわよ。あかりに言ったら、あかり笑って譲ってくれるよ。きっと…あたし、そんなあかりの笑顔、みたくないからっ」 |
〜〜 |
「…あたしたちって、卒業してからもずっと一緒かな?」
「……さあな」
「ま、進学にしろ就職にしろ、みんなで同じ学校や職場ってわけには行かないわね…」
「おいおい、ガキじゃねぇんだから、いつもべったりしてられるかよ」
「そりゃそうなんだけどさ…なんか、それはそれで別の人生歩んじゃってるな、って感じしない?…そうなったら、さみしいな…って」 |
〜自宅近くの公園にて〜
コメント:お互いが好きだけど友達同志の関係も失いたくないし、
雅史やあかりたちともいつまでも一緒にいたい…
微妙な心情が痛いほどよくわかります。
永遠なんて無かったんだ…という感じでしょうか…
ゲーム違うけど…(;
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「バカねぇ。あたしたち、もうガキじゃないのよ?義理で好きな人をゆずるなんてね。ただの偽善よ。そんなんで自分はいいヤツだなんて思ってたあたしって、つくづくガキね」
「おい、それってつまり──」
「あかりとは親友だけど、今日からは恋敵。容赦しないわよぉ?」 |
〜四年後、高校へ向かう車内で〜
コメント:個人的に大好きな大人バージョン志保の出した
あかりとのことに対する回答。
いいですね。修羅場の覚悟完了ですか
頑張れ浩之ちゃん。男として(笑
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「10年後あたしたちはどうなってるかしら…」
「わかんねーよ。そんなこと」
「今は昨日のことのように思い出せるけど、あたし達の高校時代って、その頃には多分セピア色に変わってっちゃってるかもね」
「かもな」
「出来れば色なんて変わらないで、いつまでも覚えていたいわねー…」
「そいつはいいかも知れねぇが、これからも思い出は増えていくんだぜ?持ちきれなくなるぞ」
「楽しいじゃない。山ほど思い出引きずってこのさき生きていくのよ?おやつたっぷりの遠足みたいなもんよ」
「歩けなくなってもしらねえぞ…」
「歩いて見せるわよ。…でも重たくなったらあんたも少し持ってね」 |
〜四年後、校門をくぐりながら〜
コメント:こういうしゃれた言い回し好きです(^^
志保だったら、恋人になったって結婚したって
こんな感じの会話をしてそうですね。
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