EUROBEATは、HI-NRG(ハイエナジー)と呼ばれることもあります。
基本的には、HI-NRGというものもほぼ EUROBEATと同じと考えて良いです。
ただし、現在EUROBEATという呼び方は、ほぼ日本でしか通じないです。(あとイタリアの制作者の方には通じます)
なぜ、EUROBEATとHI-NRGと2つの呼び方があるのか
昔、HI-NRGと呼ばれる音楽のジャンルがありまして、
そして、イギリスの音楽情報誌「レコードミラー」で、
普通のチャートとは別に「HI-NRGチャート」というのがありました。
これが、1985年12月に「EUROBEATチャート」と改名されました。
このときEUROBEATという呼び方が生まれたようです。
しかし、これが再び「HI-NRGチャート」にもどりました。
そのころすでに日本では、EUROBEATという名のついたCDがリリースされており、
EUROBEATという呼び方が根付きだしていました。
こうしてEUROBEATとHI-NRGという2つの呼び方が、混乱のなかで、
両方使われはじめたそうです。
現在では、EUROBEATという方が主流で、
昔のEUROBEAT(=HI-NRG)のこと('80年代頃)をHI-NRGと呼んだりします。
(昔の曲は、かなり単調な4拍子の曲です。)
'80年代と'90年代では、同じジャンルとは思えないほど曲調が違います。
そこで、HI-NRGとEUROBEATと使い分けてるようです。
ちなみに私個人としては、'90年代のEUROBEATの方が好きです。
(したがって私は、昔のHI-NRGは、あんまし知りません。(^^;)
参考までに「レコードミラー」誌で、「Hi-NRG」チャートの前は、
「Boys Town Disco」というチャートでした。
「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)/Boys Town Gang」のユニット名はここから取ったようです。
ちなみに、さらにこの前が「竹の子族」で有名な「竹の子」にあたるそうです。
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