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TOPICS!!  No.2000-01

第16回3エリア6mAMロールコール
グランドミーティング

This Page: Edit  2000/03/20

今年も、大阪・弁天町でグランドミーティング!

今回で第16回目となった、3エリア6mAMロールコール・グランドミーティングが2000年3月19日13時から17時まで、大阪市港区の弁天町駅前 弁天町市民学習センター講堂にて行われました。

参加者は、合計26名
。遠くは、1エリアから3名、2エリアから3名、遠路はるばる来ていただきました。
(わたくし、JG3ODIは受け付け係を担当しました)


ミーティングの内容を、画像データをつけながらご紹介しましょう。

(1)各地のAMロールコールの現状報告
1エリア JS1KLS 石崎さん
2エリア JF2UJG 太田さん
3エリア JA3XQO 竹中さん

キー局の運用体制や、チェックイン局数状況、今年の予定など報告がありました。特に1エリアでは、昨年からキー局担当者が増えて、電子メール・メーリングリストを活用してロールコール運用の連絡を取っておられます。

(2)各自の自己紹介
現在の取り組みなど、各局のいろいろなお話が聞けました。
本当に皆さん、思い思いのスタイルで楽しんでおられますね。

(3−1)講演その1
1つのトランジスタで保証認定を受け実用化した50MHzAM送信機について、JF2NMY高木さんから紹介がありました。保証認定では2ステージの構成でないといけないのですが、1石をVXO発信に利用して、2ステージ目の変調をかける段にダイオードを用いた構成だそうです。すでに三河のAMロールコールにチェックインした実績のある現用機(右の写真が、送信機のメイン基板の様子)も見せていただきました。


(3−2)講演その2
AMやロールコールに関するデータを集めたCD−ROM作成企画について、JJ1RWI松本さんと、JG3ODI須川から報告がありました。
●JJ1RWI松本さんからは、これまでに発行されたAMに関するマニュアルやパンフレットの復刻版を収録したCD−ROM発行企画について説明がありました。1エリアでのハムフェアでは、毎年、AMに関するパンフレットやマニュアルを古くは80年代前半から発行してきていますが、これらの古い資料の復刻が企画されています。今年の横浜でのハムフェアから、復刻できそうなものから順次発行していければとのことです。なお、形態としては、過去の印刷物を電子画像ファイルにしCD−ROMに収める方式で検討を進めていきたいとのこと。
●JG3ODIからは「南大阪A3ロールコールや、かつての北大阪A3ロールコールのチェックイン局リストや、各種イベントで配布した資料など、さまざまなデータを、南大阪20周年と21世紀を迎えるにあたって、一度集大成してみたい」という主旨でのCD−ROMデータ集作成について報告しました。報告の中では、データ集の一例として、1985年3月の151局参加のロールコールの模様を収録した「音声データファイル」を皆さんに聞いていただくなども行いました。

なお、上記の両企画については、みなさんからの資料提供やなんらかのご協力がいただけるなどありましたら、JG3ODI(jg3odi@jarl.com)までご連絡ください。

(3−3)講演その3
JA3XQO竹中さんから、「A3ロールコールの歴史・裏話」と「AMでのコンテスト関係」について、お話&報告がありました。

■今の南大阪A3ロールコールは、1980年からスタートしていますが、そのルーツは、竹中さんが1エリアに在住していた際に交流のあった杉並区のローカルグループが実施していた「オンエア・ミーティング」だそうです。そのときに確立していった運用スタイルが、南大阪A3ロールコールにも反映されているとのこと。現在の1エリアのAMロールコールと3エリアのロールコールのスタイルが似ているという「謎」が明かされたのでした。

■昨年(1999年)は、JARL主催のメジャーコンテストで、AMモードにて部門1位を取得できたという面白い年だった、、という報告もありました。JA3XQO竹中さんは毎年、ALL JAコンテストやフィールドデーコンテストなどにはAMでのQSOにこだわって移動運用で参加されていますが、1999年は「フィールドデーコンテスト シングルOP QRP種目 関西地区で第1位」という結果(右写真が表彰状です)を得られました。竹中さんがここ数年実践されている、TPOを選べば楽しめるAMモード、、、がひとつの形になったものですね。

■そして、今年2000年5月4日に開催する「第15回6mAMコンテスト」のルールについて説明がありました。ここ数年、コンテスト規約の改定を行っていますが、今年は、21MHz部門の新設や、使用周波数の変更などが盛り込まれました。「コンテストの運用周波数帯の増加で名前がそぐわなくなっているのでは?」「コンテスト周波数が広くなったのは?」「周波数部門ごとの開催時間を重ならないようにして欲しい」などの質問や意見の交換などが行われました。
※今年2000年の3エリア主催のAMコンテストのルールは、本ホームページ「南大阪A3ロールコール情報」をご覧ください

(4)分科会方式での情報交換も・・・・・
今回のミーティングでは、これまで以上に「自作品の持ち込み展示(これらは、参加の各局が自発的に持参いただいたもの。事前の打ち合わせは無し、、、です)」が多くあり、また、皆さんの注目も高く情報交換も途中の休憩時間内では足らないほどの大賑わいでした。
そこで、ミーティング・プログラム時間が予定より早く進行していましたので、急遽【分科会】形式で、「自作機器・分科会」「CD−ROM分科会」などと銘打って、情報交換の場を設定しました。とくに、自作機器は力作を前に、活発な情報交換が行われました。
下記に、その機器類をご紹介しましょう。


JG2ULB鈴木さん製作の「アンテナアナライザー」
内部は工夫のいろいろが見られます。


JA3DIU戸田さん製作の「50MHz AM 受信機」。周波数を直読できるLCD表示、そして受信部が一枚基板にと、スマートにまとまっています。


こちらも、JA3DIU戸田さんの50MHz AMトランシーバー。PLLのVFOが接続されています。

(5)抽選会
参加各局に提供いただいた機材やパーツ、資材を景品として抽選会をしました。提供いただいた皆さん、ありがとうございました。

(6)最後に、記念撮影、、、、
参加各局には、後日、写真を送付いたします・・・・・

という感じで、あっという間に、4時間を終了。会場の机・椅子の復元も皆さんに手伝っていただき、17時前に会場を後にしました。

その後、毎度おなじみの2次会「大阪駅・梅田駅前の喫茶・田園」では、10名ほどが、引き続き話しに夢中、2次会も19時ごろまでつづいたのでした。


今年も、AM関係のイベントはいろいろあります。
6mのコンディションも好調ですが、機会があれば、ぜひ、いろんなイベントに皆さんご参加ください。
このホームページでも、それらをリポートしていきたいと思います。


  [ 文・写真  by JG3ODI ]  

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