西日本鉄道/北九州線は、かつては、北九州工業地帯の、旅客輸送の動脈だった。最盛時には、次の諸線が運行されており、西鉄で一番の収入をあげていた。
北九州線 29.4km 門司―砂津―魚町―大門―到津車庫前―中央町―黒崎駅前―貞元(熊西)―折尾
戸 畑 線 5.5km 大門―幸町―戸畑
枝 光 線 4.8km 幸町―中央町
北 方 線 4.6km 魚町―北方
合 計 44.3km
しかし、自動車の増加や、平行する鹿児島本線(国鉄→JR)の利便性の向上などにより、乗客数が減少し、次の通り、逐次、廃止されてしまった。
1980-11- 2 北 方 線 魚町―北方4.6km
1985-10-25 北九州線 門司―砂津11.6km
1985-10-25 戸 畑 線 大門―戸畑5.5km
1985-10-25 枝 光 線 幸町―中央町4.8km
1992-10-25 北九州線 砂津―黒崎駅前12.7km
2000-11-27 北九州線 黒崎駅前―折尾5.0km(但し、黒崎駅前―熊西0.6kmは筑豊電鉄に貸与)
私は、1959-4-13〜1964-4-20の5年間、最盛期の西鉄北九州線を利用して、通勤した。当時の写真を供覧する。