Herm |
諸島巡りなら、ついでに他の島にも行ってみようと思いました。勿論日帰りできる範囲です。そこで一番手っ取り早いSt
Peter Portの目の前にある小さなHerm島に渡ってみることに。港に乗船券を販売している小屋があります。情報も船会社のリーフレットぐらいしかありませんが、何もなくても何とか1日を過ごすことが出来そうでした。
往復の乗船券を買って乗り込むと、結構な人数です。トレッキングの格好をしたグループもいました。手には地図を持っています。島を歩くには地図がいると、Herm島に上陸すると探しました。港近くにはお土産店とホテルしかありませんが、その中に地図を売っている店がありました。見ると島を一周するパスがあるので、取り敢えず回ってみることに。先ず北側へ向かいました。今回は時計回りです。砂浜が北側にあり、他の人達も北側へ向かっていたからです。
Herm島/ハーム島 | |
Channel諸島で5番目に大きい島ですが、有人島としては最小になります。島には10家族が定住して、夏季には季節労働者が80人までになります。 南北に1.5マイル(約2.4km)、東西に0.5マイル(約0.8km)、一周は約4マイル(約6.4km)。満潮時の面積は約300エーカー(約121.4ヘクタール)、春の干潮時には砂地と岩礁を含めると最大1,000エーカー(約404.7ヘクタール)になります。FranceのNormandy海岸から見えることもあり、Cap la Hagueから西約20海里(約37km)、St. Maloの北北西約56マイル(約90km)、Britain島のWeymouthからは南やく75海里(約139km)に位置しています。 島へ渡るにはGuernsey島のSt Peter Portから。片道約20分です。また、個人のチャーター便やレジャーボートでも可能のようです。船はHerm Harboourが基本ですが、干潮時には南側のRosière Stepsが使われます。Herm Harboourから10分程なので、事前にどちらかをチェックしておく必要があります。お土産店、カフェやお手洗いはHerm Harboourの近くにあります。 島内には新石器時代の約4,000年前の墓があります。FranceやGuernsey島から部族の族長の神聖な墓場としてその頃まで使われていた、と言われています。1947年までは島は王室が所有していました。1949年からは半世紀の間、リースされて、1家族によって島の運営がなされています。島の経済は観光と牧牛で成り立っています。学校や、自家発電、水の自給や下水処理も行われています。この全てのシステムはこの借用期間に設置されました。 |
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干潮時に道が出来るHermetierという岩礁から眺めたHerm島西側全景 |
島一周(Herm Harboourより時計回り) | |
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島内の人工物 | |
この島は景色を楽しみながら、自然を味わうというほかには余り観光的なものはありません。それでもちょっとだけご紹介するものがあるので挙げておきます。
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