Outer HebridesとSkye島の旅行の前後に時間の余裕があったので3時間から半日程度の見学をしたところのご紹介です。

Scotland map

Isle of Arran

1996/6/19
午前中OuterHebridesの宿泊予約などが終わった後、半日時間があったのでこの際島巡りをと思って出かけました。
交通
Glasgowからバスツアーが出ています。
またGlasgow Central Stationからフェリーのチケットとセットになった1日往復割引切符もあります。フェリー乗り場はArdrossanというところ。合計片道2時間10分。
Arran島のBrodickからあちこちにバスが出ていますが、1日に数本しかないので日帰りの時は帰りを確認する必要があります。
Brodick Castle Brodick Castle
フェリー乗り場からミニバスで乗ってゆけます。お城の中見ませんでしたが、その庭だけでも満足でした。季節が6月ということで花が一斉に咲いいました。きれいだったので何枚も写真を撮っていたのですが、この後に訪れたところでその花々はよく見かけるもので、スコットランドではさほど珍しい花ではなかったような気がします。ここはNational Trustの地域とあってよく整備されているようです。
城はBrodickのフェリー乗り場からも見えますが、その背後には印象的な円錐形のGoatfall山がそびえています。
MachrieのStanding Stones
今回の旅はCalanaisのStanding Stonesを見るのが最初の目的だったので、その前哨戦としてここのStanding Stonesも見ておきたかったのですが、バスの時間が合わなくてやめました。Brodickから半日ツアーがあると書いてあったのでそのバスを待っていたのですが、いくら待てども来ず。よくよく見ると7月からのツアーでした。路線バスもありましたが、帰ってこられなくなるので諦めるしかありません。機会があったら1日ツアーでもう一度挑戦したいと思っています。他にも良いビュー・ポイントがありました。
(追記)6年後に訪問しましたのでこちらをご覧下さい。

Oban

1996/6/20

GlasgowからCastlebay(Barra島)へ行く途中バスとフェリーの乗り継ぎが約3時間あり町をちょっとブラブラするのには良い時間でした。しかし、荷物を預けようと思い駅のコインロッカーまで行くと爆破テロ対策で閉まっていて、そのためにウロウロ。バスステーションのおじさんに聞くとフェリーに乗るなら切符を買って係りの人に断って待合室に置くと良いと言われました。係りの人に言うと勝手に置いていってと言われ、「それで問題はないの?」と聞くと「問題が起こったことはない」との返事。待合室を見ると、他の皆さんも置いていました。

交通
Glasgowからはバスと列車が出ています。どちらにしても着く場所は近いです。時間と交通費、コースを睨んで決めましょう。(バスの方が安いと思います。)
A World in Miniature
すべてがミニチュアの世界です。港に面した建物の一角にある部屋に時代物の生活様式が展示してあります。狭い場所ですが、展示物が多いのでじっくり見ると時間がかかります。日本語の説明書も貸してくれます。有料。
(追記)2002年6月に訪れた時は閉鎖されていました。観光案内などに記載されていないのでもしやと思ってかの場所に確認しに行くと、建物はあったもののドアは閉まり、看板もありませんでした。
McCaig’s Tower
Obanに着くとまず目に付くのが丘の上に立っているこの建物です。建設半ばで終わってしまった代物ですが、ここからの展望は素晴らしいです。(下の写真) これだけの展望ですから、坂もかなりきついです。建物の中は庭になっていて(天井はない)、ピクニック気分でお弁当を食べている人もいました。
Oban
Isle of Iona
Mull島の西にある小さな島ですが、そこにある修道院は有名です。キリスト教の聖地となっていて、現在も修復作業に宗派を超えてボランティアが参加していると聞いたことがあります。Mull島を含めたバスツアーが出ています。(未訪問)
Fingal’s Cave(Isle of Staffa)
Staffa島も小さな島ですが、そこにあるFingal's Caveで知られる所です。島は岩の柱の上に別の種類の岩がのっかている様な姿で、洞窟は岩の柱が裂けた形になっています。北アイルランドにある同じ様な岩の柱が並んでいるGiant Causewayから海を潜って続いているということを読んだことがあります。Skye島のKilt Rockもそんな岩でした。ツアーが出ていました。ここまで行くのが大変だとおっしゃるなら、日本でも佐賀県の北の呼子という町の近くにある七ツ釜という洞窟でも見られます。(未訪問)

Loch Lomond

1996/7/6

GlasgowからLondonに戻る1日前に買い物を済ませて半日空きました。そこでゆっくりできる所はここしかないと思い出かけたのです。この時の移動でもバスの中から眺めていたのですが、相変わらず美しい所でした。少々お天気が悪くて寒く感じられましたが、お昼を買ってきて湖を眺めながら食べていました。

Balloch Castle
Balloch Castle Counrty Parkの中にあるこのお城から湖を眺めることができます。この中にも入ることはできますが、周辺の動植物のパネルの展示が主で、お城の部屋自体は見ることはできません。入り口にはお土産店がありました。無料。
お城の回りは刈り込んだ草原と種々の大木があります。公園として手入れが行き届いているようでした。
Loch Lomond from Balloch Castle

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  1. オーバン情報(英語):Obanに関するページです。
  2. フィンガル洞窟(英語):Staffa島にある洞窟に関するページです。
  3. ローモンド湖とスターリング(英語):ローモンド湖とStirlingの町に関する情報のページです。

            

Oban Loch Lomond Isle of Arran