■第 4章  りんちゃんの日常  (土見稟   ネリネ編)

 

 別の日……金曜日の放課後にネリネの家にいった。もちろんネリネ以外に人がいない

のは、確認済みだ。
薄いブルーのワンピースを着たネリネに、が玄関からでたきた
「ネリネ! 少し勉強を教えて欲しいんだが!」

「凛さま……中間考査も近いことですし分かりました一緒にしましょう」

凛が言うには物理が危険と言う事でネリネに泣き付いてきた。

ネリネの物理学は凛が通う学園始まって以来の優等生なのだ……


……じゃあ勉強しよう」

其々テーブルの椅子に座ると勉強し始めた。

「ネリネこの方式を教えて欲しいんだけれど」
椅子をネリネの方によせるとほのかにいい香りがする。

「凛さまこれですね・・」
ネリネとの距離が急接近する。

 

 思わず凛は、ネリネの唇を奪っていった。

両手でネリネの頬を押さえ、柔らかい唇を楽しむかのように舌をはわせて、遂には舌で唇を割っていった。
 

「凛さま……

 

「ネリネは胸が感じやすいんだナ。乳首がこんなに立ってるね……
「そっ、そんなことないです。」
 そういうネリネに、凛は、ネリネの唾液と自分の唾液を混ぜ、ネリネの口の中に注ぎこんだ。
「ンッグン……ンッグン……
 上から口を重ねられ、ネリネは飲み干すしかなかった。

つばを飲むことが、なぜか、とても卑猥なことに感じられ、ネリネは顔を真っ赤にした。

 

 凛は、ネリネの口をひととおり味わうと、舌を首筋から胸へと滑らしていった。白磁のような白い肌の上を唾液の筋が光っていく。舌は遂にネリネの乳頭を捕らえた。
「だ、だめです……そっ、そこは………
 ネリネの声が艶っぽくなる。
「感じるんだろ? ネリネも好きものなんだな……?」
……そっ、そんなこと、しっ、しない……
 凛は、ネリネの双乳をムンズと鷲掴みにし、乳輪をなぞるように舌を這わせて、唾液でヌルヌルになった乳首を乳飲み児のように吸う。

量感といい、その柔らかさといい文句の付けようのない白い膨らみが、凛の手でさまざまに形を変え、桜色の可憐な乳頭は次第に色を濃くしていき、ツンと尖りだしていく。

 ついに凛の手が下腹部の茂みを捕らえた。
「さらさらして気持ちいいよ」
 ネリネは涙を流しながら、次に狙われるだろう標的を守ろうと太股を合わせる。
 凛は、いったん手を止め、夏物の掛け布団を丸め、ネリネの背中の下に押し込んだ。

ネリネの身体がブリッジをしたように反り返る。喉はピーンと伸びてのけぞり、下腹部を前に突き出したような形だ。
……ウッ、……ウウウッ……
 そう声をあげるネリネの髪をやさしく整え、凛はネリネの頭の上に立ち、膝を頭の両側に落としていった。ネリネの顔の前には凛の怒張が黒く不気味に反り返っていた。
「ネリネ、こうすると咥えやすいだろ?」
……えっ、咥える……?)
 ネリネには何のことだかわからない。

「なっ、なに……
「目を開けろよ、ネリネ」
 ゆっくりと目を開けると、そこには先走り汁を唇に塗っている肉棒があった。

 凛は、ネリネの頬を両手で押え込み、先端を唇の割れ目に押し込んでいく。
「ムグ、ムグググ……

「いいよ、ネリネの口……最高だよ。暖かくて……気持ちいいよ」
 凛の巨根を押し込まれたネリネにはしゃべることも許されなかった。ただただ、うめき声をあげることしかできない。
「ング、ンムム……ンムフンッ……
 喉の奥に黒光りする遺物を押し込まれ、ネリネに向かって凛が。
「いい顔だよ。ほら、……
部屋にある姿見にネリネが見えるように場所を移す。

 凛は、ネリネの口を自分の分身で味わいながら覆い被さり、69の形をとった。腰をクイッ、クイッと動かし、亀頭がネリネの舌と擦れる感じを楽しみながら、下腹部にしとやかに鎮座する肉の割れ目に指を掛けた。
「うっ、うぐぐぐ……
 いやいやと首を振るネリネだが、それが凛を刺激して、怒張はさらに太さを増す。
「気持ちいいよ。もっとこすって……
 そう言いながら割れ目を開いた。溜まっていた淫蜜が零れ落ちる。
「ネリネも感じてるんだね。ほら、こんなに……
 凛は、それを舌で掬い取りながら、一度も擦り上げられたことも無い、何物も進入したことも無い、美しいピンク色をしたビダ肉を一枚一枚舐めていった。
 凛は、指を1本、暖かい媚肉の中の忍ばしていき、抜き差しした。
…………ムぐぐぐ……
 ネリネの身体がビクンビクンと跳ねた。凛は指を2本にしてネリネの蜜壷をこねまわす。止まることなく溢れ出る愛液で、クチャックチャッと音を上げながら、指の動きを早くした。
「いいだろ? いいんだろ……
 そう言いながら、ザラザラの舌で舐め上げた。
 ネリネは、もう堪えられないというように腰をせり上げ、激しく振った。膣に入れた指が強く締め付けられる。
 ネリネが頬をすぼめて、凛の怒張を吸い上げた。
「うっ、もう我慢できないよ、ネリネ。出るよ……飲んで……
 ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ……
 精液が喉の奥にほとばしる中、ネリネは、それを吸い上げ、
……ウッ、ムッ、ムグググゥゥゥ……
 凛が射精すると同時に、ネリネ自身もくぐもった絶頂を告げる声を上げた。初めてのオルガスムスを迎えたネリネが腰を高く突き上げ、四肢を突き伸ばした。

弾け飛んだ白濁が、ネリネの瞼、鼻に掛かる。口の中から溢れ出す精液が口の端からタラリとこぼれ、ネリネの頬を伝った。
「、ゴクッ……
 ネリネは口の中のミルクを飲み干しながら、目から止めど無く涙があふれる。
 感じてしまった自分が信じられず。絶頂を迎えた時の自分が、凛の怒張を無意識のうちに吸い上げてしまったこと、凛のミルクを飲み干した時に何故か頬が熱くなったことが不思議で、自分の中に潜む女性に恐怖を感じた。こんなことでなぜ感じてしまうのだろう、何がそうさせるのだろう……
「すごい締め付けだったよ。指が食いちぎられるかと思った……
 こういうのを名器っていうんだね。……
「結構淫乱なんだなぁ、ネリネは……、指だけでイっちゃうなんて……
ミルクも、残さず全部飲んだね……

 いよいよつながるのだ。ひとつになれるのだ。憧れの身体が、汗で肌を光らせ裸になって目の前にあるのだ。四肢を伸ばして、秘孔の周りは、凛の唾液と自らが出した愛液が交じり合い、ヌラヌラと光らせて、いかにも、準備が出来ていることを告げているようだ。凛の一物は、口に射精してはいるが、すぐさま力を取り戻す。いやっ、さらに血液が集中している感じだ。憧れ続けた幼なじみを縛り付けて犯すという行為が、凛をさらに興奮させた。一物は血管を赤黒く浮かび上がらせ、ネリネの秘苑の可憐さと比べあまりに対照的だ。

 ゆっくりと腰を落とす。異様に膨張した亀頭が、ネリネの清楚な花びらをかき分けていった。
「だめっ、……やっ、やめて下さい凛さま……
 ネリネは願いを請うようなまなざしを凛に向けて、首を振る。凛は、その瞳の色っぽさに興奮が増していく。
 先がすこし入る。そこから先は肉壁が幾重にも重なり、径は窮屈だ。
(いまく収まるかな……。)
 凛はグイッと腰を突き入れた。かろうじて王冠部が入った。
「痛ッ、……痛い……
ネリネの顔が歪み、身体が反射的にのけ反った。
「うぐぐぅぅ……
 喉の奥でくぐもった声を上げた。痛みを堪えている。
「ついにネリネも。おれの物になるんだね……
 進入から逃れようと、上へ上へと身体をよじるネリネの太腿を抱え込み、こちらへ引き寄せた。同時に、窮屈な秘孔にズーンと腰を突き上げる。凛の肉棒が処女の生肉をえぐった。誰も踏み入れたことのない窮屈な肉路をメリッと引き裂いていく。
 ネリネの眉が歪み、魔族特有の耳が反射的に下に向くそして太腿がピーンと引きつった。生まれて体験のしたことのない痛みがネリネの中心部を襲った。
「ウッ……、ングググ……
「痛いか? ……ソラッ、ソラッ……
 ネリネの中へズシン、ズシンと容赦なく怒張を埋め込んでいく。腰を右に左にと振って逃れようとするが、そんなことはお構い無しに怒張を送り込んでいった。

 ネリネの目に光る涙が、大きな瞳が潤んでいく。そのことが凛の淫欲をかりたてた。
 花園の入り口に鮮血がにじんでいるのに気が付いた。

 純潔を破ってやった……。凛は征服感に酔いしれながら腰を押し込む。
「やったよ。いいよ……、ネリネの中、最高だよ……
 規則的に挿入が行われると、ネリネの腰も機械的に前後する。二重瞼の大きな目からは涙があふれ、どんどん落ちていく。
 凛は、ピッチを速めて前後させた。ネリネの身体が弓なりにのけ反った。うめきがひときわ大きくなる。

 凛はネリネの腰を掴み、たてつづけに揺さぶった。
「いいよ、いいよ。ネリネ……最高だよ……
 凛がネリネの胸を鷲づかみにして捏ね回す。乳首を摘まんでは押しつぶす。その度にネリネの子宮はキュッ、キュッと収縮する。始めての苦痛を、初めて感じる快感が上回りはじめたのだ。
「だっ、だめ……
 ネリネの言葉が、快感と理性の間で揺れはじめている。
「いいんだろ? 素直になれよ。イクって言っていいんだぜ」
 凛はネリネの腿の裏を、膝の裏からお尻の付け根に向かって撫で上げる。
……ううっ、う……いっ、……
 膣が収縮し、凛の怒張を絞り上げた。キュッ、キュウー、キュッと強く弱く締め上げる。
「いくよ。……いくよ。イクって言って」
 ネリネの中で熱いものが爆ぜた。ヒダ肉に絡み付くように、ヌルヌルの汚濁が飛び散る。

ネリネは足の指先までツッパリ、背筋を仰け反らせ、遂に絶頂のうめき声を上げた。
「うっ、……いっ、いい……
 ニ度目の絶頂は、甘くせつなくネリネの頭の中をめぐった。

「いったんだろ?」
 凛がたずねる。
……これがイクっていうことなの?……
 ネリネは、初めての感覚にいままで知らなかったイクという言葉を重ねてみた。

頭の中が真っ白になった自分を恥ずかしく思った反面宙に浮くような不思議な感覚がした。いまだにその余韻の中にいる自分が不思議だった。

、ネリネはまだ絶頂の余韻の中にいる。ベッドの上に座らされたネリネに、
「清めてくれよ」
 凛は、さっきまでネリネの中にあった自分自身をネリネの前にだした。
 ネリネは何も考えることなく凛の怒張を咥えた。

「さぁ、舌を使って……
「ング、ンムム……ンムフンッ……
 首を振ってイヤイヤと抵抗して見せるが、息が出来ない苦しさから、ネリネは抵抗を止め、サオに舌を巻き付けて行った。頭を押さえている力が弱まり、怒張が少し戻される。ネリネの舌がカリの裏側に絡み付いていく。
「そうだよ。……いいよ……感じるよ」
 凛の怒張が力を取り戻していく。どんどん角度を増していきネリネの口いっぱいに、太さを取り戻して行った。
「ネリネの口が気持ちいいから、もうこんなになったよ」
 凛はネリネの口から怒張を抜いた。

 凛はネリネにベッドに手を付き尻を持ち上げるように言った。
 従うしか許されないネリネがベッドに手を付く。相乳は、形を崩すことなく垂れ下がっている。みなぎる若さが胸を引き上げているのだろう。尖った乳首だけが重力に引っ張られるように尖り出ている。
「お尻をもっと上げろよ」
 凛はそう言ってネリネのよく引き締まった尻肉をつかんだ。ネリネの桃のようなヒップがゆっくりと上がっていく。ゆで卵を剥いたようなツルリとしたヒップの間に、ピンク色をした菊座と、その下に産毛のような恥毛に囲まれた花唇が縦に口を閉じている。

「綺麗だよネリネ」

 その言葉に我に帰りネリネは股を綴じ合わせ、お尻を落とそうとする。凛はすばやく手を股の間に差し入れ、ネリネを固定する。

……ううっ、……もうやめて、下さい……
 ネリネはお尻を高く、凛に差し出して行く。ネリネの瞳から落ちる涙でシーツに大きな染みを作って行った。
 凛はネリネのお尻の相肉を鷲づかみにして左右に広げ、亀頭をあてがった。
 差し出されたネリネの中に耕市の肉棒が吸い込まれていく。一度咥えこんだヴァギナは難なく凛の巨根を受け入れていく。
「うう……う ヒィ……
「すぐよくなるよ、さっきもそうだったじゃないか」
 いやいやと首を横に振るネリネの腰を掴み、凛は怒張の抜き差しを始める。

ネリネのヒップを打つ音がパン・パンと部屋に響く。
「うっ、……うっ……
 ネリネが感情を押さえた声を上げはじめた。
「ほらっ、よくなってきたんだろ?
今度はちゃんとイクって言えよ!」
 凛はそういって抜き差しを速めて行った。
 上体を支えていたネリネの手が崩れ、顔と相乳がシーツに押し付けられた。凛の動きに合わせ、乳頭がシーツに擦られる。尖りきっていた乳頭がコリコリと擦れるたびに、横に向けたネリネの顔が紅潮していく凛は、バストの下に手を忍び込ましていき、揉みしごいた。

……いっ……いい……
「いいんだろ? 締まってるよ……ネリネ……
「だっ、だめぇ、動いちゃ………………
 凛は怒張をネリネの子宮の奥深くまで送り込んだ。
……いっ、いい……イクぅ……
 ついにネリネが覚えたての言葉を口にし、背中を仰け反らしたあと、ベッドに崩れ落ちた。

 朝・・・のようだ。ぼんやりとした意識の中で、かすかにザーっという音が聞こえてく
るのがわかった。
(ん?・・・雨、か?)
 おれは身体を起こした。少し開いたカーテンの隙間から、窓ガラスに付いた水滴と灰色
の雲が見えた。
 夕べの事が思い出される。ネリネの声、匂い、感触・・・朝からすっかり元気になってしまった。

まあいつものことだけど。

「ううん………
ネリネの目が覚めたようだ

身体が重かった。頭が、まだ、ぼんやりしている。何回、イかされたかも憶えていない。それほど、何回もイってしまった。ベッドの上で、凛に串刺しにされ、咥えさせられたり、 疲労がまだ残っているのだろう、目に疲れを現し、涙に潤んだ瞳がアンニュイな感じの色気を感じさせる。凛と目が合ったネリネは、顔を曇らせ、

「凛さま、、帰ってください………

「昨日はよかったんだろ? あんなに気をやったじゃないか。
 イク、イクってなんどもいってたぜ。……すごいよがり声だったよ」
「いやっ、そんなのことない。……言わないで……
 語尾がだんだん小さくなり、震えてくる。昨夜の記憶が蘇ってくるのだろう。


「カーテンを閉めて下さい。」
 明るいところで、はさすがに恥ずかしいらしい。おれとしてはネリネのバスローブ姿を存分に見て
みたかったのだが・・・おれはカーテンを閉じた。
「これでいいか?」
「はい。」
 ベッドに仰向けに寝ころんだネリネが小さくうなずく。おれはそれを見てネリネのバスローブに手をかけた。徐々にあらわになるネリネの胸。まぶしいくらい白い肌がバスローブの奥から
現れる。
「凛さま。」
「何?」
「最初っからこれが目的だったんですね・・・」
「ん・・・まあな。」

「ネリネにはなかなか隙がないから。」
「そんなこと・・・無いですよ。」
「え?」
「凛さまがしたいんだったら・・・わたし、いつでもいいですよ。」
「ネリネ・・・」
 正直ちょっと嬉しかった。おれが照れ笑いをすると、ネリネも恥ずかしそうにおれを見て
笑った。

安心したネリネは、凛の首に両手を廻し口付けた。部屋で2人きりでいることが、ネリネの緊張感を開放したのだろう。自分から凛の口の中に舌を入れ、舌を絡めていく。
「あはぁ、ああ……、あはっ、
 好きです。凛さまが……、ああっ……
 ネリネは、はだけたバスローブからせり出した相乳を耕市の胸に押し当て、身体を捩った。その頂点からぷくっと飛び出した乳首が、耕市の胸の上で転がる。その刺激を楽しんでるかのようにネリネの声が、
「ああん、ああっ……、いっ……
と、くちづけを交わす口から漏れ出した。

 


 ちゅっ
「ん・・・んんっ!」
 おれの舌がネリネの唇を割る。こういうキスすらあまり経験がない。案の定ネリネは少し身を堅くしてじっとしている。
「こういうの、いや?」
 ふるふると首を横に振るネリネ。
「ネリネも舌を出して。」
 おれの声に従ってネリネが小さく舌を出す。おれはそれを舌で丁寧になぞった。
「・・・どう?」
「なんだか・・・変な感じ。」
「変?」
「緊張するんだけど、身体の力が抜けてく感じ。」
 どうやら嫌がってる様子はなさそうだ。
「じゃあもう一度な。もう少し口を開いて。」
 おれは思いきってネリネの口腔に舌を入れ、中でいろんなところを刺激した。最初は硬直
していたネリネの身体が徐々にほぐれていく。
 ちゅぷ・・・ちゅく・・・
 粘着質な音が漏れる。おれの舌がネリネの舌をとらえた。おれが舌を動かすと、ネリネも少
しだけ応じてくれた。
(そう・・・もっとして)
 おれは心の中でそう思いながらなおも舌を動かし続ける。少し息苦しくなって唇を離す
と、ネリネの口から小さな声が漏れた。
「ふぅ・・・」
「どう?・・・ヤな感じ、する?」
 またしてもふるふると首を横に振るネリネ。
「じゃあもう一度。」
 ちゅぷっ・・・ちゅぷっ・・・ちゅくっ・・・
 2人の舌が絡み合い、そこから暖かさと気持ちよさが体中に広がっていく。おれはキス
をしながらネリネの胸に手をおいた。
「んんっ・・・うんっ・・・」
 なめらかな肌をおれの手が滑る。ネリネの胸は触っているだけで気持ちいい。
「ふぅん・・・んんっ・・・」
 乳首に指が触れるとネリネがぴくっと反応する。おれは顔をネリネの胸に埋めた。
「あんっ。」
 舌でネリネの胸を刺激する。特に先端の突起は念入りに。小刻みに舌を動かしたり大きく
舐めたり。反対の胸を指で刺激することも忘れない。
「あっ・・・あっ・・・んっ・・・」
 次は下半身だ。顔を徐々に下腹部にずらしていく。可愛いおへそをぺろっと舐める。
「ひゃんっ!」
 不意をつかれたのか、ネリネが声を漏らした。おれはさらに顔を下げていく。平べったい
お腹をすぎると真っ白いショーツが見えた。そこに顔を埋める。
「あっ!やっ!」
 ネリネが声を挙げて抵抗する。それにもかまわずおれはショーツに浮かんだ溝をなぞるよ
うに舌を這わせた。
「んっ・・・あっ・・・」
 何度も舌を往復させると、その部分からおれを興奮させる香りがだんだん強く匂ってく
る。ネリネの身体の力が抜けていく。おれの唾液と、何よりネリネのえっちな部分からしみ出
る蜜で徐々にショーツが透けてゆく。
「あっ・・・くっ・・・んっ・・・うっ・・・」
 おれはネリネの太ももの間に身体を入れた。
「ネリネ・・・すっごく濡れてる。」
「やぁん!」
「ほら。」
 きゅい。
 ショーツを上方向に引っ張る。ネリネのえっちな部分とそれを包む布地がこすれてネリネは
声も挙げられないほどだ。
「どう?」
「・・・凛さま・・・えっちですうぅ・・・」
「ネリネはこういうの、イヤか?」
「ん・・・凛さまがするんだったら・・・良いですよ。」
 あくまでもネリネは健気に答えてくれる。おれはそんなネリネをもっともっと気持ちよくさせてやりたい、と思った。
「これも脱がせるよ。」
「うん。」
 ネリネが腰を上げてくれたおかげですんなりと脱がせることが出来た。ピンク色に染まったネリネのえっちな部分が、おれの目の前にある。花びらに誘われるミツバチのようにおれ
はネリネのそこに顔を埋めた。
 れろっ
「あんっ!」
 ネリネの声がおれの行動を後押しする。少しほころんできた溝に沿って舌を上下動させる
と、その部分から強い香りが漂ってくる。
「ひゃっ!あっ!あっ!あっ!凛さま!」
 ネリネが身体をふるわせて反応する。えっちな部分から蜜がしみ出してくるのがわかる。
おれの唾液とネリネの蜜とが溢れ、舐める度にぴちゃぴちゃとえっちな音が響く。
「やぁっ!凛さま!待って!待って!」
 ネリネがおれの頭を押さえ、嫌がるようなそぶりをする。
「ネリネ。イヤなのか?」
「だって・・・怖くて。」
「怖い?」
 ネリネは恥ずかしそうにえっちな部分を手で隠しながら、おれに答えてくれた。
「なんだか・・・変になっちゃいそうで・・・どこか飛んでいっちゃいそうで・・・」
「それ、気持ちよく無かったか?」
「・・・・・・き、気持ちいいよ。」
 ネリネの顔が真っ赤に染まっている。えっちに対して素直に表現することに恥ずかしさを感じているようだった。なんだか身体が熱くなったような気がする。
(ま、まずはネリネを気持ちよくしてあげなきゃ)
 自分の欲望はひとまずおいておくことにして、おれはネリネの背後に

回りこみネリネを抱きかかえた。
「ネリネ、これなら安心するだろ?」
「うん。凛さまが抱きしめてくれるのが嬉しい。」
「ほら、足開いて。」
「え?・・・あ、うん。」「あんっ!」
 ネリネが声をあげる。
「大丈夫だよ。おれがちゃんと抱いててやるから、ネリネは思いっきり気持ちよくなればいいんだよ。」
「うん。」
 ネリネがうなずいたのを見て、おれは指をそろえてその部分を撫でまわした。割れた溝の部分に時折指を入れてみる。そこは熱くてぬるぬるになっていた。
「あっ!あっ!あっ!あんっ!」
「ネリネのここ、すごく濡れてるよ。」
「やんっ!凛さまのえっちっ!」
 おれはネリネの耳元でささやいた。
「こんなに溢れさせてるネリネだって十分えっちだと思うけどな。」
「わたしが、あっ、こうなっちゃうのは・・・凛さまの・・・せいですよ。ああっ!」
「そう?だったら嬉しいな。」
「え?」「おれ、ネリネが気持ちよくなってくれると嬉しいから。」
 ちゅっ
 おれは首をひねってネリネにキスをした。すぐに舌を差しだして濃厚なディープキスへと移る。
「んっ・・・んんっ・・・」
 ちゅぷっ・・・ちゅくっ・・・ちゅぱっ・・・
「あはっ!」
 おれの指がネリネのえっちな部分の上の方を撫でた瞬間、不意にネリネが身体をのけぞらせ
た。
「すごいよ・・・ぴくぴくってなっちゃう・・・」
「ネリネ・・・」「ああっ!ひゃっ!あはっ!やっ!ああんっ!」
 ネリネの声が大きくなる。身体がぴくっ、ぴくっ、とのけぞっている。
(すごい・・・こんなに感じるんだ・・・)
「ああっ!・・・凛さま・・・いいよぉ・・・」「やぁっ!ダメぇ!」
 指が動くたびに、くちゅっ、くちゅっ、と濡れた音が部屋に響く。
「ダメっ!ダメっ!変に、変になっちゃうっ!」
「いいよ、変になっても良いよ。」「やあっ!凛さま!」
 ネリネおれの胸の中でがくがくと身体を
ふるわせていた。・・・・・・・・・・・・・・・・



 ネリネの身体をベッドに横たえる。ひょっとしたらもう寝ているかもしれない。

 おれはそっとネリネのベッドから降りようとした。
「凛さま?」
「あ、ネリネ。起きたのか?」
「うん。」
 うっすらと目をあけて、ネリネがおれを見ている。
「凛さま・・・」
「何?」
「凛さまは気持ちよくなってないですよね。」
「え?・・・ま、まあな。」
「・・・いいよ。」
 ネリネの小さな声を、おれは耳を疑う思いで聞いた。
「えっちしても・・・いいよ。」
「ネリネ・・・でも、疲れてないか?」
 ネリネは笑顔で答えた。
「大丈夫。だから・・・いいよ。凛さま、わたしをいっぱい気持ちよくしてくれたから、今度はわたしが凛さまを気持ちよくしてあげる番です。」

 

 ネリネは、凛のトランクスを外し、すでに半立ちになった怒張を取り出した。

ネリネは、それを握り。顔を真っ赤にしながらも手を離そうとはしなかった。
「これが欲しいの?」
 凛の問いにネリネはコクンとうなずく。
「じゃあ、ちゃんとおねだりしな」
「そんなこと言えない。恥ずかしい」
 ネリネはそういって真っ赤になった顔を横に振る。
「それじゃ、お預けだな」
「ああっ、そんな……、いやっ」
 自分から求めていても、口に出す勇気は・・

「凛さまのがほしいです」

 おれはネリネの言葉に甘えることにした。

「ネリネ・・・」
「来て、凛さま。」
 ネリネの両足の間に入り込み、モノをネリネのえっちな部分にあてがう。先ほどのえっちの余韻からか、その部分は熱く湿っていた。
 くちゅっ
「ああっ!」
 おれが少し腰を進めただけで、今までにないほどスムーズに挿入された。ネリネの内部が
おれのモノを締め付ける。
「ネリネ・・・入ったよ。」
「うん。いっぱいになってる・・・動いていいですよ。」
 おれはネリネの言葉に従ってピストン運動を開始した。でもネリネはまだ慣れていないからゆっくりとした動きだ。
「凛さま・・・気持ちいい?」
 ネリネが夢見るような口調で問いかけてくる。
「ああ、ネリネの中、熱くて柔らかくて・・・すごくいい・・・」
 事実、気を抜けばすぐにでもいっちゃいそうなほどの快感が襲ってくる。「そう、よかった。」
 ネリネが微笑む。おれはそんなネリネを抱きしめキスをした。すぐに互いの舌が絡

み合う濃厚なキスになる。上と下の2カ所の結合部からくちゅくちゅとえっちな音が響く。
「ネリネ・・・」
「凛さま・・・」
 おれはゆっくりと腰を進めながら、このとろけそうなほどの極上の快感がいつまでも続けばいいと思っていた。
「・・・・・」
 ぽりぽりと頭をかく。ふと隣を見ると、ネリネがすやすやと眠っていた。
(そっか・・・えっちしてそのまま寝てしまったんだな)(今何時だ?)

「気がついた?」
「はい」
 ゆっくりとネリネが目をあける。
「ホントごめん。乱暴にしちゃって……身体、大丈夫?」
「大丈夫です。ちょっと疲れちゃったけど」
 微笑んでくれる表情も、疲れのせいか痛々しくすら思える。
「ごめんね。なんか、つい興奮しちゃって……
「いいんです。凛さまが気持ちよくなってくれれば。私を……
 ネリネは不意におれから目線を外して小さな声で言った。
「私を、あんなに気持ちよくしてくれたんですから」
「ネリネ……ありがと」
 ネリネがおれを受け入れてくれたことが、素直に嬉しかった

 

 

 

            Fin

 

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