Dublin

1999/7/7(wed)~7/9(fri)

6年半振りに訪れたDublinは変わっていました。先ず、ツーリスト・インフォメーションの場所。以前はLiffey川のO'Connell通りにあったのが全く別の物になっていて、川の南のTrinityCollege近くのSufforlStreetに移って更に立派になっていました。教会だった建物を利用したとかですぐみつかります。そしてLiffey川沿いの建物はいくつか建設中で港の方へ延びているように感じられました。ここも変わってきているのか・・・何となく名残惜しいような気もします。

South Coast Tour
Dublinは滞在時間が短いので1日だけをその辺り適当に回るつもりでしたが、ツーリスト・インフォメーションで行こうと思っていた南海岸の半日バスツアーがあることが分かりちょっとしたトラブルもありましたが、何とか間に合いました。ルートはDublin港~Dublin Bay~Dun Laoghaire~Dalkey~Killiney~Bray~Avoca(昼食を兼ねた休憩)~Enniskerry~Kilternan~Dundrumで約3時間半で回ります。でも、実際はもっとかかっていました。
バスはダブルデッカーで、運転手兼ガイドのツアー。運転手は歌もサービスしてくれました。なかなかの物です。その案内の中に、有名な人が住んでいるという説明がしょっちゅう入ります。Chris de Burgh(これ以前から住んでいる場所は知っていました)、ボブ・ゲルドフ(今は妹がいるとか何とか・・・)、アイリッシュ・テナーが2人、Enya、リサ・スタンスフィールド、ヴァン・モリソンくらいしか覚えていません。Dublinは南の方が高級地のようで有名人が多いのでしょうね。
Dublin港 Dublin Port
Dublin港
O'ConnellStreetを出発し、先ずLiffey川沿いの北側の道を通りコンサート会場であるThe Point Depot(懐かしい!!!)の前に架かる橋を渡って南海岸のコースに入ります。橋の上から見た港は靄がかかっていて2本の塔(発電所の煙突?)が宙に浮いているように見えました。そして、この港の近くの公園を眺めながら南へと進みます。この辺りから殆どいきなり住宅地になります。
Dublin Bay
Dublin Bay(かなり南に行った所)
Dublin Bay
港の南はDublin Bayが広がっていますが、見た時は広い干潟になっていました。この上を散歩している人もいて、見た目にはとっても堅そうな感じでした。この辺りからKillineyの海岸まではChris de Burghのビデオ(スイスの人が送ってくれたテレビ番組)に映っていた所で、そのビデオの映像そのままでした。この干潟も、全く同じ感じでした。但し、まだ靄は続いていました。
Dun Laoghaire
WalseのHolyheadからのフェリーが到着する港で良く知られていると思います。その他、写真の様に大きなヨット・ハーバーもあり、港町というよりはリゾート地であるようです。港はとっても賑やかそうでした。でも、綺麗な感じがしたのはそんなにゴチャゴチャした感じではなかったからでしょうね。 Dun Laoghaire
Dun Laoghaireのヨット・ハーバー
Dalkey
更に海沿いの道を進むと、写真で見たことがあるような建物が・・・Joyce's Towerだと思うけど、説明がない。そして、通り過ぎた後で説明が入りました。やっぱり。バスからだとちょっと見づらい位置になっていました。ここはそれだけです。(ビデオにもあった!)
Killiney
このツアー最大の目的がこの海岸をゆっくり見ることでした。以前列車の中から2回程ちらっと見ただけだったのですが、その海岸線の美しさをゆっくり味わいたいと思っていたのでした。ところが、Dalkeyを過ぎた所で”この先道幅が狭く工事中でうまく進むことが出来ない。別の道を行くことにします”と。”エッ!!” まあ何とかなるか・・・と。道は高級住宅地を抜けるもので、ホント豪華な家ばかり。途中、左にKilliney Hillが見え、ここに入るかと思ったらただ眺めただけ。海岸から離れた道をどんどん進み、いつ本来のコースに戻るかと思っていたら、Killineyをとっくに過ぎ、Brayに着きました。”何、これ!” そしてあまりに悔しいので、ツアーが終わりDublinに戻った後で自力で行くことにしました。
北のDroghedaとBrayを結ぶ郊外線の列車が頻繁に出ているので交通は不自由しません。駅を降りたら殆どすぐに海岸に出ることが出来ます。この日はお天気がとても良く、多くの人が海水浴や日光浴をしていました。海岸は見た目よりも白くはなく、陸に近い方は石で、海に近い方が砂でした。石は平たいのが殆どで、人がいなかったら投げて遊んだかも。そして沢山の海藻が流れ着いていました。この海岸はそれ自体はそんなに綺麗という訳でなく、上から見た海岸線がとても美しいのです。それをゆっくり見たいために、Killiney Hillへ。駅からは少々歩くことになりますが、その丘から見た景色はとっても良かったのです。Killiney Beachはもとより、その南のBrayと円錐型のSugarloaf山、北はDublinまでも見えます。東にはアイルランド海が広がって、ホント360度のパノラマでした。結局、この海岸と丘を歩き回って2時間くらい過ごしました。お天気が良い日は絶好の場所です。 Killiney Beach
Killiney Beach
Killiney Hill
Killney Hillから見たKilliney Beach、海岸線の端がBray、右の山がSugarloaf
Bray
South Coast Tourの名前の通りに海岸に再び出たのがこのBray。アイルランド海を広々と眺めることが出来ました。運転手は皆に”バスを止めて外に出たいか?”と意見を聞き、全員が降りたかったので暫く止めていました。この辺り、あまり長く駐車できないからでした。海岸は綺麗なのですが、石ころだらけでした。バスに1時間はいたので、気分もリフレッシュできました。
Bray Beach
Avoca Handweavers in Kilmacanogue
海岸線を離れ、左にSugarloaf山を眺めながら進み、次に着いたKilmacanougeという村にある織物センターです。ここには多くの車が集まっていました。ちょっとした庭園とカフェテリア、そしてお土産店があり、休憩所に使われていました。庭の方には勿論花があり、売ってもいたようでした。また、木陰で休憩をしている人も。お土産店にはこのセンターの特産の織物・衣類から、食料品(紅茶やジャムなど)が置いてあり暇つぶしに見て回っていました。 Avoca
Avoca Handweaversの庭;カフェテリアのテラスから眺めることが出来る
Enniskerry
Powers Courtの入り口の村として紹介されていました。1991年にPowers Courtへ行くためにDublinからここまでバスに乗りましたが、その時と変わったいたようには思いませんでした。
Kilternan
この近くにも庭園があり、またEniiskerry同様美しい場所として紹介されています。でも、緑が綺麗な所をずっと通るのでどこを通っているか区別が付かなかったというのが事実です。
Dundrum
緑の木々の道を抜けちょっと下町へ出ました。その中にあった交差点の角にある教会の前で止まりました。その教会の前にある像の説明をしていたのですが・・・(相変わらず写真はNG)。変わった感じだったと思います。バスの中から眺めて、”ふーん”と思ったのでした。


Dublin市内
Dublin Castle
前の日は結局south Coastに時間を費やし、他には何もありませんでした。そして、出発の日の午前中に何とかと思って訪れたのがDublinCastleでした。以前もここはちらっと訪れているのですが、この時はツーリスト・インフォメーションで中を見学できるようになっているとありました。ガイド・ツアーになっていて色々な部屋を見ることが出来ました。また、別館(正面玄関の向かいにある建物)では発掘調査で見つかった部分(水門とか)も案内がありました。部屋は古さが感じられない程綺麗に整備されていました。会議用のホールなどもあり、国の中心の町としてのお城という感じでした。結構時間がかかります。写真撮影可能、年間を通じて開場(但し土・日・バンクホリデーは午後から)。 Dublin Castle Tower
城壁の塔;4つある内の一つ、他は現存していない。
この入口にも別料金で入室可能とあったけど・・・(不明)
Dublin Castle Front
城内見学ツアーの入り口
Dublin Castle's Inside(1)
書斎かその辺りの機能の部屋だったと思います
Dublin Castle's Inside(2)
豪華な廊下?

  1. Dublin旅行情報(英語):Dublinでの旅行全般に関する情報があります。
  2. Dublin Touris(英語):ツ-リスト・インフォメーションのDublin情報のページです。
  3. Dublin Bus Tour(英語):Dublin Busが行っているバスツアーの情報のページです。