Shetland南端のSumburgh空港から双発のプロペラ機で約40分、Kirkwall空港に着きました。乗っている間は無事に着くのかというほどの飛行でしたが、何とか何事もなく着きました。(ホッ!) 短い空の旅でしたが、空からのOrkneyの眺めを楽しみました。4年前にJohn O'Groatsからの日帰りツアーで訪れた時には再訪するとは思ってもみなく、今度はもっとゆっくりできるとワクワクしていました。
地形・位置 | |
大小70の島からなる諸島です。Shetland諸島が南北に長いのに対してMainlandを中心に回りに集まった感じになっています。4年前の訪問でも感じましたが、南西の島のHoyを除けば全体になだらかでした。空から見ると緑の草原が広がっているように見えます。強い風が吹くと吹きさらしになるのか寒くなります。(右の写真は空から見たOrkney。Stronsayという島で、小さく見えるのはAuskerryという無人島です。) 本土から端本の少し北だけ行った位置になります。晴れていれば見えます。それだけに気軽に行くことができるせいでしょうか、観光客もShetlandよりはずっと多いような気がしました。 | |
交通 | |
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Kirkwall | |
Orkney諸島の中心の町です。といっても、町の中は十分に歩いて回ることができます。繁華街はお土産店もかなり並んでいて、結構観光客向けなんだなと思えました。町はその繁華街を中心に広がっていました。道が狭くて石畳の所もありました。そこを車が遠慮無しに走っているので、前後を注意して歩かなければなりません。港の方は道は十分広いのですが、その分交通量も多いです。やはり、ここも良港のようで立派でした。 宿は住宅街にありましたが、中心地まではすぐ前の林を抜けて後は大聖堂(St. Magnus)を目指したらいいと教えてもらいました。途中の道(坂の上)から見た景色がとってもきれいでした。町全体が静かな趣があるようです。右の写真はKirkwallの中心街で、中央寄りの右の白い建物はツーリスト・インフォメーション。 町の地図を見るとちょっと外れた所に真ん丸い池らしきものがありました。その隣にも池のような・・・そこで実際に行ってみるとやはり池でした。こんな丸いのは初めてです。2つの池の間には幅1メートルくらいの道(コンクリート製)がありました。そこではヨットが何艘か走っていて、もうちょっとしたらレースでもやるのではと思えました。ただし、リモコンヨットですが。皆さん夕食後の楽しみのようです。 |
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Stromness | |
こちらはOrkney以外の所からの船の入り口となっています。Kirkwallと同じく港で栄えた町という感じです。ツーリスト・インフォメーションで手に入れた地図ではOrkney全体とその裏にKirkwallとこの町の両方が印刷されていました。幹線道路(といっても細いのですが)に沿って両側に家が並んでいるというような細長い町でした。この町には数時間いた程度でしたので、あちらこちらを見て回るということはできませんでしたが。 右の写真はフェリーから見たStromness。左の白い建物がツーリストインフォメーションとP&O Scottish Ferryのチケット・オフィスがある建物。 | |
16th Orkney Folk Festival | |
私が訪れた丁度その頃にStromnessで行われていました。5/21~5/24の間に色々なミュージシャンがあちらこちらの会場で演奏していました。うまくいけばどれか見ることができるかな・・・と思ってスケジュール表を見たらみんな夜でした(ランチ・タイムが1つあったようですが)。しかも予約制。人気があるミュージシャンは売り切れのようです。そのチケット情報がバス停のそばに貼ってありました。ミュージシャンは地元と外(といってもスコットランド)からの両方がやっていて、盛況のようでした。詳しいことはOrkneyのホームページで紹介されていたような気がします。こういう催しが良いミュージシャンが育っていく土壌になっているのでしょうね。 | |
Ba! | |
このお祭りは余りにも有名ですね。年2回(クリスマスと元旦)に行われるこのお祭りは日本でもニュースのトピックスとして放送されたことがあったと思います。とっても荒々しいお祭りですが、それだけに沿線の家々は壁が壊されないようにガードしている写真を見ました。やっぱり。 | |
宿の近くの丘から見たKirkwall |
島めぐり~その1
手頃なミニバスツアーを探していたところ丁度良いのが見つかりました。前回の名所とは殆ど重なることがないコース、の筈でした。私の他はStromnessから3人のオーストラリアの女の子達がいただけ。彼女達は滞在が短く名所を回りたかったのでコースをアレンジをしてもらっていたのです。ガイドが私に「予定の所全てには行かないけど良いか?」と聞くのですが、断ったら時間が空いてしまうので乗りました。そして前回の訪問で行った所は全て回ることになりました。ツアーの予定はKirkwall10時出発で、戻るのが16時。実際戻ったのは19時!。料金はツアーパンフレットに書いてある金額でした。そして、彼女達の都合になってしまったこともあり、有料の見学はガイドが無料パスで私を通してくれました。ラッキー!!(彼女達は史跡の通用券を持っていました。) ガイドに「今まで色々なアジアの人を案内したけど、2回目というのは初めて」と言われてしまいました。本人もそんなことになるとは思っていなかったのですから・・・ | ||
バスの助手席には犬がいてツアーのお手伝いをしていました・・・といっても客の遊び相手ですが。広い場所で放されると、そこら中走り回っていました(ストレスはたまらないでしょうね)。人に迷惑をかけることはなく、室内に入ることができない時は外でちゃんと待っていました。他人には吠えることもないのですが、主人(ガイド)に向かって喋りかけている(「車のスピードを上げて」みたいなこと)という感じでした。ガイドの話だと、客の中に必ずと言っていいほど犬好きの人がいていつも遊んでくれるとか。とっても良い子だったので、犬の扱いには慣れていない私も最後に頭を撫でてお別れをしてしまいました。 | ||
Italian Chapel | ||
Kirkwallを出発して最初に行ったのが2回目の訪問となるこの可愛いチャペルでした。外観も内装も4年前とは殆ど変わっていなかったのですが、ガイドが1枚のプレートを指してこれは4年前にはなかったと説明してくれました。大きさの割には相変わらず大型バスが乗り付けて沢山の人が入っていました。ガイドは私たちのために、丁寧に説明をしてくれました、覚えていないけど・・・ |
Sheila Fleet Jewellery | |
次に訪れたのがMainlandの西側、Kirkwall空港の近くにあるこのCraft Workshop(手工芸の工房)でした。Orkneyにはあちらこちらでこのような工房があり、案内のパンフレットが1冊できるくらいです。この工房はアクセサリーでした。他には椅子、焼き物、ニットウェアなどがあります。アクセサリーを作るには色んな工程があるのですがその中の色づけをおこなっている方の部屋に入らせてもらい作業をされている女性から直接話を聞くことができました。中に入るのは私たちが初めてとかでした。作っているところの写真も取りましたが、わざわざこちらに向けてくれました。Orkneyを離れる時にここのが気に入っていたのでペンダントを買ってしまいましたが、後で写真を見ると何と購入したデザイン(色も同じ)のものを撮っていました。ケルト文様のデザインも取り入れているのもありました。お店もあるので買ったら勿論喜ばれます。Orkneyのお土産店では必ず置いてありましたが、島を離れると全く見ませんでした。女性向きかな? |
Brough of Birsay | ||
Mainlnadの北西の離れ小島にある遺跡です。ここへ行く前に、彼女たちのためにKirkwallのSt.Magnus聖堂に寄りましたが、私はその間別の用事を済ませていました。そして、KirkwallからBirsayまでの間に屋根に船を逆さまにしてかぶせた家がありました。珍しいだけで敢えて寄るような所ではないとのこと。 ここは小島といっても、岩棚の間に小道が作ってあるので歩いていくことができます。おそらく満潮時でないときには歩いていくことができるのでしょう。小島の入り口にある遺跡は、11世紀にノルウェー人達によって拡張されたとあり、それ以前はおそらくピクト人が作ったらしいとなっています。ピクトのシンボルの石版がきれいに残っていました(写真右)。ノルウェー人の支配以前に中央にロマネスク調の教会が建てられていました。16世紀後半にEarl Robert Stewartという人物がEarl's Palaceを作ったとかですが、現在これも廃墟です。 | ||
小島と本当を繋いでいる岩棚は鋸状になっています。宮崎の鬼の洗濯板みたいな形と思っていただければよいでしょう。あれほどきれいには並んでいませんが・・・ここは遺跡だけでなくOrkneyが地質学的にどうやってできたかが分かる所だそうです。本島の方が隆起したと言うことだったと思います。 この小島は大西洋に浮かんでいる形ですが、勿論その向こうは水平線。この時点では非常にお天気が良くて、写真を取っているとガイドから”写真日和だね”と言われたくらいの良さでした。この後に寄った近くのTea Roomで食事をしている時に雨が降り出し・・・本当に変わりやすいお天気でした。この近くではアザラシのコロニーもあり、またTea Roomのからの野ウサギのダンスも見られました。 |
Skara Brae | ||
ここは4年前の日帰りツアーで寄った遺跡で、その時私が最も訪れたい所だったのです。まさか、もう一度来るとは・・・遺跡事態は変わっているわけではありません。ただその手前に、大きなビジター・センターができいて、大がかりになっていました。ビジターセンターには手出土品・資料の展示館(ゲーム形式で勉強ができます)、ビデオルーム、お土産店、コーヒーショップがありました。センターの脇では遺跡のレプリカを建造中でした。4年前は入場券販売のボックスがあり、遺跡のそばにお土産店(今もやっている)があるだけでした。ガイドは「商業主義になってしまって残念だ。以前の方が好きだった。」と言っていました。私も少々残念な気はしますが、遺跡の雰囲気を台無しにしないように少し離れた所に建設されたのが幸いだと思います。 (この遺跡については4年前の旅行記を参照して下さい。) | ||
Skaill House | ||
Skara Braeとセットになって入場券を売っていました。遺跡のすぐそばのお屋敷で、何でもこの屋敷の人がSkara
Braeの遺跡が砂の中から出てきた時にシャベルを持って駆けつけたとのこと。 1620年代に建てられたというお屋敷です。そして、18・19・20世紀と代を追う毎に拡張され、現在の大きさになったとか。外から見ても壁の色が違います。現在は第12代の領主はMajor Malcolm R.S. Macraeで、1997年6月に一般公開を始めたとか。どおりで、前回のSkara Braeの訪問では何の説明もなかったはずでした。上の写真の右端がこの屋敷です。 各部屋は絢爛豪華という感じではないのですが、きれいにまとまった感じがする調度品で飾られていました。航海も多かったようで、海に関する資料も飾ってありました。そして驚いたのが、あちらこちらに日本画が飾られていました。こんな所でお目にかかるとは・・・案内書のどこにも書いてありませんし、屋敷のガイドの人に聞いても何故あるのかよく分からないとのことでした。(「まだ、勉強中なのでごめんなさい」とのこと) |
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Ring of Brodgar | ||
ここも2回目でした。今回は時計回りに歩こうと言われ、前回とは逆回りに歩きました。ガイドは、「オーストラリアでは逆回りになるけど」とからかっていました。ここまで来た時、曇って風が強くなりガタガタ震えていました。彼女たちはオーストラリアのQueensland州(日本でもお馴染みのGold Coastから北のとっても暖かい所)から来ていたのでやはり寒さには弱いようでした。犬だけは元気に走り回っていましたが・・・前回も印象的だった一番高い石は人の顔に見えるとガイドの説明がありました(写真右)。(これも4年前の旅行記を参照して下さい。) |
Standing Stones of Stenness | |
Ring of Brodgarのすぐ近くにある小さなというより全てが残されていないスタンディング・ストーンです。石の数にしたら12個と解説にはありますが、写真では6個くらいしか見えません。年代はこちらの方が古いとか。紀元前2400年くらいのものだそうです。すぐ近くには"Barnhouse"という石器時代の村と(指標に使われた?)Watchstoneがあります。石は農地の中にありますが、出入りは自由です。でも、あまりの寒さにバスから眺めていただけでした。私だけは写真を撮るためにほんの数秒出ました。 | |
Maes Howe | |
更にちょっと進んだ所にある古代の大きなお墓です。紀元前2700年以前に作られ、その後バイキングが12世紀中頃まで使っていたと言うことです。狭くて細長い入り口を通って石室に入ると3方に小さな石室を空けてある形になっています。その小さな石室に骨が入れられていたとか。3つとも奥に延びているので身を乗り出して覗かなければなりません。アイルランドのNew
Grangeに行かれたことがある方は似たようなものだとと思って下さい。手前の壁にはバイキングが残した文字があって、解読されています。楔形の文字でした。バイキングはお墓ではなくシェルターに使っていたようです。そこには英語も・・・これは心ない人(誰かは不明)がいたずらで書いたとかで、それ以来ここではガイドを付け柵をするようになったとか。痛みも激しく、天井は完全にふさがれ、横に長い石はひびがあるところは全て接着剤で固めてありました。 この時も寒かったのですが、石室とはいえ屋内ですので風は当たりません。バイキングがシェルターに使った気持ちも分かります。有料。 | |
Unstan Cairn | |
最後に寄ったのがこのお墓。中は細長い石室を、いくつかに区切ってありました。こちらの方は、ぐっと新しいようでした。ある時から不吉な噂が流れ、その後使われなくなったとか。何となくそんな雰囲気もしなくもなかったのですが・・・こちらはMaes Howeよりも更に狭くて低い入り口を通ります。長さは2mくらいでしたが、私が通っている時に先に入った犬が興味がなかったのかすぐに出てこようとするので更に狭くなってしまいました。無料。 | |
Scapa Flow | |
予定では、Kirkwallで先に客を降ろすことになっていましたが、Stromnessで先に彼女たちを降ろしてKirkwallに向かうことになりました。まさか私もStromnessで降りなければならないのではないのでしょうね・・・と不安に駆られつつ待っていました。そこからはもうバスも出ていない時間帯なのでした。ガイドは「勿論送っていくよ」と。ホッ。そして、遠回りの南の道を進み、見せてくれたのがこの海でした。素晴らしくきれいな海で、ずっと見ていました。写真を撮るか?と聞かれましたが、疲れていたのでやめました。今思えば撮っておけば良かった・・・絵葉書ぐらいはあると思ったのですが、どこを探してもなかったのです。残念。資料を見ると、ダイビング・ポイントとなっている所です。回りを島に囲まれているので割に静かなようです。 |
Orkneyではもう一日のんびりできたのでKirkwallの町を回り、せっかくだからと別の島、ただし気軽に行くことができる所に行きました。また、Orkneyを離れるのはStromnessからのフェリー(午後)なので、宿を午前中に発ち、わずかの間ですがもう一つの町を見て回ることにしました。 | |
St Magnus Cathedral | |
Kirkwallの町で高くそびえ立っているのがこの聖堂です。("宿の近くの丘から見たKirkwall"の写真参照。) 1137年にEarl Rognvaid Kolssonが殉教した叔父のMagnus Erlendssonのために建てたと言われています。建設は完了せずに3世紀以上に渡り、3つの建築様式(ロマネスク調、英国調への遷移期、ゴシック調)の段階を経てしまっています。毎年6月に行われるSt Magnus Festivalのセンターとなっています。また、維持費を稼ぐために色々な集会や音楽会に使用されているとかで、中にスケジュールが置いてありました。しかし、あまり予定は書き込まれていませんでした。ちょっとした時間で見ることができます。なお、敷地の脇の道(Palace Road)にはミニバスも含む観光バスが止まるので、位置を覚えておくと便利です。 | |
Bishop’s Palace & The Earl’s Palace | |
Palace Roadを挟んでSt. Magnus Cathedralの向かいにあるのがこの2つの建物です。どちらも廃墟です。回りの庭は自由に歩けますが、中は有料で、詳しくは庭にあるインフォメーションに訪ねて下さい。中に入ろうかとも思いましたが、時間的に余裕がなかったのでやめました。 Bishop's Palace(下の写真右)は12世紀にCathedral建設のための宿を提供するために作られたそうです。その後、個人的な住居に使われたのですが、15世紀後半に再構築され、16世紀半ばにEdinburgh Universityの創設者であるBishop Robert Reidが修復したということです。 The Earl's Palace(下の写真左)は1600年にEarl Partick Stewartが建て、スコットランドでのフランス・ルネッサンス技術の典型的な例とされています。丸く突き出した出窓はとっても印象的です。Earl Partickは資金が枯渇し、更に反逆罪で逮捕され処刑されたために完成には至らなかったとか。1745年に屋根の板が売られた(?)ために屋根がない状態で残されています。回りには1840年にシカモア(楓の一種)を中心に32本の木が植えられたとかで、おかげで今は庭は落ち着いた雰囲気を持っています。 | |
Tankerness House | |
St Magnus Cathdralの斜め向かいにある博物館です。Broad
Streetに面した入り口からは小さいという印象があったのですぐに見終わると思っていたのですが、結構展示物も多くて思わぬ時間をとりました(この後フェリーに乗る予定だった)。Orkneyの歴史・文化が集約されている形で見ることができます。また、Skara
Braeの様な遺跡に関する説明もあります。見応えがある所です。 建物自体は最初は牧師館として建てられ、1574年に拡張されたとか。17世紀初期にThe Baikies of Tankernessが2つの建物と中庭の西側を獲得した後、1960年代に修復されて現在に至っているようです。写真は、Broad Streetからではなく、Tankerness Laneに回って入った中庭から撮ったものです。案内書の写真はこちらから撮ったものがよく使われています。向こう側に見えるのはSt Magnus Cathedralの尖塔です。 |
The Stromness Museum | ||
Stromnessでの少ない時間を使うとなればこの博物館見学かな・・・と思って行きました。バス停から約800mの所にあり、ツーリスト・インフォメーション兼フェリー・オフィスに(勝手に)荷物を置いて行きました。Kirkwallからの小型のバスで小学生らしき子供達の騒ぎに悩まされながらこの町に着き、そしてこの博物館をゆっくり見ている時にその子供達が入ってきてがっくり。人の邪魔をすることはなかったのですが、何だか落ち着かない状態でした。受付のおばさんも「悪い時に来たね」と。 展示物は船・海に関するものばかりです。港町と言うこともあるのでしょう。また、この島出身のJohn Raeという医者の北極圏の冒険の関連物も多くありました。入り口そばの展示物はゴチャゴチャとまとまりがなくただ置いてある感じでした。 この博物館の少し先まで足を延ばすと砲台がありました。そこからStromnessの港を眺めるのも良いかも。 |
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Hoy | ||
Orkney諸島で最も険しい崖を持つ島です。直接は行っていませんが、Stromnessから本土へ向かうフェリーから十分に眺めることができました。あいにく、お天気が悪く霧がかかった状態でしたが、それでも近くを通るのでその壮大な景色は見ることができました。中でもThe
Old Man of Hoyはポイントとなる所です。"The Old Man of ~"という名前が付いた所は大抵このように岩がぽつんと立っている所でしょう。結構観光ポイントとして扱われています。どれを見ても自然が作った芸術品という感じです。 因みに、このフェリーはHoyを過ぎると両側には海以外には何もないので退屈します。従って私はお休みタイムにしました、酔い止めのためです。Aberdeen-Lerwickと同じ会社ですが、席の制約はありません。チケットも車でなければ直前に購入可能です。 |
Shapinsay | |
こういう諸島に来たからにはMainlandだけでなく他の島も訪ねてみたいと思い、Kirkwallから一番近いShapinsayを選びました。港に行くとフェリーが出発直前。乗降口を捜せど見つからない。仕方ないので車の乗降口に行くとそこは徒歩の乗客の乗降口にもなっていました。そこに立っていたお兄さんに料金を渡そうとすると、チケットは中でと言われ乗船券だけもらって乗りました。船室には料金所がない・・・出発してすぐに乗客の間を回って料金を集めていました(バスみたい)。本当にこじんまりしたフェリーでした。乗船時間は20分ほど。 | |
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