Aberdeen

1994/7/11(mon)~7/14(fri)
Invernessを12時過ぎに出発、約2時間20分でスコットランド第3の都市Aberdeenに到着しました。さすがに大都市という感じでした。Portreeから次第に滞在地の規模が大きくなってきました。しかし、ここの人達もとても親切で気分良く過ごせました。
そして、この町に本社があるGrampianTVを見て今はファンとなったWolfstoneに出会ったことでも私には印象的な滞在となりました。音楽のことでもう一言。Runrigのファンクラブはここにあります。この時はWellington Streetでしたがこの後約2年3ヶ月後に火事になり現在はYork Streetに移りました。場所はよく分かりませんが、港の辺りのようです。
Aberdeen Union Street
南端から見たUnion Street
町はUnion Streetという長い一直線の道を中心に広がっていました。そのUnion Streetの片方の端を抜けたところにツーリスト・インフォメーションがあり、その近くから様々なツアーが出ていました。
町並み全体は石造りで高い建物も中心街には殆ど見られないせいか、広々とした感じでした。また、住宅地は家は建て売りみたいに同じものが並んでいましたが、その庭先には様々な花が植えられていて目を楽しませてくれました。さすがにスコットランドのGarden Cityと言われるだけはありました。家並みと通りが似ているせいか思わず宿に戻る時迷いそうでした。
ここで豆知識。この町は北にDon川、南にDee川という2つの川に挟まれているのですが、"Aber"が北という意味で、Aberdeenという地名は"Dee川の北"という意味だそうです。これをDon川沿いで会ったおじさんに教えてもらいました。因みにゲール語でのスペルは"obar"で地名を表すときにだけ使用する単語だそうです。
The Scottish Samurai
この町と日本のつながりがこう呼ばれる人物です。Thomas Blake Gloverであの長崎のグラバー邸のグラバーさんです。スコットランドの人達はそんなに知らないようですが、日本人としては親しみが沸きます。生家に行く説明書もあったのですが、案内があるわけではないのでよく分からずに近くの公園や海を見て回っていました。
ロールパン?
宿の朝食にトーストとは別に一見デニッシュパンのようなものが置いてありました。いったい何故?と思っていたら、宿のおばさんが「これはAberdeenのあちこちで売っているもの。食べてみて」と。塩味が効いていて美味しいものでした。そして、確かにあちこちのカフェテリアなどでも見かけたので食べました。でも一番美味しかったのは宿で食べたものでした。他の町では見かけないし、他の人からも聞いたことないのですが、食べ物に執着心がない私でもちょっと気になっています。

市内観光

他の町にもあるオープンのダブル・デッカーのツアーです。勿論、1日乗り放題です。しかし、一周1時間15分のせいか1日5本しかなく、ゆっくりしすぎた私は最終バスに乗り遅れ歩いて帰りました。しかもバス停は4ヶ所。それぞれの場所も離れているので、乗り遅れて他のバス停まで移動するということができないのが難点でした。このためか、2日間乗り放題というチケットもありました。
Marischal College Salvation Army Citadel
正面の建物はSalvation Army Citadel
(Marischal Collegeの近くの広場)
ツーリスト・インフォメーションの前にあるのがこのカレッジで、ここから出発しました。建物が石造りの教会の聖堂を思わせる建物でした。建物の端にはGreyfriar Churchというのがくっついていました。この近くには凝った屋根飾りや壁飾りがあり、しばしバスを止めて見せてくれました。Glasgowもそんな案内がありましたが、こちらの町は全体が明るいグレーのためか明るく感じました。また、可愛らしい像もあり、ズームが役に立ちました。
Kings College
出発して約30分でこの場所に着きます。そんなに遠くはないのですが、港からLong Beachがある海岸線を回るためにこんなに時間がかかります。港はBBCでよく漁業問題関連で放送されているところです。魚市場でも有名とか。また、OrkneyやShetlandにフェリーが出ている場所でもあり、港としても大きいところです。
このカレッジはバス停はあるもののそんなに説明があったようには思えませんでした。おまけに2日後にこの辺りをうろつく羽目になってしまいました。
Hazlehead Park
市街地のはずれにある大きな公園です。中にゴルフコースまであります。緑一杯の公園でしたが、この辺りでバスの上で風に当たるとくしゃみ続出、目もかゆいと花粉症真っ盛りになってしまいました。こういうツアーで時間が限られていない時にゆっくり訪れたいところでした。
Duthie Park Duthie Park
ここが最後のバス停となります。4本目のバスを降りて次は最終バスだったにもかかわらず、見るのに1時間半で足りなかったため乗り遅れました。Union Streetまでは1キロ半くらいなのでテクテク歩いて戻りました。
この公園のことはFort Williamで泊まった宿のおばさんに聞いていたのですが、花一杯の公園でした。特にバスからも見えますが、小さな丘の斜面がバラでいっぱいで、その中にいるとバラの香りが漂ってきます。バラってこんなに香りがするものかしら?と思うくらいです。
更に奥に進むと、ちょっとした遊び場があり市民の憩いの場になっていました。そしてすぐそばには大きな温室がありました。中に入ると、使っている植物は日本でもよく見かけるものなのですが、その飾り方がすごいのです。土の上は勿論、壁になってるところや頭上の棚にも目一杯の花や観葉植物で飾り付けているのです。入ってしばらく唖然としていました。余りにもすごいので一旦出た後、もう一度入り直しました。こんなことするから最終バスに遅れたのですが・・・(無料)
Seaton ParkとOld Aberdeen
Aberdeenを足で見てみようと思い、Don川の辺りをうろついていました。Don川の河口まで行き海岸は砂浜が続いているのを眺め、その海はAberdeen Bay、その先は北海となっていたのです。この海岸で気持ちいい風に当たっていました。
Don川には小さいのですがBrig O'Balgownieという名物の石橋がかかっています。この橋は13世紀から14世紀にかけて作られたそうです。この橋からKing's CollegeまでがOld Aberdeenと呼ばれる地域です。途中Seaton Park(下の写真)という広々とした感じの公園を抜けてカレッジまでちょっとした名物の建物を眺めることができました。ここは前々日の市内観光で通ったところ。バスの上から眺めただけだったので丁度良いとカレッジの中を歩き回っていました。
そのカレッジの端にOld Aberdeen Town Houseという建物があり、この中には入ることができます。別に観光向けではないのですが、ちょっとした資料などがあったと思います。
一通り回ったところで、もう一度Seaton Parkに戻りAberdeen最後の日を過ごしていました。
Seaton Park

Pitlochry and Blair Castleツアー
9:00~19:30

Aberdeenから出発するツアーを探したらまたPitlochryに行くツアーになってしまいました。しかし今回はその先にBlair Castleも訪れることができるとあったので申し込みました。
ツアーは先ずRoyal Deesideと呼ばれているDee川沿いに進みBraemarで休憩、そしてPitlochryに着きました。その間に通ったGlen ClunieとGlen Sheeの景色は素晴らしいものでした。Blair Castleはオプションで別に料金が必要でした。希望者だけでしたが半分くらいの人は訪れたようです。その後はPitlochryで残った人達を拾い南に一旦向かいそして北海沿いに進みました。Pitlochryからは一度休憩を取っただけで長いバスの旅となってしまいました。さすがに私も含めて皆さん疲れたようで、話し声も殆ど聞こえませんでした。
Royal DeesideとBraemar
Dee川沿いの地域はRoyal Deesideと呼ばれています。これは王室一家がこの地域で休暇を過ごされているのでこう呼ばれているのです。その川沿いのBraemar城に滞在されているそうです。ここは最初の休憩地でした。山に囲まれたきれいな所で、ここならゆっくり休暇が取れそうです。Braemarの前にもバスの中からお城がいくつか見え、ガイドの説明もありました。
Blair Castle Blair Castle
スコットランドの真ん中Pitlochryから北西へ約10km進んだ所にこのお城はあります。全体が白くて、お伽話に出てくるようなお城でした。見学できる半分の部屋にガイドが付きました。部屋の写真も自由に撮れるので、話を聞いたものを記念に残すことができます。とある部屋でガイドが私に「日本人か?」というので「はい」と答えると、「あなたならこの写真分かるでしょう?」と言われその写真の前に連れて行かれました。写真は現在の天皇陛下ご夫妻と秋篠宮殿下の写真。途中からガイドが離れ後は自由に見て回りました。あちこちのインテリアには鹿の角が使われ、狩猟に使った銃も飾ってありました。廊下に並べて飾ってあった鹿の角は成長に合わせて並べてあると聞きました。私にとっては気持ちのいい眺めとは言えません。これだけの鹿達が殺されたかと思うと何となくぞっとしました。なお、ここには日本語のガイドブックもありました。

  1. アバディーン・ツーリスト・ボード(英語):Aberdeenのツーリストインフォメーションのページです。