Day Of Days -The 30th Anniversary Concert- | Ridge Records RRD022(2004;Concert 90:31, Bonus 30mins;DVD Region 0, PAL); live at Stirling Castle Esplannade, Scotland, on Saturday 23rd August 2003 | |
|
私もはるばる行ってきた記念コンサートのライブです。この日きりなので聴衆の中に私もいるのは確かなのですが、人の谷間に入りきっていたので全く確認できません。”私、この辺にいた!”と言うこと程度で喜んでいます。当日、BruceがDVDになる!と2回程言っていたのですが、そこはカットされています。DVDを見てる時、”それはないよね~”となったのでしょう。 収録は全て行われたはずなのに、ライブ時間は90.5分。実際は120分強だったので30分も短くなっています。アンコールのリクエスト時間がカットされているのでカット時間はもうちょっと短いかもしれませんが、曲目を知った時、少々がっくり。最新アルバムProterraからの曲が2曲のみ。Empty Glen等が欲しかったのに・・・収録曲が発表された後にHPのメッセージ・ボードを見たらやっぱり不満なファンも多かったようです。Bonus映像を削っても入れて欲しいと思っています。それはそれで面白いのもありましたが。 オープニングのジェット戦闘機2機の飛行とBlack Angusのナレーションから始まっています。会場にいると、いよいよこれで始まるのだな、という雰囲気がありました。それをほぼそのまま再現してくれています。Bonus映像でもジェット戦闘機の飛行を見ることが出来ます。(この飛行はチャリティのために飛んでくれたとのこと) 全体の感想はコンサート・レポートの方をよんで頂いたらよいと思います。何せ、このステージそのものなのですから。ただ、私はステージが殆ど見えない状態だったので、こんなになっていたのかと思うこともしばしば。また、バック・スクリーンに時々映像が映されていたことも思い出しました。Loch Lomondの最後にステージ上で花火を破裂させたことも(この後すぐに私は帰途についたのです)。この曲の時ビデオを見ていたらピアノにPeter Whishartらしき人が・・・当日もそんな気がしていたような(ピアノの位置は見えていたのです)。クレジットを見るとそうでした。また、最後にマネージャーのMarlene Rossと共にDonnie Munroもステージに出てきていました(この時は既に会場を出てしまっていた)。2人とも喧嘩してやめた訳ではないし、バンドが活動を続けていることを喜んでいるはずですから、お祝いに駆けつけたようです。 ゲスト・ミュージシャンもちゃんと紹介されています。何故か新アルバムに全面的に協力しているPaul MounseyよりもDuncan Chisholmの方がアップが多いのです。Running To The LightはDuncanのためにやっているようなもの。この時Bruceはステージから引っ込み、その位置にDuncanがいるのです。ビデオの作りもProterraではDuncanの演奏が入るとアップなのですから。また、オープニング・アクトをつとめたPhil Cunninghamがインタビューにも答えていました。彼のMCは楽しいものでしたが、バックステージでも楽しそうなお方です。 今回はDVDのみの発売で、ビデオテープはないようです。今のところテレビ方式はPALのみですが、NTSCも今後考えているとのこと。注文したところ”PALしかないけどいいか?”というメールが私の所に届きました。私はPCのDVDドライブで見るので問題ないと返したところ送ってきました、住所がU.S.A.で(よく届いたもんだ!)。リージョン・コードは0のようなので今後NTSC盤が発売されれば、一般のDVDプレーヤーで見ることが出来ます。こまめにHPをチェックして下さい。なお、収録曲は更に減りますが、CDも発売されています。 |
|
Live In Bonn | RMG/Universal RV001(1999;100mins.;VHS Pal);Open Air Concert, Rheinufer, Bonn, Germany 28 August 1999 | |
|
Bruce加入後の初ビデオです。私も彼の歌う姿はお初でした。"Search
Of Angels"ツアーのやはり人気のあるドイツで収録されたものでした。野外のためいったいどれくらいの人が集まっているのかよく分かりませんが、相当の人数です。会場の音が余りよく取れていないようで、雰囲気は良くつかめませんが、あちらこちらでスコットランドの旗が振られて見た目には良かったようです。 ほとんどアカペラ状態のBruce一人の"In Search Of Angels"から始まり、最後にもう一度この曲を皆前に出てきて今度はBruceとRoryの2人で歌い終わります。("This Is Not A Love Song"はタイトル・トラック、ライブではやっていない。) 最新アルバムの曲、昔の曲に交え、中盤にはトラッドの演奏/歌を聴かせてくれる構成になっています。 5曲目"Cnoc Na Feille"の英語のタイトル、以前は"The Hill At Market Stance"だったのですが何故変わったのか?(不明) この曲のパワフルなところがとっても好きです。6曲目"The Water Is Wide"はBruceのソロです。シングルにも入っていました。その後今度は新しいゲール語の歌の一つ"A Dh'Innse na Firinn"は"Search Of Angels"のアルバムのところでも言っていますが、のっている歌詞がたったの6行のものです。これをやるとは思っていませんでした。9曲目"Hearts Of Olden Glory"はBruceのソロにMalcolmの演奏、10曲目"Life Is"はPeterの演奏が入るだけの静かな雰囲気です。そして久々の"Dance Called America"はRoryがアコースティック・ギター、Malcolmがボタン・アコーディオン、Calumがドラムスという楽器構成でやり、ほとんどそのままトラッドのメドレーに入ります。Iainの中太鼓で始まり、次にMalcolmがアコーディオンで加わり、その後13曲目"Am Bothan A Bh'Aig Fionnghal"は全員が前に並んで演奏という形を取っています。この曲はRoryのゲール語での早口。ステージの他のメンバーもRoryに注目!でした。14曲目"The Middleton Mouse"でMalcolmが今度はMIDI-Pipeに持ち替えての演奏。その後このPipeがイントロで響く"The Message"に続きます。17曲目"Skye"をBruce加入後もやるとは。嬉しくて涙が出そうです。そして、私の一番のお気に入りでもあり、この曲を外すとはまず思えない"Flower Of The West"。今回も入っていて良かったという気持ちです。この曲の最後あたりにちらっと別の曲を入れているような気がするのですが・・・その曲が"Wild Mountain Thyme"(The Silencers,The Scottish Tourist Boardのテレビコマーシャル曲でもある)のような気がするのです。もうちょっとよく見てみよう!(追記:ファンクラブの会報で聞き間違いでないことが分かりました。) そしてお決まりのラスト"Loch Lomond"。会場が一体となって歌うのもあまり音が取れていなくてちょっと淋しい。会場にいたら全く違うのでしょうね。また、生で見たいな・・・と思いながら、最後のタイトルを見ながら終わるのです。 ところで、このビデオの発売は2000年になってからでしたが、ファンクラブに注文すると早めに届けられるので、年末には手元にありました。そして、最初に見たのが年を跨いでのことでした。途中、2000年に変わる時点でちょっとお休み。新年になってコンピュータの2000年問題が起こるか?と見届けるためでした。なにも起こらなかったので、すぐに続きを見ていました。 |
|
Live At Stirling | PolyGram 055 296 3(1997;103mins.;VHS
Pal);Live at Stirling Castle, Summer '97~Donnie Munro's Farewell
concerts | |
|
Donnie MunroがRunrigを去るために行われた記念コンサートツアーの最終日の録画です。このStirlingの他に、イングランドのManchester、ドイツのKoln、デンマークのOdenseでもコンサートがありました。しかし最終日とあってチケットはすぐにsold-out。追加の日程を入れた程でした。 会場はStirling城の門前の広場で、1回のコンサートで約2万人の聴衆がいたそうです。(勿論 all standing) このお城に行ったことがある方はバス・車の駐車場になっていたところと言えばお分かりになるでしょう。崖の上なので、この人数以上は危険なのでしょう。また、コンサート終了後の足も駅に看板が出ていたそうで、そのすごさが伺えます。 Malcolm Jonesのmidi pipesでオープンし、いつものようにコンサートは進んでいったようです。私が見たLong Distanceツアーと曲目や構成も余り変えておらず、新曲もありませんでした。バックに使ったスライドも同じ様でした。私としては自分が見たものに近い形だったので懐かしい気もしました。ショウの中頃にDonnieがおしゃべりをし、楽器の構成(Roryがギター、Calumがドラムス、Malcolmがmidi pips)を変えて演奏する"Portect And Survive"と"Pride Of The Summer"も同じでした。そして、いつものように"Flower Of The West", "Only The Brave", "Alba", "Loch Lomond"と終わりに近づいていきます。普通なら"Loch Lomond"で盛り上がって終わりになってしまうのですが、この時は特別に2曲歌っています。おそらくDonnieが最後にと選んだ曲なのでしょう。最後の"Hearts Of Olden Glory"ではファンの女性が涙を流しているのが見られます。これがRunrigとしてのDonnieの最後の姿と思うと、ビデオなのにこちらまで貰い泣きしそうな雰囲気です。"Going Home"の後のDonnieの言葉に"Songs go on, Runrig Goes on"とあるのが彼の気持ち全てであったように思えます。 | |
Wheel In Motion | PMI 7 2434 91022 3 1(1992;89mins.;VHS Pal)/EMI 07243 4 92415 9 6(2000;88mins.50secs.;DVD Reagion 2※のみ);Live at Loch Lomond Outdoor concert,
Edinburgh Castle, the Western Isles tour
& Europe 1991 | |
|
"The Big Wheel"を発表した後のツアーの録画です。Loch
Lomond湖畔のBalloch Castle Parkで1991年6月22日に行われた野外コンサートが中心になっています。また、このツアーはIslandsと言われている地方(Outer
Hebrides, Skye, Orkney, Shetland)も回っており、その様子も添えてあります。島の人々はこういう楽しみが少ないことを思ってのツアーのようで、広場にテントを設置してやっています。島中の家が空っぽになったのでは?と思うくらい大盛況のようでした。EdinburghではEdinburgh
Castle Esplanadeでのコンサートも収録されています。他に、ヨーロッパでのバックステージやロンドンでの様子もうかがえます。 "Always The Winner"はスタジオでの録音、"Solus na Madainn"と"Hearthammer"はコンサートのリハーサルを含めた準備、"Abhainn An t-Sluaigh"はIslandsツアー、"An Cuibhle Mor"はバックステージとヨーロッパツアーの様子のバックに流れています。"This Beautiful Pain"はエンディング・タイトルのバックで流れています。 このビデオを見ると、一度は生のステージを見たいと思うのは当然だと思えます。Loch Lomondでは空からも撮影されています。「そばには美しい湖が控えている」と言ってエンディングの定番"Loch Lomond"を歌い始めます。この頃にはすっかり日も暮れて、全ステージが終わった後に花火が打ち上げられています。夏至の日なので終わったのはおそらく10時過ぎではないでしょうか。この場にいたら良かっただろうに・・・(このコンサートがあった頃にはまだ彼等は知りませんでしたが) なお、野外コンサートでの前座はHothouse Flowers, The Big Dish, Capercaillei, Wolfstone, The Fat Lady Singsという豪華メンバーでした。 そして、このビデオは発売直後にUKのビデオチャート/音楽ビデオチャートの両方でNo.1を獲得しました。 ※DVD Reagion2:日本は英国を含むヨーロッパと同じReagion2なのでパソコンのDVDドライブでリージョンの書き換え(回数制限あり、せいぜい5回くらいとか)なしに見ることができます。また、リージョンフリーのDVDプレーヤーはNTSCのテレビにも出力可能。 | |
City Of Lights | PolyGram CFV 11542(1990;92mins.;VHS Pal);Live at Barrowland, Glasgow, 1990 | |
|
彼等の最初のビデオです。ライブの映像に何本かの他の記録映像とプロモーションビデオをかぶせて作ってあります。また、Donnie
MunroはGlasgowで、Rory&Calum Macdonald兄弟はNorth Uistでインタビューに答えています。彼等のお父さん(と思います)のJohn
Macdonaldさんも登場しています。少々訛りがきついせいかよく聞き取れません。Macdonald兄弟は曲の背景にあるものを説明しているようです。彼等のライブがどういう風にして進んでいるかよく知ることができるビデオだと思います。 ステージの最初の方で歌われている"Dance Called America"ではファンが輪になって踊っていました。彼等のステージはいきなりこんなノリでくるようです。しかも年齢に関係なくです。最後の方でもこの踊りの輪が見られます。8曲目はトラッドの曲ですが、私は曲名を知りません。ロックのアレンジになっています。"Harvest Moon"と"Stepping Down The Glory Road"は場所は同じですが、別の日に撮られたものです。この2曲の音を聞いていると後でスタジオ録音の音をかぶせたように思えます。"Skye"で一旦バックステージに引き上げた後、アンコールで戻ってきています。"Loch Lomond"は彼等のステージのラストの定番。ベストアルバムにも入っていますが、このビデオのバージョンは2~3コーラス長くなっています。(最近はもっと長くなっています。) 会場の大きさは余り分かりませんが、途中でリズムが変わるところで大勢が飛び跳ねるのでカメラが揺れているのが分かります。床が抜けるのでは!と思うくらいです。 |