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西鉄/枝光線:戸畑市内
(1963-2-1 戸畑市は北九州市戸畑区となった。)

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今は無き西日本鉄道/北九州諸線の軌道風景(1959〜1962年)
Past sceneries along Kitakyushu Lines of Nishi-Nippon Railroad Co.
in between 1959 and 1962.

幸町(Saiwaimachi)
幸町は、枝光線(幸町―中央町)と戸畑線(戸畑―幸町―大門)との接続点である。
戸畑側←→大門側、戸畑側←→中央町側、中央町側←→大門側、の転線が可能である。

幸町:浅生通方向―1961ー7-2
交差点の中央に、屋根付の電車待合所がある。
向こうに進むのが、枝光線である。左側に三菱銀行が見える。
電車待合所のこちら側に、戸畑線がある。

©T.O.

浅生通(Asoudori)
付近は、戸畑市の商店街である。

浅生通―1961ー7-2
左:幸町方向。ゆるやかな坂を登った上が幸町である。坂上に三菱銀行が見える。
   停留所の左に戸畑市信用金庫、大分銀行、右には西日本相互銀行がある。
右:沖台通方向。沿道は商店街で、歩道には屋根がある。
   150mぐらい先の右に、中本町商店街(アーケード街)が分岐している。突き当たりに、八幡市との境になっている丘陵が見える。

沖台通(Okidaidori)

©T.O.

©T.O.

©T.O.

©T.O.

沖台通―1961ー7-2
左:浅生通方向。商店街になっている。
右:牧山方向。100m余向こうで、天籟寺川を渡ると、専用軌道になる。突き当たりに、八幡市との境になっている丘陵が見える。

牧山(Makiyama)
天籟寺川を渡ると、専用軌道、シンプル・カテナリ架線となる。
専用軌道区間では高速運転を行うので、閉塞信号機(2現示2位式)が設置されている。
戸畑市と八幡市との間には、高さ70mぐらいの丘陵がある。
電車は、坂を登り、丘陵の鞍部を越える。国鉄/鹿児島本線は、この丘陵を避けて、海岸の方を迂回している。
(後の1966-10-1の鹿児島本線複々線化の際、旅客線は、牧山トンネルをくぐる短絡線に移った。)

牧山―1961ー7-2
左:沖台通方向。電車は峠へ登って行く。
右:荒手町方向。電車は丘の中腹を下って行く。

荒手町(Aratemachi)
電車は、丘陵の中腹を下って行く。
後に、停留所の名前が「荒手」と変わった。

荒手町―1961ー7-2
左:牧山方向。左手、向こうのの山が、牧山(75m)である。
  国鉄/鹿児島本線が複々線化される際(1966-10-1)、旅客線は、牧山トンネルをくぐる短絡線に移り、
  荒手町の少し牧山寄りで、枝光線を跨ぐことになった。
右:枝光駅前方向。向こうに、戸畑市との境になっている丘陵が見える。その斜面は、住宅地になっている。

©T.O.

©T.O.

©T.O.

©T.O.

西鉄/枝光線:八幡市内
(1963-2-1 八幡市は北九州市八幡区となった。1974-4-1 八幡区は八幡東区、八幡西区に分割された。)
(枝光線は、後の八幡東区内にある。)

枝光駅前(Edamitsuëkimaë)(Edamitsu Station)
国鉄/鹿児島本線の枝光駅最寄りである。

枝光駅前:荒手町方向―1961ー7-2
手前の踏切を左に行くと、枝光駅がある。
前方に、戸畑市との境をなす丘陵が見える。電車は、稜線が最も低くなっている部分を越えている。

©T.O.

枝光駅前:白川町方向―1962ー5-6
向こうの踏切を右に行くと、枝光駅がある。
遠くに、八幡製鉄所の煙突が見える。その手前に見えるトラス鉄橋は、八幡製鉄所の専用鉄道である。

白川町(Shirakawacho)
八幡製鉄/八幡製鉄所の本事務所最寄りである。
後に、停留所名が「枝光本町(えだみつほんまち)」と変わった。

白川町方向―1962ー5-6
左:枝光駅前方向。左の築堤上に、国鉄/鹿児島本線がある。その向こうは八幡製鉄所である。
  前方に見える橋は、八幡製鉄所への進入道路である。
右:山王町方向。右の築堤上に、国鉄/鹿児島本線がある。
  (後の1999-7-1、枝光〜八幡間の短絡線(複々線)が完成した。)

山王町(Sannocho)

山王町方向―1962ー5-6
左:白川町方向。左の築堤上に、国鉄/鹿児島本線がある。
  (後の1999-7-1、枝光〜八幡間の短絡線(複々線)が完成した。)
右:中央町方向。ここから先は、路面軌道になる。

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