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TOPICS!!  No.2000-02

第15回6mAMコンテストに参加しました
This Page: Edit  2000/05/05

久々に、移動運用でフルタイム参加!

今回で第15回目となった、6mAMコンテスト。ここ近年は、HF帯でのAMモード運用を試みるということで28MHz帯での部門が設定されていましたが、今回15回目では21MHz帯の部門も新設されました。
※コンテスト細則は、「Information 2000/04/28」を参照

さてODIは、現時点では6mしか準備できず、、、。ということで、今年も6m(50MHz)の運用にターゲットを絞りました。

98年は自宅から自作マシンで数局との交信。99年は都合により参加できずということで出不精だったのですが、今年はバンドをにぎやかにしよう!ということもあり、いつもの「お手軽移動運用ポイント」である、西宮市鷲林寺町の標高約300mの六甲山系中腹に出かけて運用しました。

 

RIGは、TR9300を使用。そしてANTは、いつものFCZ製の移動用ヘンテナセットです。
上記RIGの写真の中段にあるのは、自作した50MHzSSBトランシーバー(Profileを参照)で、これを使ってAMコンテストのあと、少し楽しんでみようと言うわけです。(コンテスト後にこの自作トランシーバーで5局とQSOできました!)


さて、AMコンテストの様子は、、、

  • FT847、IC756などの最近のRIGだけでなく、TX88Aなどの往年の機種も使用され、各局の変調の深さや音調などを楽しめました。
  • 50MHzでの運用周波数は、3エリアから聞いていたところでは、50.400MHz付近から50.700MHz付近までに分散していたようです。休日でもありますので、50.300MHz以下ではSSBがにぎやかでした。
  • 50MHzの部は、10時から14時の4時間ですが、私の運用においては、10時から11時はほぼ途切れなく呼ばれましたが、11時を過ぎると応答があまりなくなりました。

       10時〜11時 交信局数  15局
       11時〜12時 交信局数   5局
      (12時〜13時 交信局数  1局 ・・・昼食&ワッチ専念のため)
       13時〜14時 交信局数  6局

 

第15回(2000年)AMコンテスト
JG3ODIの結果

交信局数(得点)

都府県支庁マルチ

送信機
マルチ

総得点

27

6

23

783

 


いろいろな送信機を使っている局と交信が出来、また短時間のQSOですが、送信機形式が判明して、かつ送信音も同時に確認できる!という『貴重な機会』でもあります。このコンテストを「ふるい送信機の年に1回のチェック日」のように火入れを楽しまれている方もおられるようですが、この送信機の種類をみると、今の6mでのリグのトレンドがわかるのかもしれません。
そこで、3年前の自分の結果ではありますが、下記に比較票を作ってみました。(※なお、13年前(1987年)のAMコンテストでの「使用された送信機種類」は、ここに掲載あり

AMコンテストにおいて
JG3ODIが交信した相手局が使用している送信機

今回(2000年)と、3年前(97年)の比較

2000年 今回

 

1997年 3年前

送信機形式

局数

割合

 

送信機形式

局数

割合

自作

4

14.8%

  TS-60

23

30%

IC-756

2

7.4%

  RJX-601

9

12%

FT-847

2

7.4%

  FT-655

5

7%

IC-726

2

7.4%

  IC-575

5

7%

TS-690

2

7.4%

  IC-706

5

7%

JST-245

1

3.7%

  TS-570

4

5%

IC-746改造

1

3.7%

  TS-680

4

5%

TS-670

1

3.7%

  自作

4

5%

TS-570

1

3.7%

  FTV-650

2

 3%

IC-575

1

3.7%

  TS-600

2

3%

IC-746

1

3.7%

  TC-736

2

3%

RJX-601

1

3.7%

  DX-70

2

3%

FT-625D

1

3.7%

  TR-9300

2

3%

IC-71

1

3.7%

  IC-726

2

3%

TS-600

1

3.7%

  TS-690

1

1%

FT-655 1 3.7%    

 

 

IC-706mk2 1 3.7%    

 

 

TX-88A 1 3.7%    

 

 

FT-690 1 3.7%        
HX650 1 3.7%    

 

 

今回は、特定の機種に偏ることなく、非常にバラエティーにとんだ状況なのが良くわかります。3年前にあれほどあった、TS−60が逆に今回は0だったのも象徴的なような感じです。また人気のある、IC706シリーズも今回のAMコンテスト、3エリアでの参加局ではあまり使われなかったようです。


  [ 文・写真  by JG3ODI ]  

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