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トップページで紹介した内容を転載しました・・・
9月にロールコール/キー局の代打を務めたのですが、そのときの移動運用装備としてシールドバッテリーを買いました(先のハムフェアで上京時に秋葉原にて。12V
8AHが2700円でした)。で、その充電をおこなうために久々に自作しました。本当に久々にケース加工など機構パーツも吟味して・・ということで「パーツ購入」のため日本橋通い。パーツをひとつひとつ真剣に買うのも久々でした。
その後、ジャンクやパーツの入った押し入れの箱を整理していたところ、いままで買いだめたキットなどの中から「第*送信機」で登録しているSSBのQRPトランシーバーの基板(基板上のパーツは実装済み)を発見。10年以上前に一度動作確認まではすませていたのですが、かっこいいケースに収納しようというところで御蔵入りに。保証認定も得ているのですが一度も交信実績のない「幻の送信機」になっていたのでした。
ということで、この10月はまずバラックでとりあえず「送受信機能」を再度確認し、うまくいけば運用も・・・ということで、休日を利用してなんとか組み上げたのが写真の様子です。送受信は、手持ちのリグを総動員しての荒い調整ですが、まずまずの感じです(若干キャリア漏れがあるのですが、、、。調整前はかなり漏れていてA3H状態でした!)
ちょうど11日の夕方、スキャッターを狙った3エリア各局のCQもFBに入感。ニコニコして聞いていました。が、夜にもうちょっと調整したいな−とワッチをすれども、ノイズしか聞こえず。改めて50MHzの日常のアクティビティが下がっているのを実感。今度の土日を期待することにしましょう。
ということで、ここしばらくはSSBのQRPに入れ込み状態に。引き続いてAMの自作ネタもたくさん抱えていますので、来年春まではいろいろ楽しめそうです。
(1998/10/11 de JG3ODI)
→ 調整&ケース新調 →
また、1ヶ月程ホームページの更新がとまってしまいました。すみません。
この間、前回の更新時に紹介した「SSBの自作トランシーバー 復刻(写真左側のバラック)」に勤しんでいました。10月はじめから基板の動作確認などを行っていましたが、どうも出力が出ません(設計では150mW〜200mWは出るはず)。マイクアンプ部分の帰還回路のRをかえてみるとかなりパワーは出るようになりましたが、送信立ち上がりでは頭切れを起こし、そしてどうも歪みっぽい。頭を抱えて、何度も基板をひっくり返しては部品を交換してみたりしていました(夜更かしも何度か、、、)。
ある日、IFのキャリア発振を調べるためにRFプローブをふりまわしていたところ、バラックケースにプローブが当たりました。そのとき、かなり大きくメーターが振れたのです。ちょうど送信動作中だったので、「送信波の周り込みか?」と思ったのですが、そのときはマイク音声入力は0。「発振か?」と思いパワーメータを見たら出力0。「????」。手当りしだいRFプローブを基板にあてたところ、送信時の電源ラインにおおきな当たり。
「??、!!!!」
そういえば、バラック組み立て時に送受信切り替えにリレーを入れたのですが、そのリレーが5V用しか手持ちがなく、12Vの回路で使うために、なんとレギュレーターICで電圧を落としていたのです。このICが発振していたとは。定石としてICの入出力端子には0.1マイクロのCは入れていたのですが、バラック内で電源ラインを引き回し、おまけに定電圧電源からもたこ足で分岐したラインをバラックに接続していたのが原因でした。
10日あまり悩んだ結末は、レギュレータICにさらに100マイクロの電解コンデンサを付け加えることで幕となったのです。怪しいと見ていたマイクアンプもはじめの定数でOKでした。つまり、電源ラインの発振がマイクアンプ回路を飽和させていたようです。まあ、解決する時ってこんなものですよね。
その後、これまた7〜8年前に「このケースでトランシーバーを!」とストックしていたケースを使って最終形に仕上げる作業を続け、ようやく今日(11/6)完成となりました。このトランシーバー(写真右側)でSSBのラグチューを聞きながら、この文章を打ち込んでいますが非常に聞きやすくていい感じです。これで、「第*送信機」のリニューアルができましたので、近い内に移動運用で使ってみようと思います。さて、まだまだ自作のネタのストックがいっぱいあります。いよいよつぎは「AM」の送受信機にチャレンジしようと思います!!
(1998/11/08 de JG3ODI 1998/11/09 誤記修正&一部追記....Hi,,,
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製作した【SB-6DX】での交信では、次のQSLカードを発行しています!
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