line

 50MHz AM Manual  HomePage Backgo Prev.page go What's New go Next_pageNext

TOPICS!!  No.1997-02

第12回 6m AMコンテスト
(実施:1997/05/04)に参加しました

This Page: Edit  1997/05/19

第12回 6m AMコンテストに参加しました。

1997年5月4日 10時から14時に実施された「AMコンテスト」に参加しました。
兵庫県西宮市では、4日明け方の荒天も、明け方から回復して昼過ぎには青空も広がったという天候でした。
東ほどコンテストスタート時には天候が悪かったようです。

本格的な移動運用の設備もノウハウも持たないJG3ODIは、いつもの調子でホームから車で30分かからない地点への「お手軽移動」でした。

移動先は、西宮市鷲林寺町(じゅうりんじ と読みます)。お手軽移動なので、さっと車で乗り付けます。それでも、海抜約300mの高さがかせげます。ホームとは雲泥の差。西方向は六甲山系の山並みがブロックになりますが、東方向はまずまず飛びます。ここなら2エリアの移動局ならAMでも楽々交信できます。

アンテナは10年ほど使っている「FCZ研究所製 移動用ヘンテナ(現在は廃番)」です。「お手軽移動」ですので5分ほどで組み上げて、車の脇の手すりにビニールの紐でくくりつけるといった具合です。

AMコンテストは、「異なる形式の送信機の数」がマルチになるという変わったコンテストです。
毎回、「出来れば自作機で運用したいなー」と思うのですが、日頃の準備不足で実現したためしがありません。
今年も安易に「失敗のない、IC-575」をお手軽に選んでしまいました。

またAM中心の移動運用では欠かせない「CQマシン(左の写真で、リグの上に乗っている箱)」も、いつものように準備しました。

コンテスト開始の10分前にはCQを出し始めると早速JL3CEQ/3辻さんからコールがありました。
良い出足かな?と思いつつ、10時からCQマシンをスタートさせました、、、、


 
第12回('97)AMコンテスト
JG3ODIの結果

交信局数(得点)

都府県支庁マルチ

送信機
マルチ

総得点

32

10

16

832

結果は、上記の表のとおりです。これを多いとみるか、少ないと見るかは人それぞれでしょう。
日常の「閑古鳥もないていないAM」からみれば、4時間で30局の異なった変調を聞くことが出来るのは画期的です。
しかし、4時間もCQを出して32局。メジャーなコンテストにてSSBで運用すれば30分で更新できる数でもあります。実際、7割方は1時間ほどでQSOできてしまいました。はじめの10時から1時間の間は、CQマシンの出番もないほど順調にコールしてもらえましたが、お昼の12時を過ぎると、もうCQマシンのオートリピート状態が延々と続きました。

しかしながら、常連さんだけでなく、「今日はSSBの移動局がたくさん出ていて、どんどん周波数を変えているとAMが聞こえたので呼びました、、」などという嬉しいコールもありました。すかさず、AMをアピールしながらのコンテストナンバー交換でした。


5月4日にAMコンテストが実施されるようになって今年で12年目です。
ちょうど3エリアでは、1980年代でのAMのアクティビティーが最高潮に達していた時期に当たります。ちょうど、5月4日を「休日」にするということが決まったのが確かこのときだったと思います。それで、日を決めても、今後必ず休みになるという4日を選んだのでした、、、

第1回は1986年5月4日に実施されました。この時から日時は今も変更されていません。しかし、第1回だけはコンテストナンバーが今とは異なり、現在の「RS+都府県支庁ナンバー+送信機名」となったのは、第2回目の1987年からです。
確か、「到底SSBでは周波数変動などで使いものにならない『年季の入った』送信機でも、ちょっと整備すればAMでもつかえるじゃないか!」というような乗りで、リグをマルチにしよう!となったようです。また、「AMは自作機でQRV!」というホームメード派にも積極的にオンエアしてもらいたい!ということで、自作機でQRVしている局は1交信あたり2点、また自作機の電波を受信した局側では「自作機には同一のものは無い」との観点で、マルチが増えるような優遇策も生まれました。【残念ながら、まだ自作機でQRPなどというパワー面での優遇までには至ってないようです、、、、】

今回のコンテストでもそうでしたが、いろいろな送信機を使っている局と交信が出来、また短時間のQSOですが、送信機形式が判明して、かつ送信音も同時に確認できる!という『貴重な機会』でもあります。
筆者にとって今年は、この1年に発売されたリグのうち、TS-570のAMでの送信・変調を確認することができ、ラッキーでした(AMの送信音などは、メジャーな情報誌でもレポートされてなかったと思います)。
TS-570の変調は、これまでのKENWOODのオールモード機とはかなり異なる感じの音に聞こえました。ピークで歪むこともなく、かなり低音もしっかりのっている感じでした。AFでのDSPを活用したマイクの周波数イコライザーやコンプレッサーが活用されているのかな?と想像しています。(どなたか、詳しいレポートいただけないでしょうか? Hi!)

AMコンテストにおいて
JG3ODIが交信した相手局が使用している送信機

今回(97年)と、10年前(87年)の比較

1997年 今回

 

1987年 10年前

送信機形式

局数

割合

 

送信機形式

局数

割合

TS-60

5

16%

  FT-690

23

30%

RJX-601

4

13%

  RJX-601

9

12%

FT-655

4

13%

  FT-625D

5

7%

IC-575

3

9%

  TS-670

5

7%

IC-706

3

9%

  TS-660

5

7%

TS-570

2

6%

  TR-9300

4

5%

TS-680

2

6%

  FT-680

4

5%

自作

2

6%

  IC-71

4

5%

FTV-650

1

3%

  CQP-6300

2

 3%

TS-600

1

3%

  TS-600

2

3%

TC-736

1

3%

  CQP-6400

2

3%

DX-70

1

3%

  FT-620B

2

3%

TR-9300

1

3%

  TR-1200

2

3%

IC-726

1

3%

  IC-501

2

3%

TS-690

1

3%

  LS-60

1

1%

        FT-620

1

1%

        TR-5200

1

1%

        AM-3D

1

1%

        IC-551

1

1%

今回の自局の結果をまとめながら、「ちょうど10年前はどうだっただろう?」ということで、すぐに手元にあった過去のログ帳から相手局の使用した送信機形式を抜き書きしてみました。
これをみると、交信できている総局数が全然違いますね。やっぱり80年代のAMの活気はすごいものがあったことが判ります。

それから、87年での「FT-690(初代のAMが送受信出来るタイプ、今のMK2とは異なる)」の大変なシェアに驚かされます。確かに、この時代は「開局セット」としてFT-690とGP(または2ele HB9CV)が一般的であり、学生層の入門バンド(特に都市部)としては50MHzがまだ注目されていた時期であったためでしょうか。しかし、このFT-690が、今回の32局の中では1台も出てこなかったことも、注目点かもしれません。FT-690よりもさらに世代の古いRJX-601などが、10年前と同様に今回も現用で使われているのを見ると、なおさらです。10年前にFT-690に電池を詰めて近くの山に登ってCQを連発していた学生さん(筆者もその中に、ちょっとは含まれるかな?)も、今は無線から離れてしまい、FT-690は本棚の隅にでも埃をかぶりながら鎮座しているのかもしれません。

私もFT-690と、さらにお揃いのFL-6010を第*送信機として工事設計書に記載していますが、やはり電源を入れることが殆ど無い状態です。さびしーですね、、、

先にも書きましたが、このAMコンテストは「自作機」使用局には大変優遇されたコンテストです。「いつかは、自作機で、、」をなんとか実現したいですね。それもQRPpで、、、


  [ 文・写真  by JG3ODI ]  

Backgo Prev.page go What's New go Next_pageNext


[ What's New! | AM Manual | RollCall | Topics | FAQ | Profile ]

line

(C) Copyright 1999 Hiroya Sugawa  E-mail:jg3odi@jarl.com