本国英国でも超マイナーなのですが、私にとっては大きな存在です。"トラッド・ロックの雄"とに日本で発刊されたある年鑑に書かれていたように、私もゴスペル・ミュージシャン(キリスト教の福音活動の音楽)として聞き始めてはいなかったのです。現在ではゴスペル・ミュージック界ではベテランですが、他のミュージシャンのサポートもやっていてmusician’s musicanとしても活動をしています。
生年月日は不詳ですが1940年代の生まれではないかと思います。 両親はクラシック・ミュージシャンで11歳のバースデーに最初のギターをプレゼントされ、クラシック・ギターのレッスンを開始したそうです。 18歳の時から音楽活動を開始したとかで、最初に参加したのがFleur de Lysというモッズバンドだそうです。その後Wolfgangというバンドに参加しましたが、このバンドのR.Zactという人と曲を書いたものがソロアルバムの中に入っています。 75年にIslandレコードと契約をしますが、この頃奥さんのSallyと会い結婚したそうです。その後、Susexを旅行中にあるクルセードに立ち寄った結果、奥さん共々クリスチャンになったとか。 現在は布教活動として音楽の他にスピ-チもこなしています。住まいはウェールズの山岳地帯に構えているそうです。そんな環境の中から素晴らしい歌が生まれてくるのかも知れません。 楽器 ギターとマンドリン。ギターはスライド(またはボトルネック)も素晴らしい技術を持っています。 サポートしたバンド Traffic, Bad Company, Gallagher & Lyle, Fairport Convention レコーディング・セッション Chris de Burgh, Joan Armatrading, Gerry Rafferty, Ian Mathews, Cliff Richard, その他沢山のゴスペル・ミュージシャン |
出会い | |
彼の名前を知ったのはCliff Richardが自身でプロデュースした最初のアルバムの"Small
Corners"(ゴスペル・アルバム)のギタリストのクレジットでです。そしてその前にCliffが他のゴスペル・ミュージシャンのためにプロデュースした時に"We're
all one"を取り上げたのですが、自分も歌いたいという話をしていたことを覚えていました。その曲と彼が結びついたのが、輸入レコード店で"Grand
Arrival"のアルバムを見つけ曲目のリストを見た時です。即買って帰りました。 その"Grand Arrival"を何度となく聞いていく内に次第に良くなっていったのですが、しばらくしてアルバム"Keep The Ball Rolling"を見つけて買い、その中に入っていた"Working for love"を聞いた途端ファンになったと思いました。 | |
その他 | |
情報が入りにくい人なのであちこちに手を伸ばしてみています。ニュースレターも発送してもらっていますが、ここしばらく音沙汰がありません。その代わりといっては何ですが、Cliff UnitedというCliffを中心にしたゴスペルミュージシャンを扱っているファンクラブでツアーやレコーディング情報が入ってきました。(このファンクラブにはCliffよりもむしろBrynさんの情報を得るために入ったようなもの。Cliffに関しても色々恩恵は受けていますが・・・) |
アルバム(2002/12/27更新) | |
コンサート(1998/12/20追加) |
ソング・ブック
Bryn Haworth Songbook Volume ONE |
Signalgrad Ltd. ISBN 0-9525646-0-2(1995) "Keep The Ball Rolling"以降の曲18+2曲のソングブックです。おまけの2曲は"Open Tuning version"となっています。ギターをやっている人には一見の価値があるでしょう。好評ならば、希望の曲を集めてVolume TWOも出すと聞いていましたが・・・忘れた頃に出てくるでしょう。アルバムやニュースレターもそんな感じです。 |
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taigh@cvn.bai.ne.jp |