Shetland

Scotland mapShetland map

1998/5/15~5/19

Aberdeenから大型フェリーで夕方6時(まだ思いっきり明るい)に出発、14時間かかってShetlandの中心地であるLerwickに到着しました。海から見るAberdeenと喜んで見ていたのは最初だけ。出発して港を出ると北海を走ることになります。そして外洋の揺れになり・・・出発約30分でダウンしてしまいました。旅費を節約するために個室でなく大部屋の座席のみ(ガラガラに空いていた)にしていました。そこで横になるにも飛行機のように背もたれも肘掛けも動かず座るしかない状態でした。それでは完全に酔ってしまうので何とか隙間を利用して横になり・・・途中何回も向きを変え体がこわばるのを防いでいました。そうやって何と13時間、Lerwickに着く30分くらい前にやっと起きあがりました。その頃には島と島の間に入っていて揺れはなくなっていました。こんな訳で帰りは船をやめ旅費は高くなるけど飛行機で戻ることにしました。ただし、一番近いOrkneyでしたが・・・。

こうやって辿り着いたのは朝8時。宿にチェックインした後に入ったコーヒーショップで朝食を取ろうと座ったところまだ揺れていました。結局その日一日中椅子に座ると揺れている感じが抜けませんでした。乗り物に弱い人は船はやめるか、覚悟して酔い止めなりを飲んで眠りにつける状態で行くしかないでしょう。それにしても私以外の乗客は皆元気だったようで、体の構造が違うのかな?
Shetlandの概要
ヨーロッパの地図を広げてShetlandの位置を確かめると諸島の南が北緯60度という所になります。その東はノルウェーで丁度首都のオスロと同じくらいの緯度です。つまり、日本からするとかなり北極圏に近い位置という感じになります。そのノルウェーからもブリテン島からも離れた位置にある孤立した諸島には人間の他に羊、(シェトランド)ポニー、海鳥達が沢山住んでいました。諸島全体の人口は約22,000人、その内約7,600人が首都のLerwickに住んでいるそうです。その歴史は5,000年にも及ぶとあります。バイキングの侵略等も多かったのでbrochと呼ばれる円塔が点在していました。
地理・地形
地形は地図を見ていただくとお分かりのように4つの大きな島にいくつかの中位の大きさの島と、多くの小さな島が回りに点在しています。Mainlandの南側しか行きませんでしたが、ここは細長い形で東側だけに人家と道があり、西側は崖が続いているところでした。全体的には、ノルウェーの海岸の延長と思われるフィヨルドの地形でしょう。見応えがある景色が沢山ありました。
山というより丘という方が良いくらいの台地です。高い木はほぼないといっていいでしょう。個人の庭に植えてある木は見ましたが、自然に生えてきたものは見あたりませんでした。ごつごつとした台地に草が一面生えていて、羊達が放牧されていました。
a view of Shetland
日没は10時頃(5月の頃)
北極圏に近いので夏は日没も遅く、私が訪れた5月でも10時過ぎくらいでした。(曇っていて東向きの部屋だったので詳しくは分かりません。)夏至の頃にはもっと長く、日の出も早いので私たち日本人からすると殆ど白夜でしょう。こんなに遅くまで明るいと時間の感覚が狂いつい歩き回り疲れたままの状態で何日か過ごしてしまいます。
交通

  1. 諸島の外からは私が乗ったAberdeenからの週6便のフェリー(P&O Scotish Ferry)の他に、南のOrkneyのStromnessから週1便(夏期は2便、8時間)があります。また、お隣のノルウェーのBergen、デンマーク領フェロー諸島のTorshavn、アイスランドのSeydisfjordurからSmyril Lineというフェリーが夏の間だけ就航しています。いずれにしても長時間の船旅になります。
    諸島の島々の間は小さなパッセンジャーズ・フェリーと車も乗ることができるフェリーが就航しています。路線バスとのリンクもされていますが、日に1~2本くらいと考えておいた方がよいでしょう。
  2. 飛行機
    諸島外との往復はMainland南端(本当に端!)のSumburgh空港からの発着になります。最短距離のOrkneyのKirkwall空港へは40分で着きました。このフライトはInvernessまでの一部でBritish Airwaysでした。他にもGlasgowやEdinburghのフライトもあるようです。どちらにしてもプロペラ機です。また、Sumburgh空港でInternational Flightとあったのでどこに飛んでいるかとスケジュール表を見ると何とBelfast(!??)でした。
    諸島内も飛行機で移動できます。Mainlandでも他に2ヶ所の空港があり、FoulaやFair Isleの様な離れた小さな島にも定期便が飛んでいます。
  3. バス
    LerwickとSumburghとの間の路線を除けば定期的な路線バスは多くて日に3~4本。日に1本しかないところもあり、日帰りは無理ということになります。まあ、スコットランドの田舎に行けばこんなのはざらですから驚きはしませんが、やっぱり不便です。バスの時刻表(有料)をツリースト・インフォメーションで手に入れると名所へ行く時間があったのでそれに従ってバスを待っているとそれらしきのがない。よく見ると路線バスの一部の時刻で、最終目的地の表示を確認しないまま待っていたので乗り遅れ。時刻表の見方一つにしても慣れないとだめですね。
  4. レンタカー
    LerwickとSumburgh空港で借りることができるようです。詳しいことは分かりません。
  5. レンタ・サイクル
    今回も借りました。Lerwickでレンタカーもやっているガススタンドでした。夜9時まで借りることができるとありましたが、そんな時間まで乗り回していたら体が持ちません。1日6ポンド、ディポジット(保証金)無しでした。サドルを丁寧に調節してくれました。
気候
私が行った時期は丁度春になりかけという感じでした。もっと寒いと思ったのですが、戸外でもゆっくり座っていることができました。メキシコ湾流の影響もあってこれだけ北の地でも穏やかに感じられました。資料によると、冬は雪は殆ど積もらないとありました。風が強いせいでしょうか。
出会った動物達

  1. 勿論、皆さん御存知の動物です。スコットランドの島々ではよく人間より多い羊が住んでいると言われるほどです。種類は色の白いものから、顔だけ黒い、全身黒または茶色と色々います。目的の織物によって毛糸を変えるそうです。子供達が母親にくっついていたり、子供同士で駆け回っているのがよく見られました。
  2. シェトランド・ポニー
    この島原産の小型の馬です。他の地域でもいますのでこの島に行かなくても会われた方もいらっしゃるでしょう。サイクリングの途中で自転車立ち入り不可の所を歩いていたら5頭ぐらいに会いました。彼等は私を見ると近づいてきてしばらく離れませんでした。食べられるものを持っていなかったのでしばらくしたら離れていきましたが、ちょっと人懐こすぎて困りました。そういえば、2年前のOuter HebridesのSouth Uistでもそんな目に遭いました。どうもこれがこのポニーの性格らしいです。また、Lerwickの町でこのポニーで乗馬を楽しんでいる女の子達にも会いました。
  3. 海鳥
    スコットランド本土の北の端からこの島にかけてはかなり多くの海鳥がコロニー(巣)を作っています。特に、Lerwickの東にあるNossという島は自然保護区になっていて、正に鳥の天国でした。種類は、一般的なカモメから、この辺りのマスコット的存在のpuffin、大型のgannet(カツオドリ)、飛ぶ姿が美しいarctic tern(キョクアジサシ)、oystercatcher等々。他にも色々聞いてその時は納得したのですが、今では写真を見ても余り自信がありません。puffinは思ったよりも小さくて可愛かったです。口笛を吹いて呼び寄せようとしていましたが、失敗でした。gannetは頭が黄色のもの、全身が真っ黒のものなどがいるようです。黒いものはバックが岩になってしまったため写真では目立たなくなってしまいました。
  4. アザラシ
    あちこちの岩場にいました。勿論野生です。雄を中心にしたコロニーを作っていて、スコットランドのあちらこちらでちょっとしたツアーをやっています。人に近づくことはありませんでしたが、おそれることもないのでごく自然な形で見ることができます。その内の1頭が頭を出してこちらの方を向いて泳いでいました(写真)。やっぱり映画「フィオナの海」を思い出してしまいます。
  5. ラッコ
    アザラシのコロニーの近くで見かけました。船が動いていたので、写真も取る間もなく離れてしまいました。団体ではなかったようですが、よく野生のものがいるようです。
  6. イルカ
    ボート・ツアーの最後に立ち寄った入江で止まっていた(船長が釣りをした)時に近づいてきました。7~8頭はいたようです。いつもは2~3頭とか。この日は多くいたとかで、客が良いから?とも。2~3頭単位で水面に上がってきますが、どこに現れるか分かりません。よってこれも写真無し。私は楽しめましたが・・・

  7. 会えませんでしたが、ボート・ツアーで10パーセントの確率で会えるそうです。きっと壮大な眺めでしょうね。
  8. シェトランド・シープ・ドッグ
    帰国後テレビで紹介がありました。小型の牧羊犬ということでしたが、滞在中は見る機会がありませんでした。

訪れた時期は丁度どの動物達も子供が産まれた後だったようで、あちこちで見かけました。とっても可愛くて、無事に育っていくことを祈っています。
写真は上から、羊、シェトランド・ポニー、Puffin、Gannet、カモメ、アザラシです。
sheep
pony
puffins
Gannet
sea gull
seal

Lerwick Walking
Lerwickの町 Lerwick
Town Hall
Shetland諸島中心の町です。フェリー埠頭、漁船やレジャーボートの船着き場も多い港町でもあります。繁華街はComercial Streetの北半分に集中していますが、歩いてすぐにも通り抜けることができました。ただし、私が訪れた時には工事中で人がすれ違うのがやっとの幅の所もありました。お土産を求めるならこの辺りで十分でしょう。自転車を借りたガススタンドからショッピング・センター(日曜は休み)に入ることができますが、一般商品でした。
町はBressay Soundという海(小さな海峡)とBrei Wickという湾に挟まれた岬から西に広がっています。本土から離れた島の中心とあってレジャーセンターやサッカー場も充実しているようでした。私が訪れた時にはモーター・ショウが開かれていて、レジャーセンターにいろんな形の車が集まってきていました。クラシック・スタイルの車も見かけました。
町の北の端には、発電所や工場なども並んでいて、美しい自然の景色ばかりではありません。

Walking
ツーリスト・インフォメーションで手に入れたタウン・マップ(有料)には3つのwalkingコースが記してありました。この通りには歩いていませんが、結構ハードで3番目のコースは合計9.9km、3.5時間とありました。The Knabという岬の端から見た景色(このページの最上の写真)は今でも印象に残っています。
Town Hall
丘の上に建っている美しい建物でした。1882年に建てられ、現在Lerwickの生活センターになっています。中央のホールにはShetlandの歴史の展示物があるそうです。この辺りをうろついたのは午後9時半過ぎ(この画像ではちょっとわかりにくいですが)で中に入る余裕はなかったのです。建物の中央に時計台がそびえているのが素敵です。
Fort Charlotte Fort Charlotte
Fort Charlotte
Clickimin Broch
Clickimin Broch
Comercial Streetの北の端に外壁がそびえ立っていました。そこから3台の大砲が覗いていて正に砦という感じでしたが・・・門をくぐって中へ入ると、広場になっていました。そこでは若者達がラジオでサッカー中継(この日は優勝戦だった)を聞きながらボールを蹴って遊んでいました。壁の上からはLerwickの港が見渡せました。資料によると1665年の第2次オランダ戦争中に作られ1780年代に再構築されたとあります。この状態ですから、勿論無料。
Clickimin Broch
Walkingコースの途中にClickimin Lochという小さな湖の中に二重丸があったので近づくとこの円塔が見えました。高さはせいぜい3mくらいでしょうか。円の大きさは周囲の石垣も含めると10m以上はあったと思います。放牧場の中にあるので虫(小蠅)が多く、早々に引き上げることになりました。資料によると、紀元前700年頃から5~6世紀くらいまで使われていたとか。1950年代に発掘されたということです。無料。
Bod of Gremista
Lerwickの市街地からは少し離れた発電所のそばにありました。宿に割に近かったので、夕食後一旦宿に戻った後にあまりのお天気の良さに行ってみました。ところがこれが一体何なのかよく分かりません。時間的に入るのは無理かな・・・と思って看板を見ると6月-9月中旬のオープンになっていました。残念!18世紀の釣り道具の展示館で、P&O Ferryの設立者の一人Arthur Andersonの生誕地でも有名とか。すぐ近くにはレジャーボートの係留もされていました。

島めぐり

Jarlshof
JarlshofMain Landの南端にある4000年以上も前から17世紀まで使われていた住居跡です。現地の人の発音を聞くと"ヤールショフ"と言っている様に聞こえました。住居はいくつかの年代に別れて使われていたようで、最も古い部分は紀元前2500年以前に作られたようだとか。その部分はあまり形がはっきりしていませんでした。その横には青銅器時代のもの、更にその横は鉄器時代という風になっていました。その向こう側には多くのbroch(円筒)が並び、更に奥へ進むとNorse(ノルウェー) houseと呼ばれる石積みの家が並んでいた跡になります。また、中央近くにはおそらく最後に建てられたと思われるホールがありました。屋根もありませんし、壁も殆どが崩れていましたが、現在観光用に小さな螺旋階段が設けられていて、最上段からはこの遺跡の全体を見渡すことができるようになっていました。
OrkneyのSkara Breaの様な劇的な出現をしたわけではないのですが、これだけの年代に渡って使用され、またその広大さには一見の価値があります。
場所は海辺で回りの景色も美しい所ですが、あいにく霧が立ちこめていて、数メートル先も見えないくらいでした。ところが、帰りのバスに乗り500mも行かない内に霧を出てきれいな青空。一体どんな天気なの?!!
因みに、この近くのSumburgh Hotelのラウンジで昼食を取りましたが、朝食を除けばこの食事がこの島で一番まともな食事となりました。

Mousa Broch
Isle of MousaMaim Landの南の細長い部分のほぼ中央に近いMousaという島にあります。brochの中でもその形が割にきれいに残っているようです。紀元前500年くらいから200年まで位に使われていたとか。
交通はLerwickからSandwickという村までバスで行き、近くのSandsayreという所から小さなフェリーが出ています。着いた日にここに行ってみようとバスを待っていたのですが、"Airport"行きのバスに乗らなければいけないのに"Sandwick"行きがあると思って待っていたのです。バスターミナルのおじさんにも聞いたのに・・・”あのバス"と言われてみた方向に3台のバスがあったのです。仕方ないので諦めましたが、Orkneyへ移動するために乗ったバスからこの遺跡を見ることができました(写真右、中央の島の黒い大きな点がMousa Broch)。
Isle Of Noss(Nossツアー)
Giant's Leg割に大きなBressay島とNossという小さな島を回って野生の動物達に出会うツアーでした。このツアーには前日に申し込んでいたのですが、乗り場を探す内に出発時間が来てしまいました。しかし、岸壁を少し離れたところで私に気付いてくれたので無事に参加することができました。そのせいではないのですが、座った途端いきなり屋根から水(塩水)をかぶって一人水難に遭っていました。
Lerwickの港を出てすぐに小島の所でラッコとアザラシに会い、しばらく進むと何もない所に海鳥達が浮かんでいました。そしてそこから見る2つの島は切り立った崖になっていました(写真下左)。入江の奥まで船が進み、その崖に住む海鳥達を近くで見ることができました。崖から1m位しか離れていませんが、深さは十分にありました。崖には複数の種類の鳥達がいるわけではなく、種類毎にかたまってコロニーを作っているようです。空にも沢山の鳥達が回っています・・・気を付けなければと思いフードを被ったのですが、これが取れやすい。取れている間にやられました。数十年前には崖とその向かいにある小島(崖で切り立っている)にワイヤを渡してその間を往復するというレジャーもあったそうです。その名残のワイヤが見られました。この辺り一帯が自然保護区になっているので今ではそんな遊びは禁止されてると思います。その後も洞窟に入ってみたり、 Giant's Leg(写真右)と呼ばれる洞穴を通り抜けたりとあちこちで楽しませてくれました。洞窟の中には真っ黒いGannetが住んでいました。
途中漁船に出会い、何が取れるのかを見ていたらカニでした。小さなものは逃がしていました(子カニを取るのはおそらく法律違反)。我々の船長さんも別の場所にかごを仕掛けていましたが、こちらは無収穫でした。鳥達を見た後で真っ直ぐLerwickに帰るのかと思ったらBrei Wickという湾に停泊。この湾は初日に海岸を散歩した所でした。ここでイルカ達に会いました。
あれだけ船に参ったのにまた・・・と思われるかも知れませんが、小さな船で水面も近いので酔うことはありませんでした。それに、色々な楽しみがあり気はそちらにばかりいきますので酔う暇などはありません。
Sumburgh Airport & Head
先に挙げたJarlshofはこの空港のすぐそばにあります。バスからの眺めを楽しんでいる時に、またきれいな景色が・・・よく見ると空港がありました(写真下右)。今まで見た中でも一番きれいな空港ではないかと思いました。私の田舎の長崎空港もきれいだと言った方がいらっしゃいましたが・・・
空港の先にはSumburgh Headがあります。この眺めは空港の展望室(無料)からゆっくりと眺めることができました(この日は霧はなかった)。JarlshofとSumburgh Hotelも見えます(右下の写真の右側に見えているのですが・・・)。また、空に上がってからも見えましたが、本当に島の端っこにある空港なのですぐに海の上に出てしまい景色を見る余裕はありませんでした。
Isle of Noss Sumburgh Airport & Head

Cycling Day

今回もまた懲りずに1日借りてしまいました。でも、やはりShetlandの坂はきつかったです。地図で、Scallowayが西海岸の町であり、お城もあるということで行ってみることにしました。ここにはバスも出ているのですが、1日かけるには中途半端な時間になってしまうので自転車で行くことにしました。ついでに他も回ることもできるし・・・
Scallowayへは行きは南側の道を通って約9.5km、帰りは北回りで約10kmというコースを取りました。時間的にも十分に余裕があったので(体力的に余裕があったわけではないのですが)、Scallowayの南にある(West )Burraという島まで2つの橋を渡って行ってきました。途中ちょっとした寄り道もしましたが、これが片道約11km。かなりの部分で島の中央の尾根の道を進むために眺めは良かったです。更にLerwickに戻って閉店時間(午後9時)までには十分時間があったので、Bressay Soundに沿って北の岬(建物は工場ばかり)まで行きました。これが片道約4.5km。この岬から戻ったところで土砂降りになり、疲れたせいもあって返しました。朝9時半に借りて返したのが午後6時。ずっと乗っていたわけではありませんが、合計約50.5kmの旅でした。今思い出しても疲れます。
Scalloway Castle
Scalloway CastleScallowayの名所なのか?と先ずここを訪ねました。丘の上から町を眺めた時、港近くに廃墟のような建物が見え・・・やはりその建物でした。そして思ったのが「バスで来なくて良かった。」 石垣に囲まれた建物は3階あるようでした。2階のホールは天井もなく吹きさらし。1階の部屋にお城の説明板とモデルがあるのですが、1枚は壊れていました。その部屋の電灯は自分でつけなければなりません。その前に、このお城に入るには門の鍵を自分で開けなければならないのです。鍵はすぐ隣のShetland Woollen Company(Shetlandニット・ウェアの本店)に借りに行かなければなりません。私の場合は、丁度中に人がいたので鍵は借りる必要はありませんでした。
お城は1600年にPatrick Stewartという悪名高いスコットランドの伯爵が建てたとのこと。この伯爵とその息子は1615年にEdinburghで死刑になり、お城はすぐに荒れ果てたと言うことです。はっきり言って、時間をかけるような建物ではない代物でした。(無料)
Scalloway Musuem
次に訪れようとしたのがこの博物館。すぐに見つかったのですが、やっていないみたいで・・・よく見ると月曜日(私が訪れた日)は休館とか。町の歴史の展示があるようです。
Isle Of Burra
ScallowayからTrondraという島を経て行くことができます。この2つの島を繋いでいる2つの橋は1971年に作られ、交通が便利になったようです。ただし、橋はどちらとも狭いので大型バスに出会おうものなら、止まるか必死にペダルをこいで渡りきらなければなりません。この橋からの眺めはまた格別なもので、特にMainlandとTrondraの間の橋の南側はClift Soundという細長い海峡でMainlandの西海岸(山ばかり)とEast Burra島の東側が一望できます。
Burra島は東と西に別れていて、Mainlandに沿った形で細長くなっています。私は西の島しか行っていませんが、結構人が住んでいました。島の西海岸は外洋になるので所々で白い砂浜が見られました。帰りの体力が心配になったので行き止まりまで行かずに、そこが眺められる丘の上で引き返しました。その丘から見るMainlandの南西海岸は山が海に迫っている状態でした。ちょっとしたビュー・ポイントです。自転車は入れないのですが、その近くにある牧場の間に作られた道を西へ歩いて向かうと大西洋が眺められます。特に何かがある訳ではありませんが、その景色は気持ちいい風(ちょっと強かったけど)にあたって美しい景色を見るだけで満足しました。
West Burra
West Burra南端の眺め
その他
  1. Fisherman's College
    Scallowayの町外れにありました。こんな所に大学(学部?)があるとは!建物も立派でした。
  2. Swimming Pool
    Scallowayの町の入り口にありました。とっても立派で、思わず入りそうになりました。
  3. Point of the Pund
    その大学の側の一般車(+自転車)進入禁止の道に歩いて入り向かったのがこのポイント。そこまでは行っていませんが、Mainlandの北西部の海岸を眺めることができます。行くことが無理だっただけにせめてその眺めだけでもと思い向かいました。途中で出会ったのがシェトランド・ポニー達でした。
  4. Hamnavoe
    West Burraにある町で学校や郵便局もありました。Mainlandに戻る時にちょっとだけ寄った所ですが、漁港らしく立派な船着き場がありました。
  5. Burn of DaleとDales Voe
    ScallowayからLerwickに戻る時に通る谷がBurn of Daleです。ここを進んでいくとMainlandの北とLerwickを結ぶ道に出会います。この三叉路にはBridge o' Fitchという名前が付けられていました。そのすぐ近くにはShetland Glof Clubがあり2~3人の人がプレーしていました。もしこの人達がいなかったらゴルフ場とは気付かないくらい自然の中に溶け込んでいました。ここを流れる川gがDales Voeという入江に流れ込んでいます。入江の入り口にはその後(Lerwickの北の岬へのサイクリング)で行きました。この入江の両側には道はありません、というより険しくて作れないのです。Shetland全体がこんな感じの海岸線になっています。

 West Burraからの西海岸の眺め(ちょっとわかりにくいけど)

TrondraからのWest Burraの眺め

  1. シェトランド諸島ツーリズム (英語):Shetland諸島のツーリスト・インフォメーションのページです。このページで予備知識を仕入れましょう。
  2. シェトランドの文化活動(英語):Shetland諸島で行われている文化遺産に関する活動のページです。
  3. ラーウィック情報(英語):Shetland諸島の中心の町Lerwickに関するページです。

Lerwick Isle of Noss Sumburgh Airport Jarlshof Mousa Broch Scalloway Isle Of Burra