1996/7/1~7/4
Stornowayを2時過ぎにバスで出発しTarbertに着いたのが3時半過ぎ。そこで分かったのがフェリーが遅れていることでした。土曜のツアーで一緒だったスペインのカップルやバスで一緒だった女性はUigからPortreeまで行くバスに遅れることを心配していましたが、私は乗り継ぎのバスは待っていてくれると思っていましたので平常心でいました。ツーリスト・インフォメーションにスペイン人の男性が問い合わせても同じ答えだったとか。Tarbertでフェリーを待っている皆さんは双眼鏡を覗いたりしていました。フェリーの上ではOuter
HebridesとSkye島をかわるがわる見るためにウロウロ。Skye島が近づくにつれ”戻ってきた!”とウキウキ状態。前回の旅では自転車で通り過ぎたのですが、海から見ようとは思ってもみませんでした。Uigに到着した時に予想通りSkyewayバスが桟橋で乗客を待っていました。
そしてPortreeに着いたのは更に遅れて7時過ぎ。宿には6時半到着予定でしたが、場所を確認するためにツーリスト・インフォメーション前の地図を見に行った時間も加わったため7時半。宿の人は私を待ちきれず外出していましたが、玄関に私宛の紙があり、部屋番号が書いてあったのでそこに荷物を置いて私は夕食のためにメモ残して外出。(玄関にも鍵はかかっていない。)夕食から戻ってやっと宿の人と会いました。人の良い猫が大好きなおばさんでした。
ここでは2回目のこともあって忙しく動き回るのはやめにしようと思っていたのですが、再びサイクリングをする羽目になりました。前回の経験でとっても大変だったのは忘れていなかったのですが、やらざるを得なくなったのです。でも、自分のペースでは回れました。
PortreeとStaffinの間の3つの滝 | ||
前回の旅行でTrotternish(Portreeの北の半島、UigとStaffinがある)を自転車で回った時にあまりに疲れて見逃してしまったいくつかのビュー・ポイントに再挑戦。この辺りのツアーが見つからなくて結局またサイクリングとなりました。(通り過ぎる路線バスはありましたが) 今度はStaffinまで(17マイル、約27km)往復しました。相変わらず坂はきつかったのですが・・・ | ||
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Old Man of Storr(写真下) | ||
この奇岩は前回何の予備知識もなく、サイクリングの終わりに近づいた時に見たのです。いったいこれは何?と思いつつ通り過ぎてしまいました。後でPortreeの写真をよく見ると一緒に写していました。今回は南北両側と、東からゆっくり見ました。とても印象に残る岩です。この岩の根本(?)当たりに行くウォーキングコースを紹介している小冊子もあります。さすがにチャリで疲れ切った体には無理でした。また、この辺りの自然を満喫するツアーもあるようです。 | ||
Trotternish Art Gallery | ||
Kilt Rochを少しStaffinへ向かうとこの建物があります。といっても納屋を大きくしたような建物ですが・・・回りには農機具が並べてあります。中には室内で使う農機具とアンモナイトなどの化石が一緒に並べてあるので、いったいどういう展示館なのか分かりません。係りの人がいて、あえて説明は付かないのですが、質問があったらして下さいとのことでした。有料。 |
An Tuireann Arts Centre and Cafe | ||
Skye島唯一の高校(Portree)を少しあがった所にあります。その少し手前に大きなお土産店がありそこで時間をとってしまいましたが・・・訪れた時にはThe Minch(Outer HebridesとSkye島の間にある海) Projectの展示が行われていました。海の中で撮影された写真が主でした。暖流のおかげで南にいるようなものがいました。この海を守ろうとしているのがこのプロジェクトのようです。ちょっとの時間ができたら寄ることができるでしょう、興味があるのは別にして。無料。 | ||
The Gaelic Alphabet Trail | ||
Vistor Centre "AROS"の裏手にあるゲール語のお勉強コースです。といっても350mくらいですが・・・身近にある植物をその絵と共にゲール語の単語を書いた高さ1mくらいの立て札が並べてあります。英語も併記されていますが、私には英語の方も知らない単語があるので少々難がありました。後から来ていた親子は楽しんでいました。無料。右の写真はそのスタートの”A”で"ailm"は英語では”elm”(どちらの発音も”エルム”、楡)ということを示してあります。 | ||
Glendale | ||
お天気が悪かったのでバスで暇つぶしに行ったのがこの村。ここにはToyMuseumや水車があるらしいのですが行き着けず。また晴れていればOuter Hebridesが見えると思います。海岸まで傘をさしてお散歩程度でした。雨のおかげで村はひっそりしていました。こんな静かな暮らしも良いでしょうね。 | ||
Ceildh | ||
"ケイリ"と読みます。英語での説明には"clan(氏族、地域の長)が催す正式な集会"とありました。色々な形があるようですが、音楽は必ず付いています。私が出席したのは、バグパイプ-ハイランド・ダンス-歌(アカペラ)-フィドル(ソロ)-フィドル(デュオ)-スライドでのSkye島の紹介、というセットが休憩を挟んで2回行われました。会が始まる前に出席している人の国の紹介をされ、日本人は珍しがられました。(主催者によると日本人は初めてみたいなことを言われました。) 歌はゲール語と英語の両方ですが、英語の歌は会場の皆さん(私と2人の子供を除いて)が合唱していました。ミュージシャンは皆高校生のようでした。内2人はアイルランドを5時に出てきたとのこと。有料。毎日ではないので、スケジュールをチェックのこと。 参考までに、"ローカル・ヒーロー"という映画の中でもこのCeildhのシーンがあります。パーティ形式になっていました。 | ||
Skye Bridge | ||
1995年12月にKyle of Lochalsh(Skye島)とKyleakin(本土)との間に開通した橋です。前回の旅ではフェリー(歩行者は無料)で渡りましたが、その時に橋桁ができていたところでした。フェリーでも5分くらいであっけなくSkye島を離れたのですが、橋の方は更に景色を楽しむこともないでしょう。まだフェリーの方も運行しているとありました。 | ||
その他 | ||
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