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久々に、移動運用でフルタイム参加!
今回で第15回目となった、6mAMコンテスト。ここ近年は、HF帯でのAMモード運用を試みるということで28MHz帯での部門が設定されていましたが、今回15回目では21MHz帯の部門も新設されました。
(※コンテスト細則は、「Information
2000/04/28」を参照)
さてODIは、現時点では6mしか準備できず、、、。ということで、今年も6m(50MHz)の運用にターゲットを絞りました。
98年は自宅から自作マシンで数局との交信。99年は都合により参加できずということで出不精だったのですが、今年はバンドをにぎやかにしよう!ということもあり、いつもの「お手軽移動運用ポイント」である、西宮市鷲林寺町の標高約300mの六甲山系中腹に出かけて運用しました。
RIGは、TR9300を使用。そしてANTは、いつものFCZ製の移動用ヘンテナセットです。
上記RIGの写真の中段にあるのは、自作した50MHzSSBトランシーバー(Profileを参照)で、これを使ってAMコンテストのあと、少し楽しんでみようと言うわけです。(コンテスト後にこの自作トランシーバーで5局とQSOできました!)
さて、AMコンテストの様子は、、、
- FT847、IC756などの最近のRIGだけでなく、TX88Aなどの往年の機種も使用され、各局の変調の深さや音調などを楽しめました。
- 50MHzでの運用周波数は、3エリアから聞いていたところでは、50.400MHz付近から50.700MHz付近までに分散していたようです。休日でもありますので、50.300MHz以下ではSSBがにぎやかでした。
- 50MHzの部は、10時から14時の4時間ですが、私の運用においては、10時から11時はほぼ途切れなく呼ばれましたが、11時を過ぎると応答があまりなくなりました。
10時〜11時 交信局数 15局
11時〜12時 交信局数 5局
(12時〜13時 交信局数 1局 ・・・昼食&ワッチ専念のため)
13時〜14時 交信局数 6局
第15回(2000年)AMコンテスト
JG3ODIの結果
交信局数(得点) |
都府県支庁マルチ |
送信機
マルチ |
総得点 |
27 |
6 |
23 |
783 |
いろいろな送信機を使っている局と交信が出来、また短時間のQSOですが、送信機形式が判明して、かつ送信音も同時に確認できる!という『貴重な機会』でもあります。このコンテストを「ふるい送信機の年に1回のチェック日」のように火入れを楽しまれている方もおられるようですが、この送信機の種類をみると、今の6mでのリグのトレンドがわかるのかもしれません。
そこで、3年前の自分の結果ではありますが、下記に比較票を作ってみました。(※なお、13年前(1987年)のAMコンテストでの「使用された送信機種類」は、ここに掲載あり)
AMコンテストにおいて
JG3ODIが交信した相手局が使用している送信機
今回(2000年)と、3年前(97年)の比較
2000年 今回 |
|
1997年 3年前 |
送信機形式 |
局数 |
割合 |
|
送信機形式 |
局数 |
割合 |
自作 |
4 |
14.8% |
|
TS-60 |
23 |
30% |
IC-756 |
2 |
7.4% |
|
RJX-601 |
9 |
12% |
FT-847 |
2 |
7.4% |
|
FT-655 |
5 |
7% |
IC-726 |
2 |
7.4% |
|
IC-575 |
5 |
7% |
TS-690 |
2 |
7.4% |
|
IC-706 |
5 |
7% |
JST-245 |
1 |
3.7% |
|
TS-570 |
4 |
5% |
IC-746改造 |
1 |
3.7% |
|
TS-680 |
4 |
5% |
TS-670 |
1 |
3.7% |
|
自作 |
4 |
5% |
TS-570 |
1 |
3.7% |
|
FTV-650 |
2 |
3% |
IC-575 |
1 |
3.7% |
|
TS-600 |
2 |
3% |
IC-746 |
1 |
3.7% |
|
TC-736 |
2 |
3% |
RJX-601 |
1 |
3.7% |
|
DX-70 |
2 |
3% |
FT-625D |
1 |
3.7% |
|
TR-9300 |
2 |
3% |
IC-71 |
1 |
3.7% |
|
IC-726 |
2 |
3% |
TS-600 |
1 |
3.7% |
|
TS-690 |
1 |
1% |
FT-655 |
1 |
3.7% |
|
|
|
|
IC-706mk2 |
1 |
3.7% |
|
|
|
|
TX-88A |
1 |
3.7% |
|
|
|
|
FT-690 |
1 |
3.7% |
|
|
|
|
HX650 |
1 |
3.7% |
|
|
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今回は、特定の機種に偏ることなく、非常にバラエティーにとんだ状況なのが良くわかります。3年前にあれほどあった、TS−60が逆に今回は0だったのも象徴的なような感じです。また人気のある、IC706シリーズも今回のAMコンテスト、3エリアでの参加局ではあまり使われなかったようです。
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