Aberdeen

1998/5/13~5/14

これが2回目の訪問となりました。今回はLondonからEdinburgh乗り換えで1日で移動しました。朝8時の列車に乗り、珍しくホテルに泊まったら朝食がなかったので駅でパンを買い列車内で食べていました。Edinburghには12時半頃に到着、駅構内で昼食/休憩を取り、13時10分発の列車に乗りました。Aberdeen到着が15時40分過ぎ、約7時間40分の移動になりました。前日に日本出発/到着ですから2日間で20時間以上も乗り物に乗っていたことになります。
Aberdeen駅構内には予約センターがないため、真っ直ぐに宿確保のためにツーリスト・インフォメーションへ。ところが、この時期のAberdeenは混んでいるとかで係の男性が5~6軒に電話を掛けたけど空きがない。彼が"Never mind"と言って電話を切る度にがっくり。希望の値段より少し高くなるけどと言って掛けてもらった所は2日続きでの空きはないけど部屋が変わる(値段は同じ)ので良いならばと言われ、ないよりはまし・・・と思い決めました。こんな所でつまづくとは! 1日目はトリプル、2日目はツインの部屋で、どちらもケーブルテレビ・シャワールーム完備。宿の人はやっぱり親切でした。ついでに内装工事をやっていたおじさんにまで「楽しんだ?」と聞かれました。実はこのおじさん、ドアベルを鳴らした時に出てきて「空きはないよ」といきなり言ったのでビックリしたのです。すぐに宿のご主人が出てきて受け付けてくれましたので、問題は起こりませんでしたが。

市内観光

Shetlandに関する情報も集めるつもりだったのでツアーは止め。足で回りました。また、二度目の訪問なので前回と異なる所を見るつもりで現地で情報収集。しかし、お気に入りのDothie Parkだけは行こうと決めていました。2泊でしたが、フェリー出発が午後6時だったのでAberdeen滞在は50時間ありました。
Aberdeen Marintime Museusm The Tolbooth Museum
Aberdeen Maritime Museumツーリスト・インフォメーションから港の方へ向かうときれいな教会ぽい建物がありました。よく見ると博物館。ちょっと寄ってみようとなりました。ここで入場券を買うときに教えてくれたら良かったのですが、下の2つの博物館と合わせた通用券があったそうです。私は各館に入る度にチケットを買っていました。
中の展示物は勿論海に関するものです。そのメインとなっているのは入り口の吹き抜けに展示してある北海油田の模型です。その吹き抜けを回りながら各階の見学ができます。他には、Aberdeenの海運産業の歴史や船室の模型等があります。また、その時の港の様子を映し出したモニタがあり、カメラのズームアップの操作をできるようになっていました。結構遊べます。
ここでも私が入った時幼稚園からの見学者(保護者付き)と一緒になってしまい賑やかな中での見学となりました。この博物館は1997年5月に再オープン、年間を通じて見学可能。
Provost Skene’s House
Provorst Skene's Houseツーリスト・インフォメーションがある建物の裏に当たると言っていい場所です。落ち着いたきれいな建物です。各国の言語で書かれた解説書があるようですが、日本語はありませんでした。受付の人が”中国語は?”と言うけれど分かるわけがありません。仕方なく英語の解説書を借りました。
17世紀のお屋敷の様子を見ることができます。順路に従って回りますが、Painting roomは自分でドアを開けて入ります。中の絵は板張りの壁画という形で珍しい代物でした。また、18世紀のダイニング・ルームもあります。コスチューム・ルームのウェディングドレス(最近のものもある)が印象的でした。
この博物館は1953年にQueen Mother(エリザベス女王のお母様)がオープンさせたとあります。日曜日は休館。
The Tolbooth Museum
Union StreetからCastle Streetに入ったすぐにあるAberdeenで最も古い建物に数えられる一つの建物の中にあります。入り口がわかりにくいので地図をよく確かめながら見つけなければなりません。(右の細長い写真)
中は17~18世紀の市民生活と監獄、ジャヤコバイトに関する展示室などがあります。そして、上の階には嘆きの部屋と称するものがあります。ここは階下のある展示の前を通るとセンサーで嘆きの声が始まるようになっていて、あまりに不気味でした。ここに入った時には他にだれも見学者がいなかったので余計に気味が悪くて・・・囚人の蝋人形にもドキッとさせられました。出る時に、受付のおばさんに”とっても変な展示でした”という顔をして出てきました。4~9月の間のみ開館。
Aberdeen ArtGallery & Museums
Union StreetからBelmont Streetに進んだ突き当たりにあります。Union StrretからスーパーのMarks&Spencerを抜けてSchoolhillに出てそのSchoolhillを進むのも分かりやすいと思います。近代(というより最新かな?)絵画を見ることができます。常設の展示もありますが、時期によって異なるものも多くあるようです。広々としているのでゆっくり見ることができました。でも、私には理解しがたい作品も。年中開館、無料。
Dothie Park
Cherry blossom trees今回は花盛りの時期ではなかったので少々淋しい感じでした。バラの丘はまだ蕾みもなし。その代わりといっては何ですが、木に花が一杯(写真左)。近づいてい見ると、何と八重桜でした(写真右)。丁度桜が満開の時期だったのです。日本で見るように木が高くなく、かなり下に枝が伸びていて足下近くにも花があったので遠くからでは分からなかったのです。
The Winter Gardensと名付けられたあの大きい温室にもまたも入りましたが、このガイドブックがありました。その案内図にJapanese Gardenとあったので行ってみました。戸外でした。何となくそれらしい感じにはなっていました。今まで他でもJapanese Gardenなるものを見たことはありますが、一番感じが出ていた気がします。池のそばにいたアヒルの子供達がとっても可愛かった。その他に、サボテンの部屋には小型の亀が沢山群れていました。
Cherry Blossoms

  1. アバディーン・ツーリスト・ボード(英語):Aberdeenのツーリストインフォメーションのページです。
  2. アート・ギャラリー(英語):Aberdeen Art Gallery & Museumの情報のページです。
  3. Aberdeenのネットワーク(英語):City council Arts & Entertainmentの情報ページです。
  4. Aberdeen Maritime Museum(英語):この海洋博物館の情報ページです。