Fort William

1994/6/27(mon)~6/30(thu)
Glasgowを12時42分発の列車に乗るはずが何だかおかしい。構内放送を必死で聞いているとどうも目の前に止まったStratchclyde Transport(近郊を走っている列車)に乗るらしい。荷物を抱えた人がどんどん乗っていくので念のためそばにいた人に聞いたらそうだというので乗りました。そしてDumberton Centralという駅で旅行者らしき人が大勢降りようとしているので、また隣にいた人に聞いたら"yes"の答え。訳が分からないままホームで待っていると、ポイント故障で予定の列車がGlasgow Queens Streetまで行くことができなくてDumberton Centralから出発することが分かりました。そして列車は約30分遅れで出発。乗客も多くて、あわてて乗ったのは良いのですが、自分が乗ったのがどちら(Fort William / MallaigかOban)行きかも分からずに不安を抱えたまま乗っていました。1時間くらいはLoch Lomondを見ながらです。そして前日知ったCrianlarichという駅に着いた時車内放送で何となく間違った車両らしいことに感づき、前の席の男性に尋ねるとやはり。あわてて乗り換えてみると、何とそこには10分以上は停車していました!? あんなに焦ることなかったのに・・・おまけに何度もこれはFort William / Mallaig行きでObanへ行く人は乗り換えるよう放送がありました。こんな調子だと無事目的地に着けるかな・・・と思い始めました。因みに、列車の窓に行き先がちゃんと貼ってあるので慣れた人は間違えないのです。ここで一つ勉強しました。
そんな状況でFort Williamに着いたのは5時近く。途中、列車のごたごたの疲れもあって途中少し眠ったのですが、目覚めて景色を見ると山々の頂には雪が残っていました。寒い所に来たのだな・・・と。途中の駅で降りる人がいたのですが、駅の回りには家がなく沼地だけの所もありました。淋しいというより降りた人達(旅行者らしき人もいた)はそこからどうやっていくのだろうと不思議な気がしました。これがWest Highland Wayと呼ばれている路線でした。
Fort William Ben Nevis
Britain島で最高峰を誇る山Ben Nevis(Benはゲール語で山)の麓にある細長い町です。山がすぐそばに迫っているので、急な坂ばかりが印象に残りました。宿もそんな坂の上にあるところでした。さすがに眺めは良かったです。スキー場が近くにあるので、この町のツーリスト・インフォメーションやB&Bは冬場も営業しているようです。
Ben NevisとNevis Range
Ben Nevisは1344mの山で、その形はもっこりとした感じでした。富士山のようにあれが山頂というのがわかりにくい形でした。そのBen Nevisから1000m級の山が連なる山脈がNevis Rangeです。私が行った時には山頂にまだ雪が残っていました。そこから流れ出る水はいかにも冷たそうでした。山腹には冬になるとスキー場になるためあちこちにリフトがありましたが、夏場でしたので休業していました。

Aonach Mor(Nevis Rangeの1つの山)
 この山の麓から中腹までのゴンドラが運営されているので、Nevis Rangeの中腹まで登ることができました。上にはレストランもあり、テラスからはお天気が良い日には遠くSkye島までも見渡せるとか。私が行った時にはお天気は良かったのですが、Skye島あたりは雲がかかっていました。ゴンドラは数が多いのですぐに乗れますが、10分くらいは乗っていたと思います。下りの途中で風に揺られることもありました。(ちょっと怖い) この下の駅まではFort Williamからバスが1日3本!しか出ていなくて、早めに降りなければ行けなかったのが残念でした。
 ゴンドラの上の駅からはビューポイントが二手に分かれていて、それぞれ40分(Meall Beag viewpoint)と20分(Sgurr Finnisg-Aig viewpoint)かかります。欲張りな私は両方のポイントに行きました。両方のビューポイントからの眺めはそんなに変わる訳ではありませんが、気分は変わります。そして、雪がすぐそばに残っているにもかかわらず暑くなって上着を脱いでいました。
 Meall Beagからは雪解け水が流れているAllt Daimという渓谷を眺めることができました。
 Sgurr Finnisg-Aigの方は崖の上という感じで、下を覗くと足がすくみます。遠くには森林地帯、更に向こうにはLoch Lochyというやはり細長い湖が横たわっていました。この湖を東へ進むとあのNess湖があるわけです。
Loch Linnhe & Loch Eil
Loch Linnhe & Loch Eil
Allt Daim
Allt Daim from Meall Beag
West Highland Museum
ツーリスト・インフォメーションのすぐ近くにあるこの博物館は余り目立たないのですが、中は一風変わった感じでした。展示品の中にはPrinc Charles Edward関連のものもあり、中でも円筒形の鏡にその姿が映し出されるものはここにあるだけということです。(安藤光雅さんの展覧会に行くとアルファベットの遊びとして同じ手法があります。) 
Old Fort Remains Glen Finnan Viaduct
Fort Williamの地名の語源ともなったFort(砦)の名残がありました。といっても何の説明もなければ単なる石垣に過ぎませんが・・・Skye島出発の朝にちょっとした時間で見ました。駅のすぐそばの原っぱの中にありました。
Glen Finnan Viaduct
スコットランドの観光案内に良く出てくる石造りの橋です。そばで見ると美しい橋ですが、列車がこの上を走っている時にはその姿はもう見終わってしまっていました。Fort WilliamからMallaigに行く途中にあり、進行方向に向かって左側に陣取ってその姿を見ることができました。

Fort Williamでの日帰りツアー

Seals' Island Cruises
Fort Williamの前の入江のLoch Linnheの中の小さな岩に群れているアザラシを見に行くツアーです。天候の都合もありますが毎日、夏には夕方のツアーもありました。予定の時間近くに行くと人数が足りないのでツアーが出るかは分からないけど、もう少し待つように言われました。出発時間丁度にはかなりの人が集まってきて無事出発と言うことになりました。残念ながら、満潮に近かったせいで水上に出ている岩が小さくアザラシも少ないということでした。また、船からはお天気が良ければBen Nevisも見ることができるとあり、この日は眺めることができました。
Glen Coe & Kinlochleven
 スクールバスの時間の合間にそのバスを使って行われているミニバス・ツアーでした。最催人数4人で成り立つツアーでしたが、その日は3人、しかもお天気が悪いとあってどうかなと思っていましたが、3人でもツアーをやってくれました。
 Glen Coeはその景色の壮大さと美しさが何と言っても魅力的でした。谷(glen)を通り過ぎたわけではないのですが、その入り口に立つと吸い込まれていきそうな情景でした。
このツアーで立ち寄ったのは3ヶ所でした。
  1. Ballachulishツーリスト・インフォメーション
    建物中に近辺の歴史の説明がありちょっとしたものでした。その建物の前ではかつて石版を切り出していたという場所を眺めることができます。
  2. Glencoe Visitor Centre
    谷が険しくなる入り口にあるのがこのツーリスト・インフォメーションでした。外の眺めはこの谷の壮大さを垣間見ることができます。中の展示物等もちょっとしたお勉強になります。The National Trust for Scotlandの地でもあります。
  3. The Alminium Museum
    Glen Coeを流れているCoe川が流れ出るLoch Levenの奥まったKinlochlevenという所にあるちょっと変わった博物館です。私が今まで尋ねた博物館では一番面白くなかった所でした。
Glen Coe

  1. フォートウィリアム情報(英語):Fort Williamの町に関する情報のページです。
  2. フォートウィリアム・ツーリスト・ボード(英語):Fort Williamのツーリスト・インフォメーションによるページです。