■ 今年の注目は!! アイコムの50MHz対応機は要チェック!
一目見るだけで、何が売りたいのか判るフロントの展示! あの話題をよんだIC-706と、固定機IC-756の中間に当る新機種の発表です! 型式は、IC−746。 番号からみれば、IC−736からの流れのように見えますが、外見も含めて大きく変わったようです。
もう、既に詳細スペックは、アイコムのホームページでも発表になっています。なかなか良い感じにしあがっているなーというのが第一印象。AMモードには理解のある(さすが3エリアメーカー?)だけあって、今回も50MHzのAMの送受信が可能です!
説明されているのを聞くところによると、発売は11月ごろ。ちょうど冬のボーナス時期への投入のようです。
IC−575がカタログから消えてから久しいですが、50MHzでの運用でも期待できそうな1台ではないでしょうか?
※(追加:1997/08/28)
このIC746の展示状況写真をクリックすると、「50.550MHz
AM」の周波数設定になったフロントパネルの写真が見れます。見終わったら、ブラウザのBACKボタンで戻ってください。
それからもう一台。ついに、VUHFのFMハンディー機に、50MHzが加わったものが登場しました。昨年大ヒットした、スタンダードのカードサイズとはまたちょっと違う系統(大きさ・重さも今回のIC−T8の方が大きく、パワーも出ます)ですが、本「50MHz AM MANUAL」としては、50MHzの運用可は見逃せません。
2mのFMハンディー機の定石である、エアバンド受信を可にすることができるならば、おそらく50MHzのAMも受信可能ではないでしょうか? 自作送信機に対する受信機にすることもできればおもしろいなーと思います。
以上、今年の後半も楽しみな、ICOMでした。
■ その他のメーカーでは、50MHzに関しては特に無し(?だと思うんですが見逃しているかもしれません、、、)
KENWOODは、「カーナビ&モービル機(これはすでに雑誌などでも特集されていますね。このモービル機は、昨年の参考出品後に製品化されました)」、そして「デジタルカメラ&ハンディーFM機」という【コンセプト】を打ち出しています。コンパニオンによるショー形式の説明もあり、その時だけは他のブースとはちょっと違った雰囲気に。
かつてのAQS、DCL(もう結構前のことですよね)のようなことにはならんかな?とちょっと感じました、、、。
YAESUは、FT−1000MPのシステムを目玉に。
リニアアンプが鎮座して、皆さんの格好の被写体になってます(わたしも1枚、、)。それから、かつてのケンプロのローテータをヤエスが自社ブランドで売りはじめていますが、これも展示されてました。
かつては、初めてのHF+6mのコンパクトなモービル機タイプのDX−70を出したアルインコですが、今年の展示はさびしいのもになっていました。一時期はスタンダード並みの派手なディスプレイだったと思うのですが、、、、。ハム業界の厳しさはいろいろ聞きますが、その一端を見ているのかもしれません。
■ あの「でんかん車」が!
違法電波取り締まりで、力を発揮してもらいたい!「電波監視の車両(関東電気通信管理局)」が展示されていました。中の様子もちょっとだけ見えました。
なにか、「電波利用料」はこういう分野に使っていますよ!というような雰囲気でしょうか?
クラブ展示などのスナップを次ページに掲載しました!
ハムフェアならではの風景を取り上げてみました!
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