■ 続編 深夜 2 (悠二 シャナ)
互いに見つめあう二人
シャナが何か言おうと見上げた瞬間に、シャナの口は悠二の唇でふさがれていた。
「んー……ん……ふぅ……」
シャナの口から甘い吐息が漏れる。
「ん……ちゅっ、ちゅっ、んむぅ〜〜」
突然、悠二の口内に、柔らかくて熱いものが滑り込む。シャナが悠二の口の中に、自らの舌を入れたのだ。
「ん!?………!」
その行動に、悠二の理性が弾け飛んだ。
悠二は、シャナの舌に自らの舌を絡め、吸い付くようにむさぼる。
「んん!!ゆう、じ!」
悠二は右手をシャナのまだ蕾みの双丘にすべらせた。
シャナのいまの服装はワンピースだけだったが、その中には何も身に付けていなく、
服の上からでも頂点の尖りがはっきりわかる。
悠二は少し意地悪そうな笑みを浮かべ、シャナの胸の先端を優しく摘む。
「んん!!やっ、だめぇ……」
しばらく摘んでいると、段々硬さをもってくるのがわかる。
「膨らんできたよ」
「や、言わないで…」
シャナは恥ずかしげにそう言い、俯いてしまう。だが悠二は、シャナの下あごをそっと持ち上げ、再び濃厚なキスを開始する。
その間にも、悠二の胸への愛撫は止まらない。
「ふぁぁ…っ……い………んん…」
シャナの声もすっかり艶かしくなり、頃合と見計らった悠二は、スカートの中に手を入れ、太股をさする。
「んん!?ちょ、ちょっと、ドコ触ってるのよ!」
シャナの抗議の声などお構いなしに、悠二は手を進める。するとそこには、柔らかい感触の下着があり、その中心はヌメヌメしたものが染み出ていた。
「シャナ感じてるの…… 」
「ば、ばかぁ……」
半ば泣きそうなシャナを尻目に、悠二はシャナの股間のふくらみをゆっくりと指で往復する。
「ふぁぁ!?ちょっ、待っ……んんん!!!」
さすがにソコを触られるとは思っていなかったシャナは、抵抗はしたものの、悠二の手の侵入を防ぐことはできなかった。
シャナの割れ目からは、既に薄布では抑えきれないほど愛液があふれていた。
そうとう感度がよいのだろう。
年頃の悠二は、その手の情報でかなり耳年増になっていた、
それでなくても毎晩同じ部屋でシャナ寝ていてかなり欲求不満に陥っていたのだ。
悠二の手は容赦なくシャナの股間を掻き回し、ぐちゃぐちゃと卑猥な音を立てている。
「やっ、そっ……音……たてな…んんんっっ!!!!」
シャナが背を仰け反らせ、ガクガクと体が痙攣した後、ぐったりと悠二にもたれかかった。
どうやら達してしまったらしい。
「何、もうイっちゃったの?」
悠二が呼びかけても、シャナは浅い呼吸を繰り返しただけで、応えようとはしない。
眼の焦点も合っていないらしく、虚ろな瞳をしている。
だが悠二は、陶酔しているシャナを現実へ引き戻すように荒々しい愛撫を再開した。
「んん!!やぁ…ふぁぁぁ…」
「イったばっかりだから感度いいな。ま、それは元からかな?」
悠二はシャナを支配していると言わんばかりに口元を歪ませた。
悠二の手はシャナの下半身の後ろへ回り、しっとりと汗ばんだ臀部を優しく擦る。
「んん!?やぁ…!!そんなところ…だめ…んあぁ!!!」
シャナの抵抗も声も悠二は聞き入る様子も無く愛撫を続けた。
初めはシャナもくすぐったさに耐えているだけだったようだが、
次第に今まで経験のしたことがない感覚の悠二の手の動きを快感として捉え、甘く、
切ない喘ぎ声がシャナの口から漏れ始めた。
悠二はシャナの表情の変化を見逃さず、すかさず中指をシャナの臀部の穴へと滑らせた。
「ちょ、ちょっ!!!」
精一杯の抵抗の声を上げようとしたシャナの口が、悠二の口でふさがれる。
「だまって…」
「!?」
いままでの悠二と違う強い口調にシャナは、驚いた。
悠二が小声で何かを呟いたと思うと、悠二は手に持っていた小さな粒を口に含み、すぐに再びシャナの口をふさぎ、粒をシャナに飲ませた。
「ん!?んんーー!!」
シャナが少し乱暴に悠二を振りほどき、服を元に戻そうと思った瞬間、
「ふぁぁ…」
突然シャナの目が虚ろになり、手足の力が抜け、その場に崩れ落ちそうになっていた。
「おっと」
それを悠二が軽がると受け止め、おぼつかない足取りのシャナを、自分の寝室へ連れ込んだ。
「な…何を…飲ませ…た…?」
「学校で田中がくれた女の子をその気にさせる薬だよ」
「んっ……な…んで…こんな事…んっ…するのぉ…?」
薬が効いてきたのか、悠二の愛撫を受け紅潮していた顔がますます紅くなり
、舌も上手く回っていないようだ。
「シャナがその気で拒めばぼくが適うわけないじゃないか。」
悠二は愛おしい目でシャナを眺め、手による愛撫を再開した。
「シャナ 好きだよ。」
「んっ…はぁっ…くふぅっ………」
シャナの呼吸も、次第に荒く・速いものへと変わっていった。
シャナの秘部はすでに愛液で潤っていて、さらに薬の効果でとめどなく溢れている。
悠二はシャナの愛液を指に馴染ませるように、何度も何度もシャナの割れ目を擦り、シャナが少し落ち着いたのを見計らっては指を挿入する、といった行為を繰り返していった。
しかし悠二は絶妙の力加減で、シャナが絶頂へ達する瞬間に愛撫を止めるので、
シャナの声が次第に感情がこもってきた。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あんっ!?ふぁぁ……」
シャナはしだいに、悠二の指の動きに合わせて自らの腰を動かすようになった。
「シャナ気持ちイイ」
悠二は知っていながら意地悪く問いかけた。
「んっ…悠二が……焦らすからだよぉ…」
シャナが言った後、秘裂から新たな愛液が流れ出すのを悠二は感じていた。
シャナの秘裂を覆う薄布はすでに脱ぎ取られ、股間を隠すものは既になく、愛液はシーツに粘度の高い水溜りを作り出していた。
「次は、どうしたらいい…」
シャナのその言葉を聞いて、悠二も興奮を覚えた。
「本当に何でも?」
焦らすように悠二が確認する。
シャナの切なそうな様子を見て悠二は立ち上がってシャナの横に行き、頷いた。
悠二はズボンのチャックを下ろすと、硬直したモノを取り出すとシャナに言った。
「では、これを咥えて。」
「きゃっ!」
突然 悠二自身を見せ付けられて、シャナは思わず悲鳴を上げる。
「さぁ、早く。」
そんなシャナにはお構いなしで、催促する悠二。
しかし、さすがにシャナは躊躇っている。
何でもするとは言ったが、まさかいきなりこんなことを要求されるとは思ってもいなかったのだろう。
「おねがい…シャナ」
「そ、そんな…」
シャナは途方にくれた様子だ。
そんなシャナを追い詰めるように、悠二の目が懇願する。
「…わ、分かった…」
シャナが小さな声でそう言うと、
突きつけられた悠二自身にシャナは顔を近づける。しかし、あと少しというところで動きが止まってしまう。
しかし、今はもう従うしかないと思ったのだろう。シャナは意を決した様子で訊ねた。
「どうすればいい?」
悠二は、シャナに言った。
「じゃまず、その可愛い口に咥えて。」
「…はい…」
小さな声で答えて、シャナはおずおずと口を開く。そして、悠二のモノをゆっくりと口に含んでいった。
「ゆっくり頭を前後に動かしてみて。」
シャナは諦めの表情で目を瞑り、指示されたように頭を動かす。
しばしシャナの唇の感触を楽しんだ悠二は、次の指示を出した。
「今度は舌を使って舐め回して。」
羞恥に頬を染めながらも素直に従うシャナ。
苦しそうにしながらも、シャナは懸命に悠二の悠二自身を舐め回す。
早く終われば楽になれると思っているのかもしれない。
「うぅぅぅぅ…」
シャナの唇の端から喘ぎと共に唾液がこぼれる。
ひとしきりシャナの口の中を楽しんだ悠二はいったん悠二自身を引き抜き、今度は舌を突き出して舐めるように指示する。
シャナは言われるままに悠二自身を舐め回す。
そうしてシャナに奉仕させているうちに、悠二も我慢できなくなってきたようで、シャナの頭を両手で掴むと口の中に悠二自身を押し込み、自らも腰を振り始めた。
「ほら、お前も舌を使うんだ。」
そう言われてシャナは苦しそうな声を漏らしながら、自分の口を犯している悠二自身を舐める。
「うぅぅぅぅ…」
やがて悠二は一段と深く突き入れると、そのままで射精した。
「あぅぅぅぅぅ…」
口の中で精子を発射されて、シャナは思わず吐き出そうとしたが、突き入れられたままの悠二自身がそれを許さない。
唾液と精子が交じり合ったものが、シャナの口から溢れでる。
「はぁぁぁ…」
ようやくまともに息が出来るようになり、シャナは喘ぎともため息ともとれる声を漏らした。
たっぷりとフェラチオをさせられた上、精子まで飲まされて、シャナは半ばぼうっとした表情である
安心させるように頷くと、悠二は続けた。
「その服を脱いで。」
そう言われてシャナは顔を強張らせたが、いまとなっては従うしかないとばかりに、ゆっくりと立ち上がると服を脱ぎ始めた。
悠二の視線を意識してシャナの手は震えていたが、それでもついに下着姿になった。
そこでシャナは一瞬躊躇ったが、すぐにブラジャーも外し始める。
シャナの胸があらわになると、我慢できなくなったのか悠二が手を伸ばしてきた。
「あぁっ。」
シャナは抵抗するわけにもいかず、悠二の責めを受けている。
悠二はシャナの背後に回ると、後ろから本格的に胸を嬲り始め、更に首筋に舌を這わせた。
「あぁ…いやぁ…あぁぁ」
その執拗な責めに嫌悪の表情を浮かべながら悶えるシャナ。
やがて悠二は片手を下に伸ばし、パンティ越しにシャナの秘部も責め始めた。
さすがにシャナはその手から逃れようとしたが、後ろから抱え込まれている状態なので思うようにはいかない。
「あぁぁ〜ん…。」
そうして責め続けられているうちに、シャナは力が抜けたように崩れ落ちそうになった。
そこで悠二は、シャナのパンティを抜き取り、四つん這いにさせた。
「いやぁ…恥ずかしい…」
突き出されたシャナの尻を撫で回しながら、秘部も嬲り続ける悠二。
「はぁぁぁぁ〜ん…いやぁ…あぁぁぁ…」
秘部と胸を同時に責められて、シャナは思わず力が抜けそうになった
そんなシャナを見て、そろそろ頃合とばかりに悠二はズボンとパンツを脱ぎ、硬くなった悠二自身をシャナの秘部に向けた。
「じゃ、行くよ。」
シャナの腰を両手で掴むと、悠二はゆっくりと挿入を開始した。
「あぁっ、いやぁ…あぁぁぁぁ…」
シャナは思わず腰を逃がそうとするが、両手で腰を掴まれているのでどうにもならない。
ゆっくりと挿入していく悠二
「シャナぼくたち一つになれたよ。」
シャナの秘部に悠二自身を深く入れると、悠二は腰を使い始めた。
「あぁぁぁ…そんな…あぁぁぁ〜ん。」
悠二の責めをなすすべも無く受けるシャナ。
いつしかその腰は本人の意思とは関係なく、淫らに動き始めていた。
「…あぁぁぁぁ…」
シャナは激しく首を横に振る。
しかし、そうしながらもシャナの腰は動きを止めず、その口からは喘ぎしか漏れてこない。
「あぁぁぁ…はぁぁぁ〜ん…」
悠二に後ろから激しく突いてくる
「うぅぅぅぅ…」
悠二は何の遠慮も無くシャナを犯し続ける。
シャナは口の端から唾液と喘ぎを漏らしながら、淫らに腰を振り続けるしかなかった。
「あぁぁぁ〜ん…いやぁ…あぁぁぁ…いい…いいですぅ…あぅぅぅぅ…」
追い詰められたシャナは、ついに快感を口にする。
そんなシャナの様子に悠二は気を良くして更に腰を動かした。
「はぁぁぁぁ〜ん…いい…あぁぁぁ…おかしくなりそう…あぁ、あぁぁ…」
シャナは淫らに腰を振りながら、喘ぎの合間にうわごとのように言う。
すると悠二はニヤリと笑い、悠二自身を奥まで突き入れたままで腰の動きを止めた。
「あ…」
思わずシャナは振り向き、悠二を見る。その顔は欲情に上気していた。
「どうして?」
そんなシャナに意地悪く悠二は問い掛ける。
シャナは何か言いかけたが、すぐに思いとどまり欲情を静めようとするかのように目を閉じた。
しかし一度火のついた体は快楽を求めているようで、悠二が動かずにいるとシャナの腰はもどかしげに動き始める。
「腰が動いてるよ、シャナ。」
からかうように悠二が言う。
ハッとしてシャナは腰の動きを止めるが、すぐにまた動き出してしまう。
「あぁ…」
シャナの口から切なげな息が漏れる。
その様子を見て、悠二はニヤニヤしながら言った。
「どうして欲しいですか?」
「………」
シャナが答えられないでいると、悠二はゆっくりと抜き差しを始めた。
何とか欲情を静めて落ち着こうとしていたシャナは、思わず喘ぎを漏らす。
「あぁぁぁぁ…」
シャナの腰が大きく振られ始めると、悠二は再び動きを止めた。
こうして、焦らされたり秘部を掻き回されたりを繰り返しているうちに、シャナはどうにも堪らなくなってきたようだ。霞のかかったような瞳を悠二に向け、何か言いたそうにしている。
「どうしました?」
悠二はそんなシャナに再び問い掛ける。
「言わないと分からないよ?」
するとシャナはうわごとのように呟いた。
「あぁ…お願い…どうにか…して…」
それを聞いて悠二はニヤリと笑い、意地悪く言った。
「そんな言い方では分かりませんね。どうして欲しいのですか?」
「いやぁ…恥ずかしい…」
シャナはどうしてもはっきり言えないようだった。
そこで悠二は訊ねた。
「さっきのように、激しく突かれたいの?」
それに対してシャナは恥ずかしそうに微かに頷く。
「じゃ、“悠二、私をたっぷり犯して下さい”と言ってみて。」
悠二のその言葉を聞いて、シャナは真っ赤になった。
しかし体の疼きに負けたように口を開き、小さな声で言う。
「あぁ…悠二…私を…たっぷり…お、犯して…下さい…」
素直に従ったシャナに、悠二は更にいやらしい事を言わせようと考えた。
「次は、“悠二のモノで、私をメチャクチャにして”と言ってみて。」
そう言いながら悠二はシャナの秘部をゆっくりと掻き回す。
悠二にすっかり翻弄されて何も考えられなくなっている様子で、シャナは喘ぎながら言われるままに繰り返した。
「あぁぁぁ…悠二の…逞しいモノで…あぁ…私を…メチャクチャに…して下さい…あぁぁぁ…」
それを聞き、悠二はいったん奥まで突き刺すと腰の動きを少し早める。
「はぁぁぁぁ〜ん…いい…あぁぁぁ…」
シャナは淫らなよがり声を上げて腰を振る。
そんなシャナに悠二はからかうように声をかけた。
「いやらしいなぁ。そんなに気持ちいい?」
それに対してシャナは頷く。
「あぁぁぁ…はい…気持ちいいですぅ…」
悠二に後ろから犯されて、自分から腰を振りながら快感を口にする。
それは普段のフレイムヘイズのシャナからは考えられない姿だった。
「どこが気持ちいい?」
面白そうに悠二は訊ねる。
熱に浮かされたようにシャナは答えた。
「あぁぁ…あぁぁぁ〜ん。」
悠二は腰の動きを更に早くして、重ねて訊ねる。
「どこ?」
「はぁぁぁぁ〜ん…いやぁ…あぁぁぁ…」
さすがにこれは、はっきりと言う事が出来ないようだ。
そこで悠二は言った。
「あそこかい?」
「あぁぁぁ…はい…はぁぁぁぁ〜ん。」
シャナは頷いて答えてから、恥ずかしそうに俯く。
しかし悠二に激しく秘部を掻き回されて、すぐに仰け反る。
「あぁぁぁぁ〜ん。」
悠二はシャナを責め抜きながら言った。
どうしてもシャナはそれを口に出来ない。
悠二はいっそう激しくシャナの秘部を掻き回しながら、乳首を捻った。
「ひぃぃぃぃぃ〜っ…あぁぁぁ〜ん…いやぁ…あぁぁぁ……気持ちいい…はぁぁぁぁ〜ん。」
シャナは追い詰められたようによがり声を上げると、ついにその言葉を口にした。
「あぁぁぁ〜ん…気持ちいい…」
悠二に責め抜かれながら、シャナは言われるままに繰り返す。
「いやらしいね、シャナ。」
そう悠二に言われてシャナは首を振るが、既にその口からはよがり声しか漏れてこない。
「はぁぁぁぁ〜ん…あぁっ、あぁぁぁぁ…」
悠二ももう声をかける余裕を失って、ひたすらシャナを犯しまくっている。
部屋の中には二人の激しい息遣いと結合部から出る淫らな音、そしてシャナのよがり泣く声が響く。
やがてシャナは限界に達したようで、絶頂の声を上げた。
「あぁぁぁぁぁ〜ん…いくぅ〜〜〜…」
そんなシャナの中に射精して、悠二は改めて征服感を感じていた。
悠二の部屋の時計が午前0時を指す
零時迷子・・・ 続く
Fin